Go!Go!軽1BOX!
単車大好きで現在9台持っている自分ではあるが、加えて四輪車も
2台も持っている。これで乗る人間は一人だ。…乗り物バカの
真骨頂だな、我ながら(^^;)
持っているだけで(自分的には)莫大なコストが発生する四輪車を
メインのみならずセカンドまで持っているというのは、日々の生活や
食費でキュウキュウにライフコストを絞り上げている身では贅沢の、という
よりも無駄使いの極みだが、本人もそれをわかった上で、あえて
やってるのでご心配なく。
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その2台の車は軽1BOX車のダイハツ・アトレーMXターボ(S120V)と、
4ドアセダンの富士重工・レガシィB4-RSK(GF-BE5)。自分の中では
メインはアトレー、セカンドはB4、という位置付けが完全に出来ている。
軽貨物車と4WDセダンがあって、どうしたらそういう扱いになるのか?、
と言えば、実はアトレーが一台あれば自分が四輪車に求める事が
殆ど全て出来てしまうからだ。でもその逆は成り立たない。つまり、
B4で出来る事は殆どアトレーで出来るがその逆は絶対に無理、
という事。だから車格としては立派でもB4はセカンド扱いだ。
ならなんでそんなB4を持っているのか?、というと、離婚するまでは
単車一辺倒だった自分の生活にそれまでとは違う何か新しい刺激が
欲しかった、というのが本音。
B4購入時には車二台を持つなんて無理!と思ってたのでアトレーを
手放すつもりだったのだが、色々あって手放せずに今に至る。今では
この2台の両立が我ながら完璧に出来ている。
それまでの「車なんて雨の中で走ればいい」、というレベルの自分に
カーステを弄らせ、フジツボからデロデロとボクサー音を響かさせ、
レカロシートを入れさせ、毎月2回も洗車機にかけさせ、
スタッドレスを履いてスキー&スノボまでさせたB4はアトレーにも
弄りを加えて四輪車を楽しめるようになるほどにアトレーには無い
B4なりの魅力がある。
今回は「アトレー賛歌」だから、そんなB4についてはまた機会に書こう。
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日常ではアトレーが一台あれば何一つ困らない。NAやATだったら
ストレスだらけの軽でも過給タービン付きの5速MTならば想像以上に
キビキビと走ってくれるのだ。辛いと言われる高速道路だってエンジン
音はうるさいがターボパワーでラクラク♪。大きな声では言えないが
長い直線があれば140km/Hのメーターを楽振り切れるのだ:-p
そりゃホイルベースは短いし、横風に弱いのは仕方ないけど100km/H
以下なら殆ど問題にならない。荷物を満載しなければ軽1BOXの重心は
意外に低いからロールはデカけど無茶しなければそう簡単にインリフト
したり、横転しない。
遅い車は遅い車なりにテケテケ走れば「操る楽しさ」を感じられるのだ。
特にMTは。ただ世の中には色々な人たちがいて、
例えばアトレーで無茶を楽しんでいる人や(笑)、軽1BOXでありながらなんとオーナーズ
クラブまで存在している。
自分はこのクラブには入っていないが、ここのステッカーは貼ってある。
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貨物車だから、リヤシートをたたみフルフラットな荷室にすればその積載
能力は絶大だ。元々バイクのトランスポーターとして使う為に買ったのだ。
あまり大きなバイクでなければ、ちょっとした工夫で積む事が出来る。
実際に我がアトレーに積載した実績の有るバイクは以下の通り。大半が
自分で所有したモノだが、バイクを運ぶという人に頼まれたり、貸したりして
積んだのもある。
ホンダ :QR50、XLR250R
ヤマハ :SRX600、SR500SP、TZR250RS、TY250ZS、セロー、BW'S、DT50
スズキ :TS400、アドレスV100、GAG
カワサキ:KLX250SR、AR80
つまりアメリカンやリッターバイク、巨大ツアラーは無理でも、中型バイク
以下なら大体は積めてしまうのだ。レプリカのようなon車だけでなく、
off車でさえも小径ホイルへ付け替えとかの面倒な作業は無しで行ける。
ただし以下の対策は必要だが。
アトレー側での準備
1)左後部座席取外(フルサイズoff車&TR車限定、ミニモト&ON車は不要)
2)運転席&助手席の位置を前へ移動(積む車種のサイズにより必要あり)
バイク側での準備
3)ミラー取り外し(off車は必須可倒式なら不要。ON車は車種による)
4)バーハンドル下げ(バーハンドル車はクランプを緩めてハンドルを下げ)
5)フロントフォーク圧縮(OFF車必須、ON車不要。タイダウンを使用する)
6)リヤフェンダーやリヤキャリア等の取り外し(ON,OFF問わず車種による
この対策を全部をやる必要があるのは、フルサイズOFF車くらいで、それ
以外の車種は必要に応じてやるのでさして面倒ではない。
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積み方を工夫すれば、同時に大小2台積む事も可能だったりする。
嘘じゃない、実話だ。
これがその証拠写真(笑)、昔サーキット走行会に行く時に本気
走り用SRX600改とパドック&お遊び用AR80を同時に積んだ様子だ。
ちゃんと入ってるべよ(笑)?これで助手席も人が乗れるのだ。シートは
一番前だけど。ただし見ての通り、サーキット走行に不要な保安部品や
リヤのフェンダーを全部外して、さらに見えないがセパレートハンドルの
左側だけを緩めて位置を車体に並行にしてある。そんな些細な小細工
するだけでちゃんと2台乗るんだよ。二台目はこのように逆向きで乗せ
られるような軽さと、小ささを要求されるけどね:-p
サーキット走行用に使う車体は今は重たいSRXから軽いTZR250RSに
なったし、ここに写ってるARは手放してしまったけど、今はTZRと一緒に
お遊び用にQR50を積んで、現地で乗り回して遊んでいる。今度勢いで
スズキのGAGを入手したので、次回の走行会ではそれをお遊び用に
使ってみる予定。
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おっとっと、軽1BOXネタから違う世界に行く所だった。話を戻そう。
バイクを積んでコースに行くと、バイクを下ろした後にこいつはベースと
なる。これは先日行った時にアトレーをベースとした時の様子。
ルーフキャリアを装備してあるので、そこにステンレス製収縮物干竿を
ゴムひもで縛りそこから日よけタープとして手持ちの大漁旗を張った。
結構サマになってるっしょ?タープが何で大漁旗なのか(笑)、それは
永遠のナゾだ。
このように荷物を下ろせば中は大人が二人余裕で寝れるほど広い。
跳ね上げ式テールゲートが屋根となり、雨が降ってもその下は使える。
両側スライドドアは荷物の積み下ろしだけでなく、バイクのタイダウン
作業や人の乗り降りも楽だし、こうやってベース化したときも便利だ。
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バイクを積んで、固定する場合、タイダウンベルトをどこにかけるのかは
最も重要なノウハウだ。自分はこのアトレーに兄弟車のハイゼット用の
荷室内用フックを車体の内側からドリルで穴を貫通させて、ボルト止め
して装着してある。
ディーラーに作業を頼んだら、「これはハイゼット用だからアトレーには
付けられません」と来たもんで「じゃあ自分でやってやるよ」と部品だけ
買い、自宅で取説を見ながら施工した。
ただこのフックは強度が弱いので、メインのタイダウンはリヤシート
固定用のフックが刺さる箇所の鉄パイプ部を使って、ラッシングベルト
(ガチャガチャ)を使ってフロントフォークが縮むくらいにガンガンに固定
した後で補助として使ったり二台目を乗せる場合に固定するのに使う
だけだったりする。
つまり前方のそのポイントを2点固定、ギヤを入れ、ブレーキレバーを
ゴムひもで縛り、前後ホイルも固定すればそれだけで十分安定する。
もし荷室の床に取り合いがなければドア開口部上部にあるリヤシート
用の取っ手?だけでもバイクは固定できるが、詳細は長くなるから
割愛する。
載せる時、下ろす時はラダーの横にRVプラボックスを置いてそれを
踏み台にして人間も荷室に入るといい。下ろす時はギヤを1速に入れ、
クラッチを握って出してダー上でクラッチを繋ぐ事でブレーキをかける。
フロントブレーキではロックし滑る。
他にも軽1BOXをトランポとして使うノウハウはあるが、長くなるので
この辺で終わり。自分のバイク仲間は同じ軽1BOXのエブリィにTRX
850を載せてサーキットに行く。つまりはウチのアトレーもそのくらいの
バイクまでは工夫すれば乗せられるって事。
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バイクを載せず人を乗せれば大人4人でも普通に走る。ターボ万歳(^^)/!
独り者だったら引越しだって出来るぞ、今の所に引越ししたのだって
この車でやったし、その前の新婚家庭に引っ越したのだってこいつ
だけでやった。何往復もしたけど(^^;)
車内は軽としては広いし、ターボ車だけどガソリンはレギュラーだし、
高速料金は安いし、自動車税も年間4000円!車検付バイクと同じ、
安い!、B4の自動車税はその10倍だぜ(-_-;)
任意保険も普通車より安い。燃費はターボだけにそんなによくない
けど大体12km/Lくらいだ。オイルも安いし、タイヤも安い。B4ならば
4本換えたら10万コースだが、アトレーは2万前後だ。
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ノーマルではカーステレオが安物ラジカセより酷かったけど、社外
スピーカーに変えてトヨタ純正DSP付き4ch30W*4アンプ内臓の
カセットデッキに換えて、フロントにチューンナップツィーターを増設、
リヤに小型3WAYスピーカーと薄型チューンナップサブウーハーを
積んだらいい感じの音が出る出る♪
リヤスピーカーとサブウーハーは荷室のマットにベルクロで止めて
あるのでバイクや人を乗せたり荷物を大量に積んだ場合は荷室内
なら位置を自在に変えられる。フロントドアスピーカーはデカいマグ
ネットの物に替えたら音質が激変!これはオススメ!
マグネットがデカイと下ろしたガラスに当たるが、バッフルボードを
自作してスピーカーを手前に持ってくれば大丈夫だ。出っ張る
厚さを要チェックしないとガラスが全開に出来なくなる。自分は
ベルテックの10cmφでマグネット側が38mm出っ張るのを使う。
ノーマルスピーカーが28mmの出っ張りだったので増加分は自作
バッフルボードで補っている。
自作というと大げさに聞こえるが、厚さ1cmの硬質ゴム板を買って
型取りした後でカッターで切り抜いただけだ(^^;;)。一個10分程で
出来る。これで十分。
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ああ、気が付けばまた取り留めなく長々とダラダラ書いてしまった。
そろそろまとめよう。
…つまり、このくらい軽1BOXは「使える車」「遊べる車」。以上<ばき!
ただし当然だが欠点はある。最後にそれをまとめて、今日はこの辺で
終わり。
・車両価格が高い。新車なら150万、旧規格中古もマトモなら50万超
・規格がよく変わっているので一概に「軽1BOX」と言っても色々ある。
・今売ってる新規格は荷室の幅は広いが長さが短い。バイクを載せる
なら幅は狭いが荷室の長い旧規格。リヤシートは分割を選べ。
・旧規格軽は安全性皆無。自分の身体を潰し荷物を守る乗り物(--;)。
独り者ならいいが、家族で使うのなら最低でも新規格を買うように。
・「乗用グレード」とか、「ワゴン」とか言っていても…所詮は貨物車。
・NA車、特にAT車はびっくりする程走らない。NAならMTが必須。
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