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2006.04.03

女に判らぬ「男のロマン」

「今の世の中は女が男を操って全てを動かしている」

                  by ino

…こんな事を書くとT嶋Y子女史を筆頭とする世の中のほぼ
全ての女性がその後の一切の話し合いを拒否して、まるで
某氏を風刺した漫画に対して狂信的な暴力行為を全て正当
化して暴力の限りを尽くし暴れまくった、某カルト宗教の
信者のように、非難轟々阿鼻狂乱の実力行使の闘争に入る
だろう<ばき

まあそれは冗談だけども、出来そこないの不良品とはいえ、
「男」を37年間やってみた結果、自分が思うのはこうだ。

 ino:「男は何をやっても女にだけは勝てない」

これが真実かどうかは判らないけど少なくとも現時点での
自分の持論である事は確かだ(^^ゞ

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ここで一つ勘違いして欲しくないのは、この「勝つ」とか、
「勝てない」ってのは「腕力」でもなければ「権力」でも
ないし「能力」でもない、って事だ。この「勝てない」を
言い換えれば単に「頭が上がらない」って事だわさ(^^)

つまりそう言った「~力」と表現される、例えば「忍耐力」
「行動力」「創造力」「表現力」といった事をひっくるめて
全てにおいて、男女に格差など無い

もし、仮に格差があるとすれば、それは性別云々ではなくて
あくまで一人の人間として勝っている、劣っている、という
事だ。それを認めたくないから都合よく「男と女」と二値化
したマクロ系に話をすりかえて非難する裏で言葉に出さずに
「だから自分は何も悪くない」、とやる・・・これは見苦しい、
見苦しいだけでなく、実に卑怯な行為だ。

事ある毎に「女の癖にでしゃばりやがって!」と有意義な
議論を避けて話を打ち切るオヤヂどもが、この典型例だ。

そもそも「強い」は全てが良い事ではないし「弱い」は悪い
事じゃない。互いが自分の持つ強さと自分の弱さを自認して、
誰もがそんな「個性ある独立した人間」である事をお互いに
認め合い、それを尊重しあえればそれでいいのさ(^^)/

------------

だが、この世の中が女性中心に回り、女性が望み、願う方向
に向けて動いているのは、ここでいちいち言うまでもない。

これは動物の本能として、オスはメスを求めざるを得ないと
いう止めようが無い大いなる原動力があり(その逆は無い)
その大自然の摂理に命の襷を受けた者は逆らえないからだ。

…と、小難しい事を言わずとも、平たく言えばこうなる。

 鉄則1:「女(メス)は優秀な男を選ぶ権利がある」
 鉄則2:「男(オス)は選ばれるよう努力する義務がある」

つまり一見すると不条理な男社会のように見える今の世相は
そんな表に立ってる「力」ある男が、実は影で支える女無し
では成り立たないという、立派な共生関係になっているのだ。

多くの女は表に出てないが、実はそんな女こそが男を上手に
コントロールしている。男は自分がそんな状態となっている
事に気付きすらしないか、またはそれを察して、気付いても
実はそれが男にとって良い状態である、という事をちゃんと
理解してるのだと思う(^◇^)。

要は「女という釈迦の手の中で踊る孫悟空が男」って事。
この図式のまま人類は今までずっと生き延びてきた。この
方法は古臭いようで、実に巧妙で意味のあるシステムだ。

そして上の2つの鉄則はそれによってさらに要約が出来る。
大それた話ではあるが、人間の社会、世界は以下のたった
一文で全てが説明出来る、かもしれないよ(^^)

 大原則:「女は生まれながらに女だが、男はそんな女に
      認められ必要とされて初めて『男』になれる

------------

残酷な言い方をすれば、全ての生物のオスとは、メスに利用
されるために存在しているとも言える。人間の場合も単純で、
ブタだっておだてりゃ木に登るように、男は女に上手に煽て
られれば自分の実力の120%を易々と発揮出来るし、頑張れる。
そういうモノなんだよ(^^ゞ

つまり女に認められるのなかった、例えば自分のような
存在は、この世ではそもそも「男」ですら無い(^^;)<ばき

そんな「男ではない人」が新しい社会を築く事を「女」は
決して許さない。もしそれが認められたのならば「女」が
どこかでそいつを「男」として認めた、という事になる。

・・・つまりこれが「女が社会を動かしている」って事なんよ。

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と、社会的に男でない自分も、一応動物学的にはオスなんで、
ここからは「男」のフリをさせてもらい本題に入ろう<ばき

さて、無責任な一般論として現実的な女に対し、男はロマンを
求める、という話がある。その女に理解し難い「男のロマン」
っていうのは、一体なんだろう(._.)?

例えば人によってそれが酒だったりタバコだったりプラモデル
だったり、紙飛行機だったり、単車だったり、四輪車だったり
冒険旅行だったり、人によってはキャバクラだったりするかも
しれない。

だがそれら全ては女性だってやろうと思えば出来る物ばかり。
つまり「女には判らん」というモノは実はそんなに多くない。
男性諸君、女性はそんなにバカではないし不器用でもないぞ、
もはや、男の聖域なんてものはこの世にはほとんど無いのだ。

強いて言えば、男から発信され、男だけがそれを認めた物が、
女からは認められにくいけど男が求めている一種の「ロマン」
になるのかもしれない。

例えば大藪春彦の書く、有る意味ワンパターンな世界観には、
確かに男心の片隅で何処かで憧れるワルいヒロイズムが漂う。
かく言う自分も、彼の著作を一応一通り読んだ事がある。

だが、そういう自身の欲望を満たすためだけにある肉体と頭脳
を持つダークヒーローはあくまでも非現実だから許されるので
あって、実在したら自分はアッサリ殺られる側だから困<ばき

じゃあ具体的で身近な、男にしか理解し難い、男だけが納得
出来る、そしてその感覚を共感出来る、そんな「男のロマン」
っていうモノはこの女尊男卑社会では存在してない、いやや、
しえないのじゃないだろうか?

…そんな事をここ数日考えていたら、ある所で、あっけなく
それを見つけた。男なら少年時代を入れたらば誰もが一度は
コイツを狙った事があるだろうし、もしこれが中央に乗って
いればそこから落とそうという生産性の無い努力をした事が
あるはず、中には例えばぐる~っ、と一周させてみるとか、
人より早く消失させてやろうとしただろう、間違いないっ!

そして、そんな行為はまず絶対に女は理解出来ないだろうし、
これに挑戦する女も、まずいない…よな、そう願うよ(-人-;)

そんな「男のロマン」とは…これだ(苦笑)
 ↓
この緑玉がある事をするとどんどん溶けるのさ

あぁっ!、今やこんな所のこんな物にしか、男にはロマンが
残されてないのかぁ(T◇T)ぅぅぅ <ばき!

------------

実際、自分が心に秘めたる「ロマン」はこんなモノじゃない、
他人に影響されずに自分自身で育てた、上記のアレとは違い
もっともっと大きくて、より深いモノだp(^◇^)q

あ、そういう自作の巨大芳香剤じゃなくて比喩よ、比喩<ばき

 

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コメント

私はただのクレープ屋のおばちゃんです。でも 毎日の店の営業の中で、男の方の甘いもの好きを肌で体感し、決してかわいくない私だからこそ心おきなくクレープを買える男性を見てきました
甘いものくらい好きなだけ食べたっていいじゃない。
イライラもなくなるし、気持の切り替えもできる。
がんばれ!!男たち!!おばちゃんはいつでも待ってるよ。

投稿: クレープの岸山 | 2008.03.19 13:01

大変申し訳ないのですが、こういう明らかな営業目的の
コメントやTBは基本的に一方的に削除させていただく
主義主張、なのですが、よくあるエロスパムでもなければ
汚い銭貸しとかでもない、どうやら本当に単なるクレープ屋
さんらしいので何となく脱力しちゃい(笑)、このまま(しかも
LINKも張ったまま)で、置いておきます(^^;)

ま、めったに来客のないBlogだから、たまにはいいか<ばき

 

投稿: ino | 2008.03.24 23:15

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