愛機沈黙す(/_;)
我が第二の愛車、XT600Zテネレ(国内仕様)、ここでは何度も紹介してるけど昭和58年生まれのもうポンコツだ。
それでも時には大枚叩いて、時には部品集めに奔走しながら、どうにか維持してきた。でも最近なんだか調子が悪かった。
…いや、調子はいいんだ、馬力も出てる。でもなんだかエンジンから今まで聞いたことが無い音がするのだ。
正直たいした音量じゃないし、古いバイクなんて大体こんなもんでしょ?、と言われてしまえば誰もが納得すると思う。そのくらいの些細な音。でも長年連れ添ってきた自分には、それが『今まで一度も聞いた事が無い音』だって判った。
なんだろう?、機械的な故障じゃなさそう、でもこんな軽い打音みたいな音が出るからには何かが起きてるのは確実だ。でも普通に走っちゃう。上から下までトルクもパワーもでいつも通り出てる。うーん、判らん。
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少なくともいつもと違うことは確かだ、だって変な音が出てるんだから。なので夏前あたりから車体運用の主ローテーションから外して、実走行は控えて、たまにエンジン掛けて温める、くらいに止めてた。とはいえたまには近所を一周するくらいは走ってた。
この日曜も、その感覚で引っ張り出した。バッテリは問題無し、ガソリンは満タン保管してるけど、ちょっと他車にガソリンわけてもらって、半分以上空にして軽くした。エンジンをかける、キック1発で普通にかかる。冷えてると気になる異音はあまりしない。アイドリングくらいじゃ大きくならないのだ。でも走ると明確に違う音がはっきり(自分には)聞こえる。うーん、悩ましいな。
とりあえず今日はガソリンスタンド行って新しいガソリン補充しよう、そう思って走り出した。
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異音以外は快調そのもの、そして家から丘を二つ超えたあたりで、走行中突然エンジンがストール(停止)。ガス欠?、いやこれは失火だな、ガス欠と違ってスッパリ着火しなくなったから。道から押して出して、安全な所で再始動を試みた。コイツとは長い付き合いだから、こういう時はどうすればいいのか大体判ってる。
・・・でも、考えられる限りを尽くしてみたが、一度たりとも着火する事は無かった。キックペダルを踏みこんだ感覚は、キルスイッチを切ってる時と同じ。プラグがスパークして燃料が少しでも燃焼室に入っていれば、ちょっと違う感触になるんだけど、そういう感じじゃない。
燃料タンクからホースを外して確認するとガソリンは十分キャブに流れる。キックすれば圧縮は十分感じられる。キックを繰り返している状態でマフラーから出てくるのは生ガス(ガソリン)臭だから、混合気は燃焼室に入ってる。つまりエンジンが始動しないのは点火系だ。
こうなると、もうお手上げ。しかもガソリン給油しかするつもりが無かったので、いつもの工具や最低限のスペアパーツ持ってきてない。なので再起動して自走で帰還するのは諦めて、JAFに電話して引き上げを依頼した。
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壮大な夕焼けを眺めながら1時間ほど待って薄暗くなってからJAFのトレーラ到着。その場の点検や修理や給油は一切断って、そのまま積んで自宅に戻って、と依頼した。
信頼して任せられたハヤシカスタムが店をたたんだ今では、もうこのバイクを安心して預けて修理を任せられる店はない。下手なバイク屋じゃ修理なんて出来ない、というか存在すら知らない。そもそもメーカーに発注したって部品は手に入らない。でもウチには予備部品が一通りあるし、自分にはこのコに対するノウハウがある。つまり自宅が一番確実に直せる場所、ということだ。帰ろうぜテネレ、我が家へさ。
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エンコした場所は自宅の近所なのであっという間についてしまう。家の近くの安全にトレーラから降ろせる場所で引き渡しを受けて、不動化した無言のこのコを押して自宅に戻る。
とりあえずはいつものように定位置に置いて、いつものようにカバーをかけて収納。今日はもうこれで終わり。
落ち着いてから、今後の計画を考える。大体以下のプランで進めて行こうかな。
1)プラグ交換 ・・・これでアッサリ直る可能性あり。でもまだ2000kmも走ってないのよ。
2)キャブ清掃 ・・・走行中キャブ詰まる経験は以前SXで体験してるから、念のためにね。
3)点火コイル交換・・予備部品あるし、適当な新品で再生出来るからこれで直ればラッキー
4)CDI交換 ・・・・ 中古予備品がいくつかあるし、最近中華互換も買ったから試す
5)ビックアップ点検・SX長期不動化の原因がこれだったので、念のため確認する。
6)ハーネス交換 ・・上記で直らなければこれも試す、予備品2setあるし弐号も参号もある。
ここまでやれば、点火系トラブルなら大体直るはずだ。これで直らなければ、エンジンがかかる弐号機から使える部品を移植して再生する。
これとは別に異音も追及しないといけない。もしもCDIの電解コンデンサパンクとかで点火時期がズレてそれが原因で異音が出ていたとするのなら、上記の事をすれば直る可能性はあるけど、それと別ならエンジン不動とは別に原因を追究する必要がある。最終的にはエンジン降ろしてバラす覚悟もしてるから、そのための準備はもう一通り整ってる。全ガスケット調達済み、エンジンを室内に持ち込んでバラすためのエンジンスタンドも用意した。
…え?、誰も見向きもしないような不人気車、直しても金銭価値が増すわけじゃないのに、なんでそこまでするのかって?
そりゃ人からの評価なんて関係ないくらい、自分がこのコが大好きだからさ。もはや我が子のように愛してる、といってもいいかな?、ウチの大事なコだから、出来うる限りのやれる限りは尽くすよ死ぬときに後悔しないようにね。
もしもやれるすべてをやってそれでもダメならしかたない、なにせ42年前のバイクだからこれが寿命だというのなら仕方ない。
でもこのコとTWは自分がバイクに乗れるかぎり最後まで走れる状態を維持し続ける覚悟があるし、その準備もしてきた。
だから簡単には諦めない。必ずまたエンジンに火を入れて、走らせてやるのさp(^^)q










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