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2004.05.10

たった2cmで得られるもの

乗り物貧乏な自分は今現在でバイクを8台、車を2台持っている。
嘘じゃない、実話だ。

その車の一台、1999年式の富士重工製レガシィB4-RSKは
離婚して一人暮らしが始まった時にその記念(?)というかそれまでは
バイク一辺倒だった今までの生き方とは何か違う、全く新しい
生き方をしたくて、知人から譲ってもらった生まれて初めて所有した
「普通車」だ。もう一台の車はバイクを載せ運ぶための軽1BOX車。

B4は一見、単なる4ドアセダンだが、水平対抗4気筒DOHC4バルブ
ツインターボから捻り出される280馬力を5速マニュアルシフトを介し
フルタイム4WDシステムでアスファルトに叩きつけて走ると下手な
スポーティーカーよりも速い!…が日本の公道を走るには過剰過ぎる
乗り物だ(^^;)

よってその伝家の宝刀たるツインターボをヒュンヒュン唸らせ飛ばす
事よりも、MT車ならではのコマめなシフトでエコラン(低燃費走行)
する方が多い。最近は街乗りで9.5km/Lほど走る。ハイオク車なので
もうちょっと走って欲しいが頑張っても10km/L台がどうしても出せない。
高速道路なら余裕で12km/Lで走るんだけどね。

その車は腰痛予防のために、運転席をレカロシート(SR2)に交換済み。
先日、そのシートの背もたれがガタ付き始めたので一度車から降ろし
点検してみた。

調査の結果…これはレカロには良くありがちな現象らしい(^^;)、
でも我慢出来なくて助手席用に入手してあったが装着せずに
部屋で座椅子になっていた全く同じレカロシートと入れ替えた。
そちらはガタつきもなく快適な座り心地なのだ♪

その際、シートの取付位置を調整し車の中心寄りに2cm寄せて、
そして5mm上げた。なんでそんなことを?それは運転中の視界を
少しでも広く確保したかった
から。

基本的にバイク乗りである自分が車に乗って走ると、気になって
仕方ないのが右前方にあるAピラー(フロントガラスとドアの間にあり
屋根を支える柱)だ。バイクの運転では視界にこんな邪魔モノはない。

右ハンドルの四輪車は左側の視界は良いのに、右側は目前に
Aピラーがあり一般道の交差点右折時はもちろん、夜の山道を走る
右コーナーリング中にはそれは危険なまでに視界を遮る邪魔な
存在として立ちはだかる。

だから今回シートを外したついでに、社外シートレールの調整幅を
ギリギリまで使ってシートを車体中央に寄せて、さらにワッシャーを
カマしてシートの位置を上げた。微々たる移動量だったがそれにより
得られた視界は当初の予想を裏切るほど広くなっていた。よしよし(^^)

ん?そんな移動量では大した効果は無さそうだって?

仮に座席の位置を変えずに頭をそれだけ動かしてみてもたった
数cmの調整で得られた視界の広がり感は体感出来ないと思う。
だが、交差点で右折するときに、右の横断歩道を渡る人を目視で
確認する時に自身の身体が動かせるギリギリまで頭の位置を
中央に寄せて目視確認した時に、さらに2cm視点を左に寄せる事が
出来る、とすればどうかな?

そう考えればこれにより得られた視界の広がり感が想像出来る
…かもしれない。

この調整の結果シートに座った体の中心とステアリング軸の中心が
微妙にズレた。だが言われて初めて気が付く、というレベルであり
実用上何も困らない。一般的に四輪でスポーツ走行をするような人は
ハンドルの軸とペダル類の中心とシートの中央が一致するように
シートを調整するのが普通だろう。そしてシートの座面も下げる事で、
低重心化するのがセオリーだと聞く。

でも自分はこの車を使ってコースでレースをするわけじゃない。
もっと過酷で危険が一杯の「一般公道」を走るのだ。
だからそんなことより視界を確保するほうが優先順位は高い。

公道走行ではサーキットでコンマ何秒のタイムを削るような改造は
全く必要無い。何よりも大切なのは規定空気圧に調整され山のある
正規サイズのタイヤ、良く効くブレーキ、綺麗なフロントガラスと
水捌けの良いワイパー、、明るいライト、道路交通法で定められた
正しい色のテールランプやウィンカー類、そして突然故障しない為の
日頃のメンテナンス・・・だ。

職業レーサーではなく、趣味として乗り物を楽しむ場合に一番大切な
事は、公道や峠道や林道、サーキットやMXコース等のクローズドの
コースであっても「速く走る」ことじゃなくて、「楽しく走る」、
…これに尽きると思うのだ。

どんなに遅く走っても、本人が楽しめれば走る意味があるが、
どんなに速く走れても、本人が楽しくないなら何の意味も無い。

交通事故は、乗り物に乗っていて、最も楽しくない出来事だ。
何度も経験して、痛い目にもあったし、自身が救急車で病院に
運ばれた事も、友を失い、泣きじゃくった事もある。だからこそ、
事故だけはしたくない。

少しでも視界が広がる事で、僅かでも確実に安全性が高まるので
あるならばジャストフィットするポジションより、低重心化より、
と言うか、何よりも、そっちの方が最優先に決まってるじゃん(^^ゞ

…それに、それとは別に副産物的な別の効能もある。それは
車でデートする時には隣にいる彼女の肩を2cm近い位置で抱<ばき

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