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2005.12.24

「幸せであるように」 by FLYING KID'S

貧乏生活に日々いそしむ自分は新品CDはaikoのしか買わない。
残りは殆ど中古だ。しかも高いのは買わない。安いのばっかりだ。
そうやって集まるCDは、不思議と特定のアーティストが揃う(^^;;)
あえてその理由は記すまい。アーティストの名誉のために<ばき

これは、ただカネが無いから、じゃなくて、安いワゴンにどよよ〜んと、
淀んでいる駄作の中から、私的な名曲を発掘するのが好きだからだ。
正直、失敗も多いけどさ(自爆)

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でも、中にはなんでこの曲が入ってるCDが100円なんだ?なんて
いう物もある。例えば藤井フミヤの最高傑作だと勝手に思っている
「TRUE LOVE」が収録されてるアルバム「エンジェル」なんて100円
なら絶対買い!とか思うのだが(当然自分は購入した)、いつも2〜3
枚の在庫がある(^^;)。また私的に大好きな爆風スランプは250円均一
コーナーに一式揃っていたので棚買いして全部揃えた。

そうやって買っていった(格安中古)CDの中で、最近お気に入りの
アーティストが、FLYING KIDSだ。彼らはかの「イカすバンド天国」で
デビューしたバンドだ。大学時代、コンビニバイトから帰ってきてから
よく見ていたよなぁ、イカ天は。

そう思って、懐かしくなってかなり以前に買ったのが「THE BIBLE」と
「HOME TOWN」だった。でもそのままCDラックに置いたまま聴いて
無かった。でも、最近思い出したように、その2枚を良く聴いている。
今聞いてみると、彼ら、マイナーな存在だったけど、実は凄く良い曲を
作っていた相当に実力のあるバンドだったんだな、という事がわかる。

あの当時はそれほど好きじゃなかったんだけどねぇ<ばき

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脈絡がないようだけど、今日はクリスマスイブ。不思議とこの2枚には
一曲ずつクリスマスソングが入っている。両方とも失恋ソング?片方は
復活愛?の曲だけど、まあ季節モノだから聴いてても季節的雰囲気は
出るがそれほど悪くない(^^)

電飾きらびやかな街中を車で流すときのBGMにはいい感じ♪

脱線するけど自分的にはB'zの「いつかのメリークリスマス」が最大の
メンタルダメージを与えてくれる曲なんで、実は今でもあまり聴きたく
ない。何せその歌詞と殆ど同じシチュエーションを、幸福な方から不幸
な方まで全部ひっくるめてほぼ同じ実体験してるから…(;_;)
自分が買って帰ったのはイスじゃなかったけどさ<ばき

おっとっと、話を元に戻そう。

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で、その「THE BIBLE」にはFLYING KID'Sの名曲、「幸せであるように」の
ライブ版?が収録されている。それをクリスマスの電飾で飾られ幸せそうな
人たちで賑わう街中を走る車の中で聴いていると、こう思わずにはいられな
かった。

誰、という特定な人物に限らず、地球上のありとあらゆる命ある者が、
このクリスマスという限られた時間であったとしても、みんなみんな、
み〜んなが、幸せであれば、幸せを感じられればいいなぁ…
ってね

  「幸せであるように〜心から祈ってる〜♪」

…そうだよ、みんな幸せであってくれ(^^)

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誰一人自分を待つ者などいない、冷たくて暗い我が家に帰り着き、
クリスマスという事で奮発して買ってきたファミマのフライドチキンと
一本88円の缶チューハイで、たった一人でメリークリスマス(^^)/☆

正直、そりゃ虚しいし、寂しいけど、自分という人間にはこれ以外の
生き方は許されてなかったんだから仕方がないわな。今の暮らしは
決して満たされる事はないけど、代わりに今以上に失うモノも無いし、
パキシルやホリゾンを齧る必要も(今の所は)無いしね。

ひねくれて考えてみれば、今以上には決してなれないけど、現状
維持ならばこれこそが自分が人生の全てを費やし、ようやく自分の
実力で掴んだ「究極の幸せ」かもしれない。ならばどんなモノでも
そこにあるものを使って生きて、そして楽しまなきゃ損だぜ(^^)

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アルコール熱機関としてはスーパーカブ並に燃費が良い自分は
缶チューハイ一本で十分ハイになってフラつく程酔っ払える(自爆)

この文章も酔っ払いながらキーボードを打ちつづけているので文脈が
メタメタだが、まあこういうのもタマにはいいだろ、何せ今日はアラーと
天照大神が神聖な牛とフンコロガシに乗って祝う金婚式であらせられ
ますますクリスマスなんだし…(-人-)南無阿弥陀仏でアーメン<ばき

で、ふと思い立って、寝床のカーテンに靴下をぶら下げてみた。

洗濯済み(^^;)

自分のようなダメ人間の烙印を戸籍に刻まれた中年男の所には
サンタクロースが来るはずは無いんだけど、幼少の頃からクリスマス
ってのは「幸せの象徴」だったから、あえてぶら下げてみた。

自分の靴下が満たされる事はもうない。明朝になっても、来年も、
未来永劫空のままだ。当然、自分自身がサンタクロースを演じて
靴下にプレゼントを入れて、喜ぶ姿を見て幸せな気持ちになる事も
もうない。だけど、明日の朝、その空の靴下を見て、こう思いたい。

「自分の靴下が満たされないって事は、きっとどこかの誰かが
その分だけもっと幸せになれているに違いない(^◇^)♪」

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ついでに「見分不相応な未来を望んでも、結局はこうなるのだ」、と
いう現実を、諦めの悪い自分自身に思い知らせる効果もあるから
まさに一石二鳥<ばき

…それでは、おやすみなさい(^^ゞ > ALL


 

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コメント

そんなに悲観的にならんでくだされぇ!

さっき逗子マリーナから江ノ島方面にサンタさんが飛んでいくのを見ました。
でも丁度 冬の花火が打ち上がってたからヤケドしたり撃墜されてなきゃいいんだけどなぁ~ 

投稿: アーメン 素麺 | 2005.12.25 08:05

朝が来て、室温が3度、屋外が0度を示す屋内外温度計の数値に
ビビりました。早起きしてスノボに行くつもりが、どうしても
起き上がれずダウン。うーん、もしかしてSASを発症してる?
この数日ちょっと変です。


アーメン 素麺さん:

メリークリスマスです(^^)/

最近アメリカではそれが宗教色が強い、という風潮で
「ハッピーホリディ!」と言うらしいですが、ニッポンでも
ありがちな、かの筒井康孝氏が断筆するに至った魔女狩り的な
「言葉狩り」の一種のようです。

そうそう、やっぱり靴下には何も入ってませんでした<ばき

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うーん、第三者から見るとやっぱり悲観的に見えますか(^^;)?
自分としては徹底的に冷めた立場で客観的に見た己の現実、と
いうイメージなんで全然悲観してるつもりは無いのですが(笑)

自分自身を過大過剰評価して、本来届かない高みにまで背伸びして
それでも届かず持論をひん曲げて高い高いゲタを履き、バカ殿ズラを
被ってまで虚勢を張り頑張っても、結局一度も勝てずに負け続けて
その後大転倒して…今に至りますもんで(^◇^;)

それ以降、根拠無く奢り高ぶらず、無意味に卑下しすぎない、つまり
「シークレットブーツを履かず、ズラを被らず、矯正下着と
美容整形と塗りつぶす化粧をする事のない」
生身の自分を
追求し続けています(^^ゞ

こってり調味料を染み込ませてドロドロのソースに漬けて強烈な味の
副菜に囲まれた料理も、全てをハギ取って生で刺身にして
食ってみたら、その本当の味がわかるように(^^)

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人間にとっては聖なる夜も、鶏や七面鳥にとっては
大虐殺のホロコーストみたいなもんです。そう考えると
空を飛ぶサンタクロースは鳥類の絶好の標的となって
襲われそうな気がしますね(^^;)<ばき


投稿: ino | 2005.12.25 10:00

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