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2004.05.15

思い通りの音量を

学生の頃は粗大ゴミで拾ったオーディオを組んで音楽を聴いていた。

ちょっと古いアンプや、チューナー、カセットデッキなどが使える状態の
ままで捨てられていた。だからそれを拾ってきて、テスターでちょっと調べ
使えそうなら、または自力で直せそうなら以前拾って使っていた物と
入れ替えて、少しずつグレードアップしていったもんだ(笑)

ちょっと脱線するが、CDプレーヤーは拾えても、ターンテーブルは拾えない。
いや、ターンテーブルは沢山捨てられているが、テーブル部分をアルミ
地金回収屋が早々に持っていってしまうので、使える状態で拾える事は
極めて稀だったのだ。何度泣いた事か(T◇T)ぅぅぅ

おっとと、話を本筋に戻そう。最終的には200W+200Wの山水のプリメイン
アンプを中心として24cmウーハー&スコーカ-&ツィーターの3wayフロント
スピーカーと、18cmバスレフのリヤスピーカーをドライブするシステムを
組むに至った。全て拾った物だから無料だ(^^;)
自分なりに(ゴミを)吟味したセットだったのでそれで聞く音楽が楽しかった。

だが、一戸建てだった実家でさえ、そのアンプのボリュームを1/4以上
開けた記憶がない。なぜなら家族や近隣から音量に苦情がくるからだ。
大音量で音楽を楽しみたい時はフルセットがあるのにそこにヘッドホンを
差し込んで、それで聞くしかなかった。

社会人になり寮に入ると、4.5畳のワンルームはそんなセットは置けずに
オーディオはCDラジカセとウォークマンだけの生活になった。
年齢制限で寮を追い出さられ、おんぼろアパートに引っ越したら、
壁が薄いのもあってますます音量が上げられなくなった。オーディオの
インフラはカセットからMDに変わり、音楽と言えば通勤中の電車の中で
聞くだけのものになってしまった。

その後ポンコツの軽自動車を手に入れ、付属カーステでカセットテープを
聞くようになったがエンジン音がモロに車内に聞こえるその車では高速
道路走行時などはフルボリュームでも渋滞情報ラジオが聞けないような、
オーディオとは言いがたい環境だった。車をボロボロのものからちょっと
新しいアトレーに買い換えても、それは代わらなかった。

結婚し、そして離婚し、引っ越した今の家でもやっぱり望む音量では
楽しめない。だがその頃に手に入れたB4はもう一台の軽1BOX車の
アトレーよりも、音響もノーマルのヘッドユニットもはるかに高音質だった。
当然!自宅のCDラジカセよりもね!

そう、車の中ならどんな音量でも音楽が聴ける!あたりまえだが
新鮮な驚きだった。どんなに優れたオーディオを持っていても、
普通の家ではそれをフルパワーで鳴らすことはまず出来ないが、
カーステレオなら、密閉、しかも移動する空間を作れて、そこでは
極端な話、鼓膜が破れる程の音量で音楽を鳴らす事も出来るのだ。

離婚した直後で時間も金も少しあったので、まず手始めにB4に
チューンナップサブウーハーを積んでみた。すると十分満足行く
重低音を鳴らすことが出来た。その後でアトレーに乗るとB4と比べ
あまりにも貧弱なカーステレオに不満が爆発!、こっちにも小型の
チューンナップサブウーハーを乗せ、ドアに仕込まれたフロントの
スピーカーもAMラジオ用のようなペナペナなノーマルユニットから、
搭載できる最大級のマグネットを持つ中古ユニットをドアに改造を
加えながら搭載し、ヘッドユニットもより高出力で新しい、だが格安の
中古を(苦笑)ヤフオクで入手し、載せてみた。

ついでに荷室に小型BOX型リヤスピーカーを増設し、最終的には
4スピーカー+サブウーハーという軽貨物にあるまじき音響環境に。
すると今までラジオくらいにしか思ってなかったアトレーのカーステが
激変、ハードロックは納得の重低音が、POPsは満足の音量音質が、
クラッシックはピアニシモはエンジン音に消されるけど、それなりに
聞けるようになり、間違いなく「音楽」を楽しめる環境になった。

こうなるとB4のカーステ環境もさらに改善したくなる。フリードライブ式
リヤスピーカーを入手、リヤトレーにカッターで大穴を開けて、さらに
トランクに通じる蓋を外し装着したらそこからサブウーハー級の
重低音が出るようになった。よしよし。

カーステは手を入れれば入れただけの効果が出るので楽しい。
金も底無しに注ぎ込めるがそこまでしなくても庶民が十分満足行く
システムはMDラジカセ+αくらいの投資でOKだ。
その後ヘッドユニットをMP3対応の社外品に交換し、車内に持ち込む
メディアを減らした。ドアのスピーカーユニットはノーマルでも十分満足の
行く音量&音質だったので変えず、デッドニングもしなかった。

必要最小限の投資で、チープなりにバランスの取れた構成を目指した。

完成後、近所の河原に出向き、一番最初にバーンスタインの第九の
CDをかけてみた。ピアニシモが聞き取れる音量で聞き始めたら、
フルコーラス部では魂が揺さぶられるほどの激しい音量となった。
聞き慣れたCDなのにまるで初めて聞いたかのように感動できた。

俺は齢35歳にして、初めて自分が納得行くまで音量を上げて
音楽を聴ける環境を手に入れたぞぉ〜〜〜!

今では車を運転するときに音楽が欠かせない。
基本がバイク乗りである自分は、さほど車の運転に楽しさを感じないが、
音楽を聴くためにはぜひ車を運転したい。新しいCDを手に入れたりすると
我が家最強のオーディオ装置であるB4に乗り、あてもなく走り続ける。

単車やアトレーに比べて維持費がべらぼうにかかるB4には、乗り物と
しての用途以上に心置きなく音楽を楽しむための音響装置としての
存在価値があるのだ(苦笑)

 

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