« 人妻からの「誘惑」を蹴る | トップページ | 健康保険に思うこと »

2006.01.18

最近ハマった昼休みの遊び

サラリーマンにとって、仕事の合間にある昼休みは緊張感から解き放たれる
砂漠の中のオアシスのようなものだ。過酷な砂漠を移動する時に、一瞬だけ
現れる緊張感の解ける瞬間みたいなモノだからね。

ウチの会社はその昼休みが短くて、45分しかない。地方の現場事務所ならば
それが一時間あって、メシを食った後に寝る事で、午前中の労働で肉体疲労
した身体を休める事が出来るのだが、45分だとメシ食って+αで大体終わり。
脳みそのシワが無くなるほど頭を使うけど、力瘤が盛り上がるような仕事は
こっちではしないからそれで十分と言えば十分なんだけどね。

------------

…とか何とか言ってる自分は、実はロクに会社で昼飯を食ってない(^^;)

何故なら、朝飯は常時しっかり食っているので肉体労働しない仕事だと腹が
減らないから。減ってないのに食うのは、真冬に冷房入れたり、真夏に暖房
使うようなもんで、意味が(意義も)無いから。腹が減ってりゃそりゃ食うさ。

この一年くらいは一週間が5日とすると、そのうち2〜3日は食ってるかな?
しかも、その2〜3回とは普通のランチではなく、庭由来の貧乏食だったり、
自宅の食生活を職場に持ち出す自愛弁当
が多いのでコストは安いのだ。

他にも、昼飯代を削ぎ落とす貧乏テクとしては、例えば近所に買出しに行く
時などは、週初めに見切り食パンを一斤購入し、会社の給湯室にある冷蔵庫
に99shopの激安エジプト産ジャム(350g/99円)を忍ばせといて、それを塗って
食ったり、近所のスーパーまで足を伸ばし惣菜を買って挟んで食ったりして、
一週間かけてその食パンを食い続けたりするのも、よくやる手法だ。

また5食で199円のチキンラーメンPackを買ってロッカーに備蓄しておいて、
それをコーヒー用と兼用の750ccの巨大マグカップで作って食えば、普通に
コンビニでカップラーメンを買うよりも圧倒的に安上がりで済むののだ。

え?それじゃ具が無い?簡単だよ、10個88円の玉子と、乾燥ワカメも一緒に
買っておいて、それをマグカップにブッコんでお湯を注げばいいのさ。
あ、一瓶105円のラー油も机の中に常備しておくと、より美味しく頂けるぞ、
なにせこれは一食60円もかってる超リッチな昼飯だから楽しまないと<ばき

ちなみに、当然だけど誰かとランチを囲む機会があれば、普通に普通のモノ
を注文して普通に食うよ(^^;)。自分は誰かに迷惑を及ぼす「ケチ」でなく
自分一人を徹底的に抑制し、絞り尽くす「節約」をしてるのだから。この
似て非なる二つを勘違いされるのは心外なので、念のために明記しとこう。

そのおかげか、せいか、微妙ではあるが、この一年間のアベレージで見ると
自分は昼飯代として450〜500円前後/week、使ってることになるようだが、
もう少し減らさないとこれからのサラリーマン大増税時代に生き残れない。

マックや牛丼、立ち食いソバと言った目ん玉が飛び出るほど高額なメシは
「夢のまた夢」、下流人間にはとても手が届かねぇ「高値の花」さ(T〜T)

…おっと!、今回はそういう貧乏昼飯が主題じゃないや、話を元に戻そう。

------------

知的労働者の昼休みは、つまり頭を休めることが求められるので、例えば
多くの人は机上のPCでソリティアやマインスイーパと言った、ミニゲーム
を脊髄反射的に淡々とやっていたり、ネットニュースサイトをナナメ読み
して、気分転換を図っていたりする。

耳を塞ぎ、眼を閉じて、意識を落とす事をしないと、脳みそは休まらない
けれど、仕事で使う部分を休めて、他のところを使うとそれはそれで十分
気分転換になるのだ。

自分は夏や秋には、麦藁帽子を被って外に出て、会社の裏庭を開墾して
作ったイモ畑のメンテナンス
をしているのだが、冬は2月にジャガイモの
植付けをするまでは畑遊びはしないので、屋内にこもりネットサーフィン
していた。

そこで、面白いページを見つけて、最近は毎日欠かさずそこにアクセス
している。それはここだ。

     http://mdn.mainichi-msn.co.jp/ 

開いてもらえば、判るのだが、何てこと無い、毎日新聞の英字版HPだ。
これの何が面白いのか?というと、実は、このHPを開いた瞬間にある
トップニュースの全文を見て、それを昼休みに訳して読んでいるのだ。

なに?それは単なる「英語の勉強」だろって?
ちゃうちゃう、正真正銘の遊びなんだよ(^^)。

------------

英語という学問や科目は、自分は理系エンジニアでありながら苦手だ。
当然英会話で技術討論は出来ないし、英文の論文を書くのも一苦労だ。

以前自分で作文した長い英文を、米国人の友人に見せたら、涙を流して
笑われた事もある(^^;)。以前、諸般の事情により一人で地球の裏側に
旅した時も、相当苦労したっけ。ちゃんと辿り着けたから最低限の意思
疎通は出来たけど、所詮はそんな語学レベルの人間だ。

でも、英文のニュースを眺めて、それがどういう内容か想像する位は
出来る。だって中身は日本で起きた事件が殆どだから。実は最初は
「英語の勉強」のつもりで嫌々始めたのだが、内容が学問でなければ
技術的な物でもない、日常生活ネタが殆どなので、要所の単語を
知らなくても、それでも何となく内容がわかるのだ。

例えば昨日(1/17)にはこんなニュースが流れていた。以下全文引用。

-- ここから引用 --

Hokkaido man handed 12-year prison term for fatally torching dad

 KUSHIRO, Hokkaido -- A 27-year-old man who fatally set fire to
 his father after pouring kerosene on him following an argument
 was sentenced to 12 years in prison on Monday.

 "He poured kerosene oil over a living man and set fire to him,"
 said the judge presiding over the case at the Kushiro District
 Court."We cannot understand the motives in the murder of the
 father."

 The 58-year-old father criticized Hiroo Morimoto over the son's
 job on Aug. 11 last year, leading to an argument, according to
 the court's ruling.

 Morimoto then poured kerosene oil over the father, who was
 sitting on a sofa, and set fire to him with a lighter.

 The father died five days later from extensive burns, the
 ruling said.
                         (Mainichi)

-- ここまで引用 --

ぱっと見ると判らない単語が要所にあったが、それは面倒臭がらず
辞書を引いて調べてみるのだ。すると欠けだらけのジグゾーパズルが
徐々に組みあがり、記事の内容が、少しずつその組みあがってゆく
ピースから透けて見るように、全体の事件の内容が見えてくるのだ。

この感覚が、まるで暗号を解くような、はっきり言えばクロスワード
パズルを解くような、そういう面白さがあることに気が付いたのだ(^^)

しかも、英語の教科書ではあまり見たことの無い表現、つまり生きた
英語に触れられる絶好のチャンスでもあるのだ。例えば上記の記事の
最初にある"fatally torching dad"ってそのまま訳すと
「宿命的に父を灯す」、何の事やねん?…あっ!これ、「不運な父に
火を灯す」って事か(^^;)、つまりこれで「父に火を点け致命さす」、
要は「父を焼き殺す」って事か、とようやく判るのだ(^^;)<ばき。

------------

あくまでニュアンスさえ伝わればいいから、英語のテストで100点を
取るような模範解答をする必要は無い。コテコテの直訳でいいのだ、
で、上記の文章を何回か辞書を引き無理矢理直訳したのが以下の文。

無理に日本語の文章に創作しなくても、英語の表現は英語の表現の
まま理解していればいいのさ(^^)<ばき

- - - -

北海道の男が12年の牢獄義務に処せられた、父に火を灯し、
致命させた、として。

 北海道は釧路で---月曜日、彼の父親に灯油を浴びせ、火を放ち
 絶命させた、27歳の男に、牢獄に12年入る判決文(following an
 argument)が言い渡された(was sentenced to)

 「彼は灯油を生きた人にかぶせ、そして火を放った」釧路地方
 裁判所の判決理由は語った。「我々はその父の殺人の動機が理解
 出来ない」

 裁判所の判定による論証を読むと(転じて調べによれば)、
 58歳になる父は息子の仕事について、モリモト・ヒロオを批判した
 去年の8月11日に。

 モリモトはそのソファーに座っている父に灯油を上から浴びせて、
 ライターで彼が火をセットした(転じて火を放つ)

 その父は広範囲の燃え(転じて重度の火傷)により5日後に死んだ、
 と判定(者)は語った。

- - - -

文章はおかしいけどこれで何となく記事の意味は伝わるっしょ?
で、この記事の日本語版は以下のようになっていた。以下引用。

-- 以下引用 --

父親灯油焼殺:息子に懲役12年 北海道・釧路地裁判決

 父親に灯油をかけ火をつけて殺害したとして、殺人の罪に
 問われた北海道釧路市星が浦大通2、会社員、森本紘郎被告
 (27)に対し、釧路地裁は16日、懲役12年(求刑・懲役
 13年)を言い渡した。西田時弘裁判長は「生きた人間に灯油を
 かけ、火をつける残虐な犯行で、親の殺害は理解しがたい」と
 判決理由を述べた。

 判決によると、森本被告は昨年8月11日午後3時ごろ、白糠
 町東南2の父将文さん(当時58歳)の自宅で、仕事のことなど
 で怒られたことから将文さんと口論。2階居間のソファに座って
 いた将文さんに頭から灯油をかけ、ライターで火をつけて全身に
 やけどを負わせ、5日後に死亡させた。

-- ここまで引用 --

明らかに英文にはない記述が入ってる。例えば被害者が二階にいた、
とか住所の細かい番地、とかね。でもそれ以外のニュースが伝え
ようとしていたニュアンスは、辞書を何回か使えばちゃんと英文から
判るのだ。

こうやって事件のニュースを連続して英文で読むと、例えば「逮捕」
という言葉も英語では色々な表現方法があるんだな、と判るのだが
それがまた面白くて仕方がない。例えば"arrested for"以外に使われ
ていた"collared"という言葉があるのだが、脳内直訳すると「襟首した」
なにそれ?、と思って辞書引いたら「首根っこ押さえた=逮捕した」
いや〜面白れぇ!面白いよコレ!!

------------

上記とは逆に、日本語版では伝えていない情報が英字版に込められ
ている事もある。例えば以前北海道で発生した中学2,3年による
学校の窓ガラス割り事件の記事には、日本語版には書かれてない
こんな記述があった。元記事はリンク切れしてるみたいなので英文の
一部のみを引用。

-- ここから部分引用 --

The boys, whose names are being withheld under the
Juvenile Law,
sneaked into nine municipal elementary
and junior high schools in Higashi-ku, Sapporo, on 10
occasions between July24 and Sept. 3, 2005, local police
said.

--ここまで部分引用 --

つまり、少年法の保護下にあるので名前は公表しない、と
ちゃんと明記されているのだ。日本語版にはそんな記述はなかった。
こんな所に、英語と日本語の表現だけでなく、文化の違いも何となく
感じられるのだ。

------------

つまりこれは、ニュースを「知る」という行為と、暗号解きのような
知恵を使ったパズル感覚と、教科書的な文法やイディオム集には
無い「生の英語」の表現に接する驚きと、英語圏と日本語圏の解釈や
文化の違いまで感じる事か可能な、勉強のようで、でも何のノルマも
義務も無いから、結局は単なる「遊び」なのだ。

最初はどうかな、と思ったけど、あまりに面白いんで、このところ
ずっと毎日欠かさずにこれをやってる。そうやって大体同じジャンルの
記事を見続けていると、何度も同じような表現を見ているので、辞書を
引かずに、さらに脳内で日本語化せず、英単語がそのまま意味を
もって意識にダイレクトに伝わるようになってくる。

例えば"attempted 〜"、とあれば「〜未遂」だ、とかね。

そうすると、一つの記事を読み取る速度がどんどん早くなってきて、
さらに直訳したあとに日本語版の記事を見るから、直訳文もコテコテ
から少しずつ日本語っぽくなってくるから我ながら不思議だ。

つまり、これは100%遊びなんだけど、それが結果「英語の勉強」に
なっているのだ。つまらないとか嫌だとかいう中高生の頃の英語の
授業に感じていた負の感情が一切無しでね(^▽^)えへへ<ばき

ちゅー事で、これサラリーマンにはオススメ、マジで面白いよん(^^)/♪


 

|

« 人妻からの「誘惑」を蹴る | トップページ | 健康保険に思うこと »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

マインスイーパフラグと言う対戦型マインスイーパがあります。対戦してみませんか?http://groups.msn.com/minesweeperflag

投稿: マイン好き | 2006.01.19 22:34

マイン好きさん:

コメントありがとうございます(^^ゞ

いやー、マインパはそれほど得意じゃないんです(汗)

それに最近は英訳の方が面白くってそっちが止められません(^^)
今日は北九州であった、バスカード横領事件を見ましたが、

http://mdn.mainichi-msn.co.jp/national/news/20060119p2a00m0na026000c.html

英語だけでは、「助役」とか「横領」って日本語を導き出すのが
難しいですが、つまりそれは英語で言えばそういう風に平たい表現で
しか表せられない(簡単な表現でも十分伝わる)って事かも
しれません。

しかし"pocketed"が、「ポケットした」→「ポケットに入れる」→「横領する」っていう
意味があるとは、また驚きです。

それに出てきたpawnshopという単語を知らなかったので辞書を引いたら
…「質屋」…色々勉強になりますね(^^;)


 


投稿: ino | 2006.01.20 20:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32094/8222802

この記事へのトラックバック一覧です: 最近ハマった昼休みの遊び:

« 人妻からの「誘惑」を蹴る | トップページ | 健康保険に思うこと »