2023.09.26

庭先に潜む危機

真夏の暑い盛りが9月になっても継続していて、夏バテしたのか体力低下してグッタリ。

ここ数日やっと涼しくなった感があるので、日曜に真夏の間放置してた庭木の剪定を実施。そんなに広くない庭先に生えてる木々の伸び切った新芽を3時間ほど無心で剪定ハサミでガツガツ刈っていって、集めたそれらを次にゴミ袋に収まるように小枝をまとめたり指ほどの太さの枝を30cmほどにして、充填効率がよくなるように、薄いポリ袋が破けないように注意しながらまとめ上げた。麦わら帽子かぶってても真夏にこれをやったら絶対熱中症でぶっ倒れてたと思う。最終的にその日だけでいわゆる普通のゴミ袋(45L)で10袋ほど剪定屑が出た。ふぅ、疲れた(^^;)

Niwakikuzu202309

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これは作業を終えた後の画像だけど、実はこの姿にするまでの作業でひと悶着あった。それは後半戦の落とした枝を処理して袋詰めしてた時のことだ。柊とかのチクチクする葉っぱは当然注意するけど、それ以外の枝は特にあまり注意せず素手で作業してた。長く伸びた枝を短く折ったり工具で切ったりしていたら、右手薬指の根本辺りに、いきなり激痛が走った。トゲが刺さったとか、切ったとかじゃなく、もっとギリギリとした違和感ある強い痛みだった。

え?、何っ!?!、と思って右手を見たら、薬指根本辺りに、約1cmほどの小さい毛虫が居た。その瞬間判った、ヤベェ、これイラガ系の幼虫だ!。イラガの毛虫には毒針が無数に生えてて、それに振れると激痛が走る。それを無防備&無意識だったのもあって、モロに素手でやらかした。ガーデニングする人ならチャドクガの次くらいに嫌ってる毛虫だと思う、知らぬ人はこのリンク先を見てみて欲しい。

イラガ幼虫の対策&刺された時の処置方法<完全マニュアル>

自分ガヤラレたのもこの最初に出てくる色のヤツ。なお虫系にかなり強く、イモムシくらいなら普通に手に乗せてツンツン突いて愛でる自分でさえもかなり毒々しいと感じる毒毛虫が画面ドアップで出るのでそういうのが苦手な人はリンク踏まないよう注意してほしい。

その毒針は即効性で、かつ痛い。まぁチャドクガのように延々長期間悩まされることはないけど、それでも警戒すべき対象だった
慌てて右手を振り払って付いてた小さい毛虫を落とす。そして申し訳ないけど踏んづけて駆除。生き物大好きな自分ではあるが人体に悪影響を及ぼす生命体は悪いが外敵として駆除するのだ。

そして室内に戻り、洗面所でお湯を出しながらも揉み出し洗いを繰り返してから石鹸で刺された箇所を外から患部に向かって古い歯ブラシで洗い、水気をふき取ってから強めのステロイド軟膏を塗っておいた。そして着ていた作業服にも毒針が付いてることを想定してすぐに脱いで洗濯機に叩きこんで着替えた。痛みはそれなりにあるが悪化はしないことを確認して、ポリウレタンのぴっちりした保護手袋をして、さらにハーフゴム引きの作業手袋を装着して、かつさらにイラガの幼虫がいないか注意しながら作業を続行。

そしたら作業途中で同じ毛虫を3匹ほど葉の裏に居るのを見つけた。危ない危ない、もっとひどい目に合う所だった。どうにかしのげたよ。

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ウチの庭にはトカゲ、カナヘビ、ヤモリといった爬虫類からイモの葉を食うオンブバッタ、それを食うカマキリ、各種の蜘蛛、ダンゴムシ、アリ、といった地を這う生き物雨水がたまったジョウロに湧くボウフラ(気付くとすぐ打ち水に使って駆除)まで少ないながらも様々な生き物がいるけど、今まで自分に害をなすのは蚊くらいしかいなかった。今回初めて直接被害受ける害虫(と呼ばせてもらおう)に遭遇した。

庭木の中には背の高さくらいの椿が1本あるから、それにチャドクガがいないかはいつも気を付けたけど、今回イラガがいたのは別の立ち木。この経験を生かして今後も注意して庭作業をすることにしよう。

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蛇足:毒のあるイラガは成長すると毛虫から特長ある硬い繭を木の幹とかに付けて冬の間はその中で蛹になる。その蛹、実は淡水のタナゴ釣りのエサになったりする。蛹を半分に切って中のどろどろを小さい小さいタナゴ針に絡めてつけてエサにする。ガーデニングの嫌われモノのイラガだけどこれがタナゴ釣りが趣味なら逆に養殖するくらいのことをするのかもしれない。つまりそれが害虫か益虫かは、絶対指標ではなくあくまで一人一人の相対指標でしかない、ということなのよね。

 

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2023.08.27

親は亡くなってもヱビは育つ

暑すぎて、バイク乗りなのに休日バイクに乗らず家に籠る状態が何日もあった8月。

今までは暑かろうがガンガン乗ってたんだけど今年は父亡き後の実家整理その他で四輪車の稼働が増えたのもあるけどバイクの稼働率がかなり下がってる。まぁ人生の中でそういう年もあるさ、少なくとも数年前の僻地の現場出張生活時代はもっと乗れてなかったんだから、今なんて幸せな方さ(^^)

…とはいえ、今日は突発的な大豪雨に巻き込まれて、全身水没状態にズブ濡れたけど。ちょっと童心に帰っちゃったよ、トホホ(T◇T)

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で、本題。今日の午前中、エビぞー君の水槽(と言ってもちゃんとしたモノではなく、今は梅酒を漬けるようなガラス容器を使用)の水替えをやって、久々に手乗りヱビして遊んだりして、キレイになった水に戻してから久々に乗るバイクを引っ張り出して点検等準備してた。

10分ほどしてから屋内に戻ってみたら、また分裂してた、というか脱皮してた。

Ebidappi20230801

ついさっきまで普通に手の上に乗ってたのに、その殻の下には新しい殻がスタンバイしてたのね、ちょっとビックリしたよ。

前回が6/26だったので二カ月ぶりの脱皮。無機質なバイクと違って、生き物はどんどん成長して行く、ちゃんと飼育してるからほったらかしではないものの、自分は変わらないのにエビぞ―君は勝手に大きくなって行くイメージある。もしも子供がいたら、その日々の成長はこれの何倍(何千倍?)も楽しく面白いのかな?、と思うけど、エビぞ―君の其れでも十分に楽しいよ、よく育ってくれた、ありがとうな(^^)b

Ebidappi20230803

恒例の1円玉(直径20mm)との画像を見ると初期の頃の画像と比べるとかなり大きくなったことが判るカモ。以前はただただカワイイ小エビだったけど、今はだんだん色濃くなって立派になってきた感ある。とはいえいわゆるアメリカザリガニとしてはまだかなりチッコイ方だけど。もう1年チョイ飼ってるけど、まだこんなサイズでいいのかしらねぇ?

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脱ぎたてホヤホヤの旧殻と並べてみると、確かにちょっとだけ大きくなったような気がする。脱皮したてなのでまだプヨプヨだからもう少し締まるのか、それとも膨らむのかは判らない。でもこうやってヱビだって日々成長している。…自分はどうだ?、父の死から精神的には立ち直って来てるけど、それでも足踏みしてないか?、仕事ではどうだ?、やる気モードに着火してるか?、そんなことを自問自答しながら、エビぞー君をそっと元の容器に移す。まだ身体が柔らかいエビぞ―君は身が固まるまでじっとしてる。カワイイ~(^^)♪

ザリガニの寿命は2~3年だという。今は推定で生まれて1年と1~2か月くらい。だからエビぞー君との生活は長くてあと1~2年。脱皮した殻のエビのシッポ部分の内側には抱卵脚がしっかり見えてるようにこのコはメスだから、自分が捕らえなければ本来ならもう少ししたら卵を産んで次の世代を育てるモードになるのだろうけど、…ゴメンな、条件付き特定外来生物なので、もう自然には戻せないし、繁殖させてやることも出来ない。悪いが自分との同棲生活をこのまま続けてももらうしかないんだよ、すまないなぁ。
 

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2023.08.17

そろそろ再起動コースインしないと(人生と言う耐久レースはまだまだ続く)

父が亡くなって、色々なドタバタを経て初となるお盆が終わった。

まだまだ必要な手続きや片付けは沢山あるものの、ジワリジワリとそれらも動き始めた。先は長いし、気が滅入ることも沢山残ってるけど、それでも動き始めたということはいつかは終わりがやってくる、という事でもある。こういう境地は以前自分がたくさん関わってきた現場仕事で経験を積んで鍛え上げられてきたから何となく皮膚感覚で判る。

当面週末は実家通いになるし、諸手続きや老人屋敷らしく使わなくなった雑物で埋もれた空間を取り戻すための整理整頓という肉体労働もしばらく続く。老いた母一人では大物のゴミを出す体力もないのでそれを全て車に詰め込んで、自宅に持って帰って来てから色々な思い出を感じつつ、感謝しつつ、粛々と分別して、資源ゴミ、可燃ゴミ、不燃ゴミに仕訳けるのが定例となりそうだ。

それは義務みたいなもんだからやってゆくにしろ、それと並行して自分自身の生活も再始動して、元のリズムを取り戻さないといけない。自分の人生は(もしかしたら明日には終わるかもしれないけど多分)まだ長い…はず。どこまで生きるかは神のみぞ知るだけど、生きてる限り一生懸命頑張って生き続けないとねp(^◇^)q

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蛇足:

人生で辛い事のストレスのランクというものがあって、リンク先から上位を少し引用させてもらうとそれはこうなるらしい。

ストレスランキング(http://stressmountain.jp/sp/rank.html)

このランキングで、自分が今までの人生で体験したものを、上から20個上げるとこうなった。まぁ人が生きてれば、いつか誰かは経験するようなことばかりだけど、出来れば経験しないでいられたらよかったのになぁ、と思う物もチラホラ(冷汗)、もしも次の人生があって、その時にこの経験が引き継げるのならば、もう少し幸せでストレスの少ない人生だったらいいかなと、ふと思ったよ。

2 親族の死 77.0 ← New!
3 親しい友人の死 76.1
4 家族の病気、怪我 73.7
5 離婚 72.3
6 配偶者・恋人・子どもの暴力 71.6
7 自分の病気やけが 71.4
8 多忙による心身の過労 71.3
10 配偶者や恋人の浮気 69.4
11 恋人との別れ 67.6
13 配偶者(夫・妻)との別居 66.3
15 職場の人間関係のトラブル 64.1
16 夫婦や恋人との喧嘩の増加 64.0
20 睡眠習慣の変化(不眠、過眠、不規則)60.0
21 仕事上のミス 59.2
22 家族内の会話の減少 58.0
25 仕事量の変化  56.2
27 職場での責任の変化 53.2
28 就職・転職活動 53.2
30 交友関係の変化 50.5
32 転勤・単身赴任 50.2

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2023.07.24

父の死

先週末、父親が亡くなった。

もうかなりの高齢だったし、現代医学では治らない(悪化を遅らせる事だけしかできない)難病にかかっていたので、もう数年前から覚悟はできていた。なので、友人や知人を交通事故や自死で亡くした時のような激烈な悲しみは今は感じない。とはいえ人生を長く一緒に過ごしていた肉親であり親だから、きっとこれからそれなりの喪失感がやってくるのだと思う。

父は、ありていに言えばよく出来た人だったと思う。両手放しにベタ褒め出来るかというと諸事情で100点ではなかったと思うけどそれでも95点くらいは付けてもいいくらいの人間味もある立派な人だった。完全無比ではなくたまに失敗はするけど最終的にはそれを糧としてリカバーして行くタイプ。理系の技術者で、仕事人としても尊敬に値する人だった。

自分はその人の子供として、同じように立派に育ったのか?、と言うとそこは盛大な疑問符は付く。何せ自分はココにツラツラと泣き言を書いてるような、『こういう人間』だからね。あ、読んだことのない人は適当にかいつまみながら過去ネタを呼んでみてください(自虐)

仕事人としての自分は、父が行けた所にはたどり着けなかったけど、それでもある程度の所まではこれた。多分それは今は亡き父も生前はきっと認めてくれていたと思う。

家庭人としては妻と子供5人を一人で支えて育て上げてるから、これは正直マネが出来ない偉業だ。まぁ自分はバツイチで子無しだから同じ土俵にすら立てないのだけど、それでも普通の技術系サラリーマンがいわゆる一流企業の中で、普通ではたどり着けない程度の地位に努力の末に登って、最終的にはある程度の給料を得て、妻と5人の子供を養ってた。これは仮に自分が離婚せず子供を成すことが出来たとしても、同じ事は出来なかったと思う。とはいえ一時期は他人に正直に言うとドン引きされかねないくらいの貧乏生活も過ごしたんだけど、今ではそれも良い笑い話だ。

同い年の母とは中学入学の同級生だったころからの付き合いで、高校大学と交際を重ねて、就職する前の大学院生のうちに学生結婚、就職後に自分を含む5人の子供を成して、まさに死が互いを別つ時まで添い遂げてる。これも僅か17カ月で結婚生活を終えた自分とは勝負にならないくらいのツワモノだ。ある意味、究極理想の夫婦像なのかなと思う。そういえば自分が子供の頃は両親が喧嘩しているところを一度も見たことがない。とはいえ実は子供には見せないようにお互い配慮しながらも、ちゃんと大なり小なりの喧嘩はしていた、と後になって聞いた。そういう所も脱帽だな、と思う。

そういう両親が過去から受け継いで、そして自分らの子世代に繋いだDNA、こういう自分の手に託された分を自身は未来に襷渡しすることは出来なかった。そういう点では親不孝極まれると思う。でも他の兄弟は子を成して次の世代を生み育てて、両親がこの世で出会って生きて未来に託した命と言う襷はきっとこれからも繋がって行く。自分はその先を見届けながらいつか一人で死ぬ。

父は、もう命の炎が消えかかってるから会わせたい人が居たら早く連絡を、という主治医のカウントダウンスタートの連絡を受けて慌てて集った多くの身内親戚縁者(この中に自分も入る)と、死ぬ数時間前まで普通に会話し、別れ際に相手の手を力強く握りかえす握手をして別れ、すべての面会者が個室の病室(最期の別れが出来るように病院側が配慮をしてくれた)を出てから、ほんの数分で容態が急変、その後2~3時間後にあっけなく亡くなった。

かなりの高齢でありながら記憶力もありボケもせず、足腰も歳相当に弱ってはいたけど身内が辞めろ免許返納しろというのも聞かず、亡くなる2週間前まで一人で車を運転して、持病とは異なる手術を要する病変で倒れて救急車で運ばれ入院してから外科手術を受け、それは成功したけど、老人性誤嚥性肺炎を発症して死にかけて、そこから復活し、最期は長年闘ってきた難病の急激な悪化が生じてそれが死因となった。

その1週間ほどを病室で過ごしただけで、難病対応の通院や服薬、家庭用の酸素供給機などの対応も自分で行い、身内に負担を課す介護などは一度も発生せず、入院後は集中治療室で数回死の淵を覗いては戻ってきて、死が迫る直前まで矍鑠とした態度で来客を迎えて会話して過ごし、そしてそれを終えた後に長年連れ添った母にだけは苦しんでる姿と弱い所を見せながら、本人には覚悟が出来ていたのだろう、苦しみの中で過大な延命処置を拒み、母に見送られて逝った。

…果たして自分にこんな死に方が出来るだろうか?、そう考えると、父にはやっぱり敵わないな、と思う。

父さん、あなたの子供として生まれてきて、共に暮らしながら育ててもらい、生きること、遊ぶこと、学ぶこと、働くこと、家庭…はゴメン自分には出来なかったけど、最期に死に方までも模範を示してくれてありがとう、ただただ感謝します。
 

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2023.07.06

白いシャツ<黒いシャツ

…あ、本題に入る前にえびぞ~君ネタを。

Ebi20230626

凄く久々に、去る6/26に無事脱皮を果たしました。すくすくと大きく育つえびぞ~君は相変わらずユーモラスで癒されてます(^^)
最近は暑くなってきて、通勤路でクワガタに遭遇したりもしてますが、小さな生き物たちは本当にかわいくて楽しい~~~~♪

Nokogiri202307

虫が苦手な人もいるかもなので画像は少し小さめでupしてます(冷汗)

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さて、本題。

このところ、だいぶ暑くなってきた。昨日は終日在宅勤務をしていたけど、室温が33℃まで上がって、扇風機無しでは落ち着いて仕事なんてとても出来ないくらいだった。

…エアコン?、いやいや、こんなに電気代が高いご時世にこんな程度じゃ使ってられないよ、38℃くらいになったら考えるカモだけど、今はひたすら省エネ&節約して支出を抑えるターンだから、まだまだ扇風機だけで頑張るよ。ここで日和ったら、来月の電気代が恐ろしいことになっちゃう。せっかく電気代高騰に伴ってやってる節電生活をブチ壊すことになっちゃうからね。実際に7月頭まではこの通り前年度比でしっかり押さえ込めてるのだ、もったいない。

Denkidai202307

で、暑さに耐えて扇風機を浴びる、その時に人が涼しさを感じるのは人体が発汗していて、皮膚の表面でその汗が気化することで気化熱を人体から奪ってくれているからだ。なのでほぼ真夏モードに入ってきた最近は冷蔵庫で冷やした水道水をゴクゴク飲んで体内から冷やす&水分供給して、発汗し、汗を扇風機で揮発させて気化熱で体表面からも冷やすことで生きている。水道水に関しては思う所があるので近々にそのネタで一本あげる予定。

このサイクルを繰り返すと何が起こるのか?、それは自分の汗が濃縮凝縮乾燥して着てる服がやたら汗臭くなる、ということ。こればっかりは避けようがない。

特に最近思うのは、自分自身がそうなってしまったから、なんだけど、中年のオッサンの汗臭い体臭は当の本人がウンザリするくらいクサイということ。なので、極力そんな悪臭源にはならないよう、こまめにシャワー浴びて身体を石鹸とボディタオルでごしごし垢をそげ落とすように洗って、着てる肌着もこまめに買えて、自分自身がスメハラ加害者にならないよう、オッサンも日々努力をしてる。

それを誰かに判ってくれ、認めてくれ!、なんて女々しいことは言わないよ?。要は自分がどこかの誰かに同じそれをやられたくないから加害側にまわらないようにしてるだけなのでね。

…ということで、暑い日には出勤前にシャワー一発浴びて身体もガッツリ洗って、天日で乾かした洗濯済みのTシャツを下着としてその上にポロシャツなりを着て出勤する。出勤するその経路でオッサンは大汗かくので職場のロッカーではサラリーマンの制服たる社給作業服上下に着替える際に、汗まみれになったTシャツをまた洗濯済みの清潔なものに交換。そして終業、帰宅時にさらにTシャツを変えて帰路につく。…とまぁこんな感じで、毎日3回くらいシャツを変えてる。洗濯物は増えるけど社会人のマナーの一環だと思ってあまり気にしてない。

で、こういう生活をやってると、一つ気が付いたことがあるのだ。前置きが長くなったけど、やっとこれが今日の本題。

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自分は白いTシャツと黒いTシャツを10枚ずつくらい持って回している。主に夏は白いのを着て、冬は黒いのを着てる事が多い。何となく黒いのは真夏に来てるとアンダーウェアとして白いシャツより暑い気がするし、逆に冬は暖かいような気がするからだ。本当にただそれだけの理由。

ただ先程のような大汗かいてはシャツを交換するローテーションをすると、白だけで次の洗濯する日まで回しきれないこともあって黒も真夏に着ることがある。…で、同じように白いシャツと、黒いシャツを着ているとあることに気づいたのだ。

それは「黒シャツの方が白いシャツよりも早くに汗臭くなる」ということ。

同じように着てるはずなので、黒の時だけ必ず発汗量が多いとかじゃない。短い時間に着替える黒いシャツもある。そして同じ洗剤で同じ洗濯機で洗って同じように干してる。なのに着てて思うのは、黒いシャツの方が明らかに短時間で汗臭くなる。これ一体何が原因なんだろう?。

色が黒いだけで麺100%素材のシャツでも、乾きが早い混紡の素材でも、黒いシャツの方が汗臭くなる。Tシャツ1枚でウロウロしてるのなら直射日光なりを黒いシャツが熱線を吸収して熱くなるからより発汗するとか言えるかもだけど、職場でエアコンが効いてる屋内でアンダーウェアとして着てても結果は同じだ。

二つの違いは繊維を染めている染料くらい?、その染料が汗成分を余計に吸着する?、いやそんな仮説を立てても証明ができない。もはや理解不能。

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と、いう事でこの件は原因不明で理由も良く判らない。だけど経験則として明らかにそうなるし、再現性もある。なので何かしら理由はあると思うんだけど自分にはそれが判らなかった。試しに黒いシャツに汗臭くさせる細菌とかが付くのかと思って一度次亜塩素酸水溶液(ハイター希釈液)に黒いシャツを漬けて殺菌してみたけど黒い色が薄くなっただけで同じだった。あとはハイター原液とか、オキシ系に付け込んで黒シャツを白シャツに脱色してみるくらいしか検証する術が無いけど、さすがにそこまでしたいとは思わない(苦笑)

人の経験と知恵から生まれてた知恵袋的なノウハウは、根拠不明でもそれに再現性があるなら生活に取り入れてるべきだ。朝焼けだったりツバメが低く飛ぶと雨が降るとかそういう意のと同じ感じ。

なので自分はこの経験則から人前に出たり誰かと一緒に行動するとき、それが夏ならば必ず白いシャツを着る。そうすれば、黒いシャツを着るよりも明らかにスメハラ加害者になる可能性が低くなる。ライフハックとしてはもうそれだけで十分だ。でも、なんでそうなるんだろう、不思議だな。
 

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2023.06.20

ここが儲かるワケないじゃん

自分は単なるサラリーマンであり、それが本業で、いわゆる副業はやってない。

副業とは大きく分けて二つあるようで、

・定期的な収入が見込めるもの(別会社に勤務したり事業を起こしたりで継続的に収入があるもの)
・単発的や不定期に収入があるもの(いわゆるせどりとかアフィリエイトとか?)

らしいが、その両方とも、まったくやってない。理由は単純明快、

・本業で使う時間以外の人生は趣味道楽生活にフルで使いたい
  →5年ほど前までそれが出来ない生活をずっとしてきた反動
・本業の収入だけで生活できるように日々節約生活を極めている
  →具体的には単身者生活保護費支給額内で生活が可能なレベル

まぁもっと簡単に要約すると「その必要がない」、に行きつく。必要がないのに人生の折り返し地点を過ぎた人間の時間という貴重なリソースは使えない、勿体無さ過ぎてね。ま。単純にそういういこと。

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一度本業の関係者にここがバレそうになったことから、自分がここでボヤいてることはリアルな自分を知ってる人間には殆ど言ってない。身内は当然、友人でも、だ。とはいえほんの数人だけはリアルな自分とここが紐づいてる事を知ってる人が居る。

そんなななかの一人から先日こんなことを言われた。

「inoさんも、あのブログ長いから、結構な副収入になってるんじゃないの?」

…へ?、なんでここが収入源になるのさ、ただのオッサンのボヤキコーナーだよ?

「いや、Blogって副収入目当ての人がやってるっていうイメージなんだよね」

いや、ここに収入になりそうなモノは全くないよ。一円も儲かってない。というかNifty会員だからむしろこっちが費用を払って使ってるんだけど…(^^;)?

いったいどうやったらBlogがカネになるのさ(苦笑)、いわゆるステルスマーケッティングとか、アフィリエイトとか、アマゾンの商品をこのリンクから買ったら手数料が入りますとか?、…うーん、なんだろう全くそれに魅力を感じないんだけどな。それが小銭稼ぎではなく、仮に数万/月の儲けになるとしても、ね。

オカネが得られるという事は責任が生じるということで、またオカネを設けるためには私情や私用よりもそれを優先する必要が生じるじゃん。仮に自分がオススメ!、とかいってそれを買ってくれた人が居たとして、無償なら言いっぱなしでもいいけど有償でそれをやったら多かれ少なかれ必ず責任というモノが発生するじゃん。どうしてもそれをやらねば自分は飢えて死ぬ、という状態であるならば、やらざるを得ないと思うけど、最初に言った通り自分はいま副業をして儲けなければならない理由が無い。だからここで何かを言ってそれを元にしてオカネ儲けようとはあまり思わない。

今の世の中、システムとして有償公開とか、特定記事だけ有料販売とか、そういうBlogシステム(note)もあるらしい。それで儲けたい人がいれば儲けられるんだろうけど…自分はいいよ、メンドクサイもの。それでチャリチャリと小銭を稼ぐのならその分半額になった見切り食品買ってきて食費削ってカセットコンロで光熱費浮かせる方が、ここでそうボヤキ続けてきた自分らしいじゃん(^^;)

…と、いうことでここをやってても自分は一円も儲かってないです。逆に簡単に儲かるなら教えて欲しいくらいだけど、本業以外に合算して年間20万以上の収入があったら確定申告して所得税追納する必要あるので、生きるための生活に困ってないから少し儲ける事よりも、自分が稼いだお金から1円でも税金多く取られる事の方がストレスの極みなのでやりたくない、これが本音中の本音だったり。悪しからずです(^^ゞ

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以下蛇足:

自分が紡ぐここには、正直なところ、有償化するほどの価値はない。だって自分自身が買う立場だったらコスパ悪すぎて買わないもの。

でも以前Blogというシステムが出来る前の時代、HTMLをベタ打ちして個人HPを作って公開するのが一般的だった時代に、貴重かつ面白い情報を満載し提供してくれていた、カリスマ貧乏ことAZMA氏という、今でいうクリエイターが居た。彼の書く記事、彼の行動や思考は面白く、毎週更新してる事を期待してワクワクしながらブックマークから彼のHPに飛んでた。

今の有料記事方式のBlogシステムや、youtubeという再生数が稼げればクリエイターに課金還元されるシステムがあの時代にあれば、多分AZMA氏の書く「良質なコンテンツ」(AZMA氏自身が有料化してそれで生活できないかを模索してた際に確か自身のHPをこう称してた)を見るために課金してたかもしれない。

もしそうなってたら、彼は長年勤めたバイトでコツコツ貯めた700万円で株の現物買いデイトレーダーなんて無謀極まりない挑戦をして、自身の若さと時間を失って貯めたなけなしの種銭を短期間で溶かして敗走撤退する事は無く、淡々と面白おかしい貧乏生活を続けて、それがまた新たなコンテンツのネタになってきっと有名youtuberになったり、noteで有料記事を売って生きていけただろうと思う。生まれた時代がもう少しずれていればね。ホント運命のいたずらは皮肉なもんだよなぁ。
 

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