2017.11.23

約束をついに果たす

今までに無い職責を背負って、今までの仕事人生で
一番遠い所でキツい仕事をやりはじめて数ヶ月間、
ここに来る前から、この日は絶対に休んで家に帰り
ますからね!、と宣言しまくっていたのは11月の頭の
連休。

文化の日から土日をまたいでの3連休、これを使って
1998年の11月7日に亡くなった友人の墓参りをして、
彼がその時乗っていたバイクで、あの夜に通り抜け
られなかった交差点を無事故で通り抜けて、自宅に
無事に帰る、という自分にとって悲願だった法事を
するために、どうにかして自宅に戻ってきた。

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すっかり放置してしまった自宅の庭にはそこそこの
雑草が繫ってしまっていたけど、その中に放置した
ままだったサツマイモが結構元気にイモヅルを
伸ばして育っていた(^◇^)

Imoduru2017

ナントカは居ずとも*は育つ、とは言うけど、よくぞ
お前ら、こんなに繫ったな(^^)♪

早速雑草をある程度毟ってから掘り出してみた、
そしたら大小4本のイモが取れたよ、幸せ~♪
(手が泥だらけだったので撮影しなかったけど)

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さて、法事の準備をしなくっちゃ。

自分の友人が乗っていて事故にあい亡くなった
バイクは以前何度か紹介したスズキのSX200R

今ではすっかり快調となり、沢山いるウチのコの
一員として、元気に走り回ってくれている(^^)。

でも以前レストアしたときに履き替えたタイヤが
もう経年劣化で亀裂まみれになっていたので、
サビだらけのスポークホイール共々交換する。
あらかじめ程度のいい中古ホイールを通販で
入手しておいたので、

Wheelsx

前後ホイールごと差し替えて、大事なファイナル
ランを無事に終える準備をした。交換したのは
こんな状況。バーストしてもおかしくなかった。

Wheelsxold

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友人の命日は平日なので、やむなく三連休に
このイベントを設定した。そのおかげで以前に
SXが不動状態の際に復活させるために集った
かつての仲間たちが再び彼の墓前に集った。

以前自分が精霊馬として旧宅に借りてきた
友人のもう一台の愛車3VD-TDM850も来た。

Bozen2017

友人の墓前に友人の愛車が2台とも自走して
揃ったのは彼が亡くなって19年もたってから
初めての事だ。個別ではしょっちゅう来てたし、
不動状態のSXを車載してだったら過去に一回
だけこの2台が揃ったことはあるけど。

…ついにこの日が来たなぁ、長かった…やっと
約束を果たせるよ、待たせたな友よ(^^)/

彼が亡くなったのは31歳の時だ。そこからもう
19年も経ってしまった。もし存命なら…50歳?
はっはっは!、いい歳したオッサンじゃないか、
どういう大人になってたかな?、と自分らを棚に
あげて仲間たちが彼の墓前であの頃と同じよう
に笑う。

まぁ自分や他の友人たちも外観は老けちゃった
けど、その中身はあの頃から何も変わらない、
オマエだってきっとそうだろ?、なんて話を
墓前でしてから、姿の見えない彼をバイクの
後ろに乗せた。さあ!目的地に向けて出発!

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集った仲間の中に原付もいたので、下道を
淡々と走って友人が亡くなる直前にやってきて
いた食堂にたどり着いた。それは横浜の青果
市場の中にあった秋葉食堂。2年前の命日に
SXでやってきたときにはこんな感じだった。

2015

今年そこに万感の想いを持って辿りついたら
なんと!その店自体が無くなっていた!

Akiba2017

あれれ?、どういう事?、近くを走り回って
いたフォークリフトのオジサンに話しかけて
聞いてみたら、二年くらい前に閉店した、
との事。とすると、上の2年前のタイミングが
最後の会食のチャンスだったのか…(-_-;)

19年という時間の長さをヒシヒシと感じたよ。
よし、会食は無理だったけれど、現場はまだ
ある。そこに向けて出発しよう、友人が嘗て
ここから出発して、タクシーに跳ね飛ばされて
通り抜けられなかったあの交差点を抜けよう。

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そこはどこにでもある、普通の交差点。

少しだけ身構えたけど、何事もなくあっけなく
SX200Rと、TDM850はその交差点を超えた。
正真正銘事故現場をこの2台が通過したのは
初めてだ。

Kousaten2017

19年前に彼がそうやって通り抜けていたら
この場に50歳になった友人はまだ居たはず。
ほんのわずかだけタイミングがずれていたら
友人は助かっていたかもしれないし、自分は
逆に死んでいたかもしれない。

でも、友人は亡くなって、自分は生きている。
…色々と深く考えさせられた。

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集った仲間と会食してから別れ帰路に着いた。
この日の最後の目標は、無事に家に辿りつく
事。市場食堂を出て、あの交差点を通り抜け
無事に家に帰り着く。友人が成せなかったその
一連を完了することで、自分が彼から預かった
遺品であるSX200Rを、その役目から開放して
普通のバイクにしてやらないとね(^^)。

Kitaku2017

すっかり暗くなったけど、自宅までやっとこさ
帰ってきた。ちゃんと無事故で、無検挙でね。
ただいま、そして長いことお疲れ、SX。

やっと、やっと、やっと!、…終わったね(^◇^)
 

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勤労感謝の日

気が付いたら前回の更新から一ヶ月以上経ってた。
うーん、我ながら困ったね。

11月の頭にはどうにか足掻いて休みをとって自宅に
戻って、自分にとって大事なイベントをどうにかして
達成してきた(それは次の投稿にて)

でもその反動で、今月はなんだかんだで忙しい。

今日は勤労者に感謝して休んでくれ、と言う日らしい
だけどこっちは「働かせて頂いている事を労働者は
雇い主に感謝しながらいつもより働かねばならない」
という日、だから当然のように仕事だった。

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自我や自分の人生を確保したいんだけど出来ない。

頑張ることや頑張る内容を自分の意思とは外れた
所で勝手に決められて、こっちの希望や自身の人生
とは無関係な方向に勝手に期待されて、狭い一方
通行の枠に上から押さえつけられ尻を嫌と言うほど
蹴られて、さあ指示した方向に進め、とやられている
イメージ。

…こういう想いをしているのは(当たり前だけど)自分
一人じゃない。むしろ世の中の同世代の、いや世代を
問わずサラリーマンは、いや職業問わず性別問わず
おそらく程度の差はありこそすれ、みんながみんな、
似たり寄ったりな状況を抱えているんだと思う。

だけど、そうであっても頑張る価値があるものを
手にしていたり背負っている人はこの状況でも
きっとそれのために頑張れているんだろう(^◇^)

ちょっと、…いや、無茶苦茶うらやましいや(苦笑)

中には有意義な人生と楽しい天職で幸せな毎日を
こなしている人もきっといると思うけど、そういう人は
是非そのまま現状をキープオン!、ぶれるな!!

みんな頑張れ!、自分も(もう少し)頑張るp(^◇^)q
(目指すは年末年始の休み!)
 

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2017.10.14

あ、生きてます

疲れ果ててますが、どうにかこうにか(^^;)

今日はこっちにきて初めての土曜の休み。
でもいつものように目覚めたのは04:44
目覚ましを04:45にセットしているのでその
直前にいつも自然に目がさめてしまう状態。

やすらぎとか、癒しとかがまったくないので
ちょっと疲れてきたなぁ…。

あ、少し増員がなされて兼務職が2つ解かれ
引き継げたので、今は7役の兼務くらいに
軽減化されて少しだけラクになってます。
 


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2017.09.10

何本矢を束ねれば気が済むのさ_| ̄|○

北海道ツーリングネタがまだ未完なので先の話を
UPするのは自粛してたけど、ちょっとだけ。

あ、そっちはもう少しかかるけど完結させる予定。

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新しい現場に出向いて、前任者から引継ぎを受け
一人でその仕事をし始めた。詳細は語れないけど
組織的には世間一般のイメージで言う、管理職と
いう職位、今までのように現場に出られる担当者
レベルから突然数段階くらい飛び越えてしまった
ので、事務机で回る書類の多さと押すハンコの
多さに目が回るような日々が始まった。

そしたら、全体の仕事が少し減る傾向が出てきた。
これから少しはラクになるな!、と思ったら、仕事が
少ないため、人がガッツリ削られて、9月から何人
もの責任者が現場から去って、その仕事が全部
自分にのしかかってきた。

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普通の会社として例えると、営業部と、技術部と
経理部と、総務部と、製造部の部長を一人で全て
兼務してその下にある営業課と、技術課と、経理
課と、製造課の課長も同時に兼ねて、それだけじゃ
足りずに、技術係と、経理係と、製造係の係長も
兼務する、というような兼務する仕事が多すぎる
自分自身からしてわけのわからない状態になった。

仕事が無いのなら、組織を統合してポスト自体を
減らせばすればいい。そうすれば、二つの組織の
部長は一人で済むし、その組織を維持運営する
ための仕事は組織が一つなら一つ分だけでいい。

でも、組織を残したままにしてそれを兼務とすると
仕事や人員が少なくても、二つの組織を維持する
ために必要な雑務がそれぞれ必要になってしまう。
兼務、とすると押さねばならない書類やハンコが
どんどん増えてゆく、流れる書類やまとめる資料や
集計するデータ、それをそれぞれ分析する労力も
仕事が組織が減っていてさえくれれば管理職の
仕事は減るけど、それを残して、一本一本は細く
なってしまっているそれらは大した労力が必要とは
思えないのかもしれない。でもそれを何本も何本も
束ねたら、一人ではとてもじゃないがブチ折れない
くらい、ぶっとい丸太のようになってしまう。

組織表が自分の名前で兼務となって埋まっている
のをみると、こんな状態で本当にやっていけるのか
こんなハードな状態になったのは初めての経験。

果たしてやっていけるのか…?、まぁこういう事は
やってみないと判らない。キツイし不安になるけど
…でもまぁ、やるしかないわなp(^^;)q
 

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2017.07.19

旅2017・4日目 意力

ライダーハウス・クリオネの快適な夜は近くで
寝入る他者のイビキをシャットアウトする耳栓に
よってもたらされた。

北海道の旅に耳栓は必須なのでこれから行く
人は悪い事いわないからダイソーで耳栓を購入
することをオススメする(^^;)<ばき

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結構深く寝れたので、目覚めは早かった。

6時前に目覚めたので便所に起きたら、前夜に
色々話をした女性がもう荷造りして出発しようと
していた。これから小樽まで一気走りして今夜
フェリーで関西に戻る、と昨夜聞いていたので
出発を見送った。道中気をつけて(^◇^)/

よし!今日は天気もいいから自分も早く出よう!
そそくさと荷造りをして、ポンコツに積み込む。
ここで知り合った何人かと別れの挨拶を交わし
早朝のクリオネを出発!、さらば、もう二度と
泊まる事はないのが残念だけど、泊まれて
良かったよ、ありがとう!

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斜里町に東から入ったし、反時計回り方向に
これから北上しようとしているんだけど、朝から
すごく天気がいいので、絶景を見たくて、少し
逆行して国道334をまっすぐ東に走った。

昨日の朝か午前の前半に出たXTの不調は
まったくなく、空は雨が降る気配もない晴天!

04sharichokusen

まっすぐの道を10kmくらい走って、辿り着いた
のはこんな景色。さっき走った道が全部見える。
ここは通称、「地平線まで続く道」と紹介される
ライダーにだけ知られた絶景の名所だ。
(画像の解像度を少し高めでUPしてみる)

04chiheisennmichi

この空の下を走りたくて、ライダーは北海道に
来るんだよね、もう最高ゥ!!うぉおおおお!!

そこからすぐ右を見るとこれまたこんな北海道
らしい景色が広がっている。それを見るために
こじんまりとした展望台があるほどいい景色だ。

04yeahhhhh

この絶景の下で朝飯でも食おう、モグモグ。

04meronpan

そんな事をしてたら、さっきクリオネで別れの
挨拶をしたばかりの赤CBR250Rなワカモノが
やってきた。やっぱりここに来たかぁ(^^)♪

04redcbr

ついさっき、こんなシャッターを押してもらった
ばかりなのに、また遭遇するとは(^^;)<ばき

04clionemae

少し話しをしてから、ご安全に!と旅人同士の
挨拶を交わして自分は出発。この道を下って
西へ向かう。

初日といい、二日目といい、天気に散々やられ
バイクの不調なんかもあっていい所が無かった
けれどこの日は違うぜ♪、なんていい天気だ!

04seaskyblue

色々なモノが一気に報われるような、気持ちが
次々と溢れてくるような高揚感を感じながら、
XTは快調に走る。ただXTはやっぱりTWよりも
速すぎて、快調快適ではあるけれども、景色を
楽しむというより、快適な走りを楽しむような
「旅」ではなく「ツーリング」になってしまっている
けれど、まぁそれはそれでいい、それもまた実に
楽しいからさ(^^)。

そういう点でビッグシングルならではの低速の
鼓動を楽しめるXTで良かったよ。同じ空冷600の
ほぼ同じエンジンのSRXやTT-Rはもっともっと
飛ぶように加速して速い速度で巡航してしまう。

でもXTはもっと低い2000rpm以下で使えるから
ズダダダン!、という低周波パルスを心地よく
思う存分に楽しめる。

青い空、青い海、心地よく力強い怒涛のトルク感に
満ち満ちた意のままのクルージング感覚、(TWで
感じる最高の幸福感までは得られないけれどね)

バイクに乗って、こんな気持ちいいワクワク感は
そうそうないよ、なぁXT、北海道に来て良かった
だろ(^◇^)?

04finerun

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5年前には海岸線の斜里国道244号を走らずに
少し内陸側の斜網広域農道を走ったけど今回は
海岸線を走って、そして鱒浦の駅の手前で農免
農道、通称「感動の路」で内陸に入ってみた。

でも、正直そんなにいい景色が楽しめる道じゃ
ないような…まぁ美しい事は美しいけど電柱と
電線がすごく邪魔なんだよね。

04kandoumichi

内陸に入ったから、とりあえず女満別に行こう。

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天気は良いまま、どちらかというと暑いくらいだ。
走り始めて大して経ってないけれど、道の駅の
看板を見たら猛烈に便所に行きたくなったので
道の駅メルヘンの丘めまんべつに入り用を足す。

蛇足だけど、女満別は自分が始めて北海道に
足を踏み入れた場所。学生の頃に所用があって
飛行機で羽田から女満別に降り立った。
バイクじゃないし、一泊二日の超ショートステイ
だったけどね。おっと話を元に戻そう。

最近の道の駅はキャンピングカーが車中泊する
場所、という状態になりつつあって、この道駅も
キャンピングカーだらけだった。
 
今回はバイクで来たけど、老後はバイクじゃなく
サンバーでビンボー車中泊をしながら北海道を
回ってみたい、という願望もあるので、ちょっと
だけ様子を観察する。でも家のように立派な
キャンピングカーに家族や犬まで連れて旅を
するこの人達と、サンバーの荷室に最低限の
荷物を積んで、鉄製のテントを背負った状態で
ヤドカリのように走りたい自分の目指す車中泊
ライフはかなり違いそうだな、と実感。あまり
参考にはならないや。バイクと同じで自分の
力と経験を積んで自分なりの車中泊スタイル
(=四輪での旅生活)を作らないとね。

さあ行こう、ガンガン!行くぜっ!

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前回(2012年)と前々回(2007年)とは違う道を
行きたいので、地図を見て、まず網走湖の南を
走り、道道248号で少し北上して道道104号に
乗り換えて西へ進む。大空町のあたりだ。
そうすると、道道104号はすぐにこの辺りの大
動脈、網走道路という別名のある国道39号に
ぶつかるので、それをさらに西に進んだ。

すると右側に通称「遠軽国道」の通り名の国道
333号があるので右折してそちらに入り、淡々と
西へ向かう。すぐ北側にはサロマ湖があるけど
そっちは過去二回で散々走ったのでパスだ(笑)

04engaruroad

どこを走っても、天気がいいので最高の気分♪
そのまま遠軽まで行って、さらに国道333号を
行く。でも333号ま丸瀬布で南側に曲がるので
そこから北上方向に舵を切るために、道道305
号に入って、滝上方向に進む事にした。これは
サロマや紋別といったオホーツク海岸線をパス
する裏ルートだ。普通バイクだったら走らない
地味なルートだけど、今回はそれを進む。

途中、金八峠とかいう愉快な名前の峠と、同じ
名前の金八トンネルとかいう名前のトンネルを
抜けた。陽射しが暖かいを通り越しているので
メッシュジャケットで走っているので、トンネルに
入ると涼しくて、いや寒い、と言った方がいいな。

04kinpachi

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道道305号は、それほど長く走ることなく次の
道道137号に突き当たって終わるのでその道を
さらに北西方向に行く。あ~キモチいい~♪

いい道なんだけど、自分以外にだれも走って
いない。同じ方向に進む車も皆無、対向車も
殆どいない。最高の天気と最高の緑、最高の
路面を全部独り占め!!!

あ~北海道来て良かった!!

04doudou137

全てを独り占めしたまま、XTは滝上に入る。
道の駅・香りの里たきのうえ、があるので
そこに止まった。

04michiekitakinoue

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特筆すべき事は無いんだけど、ちょっとだけ。
この道の駅では車中泊対応だと思うけど、
外来者のゴミの持ち込みを許容していた。
ただし有料のゴミ袋を買ってね、という形で
だけど。これはもしかすると不法投棄される
くらいならいっそ、という苦肉の策なのかも
しれないけど。

でも数十円のゴミ袋だけじゃなくて、処理費と
いう形で+100円とか300円くらい徴収しても
いいんじゃないだろうか?、堂々と出せる方が
旅する側しやすいと思うんだけどな。

04takinouegomi

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地図を見ながら、これからどう進もうか考えて
いた。基本的には北上して、いけたら宗谷岬を
経て稚内に行くつもりだった。天気が良く、XTも
快調で、自分の体調やメンタル、全てがオール
グリーン!、じゃあ行くか、と思ったところでふと
気がついた。そういえば厚岸で給油してから
まだ一度も給油してない事に。

気持ちよく走れたからすっかり忘れていたけど、
前回給油してからこの時点ですでに550kmほど
走っていた。そしてそれだけ走ってもまだコックは
リザーブになってない。

XTの燃料タンクは30L。そしてリザーブは約7L。
ということは550km走ってまだ23L使ってない、
という事になる。燃費で言えば24km/Lだから
悪くも良くもないフツーの状態。とはいえ、燃料が
減ると、液体偏り防止のバッフルが気中で共振
して嫌な音を立てるので(まるでXTが空腹だよ!、
と腹の虫を鳴化しているようにも思える)、どこか
適当なところでそろそろ給油してやるか。

このまま道道137号を北上していけば、西興部に
ホクレンがあるようだ。そこまで行けばホクレン
フラッグも道北Verになってるだろ、よしそこまで
ゆくぞXT!

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相変わらずバイクはおろか四輪車も殆ど走って
ない道を気持ちよく心地よく淡々t走って風で
魂の洗濯をしながら、西興部に着いた。町に
入るところでこの景色に見覚えがある事に
気付く。二十年くらい前に確かにここに来た。
たしかこの先にセイコマートがあったはず…
あるじゃん!、やっぱり!

記憶って覚えていないようで忘れてないモン
なんだよね。少し戻ってホクレンで給油給油♪

04kyuuyuhokuren

そして道北Ver青いホクレンフラッグもget!
やっぱりセルフより、こうやって人の手で
給油してもらって、色々しゃべるのが楽しい。

570kmで22.8L…24.9km/Lくらいか。まぁ
34年前の600ccと考えれば頑張ってる方。
これで逆算すると、リザーブ分7Lもフルに
使って走ると、約25km/Lとして30Lだから、
無給油で750kmくらい走れる計算になる。

…北海道旅としてはこんな容量必要ない。

長くてもせいぜい300kmくらいで一度給油
する方が、身体も休まるし、地元の人との
コミュニケーションも取れる。自分はそういう
旅のスタイルなので、XTのアイデンティティ
であるビッグタンクは個性として必要では
あるけど、旅の道具として必需品ではない
と今回つくづく思った。そう考えるとテネレは
この後どんどん燃料タンクの容量が減って
行くけれど、メーカーも必要以上に大きくする
事はないよね、と気付いたという事なのかも。

0430ltank

いい所も悪い所も全部ひっくるめたこいつの
全てが大好きなんだけどね(^◇^)♪

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西興部からは道の選択肢が西に行くか、
それともオホーツクに出るか、しかない。
国道239号を天北峠方向に行くと、前回の
北海道旅のときに怪我して消防署の人達や
病院などで思い出深い、名寄に入る。

この時点で実はまだ11時30分くらいだった。
天気がいいのとスタートが6時台だったので
結構な距離を走っているのにまだ時間が
たっぷりある。なので、前回散々走った名寄
方向には出ず、久々に走れるオホーツクの
方向に行くことにする(^^)

04besttenki

緑が目に染みる~、青い空が高~い♪

心地よい道を興部の方に向かって進むと、
オホーツク海沿いを行く国道238号に出る。
そのT字路の赤信号で止まっていたら、
突然大音量で牛の鳴き声?が街中に響き
渡った。何だぁ?、と思ったら12時だった。

つまり、12時の時報。興部といえば酪農が
盛んなところだけど、こういう所で町の特徴を
出してるのね、ちょっとホノボノしたよ(^◇^)

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オホーツク海沿いに出ると、雄武の街中を
抜けたらその後の景色はずっとずーーっと
左が山で、右が海。それが延々続く直線道。

さっきまで美しい景色だ~、と思っていたのに
それが延々変わらないと、まるで放送事故の
TVのようなもので、徐々に飽きる。というより
イライラしてくる。そして思い出した。

雄武から枝幸に入るこのあたりは、過去に
一度走ったけど、その後は懲りて、次からは
近寄ると風烈風林道とかを使って内陸側に
入り込んで、いつも枝幸市街をバイパスして
内陸側に行ってた事を。そしてそっちはいい
景色が楽しめるお気に入りのコースなのだ。

でも今回は走ったことが無い道や出来るだけ
久々の道を行きたかったので、判っていたが
そのまま国道238号を宗谷方向に向け進む。
気分を変えるためと便所に寄るため、近くに
ある道の駅・マリーンアイランド岡島に入った。

04okajimamichieki

ここに、自分が来た方向に行きたがってる
外人のヒッチハイカーが居た。大きな紙を
抱えて、道の駅の入り口あたりでそこを
通りかかる車にそれを差し出して乗せて~
とやっている。

大変だろうけど頑張れよ!、と思って便所に
行って、戻ってきたら、もうその外人さんが
その場から消えていた(^^;;)

こんな短期間でクルマをキャッチ出来るのか
ならヒッチハイク旅も悪くなさそうカモ、と
ふと思ったり<ばき!

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その道の駅を出ると、枝幸市街地は目の前。

何回も北海道を走っているけど、枝幸市街に
入ったのは二十数年前に一回だけだ。当時は
まだ親友と一緒に北海道を走っていたよな。

そうしう、たしかヤマハのバイク屋の二階に
あったライダーハウスのえさしYOUの全盛期
だったはず。でもそこに恐れをなして泊まらず、
近くにあるウスタイベ千畳岩のキャンプ場に
テントを張ったな(風が強かったなぁ)、そして
えさしYOUの隣の銭湯に入って、そこのコイン
ランドリーを使ったっけ、むちゃくちゃ懐かしい。

そんな昔の記憶を、あちこちにあるカンバンで
思い出しながら、枝幸市街地を抜けたら、また
同じ景色が続いた。途中で神威岬があって
ああ!、これは覚えてるぞ!、なんてちょっと
喜んだりもしたけど、この辺りから空に雲が
出てきて、だんだん気温も下がってきた。
そして進む先、宗谷岬方向はもっと雲の色が
ドス黒くて、行ったら絶対に雨にやられるな、
と思える雰囲気になってきた。

ここからしばらくの間の感情は、正直なところ
北海道を長く走って旅してきた自分の経験で
多分初めてのものだと思う。

同じような景色をただダラダラと走ってきて
晴れ空に雲が掛かって進む先が真っ黒い
雲に覆われてきて暖かった気温が下がって
きた。そして向かう先は5年前には物凄く
強い目的意識を持って突き進んで目指した
宗谷岬、でもその目的を大願成就し叶えた
今となっては、自分にとっては大した目標
ではなくなっていた。

要はただのテッペンであって大衆ウケする
普通の観光地という事だ。しかももう何度も
行ってる。別に行かなくてもいいなぁ、と
だんだん思い始めた。

------------

つづく

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2017.07.18

旅2017・3日目 温情

前日散々雨にやられて寒さに震え上がった日の
夜、そして朝の釧路はやっぱり寒かった。15℃
くらいしかない。そしてシトシトと雨が降っていた。

心底ガッカリしながらも、でもこの日の昼からは
道東は晴れる、という予報だったので、それなら
最初だけ頑張れば、きっと事態は好転する!、と
前向きに考えて、仕舞い支度を始めた。

使ったシュラフをパリッ!、と干したいけれども
そうもいかない。前日に濡れた服類は完全では
ないけれど、泊まった部屋に全部吊るして置いて
いたら、悪条件にもかかわらず結構乾いた。

悪い事ばっかりじゃないさ~、何事もきっと良い
事につながってゆくさ~、と心の中で口笛を
吹きながら支度を終えてカッパも着込んで荷物を
全てバイクに持って行き、さあエンジン始動!、と
思ったところで保護めがねを食堂に忘れた事に
気がついた。

自分はシールドつきのヘルメットであってもそれを
開けて走ることもあるので眼球を保護するために
度の無い透明の保護めがねを必ず着用する。
目は保護するに値するものだし、仮に外傷を負う
事がなくても例えば埃や羽虫が目に入るだけで
下手すると何秒か視界を奪われるかもしれない。
バイク運転中にそれは命にかかわる事なのだ。

そんな保護めがね、前日夕食を食った時に食堂に
置いたまま部屋に戻って寝てしまったので回収
するのを忘れた。カッパも着てブーツカバーまで
装着した状態なので、それを一旦解除しないと
取りにいけない…運がやっぱり無いのか…、と
思ったら、同室だったライダーさんと、宿の主人が
二人でやってきて、自分の保護めがねを持って
きてくれた。ありがとう!、助かりました(^^)

せっかくなのでその同室ライダーさんにカメラの
シャッターを押してもらってこんな写真を(^^)

03kusiroyadomae

ヒットエアはカッパの外側に着ないと意味が無い
ので、こんなチグハグなカラーリングになった(汗

------------

小雨がシトシト降ってはいるけど、出発だ!

キックペダルを蹴り飛ばし空冷600ccの燃焼室に
火を入れる。小気味良く走り出して一路向かうは
根室方向!、…と、100mもいかないうちにXTは
突然不調になって、エンジンが止まってしまった。
燃料コックがoffのままだったかな?、と思って
見てみたがちゃんとonになってるし、ガソリンの
残量もちゃんとある。なんだ?、と思って数回の
キックを繰り返すと、突然銃の発射音のような
「パン!!!」、と言うアフターファイヤーが。

…んん?、これは混合気が薄い時にXTが出す
症状じゃないか、何でだ?、と思って気がついた。
そうだ、出発前に夏セッティングで薄くしたんだ。
なのに今は15℃しかないので空気が冷えてて
酸素濃度が濃い状態。つまり空燃比としては
薄い方向になってしまっている。

ためしに工具無しで調整が可能なアイドリング
回転数を上げてみたら、ちゃんとかかる。回転
数を上げてゆくとちゃんとついてくる。つまりは
スローの領域で燃料が薄い状態。PNを少し
戻してやれば、どうにかなる。

でも、PNを調整する工具を積んでない_| ̄|○
精密ドライバーセットを百均で買えばどうにか
なるけど、今はまだ7時半、コレは困った。

アイドリングを上げればどうにかなるけど、でも
エンブレが効かないし、信号待ちでウルサイし
それでもやっぱり止まってしまう。

出発15分で、走行不能になるとは…なんて
ついてないんだ…、とXTを歩道にあげ、雨に
打たれながら途方にくれてた。

------------

すると、作業服を着た人が横断歩道を渡って
きた。自分に「どうかしましたか?」、と声を
かけてくれた。

ino:「いや~、不調になっちゃって…」
  「工具がなくて手も足も出ないんです」

するとその人は交差点のはす向かいのビルを
指差して、

 「そこがうちの会社なのでそこに入れて
  ください、どうにかなると思います」

と言ってくれた。その人はそのビルに入って
いる会社の若社長さんだったのだ。

途方にくれていた状態だったので、ありがたく
XTを押して会社の駐車場まで持っていったら
倉庫の扉を開けて「この中に入れてください」
と社員の方も声をかけてくれた。

ino:「ありがとうございます、こちらに精密
   ドライバーのマイナスはありませんか?」

するとみなさんがあちこち探してくれて、ついに
自分が欲していたそれを見つけて貸して頂けた。

  「直るんですか?」

ino:「ええ、大丈夫だと思います、ここを
   チョイチョイと…半回転緩めてやれば…」

出発前に調整したPNを元に戻す操作をして
祈るようにキックペダルを踏みおろすと、XTは
何事も無かったかのように普通に始動して
規則正しいビートを刻み続けた。アクセルを
あけてもちゃんと回転が付いてくる。しばらく
そのまま様子を見ながらそこの会社の皆様と
少し会話をさせて頂き、エンジンも支障が無い
様子なので、これならイケル!、と再スタート
することに。最後に社長さんが、自分が現場の
人な事もあってか、OS-1のペットボトルを一本
差し入れてくださり、困ったライダーを助けて
くれただけでなく、もう感謝感謝&感謝(T_T)

03kusirotamura

釧路の株式会社村田の社長さん&皆さん、
始業前のお忙しい時間なのに、こんな流れ
者に何から何まで良くして頂き、本当に
ありがとうございました!

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空燃比の調整により快調となった昭和生まれの
ポンコツXTは、だんだん強くなる雨に打たれ
ながらも快調に走る。寒いのは寒いけど、でも
最初からカッパを着込んでいたし、さっきの不調で
その服装のまま何度も何度もキック始動を試みて
いたので服装の中は結構熱が篭っていた。

でも雨に打たれながら30分もすると、どんどん
冷えて、寒さになってゆく。

そして、釧路と根室のちょうど中間くらいまで来た
所で、ポンコツXTは突然失火⇔着火を繰り返し
始めた。おいおい今度は何だ!、さっきのように
スローの燃調があっていないだけならアクセルを
開けて高回転に保てば走れるはずだが、今度は
低回転でも高回転でも、アクセルも低開度でも
高開度でも、どこでも失火を繰り返している。

これは点火系のトラブルだぞ…一体何が不満
なんだよXT、雨に打たれているけど夢の北海道
ツーリングじゃないかよ。

走行中にチョークを引いたり、回転数を変えたり
しながら回復を待ってみたけど、国道44号の
厚岸湖を少し過ぎた辺りで、ついにXTは完全に
沈黙して止まってしまった。

0344gouenkobasho

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さっきの不調は街中だったし、ご厚意によって
助け舟を頂いたのでどうにかなった。でも今度は
野っ原の真ん中を走る国道の脇。雨も降ってる。
どうすりゃいいのさ?、JAFを呼ぶのか?、でも
こんな場所じゃ何時間待たされるか判らないぞ…

さっきの不調はキャブレターのセッティングを
出発前に戻すことで解決出来た。今度のはそれ
とはちがう事象で起きてる。出発前にオレは何を
やった?、そこにきっと原因があるはず…失火、
つまり点火しない…そうか!、プラグだ!、
猛暑対策で1番プラグの熱価を上げてきたけど
今の気温、そして雨に打たれてプラグが冷える
状態なのでそれが何か悪さしてるとしか思えん。

偶然だが、出発前に熱価の高いプラグを買った
際にどうせ秋にはまた戻すんだから、と通常の
プラグも同時に買って、車体の工具箱に入れて
いたため、交換することは可能だ。よしやろう!
どうせダメでもまずはやれる事を全部やろう!

通りすがりのダンプカーのタイヤから水はねが
バシャ!っと掛かるような道端で、そそくさと
プラグキャップを外し、プラグレンチを立てて、
数日前に交換したばかりのプラグを外す。

8番のプラグ、見た目で特に異常は無いように
見えた。でも交換するのだ。ノーマルの7番の
新品プラグをセットして、復旧した後に祈る
ように所定の作法をしてキック始動してみた。

 「ダダダダダダダダ!!!!」

さっき村田さんのところで復活した時と同じように
あっけなく再始動し規則正しい打音を奏でるXT。
恐る恐る再発進すると、さっきの不調は完全に
消えていた。

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そこからしばらく行ったところでホクレンを発見。
北海道に上陸してから初めての給油をする。
もしもそこで再始動が出来なければ工具を借り
少しバラしてみるか、それともJAFを呼ぶかして
この旅をここで終えねばならない…

と、思ったが、給油してからの再始動は問題が
全く無かった。…な、直ったのか(^^;)?

快調なので根室まで行く事に。おっとその前に
せっかくホクレンで給油したんだから、ホクレン
フラッグください!、はい100円!、…え?今は
150円なの?、はいはい、いいよ~買うよ~♪

大洗で給油して、ここまで366km走って17.5Lの
給油。21km/L?、不調もあったけど悪いじゃん。

03hokurengreen

今年度のホクレンフラッグ(道東Ver)を無事入手して
一路根室を目指した。もう止まるなよ~XT!

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そのまま国道44号を東に向かい、厚床にある
交差点で左折すれば別海羅臼方向で、直進
すれば根室納沙布方向、というカンバンを見る。

根室方向はドン詰まりなので直進してもまた
ここに戻ってこなくてはならない。なので無駄な
感じもした。でも5年前の前回はこっちは来て
いないし(過去には何度も行ったけど)、XTは
初めての場所なので、ここまで来たら端っこに
XTをつれていってやろう、と直進する事に。
最悪根室は大きな町だからそっちでエンジンが
止まってもどうにかなるかな、という気持ちも
少しあったのはナイショだ(^^;)

このあたりから雨は止み、そして空が東に
行くにつれてどんどん明るく、青くなっていった。

直進して目に入った道の駅「スワン44ねむろ」に
入り、カッパを脱いで荷物のレインカバーも取る。
これまでたっぷり冷や汗をかいてきたので
低い気温とあいまって寒いが、な~に大丈夫!

03nemuromicheki

さあ、先に進もう!

03nemuro44gou

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浜中街を走っていたら、途中でルパン三世
云々、な看板をいくつか見たような気がする
けれど、何でだろう、と思ったら、作者である
モンキーパンチ氏の出身地なのね(^^;)

ごめん、あまり興味ないや、と通過し根室へ。
前回根室に来たのは20世紀の終わり頃…
だったような気がする。今回も末端に行く
ために通過するだけで一度も止まらずに
通過してしまった。回復してるとはいえ不調
の恐れのあるXTが沈黙してもらっては困る
から、走れるうちに走り続けたかったため。

根室半島を反時計回りに回り、ポンコツXTは
ついに(事実上の)日本の東端についた。
本当は北方領土だけどね。

03nosappu

や~!、XTよ、ここまで来ちゃったぞ(笑)

時刻はちょうど昼、ツーリングマップルには
ここの鈴木食堂という所でサンマ丼が名物
とあったので、じゃあ折角だからそれを食って
みるかな?、と入ってみた。だが、ちょうど
昼時で時間がかかります、と言われたので
じゃあいいや、とそのまま出た。先に行く!

03suzukishokudou

帰りは根室半島の北側を回ったけれど
実はこれは初めて走る道。前回来た時は
すごい濃霧で危なくて走れなかったけど、
今回は大丈夫だった。ぐるっと回ってきて
根室市に戻って、さっき走ってきた国道
44号を戻って、さっき通り過ぎた厚床の
分岐路から国道243号に曲がって北上、
そして海沿いを走る国道244号に移って
淡々と海岸線を走っていった。

野付半島は過去に走ったからもういい。
通過したら国道244は西に曲がってゆき、
5年前に走った野付国道、そして5年前に
行かないとした羅臼や知床方向に進む
国道335号の分岐に出た。

03torausu

となると、当然十年ぶりに行くだろ!羅臼
知床方面にさ(^◇^)

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しかしこのあたりから、気温がどんどん
下がっていった。羅臼に近づくにつれて
もう耐え切れないくらい寒くなっていた。

この時点で着ていたのは

Tシャツ+夏用長袖シャツ+モトジャージ
+ウィンドストッパー+夏ジャケット+カッパ

手持ちで着れる服を全部着ていた。でも
羅臼に着いた頃に、気温は夏とはとても
思えない数値になっていて、耐え切れず
道の駅の屋内に飛び込んだ。

0313degree

ガチガチ震えながら自動販売機でホットの
缶コーヒーを買って、震える指先で開封し
体内から暖めるべくそれを啜った。
おや?こんな所にメロンパンが…買おう。

03kitameronpan

ちょっと身体も温まったので頑張って知床に
抜けよう。曇り空の羅臼を出発し、知床峠を
登り始めたら、すごい濃霧で視界が10mも
無い状態。しかもシールドに水滴がびっちり
着いてしまうくらいウェットな霧。コレは辛い、
身体も冷えるからね。でもどうにか知床峠を
登りきった。…霧で何も見えないけどさ(泣)

03siretokotouge

これは知床側から登って来たKLX乗り女性に
話しかけてシャッターを押してもらったもの。

この女性、天候の良かった知床側から来て
途中でクマを見て、上ったら霧が凄くて
羅臼に抜けるのを断念したそうな。知床は
天気がいい、という有益な情報を得たので
とっとと下る事にした。すると霧が晴れて
空が明るくなってきて、気温もどんどんと
暖かくなってきて、青空まで見えてきた。

03siretokoharema

03siretokohizasi

十年前と全く同じ
状態だね(^^;)<ばき

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知床の道の駅の前のセイコマートで停まり
暖かい陽射しの下では暑さにしかならない
着込んだウェアの一新を図る。カッパを脱ぎ
ウィンドストッパーを脱ぐとちょうどよくなる。

この季節に太陽の暖かさが嬉しい、という
のはある意味贅沢だよなぁ。でも助かった!
さあ、陽射しを浴びながら先に行こう!

03atatakaihizasi

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この時点で時刻はもう16時近かった。

今夜の宿は釧路の宿で聞いた、50歳以上の
オッサンはお断り!、というライダーハウス、
クリオネ。それは知床のすぐ隣の斜里町に
ある。途中で何度も来て、見たことのある
オシンコシンの滝を一旦路肩に停まって
そこから眺めたりもしたけど、

03osinkosin

ここから斜里はあっというま。目的地である
クリオネに到着。凄く有名なライダーハウス
だけど、今まで一度も使った事がないので
しかも、もう少しすると利用上限である50を
越す自分としてはこれが利用出来る最初で
最後のチャンス!<ばき

03clione

ライダーハウス利用者に年齢制限を加える
事は賛否両論があるんだろうけど、自分は
全面的に賛成。善意でやってもらっている
ライダーハウスはオーナーの意向がもっと
入ってもいいと思うし、今のライダーの高齢
化は誰の目にも明らかで、こういう対策を
しないとおっさんの集団だらけの異様な
場所になってしまう。かつて自分がそうで
あったように、若者にもっと北海道のバイク
文化を楽しんでもらう為にオッサンを排除
する作戦は悪くない。たとえ自分がこれから
排除される側になるとしても、だ。

受付の女性と出身地が近いですね~等と
少し会話が盛り上がってから、その話を
したが、でもボクはギリギリセーフですよ!
と言ったらオヤジボケなんだけど、これが
意外にウケた(^^;)<ばき

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クリオネは寝具があるので寝袋が無くても
寝れる。値段も安く、フロもあっていい所だ。

03clioneheya

03clionehuro

ベッドルームには、こういう怪しいグッズも
あったけど、まぁ男子部屋でワカモノ限定
ならブラックジョークという事でいいだろ(^^;)

03kuukiyome

荷物を置いてから、近所の食堂に夕飯を
食いに行く。マップルにつぶ貝のカキアゲ
丼が美味い、という店があるとあったので
店に入り躊躇わずそれを発注して待つ。

03kakiagedon

こういう所はケチらない~美味しく頂いた。
ごちそうさま~♪

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戻ってきてからは、食堂空間で話をしている
グループから離れて第三のビールでチビ
チビ一人飲みしてた。そしたら女性部屋から
若い女性がやってきて自分に話しかけた。

 「明日の天気予報が知りたいのでスマホ
 があったら見せてもらえませんか?」

はいどうぞ、こんなのでよかったら御自由に
お使いくださいな。Wifiルータ経由の白ロム
だけどね~

一人で旅をしているというその女性と天候やら
北海道旅のアレコレや、野生動物の行く末、
なぜか自分らの飼い猫の話まで、話がずっと
途切れる事なく1時間程?延々しゃべってた。

自分の旅の途中でこういうシチュエーションに
なるのは珍しい(苦笑)。でも自分は若くない
ので、会話は凄く楽しいだけで十分満足だ。

キレイな女性だったので、もしも自分があと
10歳若かったらなぁ…、などと一瞬思ったりも
したが仮に自分が10歳若くてもあまりにも年の
差がありすぎるし(自爆)、そもそもどっちかと
いうと、今の自分に娘がいたら、このくらいの
歳かしら?、というくらい若い人なので、完全に
親世代として若い旅人を見守っているつもりに
なってしまった。

こんなオッサンと話すより別にいた若い連中と
仲良く話しをしたほうが、旅の出会いとしては
夢のある話なんだろうけど、その機会を初老の
オッサンが奪ってしまったのだとすれば申し訳
ない話だ。やっぱりライダーハウスはワカモノ
限定の方がいいな(^^;)<ばき

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…しかしまぁ、この一日は色々濃かったなぁ。
色々な人と出会って会話して、色々なトラブル
にも見舞われて、雨から晴れから寒い所から
暖かい所を色々走って、美味しい物を食って…

少し疲れたかな?、もうオレもトシだな<ばき
それでは、おやすみなさい…


本日の走行距離:400km

 「旅」のエッセンスをを一日と言う短い枠に
 沢山押し込んだ、濃厚で長い一日だったよ。
 

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