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2006年5月

2006.05.30

オレも先へ進もう(^^)

5/30は個人的に色々と思い出深い『記念日』だ。
あの日、あの時からもう丸3年も経ったんだなぁ…

未だそれが自分にとっての心の生傷であるにしろ、
その頃の傷跡をこの場で何度も晒し舐めていても
何時までたっても何も起こらないし、何ら意味が無い、
何の価値も生まない。それに今後の自分の為になる
ような新しい知見や活路を見出せる訳でもない。

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あの当時は自分一人にとっては幸せの時間軸であったけど、
当時の相方には(後になって知ったが)実は最初から屈辱と
後悔の日々であったわけで(自爆)、それを自分側から見た
一方的な観点でここで振り返る意味なんて無いんだよね。

今はもうこの世にカケラも存在していない、でも自分に取っては
今も当時と変わらぬ大切な人である「元カミさん」という人と言う
より人格との思い出は、唯一共有できるはずの、その一方が
もうどこにも存在してない以上、この世の中で自分一人だけが
持ってて、しかも自分一人にしか価値の無い、特殊にして特別な
モノ…だからさ(^^)

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当時の相方はとっくに新たな暮らしをスタートして、今もどこかで
自分と暮らすハメになった不本意で不幸な時代を唾棄するか忘れて、
それとは比較にならないほどの、彼女がずっと以前から望んでいた
幸せで満たされた生活を手にして、人生を謳歌している…はずだ。

少なくとも隣にいるのが自分でないという事が、自分が知る最後の
彼女が何より望んでいた事だったから間違いないだろ(^◇^)

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それに遅れること3年、そろそろ自分も過去や足元ばかりを見て
生きるんじゃなく、ちょっとでも僅かでも未来へ!進まなきゃ!!
とっくに「死んじゃった」元カミさんもこれじゃ成仏出来な<ばき

例えそれが今後も独りで生きて行く事なのだとしても、それでも
何でも精一杯!生きるため頑張ろう♪p(^^q))((p^^)qヨッシャ!


 

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2006.05.29

恐らく最後の「夏休み」をget

どこにでもいる地味で目立たない一介の中年サラリーマンである
自分は気が付けば37歳と人生の折り返し地点を通過して老化の
一途を辿り、ガンガン攻めていた若手から、守りをする必要もある
「中堅」という立場に立っている。

何事も無ければ、これから仕事の量と質、それに見合った社会的
責任も、望むと望まざるとに関わらず、幸か不幸か、今後どんどん
増えつづけてしまうだろう。一人の人間としてや、男としては最低の
存在という烙印が戸籍には深く深く刻まれているというのにね。

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それだけでなく既に来年は激務が約束されている。それによって
ヘタすると年収が今まで届きそうで届かなかった大台を突破する
かもしれない。とはいえ、忙しすぎて使うヒマも無ければ有意義に
使う事も無い
し、その目的も何も自分には無いのだが(自爆)

でも今年はある新技術ワーキングの開発担当責任者を拝命した
ものの過酷な現場労働は無い。しかも重い責任を背負った事で
代わりにある程度の裁量も持たされた。つまり自分が頑張れば
スケジュール的に余裕を作り出す事が出来る立場になった。

つまり平たく言えば今年は何年ぶりかで夏休みが取れるのだ。
最後にそんな休みが取れたのは結婚前だったっけ、そういえば。

自分なりに工程調整をして、恐る恐るその話を上司にして、休みを
申請してみた。実は半分やけっぱちだったのだが、意外にあっさり
了承された

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単なるサラリーマンだから、本心から欲しい長さの休みは申請する
事も、取ることも出来ない。そんなことを言い出したら、会社を辞め
ればいい、と言われかねない。だから自分の裁量の中でギリギリ
ひねり出し、ほぼ確定した今年の夏休みは、7/15~7/31

どんなに頑張っても、しがないサラリーマンじゃこれくらいが限界。
過去には渋る部課長と個室で激論を繰り返して18連休を勝ち得た
事もあったけど、今の自分の立場ではこれが限界だった。

でも、恐らく今後のサラリーマン人生で、定年を迎えるか、転職する
時以外でこれ以上の長さの休みは今後を考えると多分取れないと
思う。仮に再婚して結婚休暇を申請しても休めて10日くらいだろうし、
今後ありうる勤続20年くらいのご褒美休暇も同じようなもんだろう。

そう考えると、正月やGW、盆休みといった休みと連動せずに年休を
使うだけで二週間以上休める今年の夏休みは「サラリーマン時代の
最後の夏休み」となる可能性が高い。

人生最後の夏休みなら、出来れば学生時代のそれくらいの長さが
欲しかったなぁ(T◇T)<ばき

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その貴重な夏休みに、久々にかつて毎年のように繰り返し行って
いた、我が分身たるTW200で行く北海道ツーリングに行こうと思う。

北の大地には、まだやり残した事が沢山あるし、最愛の元カミさんの
最後に残った写真をあの湖畔で焚火を熾して火葬せねばならないし、
かつて大好きだった自分自身を殺して埋葬してきた、あの場所に行き、
当時の自分を掘り返して回収したい。

それが出来るチャンスは今年が最後だ。今後仕事面でも難しくなるし、
何よりも自分はもう若くない。体力もあの当時から比べたら劇的に
衰えている。単車で野宿しながら曜日感覚を失うまで気ままな「旅」が
出来る体力の限界は、もう手が届く、すぐそこまで来ている。

…今年行かねば、もう一生出来ないという事が、本能で判るのだ(^^ゞ

もしかしたら途中でもうダウンするかもしれない。それは老いた自分?
それとも5万キロ超を走ってるボンコツの20年選手、愛機TW200(^^;)?

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休みが内定した夜、そんな愛すべき相棒、TW200で夜走りしたくなって
庭から引っ張り出した。跨ると、どんな他のバイクよりも、身体に馴染む。
・・・やっぱオレにはコイツが一番!合ってるのかもな(^^)

エンジンをかけて、走り出そうとした途端に突然電装が落ちた(爆;)
何らかの理由でメインヒューズが切れたらしい。あれ?なんだ?
その日は結局夜走りを断念。どうしたんだぃ?ヘイヘイベイベーぃ♪
バッテリーはビンビンだぜぃ?
<ばき

時間のある休日にテスター片手にあちこちチェックしてみたが結局
原因不明。メインハーネスやCDIは以前全部交換してる、だからそれ
以外の場所だ。左ハンドルスイッチも新品に交換してみたが治らず。
うーむ、これ以上苦労するより、あとはプロに任せた方が確実だ(^^;)

旅先でトラブルが出ることを考えたら、コストをかけても、信頼性を
取る方がいいのだ。電気系だけでなく、一通り一式見てもらう事に
しよう、その方が後々考えると絶対にいいからね。てな訳で不動の
TWを久々にアトレーに載せてバイク屋に運び、修理に出した(^^;)

Twin

普通マシントラブルは不愉快になる事が多いんだけどTWに限って
言えばこういう、手がかかって苦労させてくれる事すら実は楽しい。

なにせコイツは自分の分身。いや、単なる機械だけど魂が篭った
自分の息子…みたいなもんだからさ(^◇^)

 

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2006.05.24

野菜は生きている

自分が野菜のカケラを育ててその芽を愛で、育つ姿に癒されているのは
以前UPした通りだ。そこにはまぎれも無い命の輝きがあると思うのだ。

ちょっと前にも、その「台所栽培」のネタをUPした。その日付は4/17だ、
つまり一ヶ月以上前の事になる。そこで紹介したのはひっくり返っている
キャベツの芯の切断部から、若芽が伸びている姿だった。その画像を
再び掲載してみる。
  ↓
Kyabetu

このキャベツ、この当時で買ってから約一ヶ月経過した状態だった。
今回家計簿を見直してみたら、購入したのは3/12、126円だった。
つまり、正真正銘購入後一ヶ月もたった姿だ。キャベツを冷蔵庫では
なく、台所に置いた状態で一ヶ月間生かしたまま保持するのは普通
では無理だろうし、さらに芽吹かせて育てるなんて事をやろうとする
奴も殆どいないと思う。我ながら奇特だぜぃ<ばき

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で、実はこのキャベツ、今日、つまり5/24現在も、まだウチの台所で
生き続けている、と言ったら、多くの人は信じてくれるだろうか(^^;)?

単なるキャベツを二ヶ月以上台所で活かしつづけるなんて事、とても
出来ないと思うだろうなぁ。でもね、これウソじゃなく本当の事なんよ。

さっきのキャベツの、今の姿は、もう生気を失いかけてはいるけれど
この通り。こんな状態だけどそれでもちゃんと、まだ生きているのだ。

Kyabetutane1

下になっている元のキャベツはすっかり養分と水分を絞られて
この通り小さく、しなびてしまった。4/17には若々しい緑色に
輝いていた葉も、黄色くなり、一部は枯れた。その当時つけて
いた多くの蕾はその後全て咲き誇り、黄色い可憐な花を付けて、
…その後、しなびて枯れた。

その間、自分はすくすく伸びていた茎の間にある、芯の切断面に
置いた脱脂綿に、一日一回、スプーンに一杯の水をやっただけ。
それと、光合成と、元のキャベツに蓄えられていた養分や水分
だけで、このキャベツは新たな芽を出し、その茎を伸ばし、若葉を
広げ、そして花を咲かせた。

そして花は萎れ、こんな状態になった。でも、このキャベツはまだ
生きている。しかも根元では新しい芽と蕾がスタンバイしている!

Kyabetume


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大地に張り巡らせた根から切り離されたキャベツがこんなに凄い
命に対する執念を見せただけでも、正直驚きだが、でもコイツは
それらを終えて今はただ忍び寄る死を待っているのではない、
命を諦めていないのだ。最期まで生き続けようとしている。

さらにそれだけでなく、驚く無かれ、コイツはこんな状態で、
花を咲かせただけでなく、そこに実を付け、それを日々
成長させているのだ。

Kyabetutane2

つまりコイツは、一つの生命体として託された襷を次に渡そう
いつ果てるかもしれない先の短い命を細くとも切れる事なく繋ぎ
ずっと台所の片隅で生きつづけて、立派に種を産もうとしている。

この一連の営みは間違いなく命ある生物のそれだ。単なる
食材として購入したキャベツだというのに…それがこんな凄い
命をかけた変化を見せて、しかもまだ命を諦めず先を目指して
新たな芽を伸ばそうとしているのだ。もう種を育てる養分すら、
茶色く萎びた元のキャベツ玉には殆ど残ってないだろうに…

「命あるものが、命ある限り生きる」って事は、つまりこう言う事。
一個の野菜に過ぎないキャベツという生き物が持っていた命は、
にわかに信じがたい底力を発揮し、生き続け、種を残そうと今も
まだ生きている。その凄まじい執念たるや…脱帽だ。

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たった一個のキャベツとの2ヶ月以上にわたる付き合いによって
単なる野菜に日々癒されて、そして沢山の大切な事を教えられた
そんな気がする。

もう大元のキャベツ玉が干乾び始めているから、コイツの命は
長くないと思う。でも生きているから、カビたり腐ったりはしない。
見た目はもうすっかり見苦しくなってきたけど、コイツが枯れるか
腐るか、それとも種を残すか、まではみすぼらしくとも面倒を見て
このまま台所で生かし続け命が尽きる最期まで見守ろうと思う。

もし無事に種が出来たら来年の春にそれを土に植えてやろう(^^)
それがキャベツが命を削って戦い、願い望んでる事だと思うから。

 

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2006.05.20

闘うために削ぎ落とせ!

久々にコース走行会のお誘いがあったので自分も行く事にした。

そのため我がオンロードコーナーリング最終兵器のTZR250RSを
ino's軒下ファクトリーにて走行会仕様にモディファイしてみた。
それがこれだ。過去にUPしてる走行画像の姿のマンマだけどね。

少なくとも自分はカッコいいと思う(^^)


自分のTZR250RSは92年式のSTDモデルに乾式クラッチが付いた
だけのストリートリーガルだが、保安部品を取っぱらいゼッケン
カウル付きの走行会仕様カウルを着せると、ちょっとやる気が
あるように感じられるっしょ(^◇^)

こっちからのビューもグー♪


3XVマニアはこれが3XV8、黄色ゼッケンRSに91STDアッパー
カウルと、93SPのアンダーカウル&シートカウルだ、とすぐに
判るだろうが、それは何の意味もない。単にコース走行中に
転倒しても、割れて構わないボロカウル、という位置付けに
過ぎない寄せ集めなので、あしからず:-p

この姿にするために、外した保安部品はこの通り。
 ↓
Tzrfat

ストリート用アッパーカウル、ライトassy、左右ミラー、ホーン、
前ウィンカー、チェーンガード、テールランプ、後ウィンカー、
ナンバー、そしてリヤシート(Giviプレート付)、あとここに
写ってないけどスピードメーターケーブル。

たったこれだけで我がTZRは戦闘臨戦体制になるのだ(^^)
これは元々のTZRという乗り物自体が、引き締まった肉体を
持つ戦士みたいなもんで普段着を一枚脱がせて鎧を着せた
だけで闘えるようになる、という事でもある。
レーサーレプリカって元々そういうモノなのさ(^^ゞ

実際、こうやって闘わずに公道を走るために装着されていた
「よけいなモノ」を外し戦闘服を纏ったTZRが達成した減量は
僅かに3kg程だ。とはいえ車体の最前方と最後方という重心
から離れた所を軽く出来てるので、たったこれだけの軽量化
でもコースを走って振り回すと違うんだよね(^▽^)♪

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ちなみにクローズドサーキットを走るのはレースじゃないから
その「闘う相手」は自分自身が以前に出したベストタイムだ。
それを超えるために頑張り、超えた途端にそのタイムが次の
超えるべき目標、勝つべき敵になる。

つまりレースで勝たないと明日から食っていけないとかいう
シビアな世界じゃなく、ただ自分自身が楽しめばいい、という
レベルの走行会なので、馬力を増すような改造はしていない。
多孔プレートを入れて中速トルクを厚くして立ち上がり加速の
改善はしてあるがキャブもマフラーもシリンダポーティングも、
全てノーマルのままだ。

柳澤雄造氏亡き今となっては超貴重となってしまった手持ちの
3XV用YUZOチャンバーはあまりにももったいなくて今は外して
部屋に上げてある(^^;)<ばき

Yuzo

今回エンジン系はノーマルだけど足回りに「わくわくパーツ」が
入っているので、それの効果がどうなるか今から楽しみ(^^)♪

それはリヤサスをハイグレードなTZR250R-SP用に交換した事。
峠走りではそのよく動く一人乗り仕様の効果を体感している
けれども、それに換えてからコース走行はしてない。確実に
良くなっている事は判る。果たしてそれがどれだけの価値が
あるのか、公道では判らない領域レベルで確認したい(^^)

そして最も大きい、そして最も劇的に改善してるのはタイヤだ。
前回はタイヤがヘタった街乗りツーリングラジアルだったけど、
今回はコーナーリング命!のハイグリップ、GPR70SPを履いて
あるのだ。

Gpr70sp

TZRはどんなパワーアップパーツを装着するよりもただ良い
タイヤを履く、という事の方が大切だと思うのだ。今回はまだ
減ってない皮むき完了のSPタイヤだから、当日の天気さえ
恵まれれば、かなりタイム短縮が出来るに違いない♪

早くその日がこないかなぁ!今から楽しみだぜぃ(^^)

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コース走行するためには、車体をこうやってモディファイする
だけでなく、ライダーもそれなりの装備をしなくてはならない。
基本的には革ツナギの装着が原則なのだが、自分はヘタレ
なんで、フルツナギは持ってない<ばき

そこで革パンツ&革ジャケットというセパレーツを着て走る。
久々にそれを押し入れから引っ張り出して陰干ししてた後で
そういえばこれを着るのも久々だね、と着込んでみた。

…しっ、下っ腹が苦しい、これじゃ革パンツを履いてTZRに
跨って戦闘形態である前傾姿勢になったら大変じゃん(自爆)

貧乏食ばっかり食ってて、体重も殆ど変わってなかったので
油断してたけど、中年男の悲しい経年劣化は頭髪の毛根の
衰弱だけなく下腹に脂肪が溜まるという醜い型で表れていた。

シャツを脱いで上半身裸になって立ち、前屈して腹を見ると…
そこにまるで陸揚げされたエチゼンクラゲのようにブヨブヨした
醜いモノがぁ!、画像を載せようかと思ったがグロ過ぎるので
止めた。_| ̄|○おぇぇ<ばき

コースを走るために必要なTZRのダイエットは上記の通りで
簡単だったけど、なんと人間もダイエットが必要だとは…
走行会の費用は払い込んじゃったから、もう道は一つ!
それまでに運動して痩せるしかなーーーい、(T▽T)<ばき

 

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2006.05.17

燃費良好なレガシィ2.0iに捧ぐ

自分の乗り物以外の趣味の一つは切り文字ステッカーの自作だ。
以前もこんなのこんなのを紹介した事がある。他にもあちこちで
作った自作シールが登場してるけど(例えばこのQRのWIngロゴとか)
趣味と言ってもせいぜいそんな低レベルでしかない(^^;)

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これはローランドDGが発売してるカッティングシートマシーンの
STIKA」というXYプロッターにカッターが付いているような構造の
シロモノを使ってPCでデザインを作って切り出して作っている。

Stikasystem

で、例の「速度抑制装置付」以来使ってなかったけど、ふと
思い立って燃費の良いレガシィ2.0iに敬意を表して突然思い
ついたこんなモノを作ってみた。それがこれだ(苦笑)

パチモン臭がプンプン(苦笑)

よくPCなんかに張ってある省電力の証である「エナジー☆」の
ロゴと、スバルの「六連星」のロゴをただ星繋がりという事で
合体させただけだ<ばき!

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でも、作った後で気が付いた、自分のBPは灰色だからこの手の
カッティングシートステッカーは黒以外に似合わない事に(TT)
それだと「黒い六連星」になっちゃうもんなぁ…仕方ないから、
この白で小さく作って、荷室のサイドガラスの所にでもこっそり
張って様子を見よう。

とりあえず適当に右隅に「SUBARU」のロゴを入れてみたけど、
ここはあえて燃費に優れた2.0iを誇るために「2.0i」として
堂々と低燃費スバル車である事を主張してもいいかも(^◇^ゞ

そうだ!それなら2.0iの証である、リヤバンパー右側下の他の
グレードだと右側マフラーが突き出ているけど、2.0iだとそこに
単なる閉止板がある、そこに貼りニ本出しマフラーを装備する
ハイパーな2.0GTや、シルキーな3.0R、ブン回る2.0Rに対して
「オレは2.0iだ、文句あるなら燃費で勝負してやるぜ!」
…と主張すっかな(^^)<ばき

 

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2006.05.14

適材は、適所で使う、方がいい

ちょっと前にレガシィのスピーカーを交換したネタをUPした。

当時外したスピーカーのあまりのチャチさに愕然としたのだが
そのスピーカー、遊んでいてももったいないし、かと言って今の
レガシィを手放す時にノーマルに戻すか?と言えば多分しない。

そこで何かしらの有効利用を考えた。その作りはともかくとして
このスピーカーは軽い、ヘタな10cmモノの半分くらいの重さだ。
そこで、アトレーのテールゲートのボードに穴をあけて、そこに
つけてみようかな、などと考えてみた。そこはペナペナの合板
ボードなんで、重いスピーカーは支えきれないのだ(^^;)<ばき

現在アトレーはF:ドアスピーカー&チューンナップツィーター、
R:小型BOXスピーカー&サテライトスピーカーとチューンナップ
サブウーハーいう状態で、出力的にはいっぱいいっぱいだが、
手持ちの45W+45Wミニアンプを使ってやればまだまださらに
マルチSP化が出来る余地はあるのさ(^^)♪

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そのスピーカーを手にそんな検討をしながら、ふと考えた。

「なんでスバルは今のレガシィにこれを採用したんだ?」

確かに作りもそうだが音も安っぽかった。Por Que?
でも採用したからにはちゃんと何らかの根拠があるはずだ。
そこで、手持ちのカーステ用品をかき集め太陽電池用の車
バッテリーに繋ぎ、このスピーカーをそのまま両手に持った
状態で鳴らしてみた。すると結構マトモな音が出るじゃん!

低音は極小マグネットとは思えないくらい響くし、ボーカルは
鮮明で、チェンバロの高音のような音も繊細に表現出来てる。
ちょっと驚いた。そこでもう少し検証してみたくなって、急遽
ダンボール箱でスピーカーBOXみたいな物をこんな感じで
即席で作ってみた(笑)

Homesp


スピーカー直付の音道ダクトがトイレットペーパーの芯と同じ
作りの単なる紙筒なので、意外とマッチするな(^^;)<ばき

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するとダンボールだから当然ビビリはあるが、ちゃんと低音は
増強されて、少なくともラジカセレベル+αくらいの音が出る。
あれ?じゃあ何でこれが車内であんな安音に聞こえたんだ?

今と違う、車内の条件はこれが横に向いてて、足元にあって
内装の内側に入っていて、狭い空間で鳴っていた、という事。
そういや家では常にスピーカーの真正面から生でコーン紙を
見ながら聞いていたっけ。そこでためしに片方のスピーカーの
上に平手を翳した。すると途端に音圧が弱体化しやんの(^^;)

つまり極小マグネットゆえスピーカー正面に障害物がある
だけでそこにある空気を振動しきれない
ようなのだ。さらに
スピーカーを横にし、その表面に以前TZRに多孔プレートを
装着した時に使った穴あきSUS板をガムテープで仮装着して
座った状態の足元で鳴らした。

すると、以前車内で聞いたような、低音が篭り、高音がちっとも
響かないあの安々スピーカーの音がちゃんと再現出来た(^^;;)

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なるほど、つまりこの軽量スピーカー、コーン正面に障害物が
一切無ければ安いなりにちゃんとそれなりの音が出せるのだ。
実際、このダンボールスピーカーで奏でるKOKIAのCDなどは、
聞いていてとても心地よい(^^)♪

だが車用のドアスピーカーとして使うと音圧レベルが低すぎて
音質も不適となって、つまり正真正銘「役不足」、という事だ。
何せ静かな家の中で模擬し聞いただけでこんなに差がある、
これが走行中の車内だと、…もっともっと条件が悪いからね。

ちゃんとしたスピーカーボックスに組みホームオーディオ用に
使えば良く動く紙コーンならではの軽快鮮明な音がそれなりの
音質で出せそうだ。コレを以前酷評してしまったが前言撤回

このスピーカーが「悪い」んじゃなく使い方、つまりカーステ用の
スピーカーとして、しかも曲がりなりにGTカーであるレガシィに
採用されて使われた、そのスバルの判断が悪い。<ばき

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この実験の結果からさらに思った。巨大マグネットを有している、
コーンもファイバーやメタル蒸着とかの硬い奴で、しかも2wayや
3wayといったマルチコーンのコアキシャルのスピーカーをこう
やって屋内で鳴らしたら、低音が不自然に響きすぎ、高音も
耳障りな程にシャンシャンと五月蝿すぎるのかな?、ってね。

そこでB4から外したリヤトレー用ケンウッドのフリードライブ式の
BOXスピーカーを家庭内実験用ヘッドユニットのリヤスピーカーと
して、並べて接続し、聞き比べてみた。

Homeaudio

厳密にはトランク室をスピーカーボックスとして使う構造なので
床に直に置いても本領は発揮出来ないが、これはあくまで実験
だからOK。

このスピーカー、セダンやクーペでトレーからトランクに貫通孔が
明けられる車なら絶対オススメの品。自分もいつかまたセダンに
乗る時のために、これは手放さない(^^)

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するとフロント側のダンボールスピーカーが丁度ナチュラルな音を
出す条件でリヤ側のそれは床がズンズン来る低音を吐き出すし、
端に付いてるツィーターは常時チキチキシャンシャン!とまるで
ラッシュの電車の中でマナーの無い奴のヘッドホンから漏れて
不快となるような高音を吐き出す。

これを家で聞いていたら多分短時間で耳や脳みそが草臥れる(^^;)
コイツはちゃんと「走る車内で音楽を聞く」、明確な目的を持って
作られているんだね(^◇^ゞ

そう考えるとこの軽量スピーカーをアトレーの車内で再利用しても
やっぱり役不足を感じかねないしスピーカーもそれでまた評価が
下がるのはちょっと不本意で不幸かもしれない(苦笑)

結論として軽量スピーカーのアトレーへの転用計画はこの結果を
持って勇気ある中止とした。また別の方法を考えればいいのさ♪

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このようにモノを生かすためにはそのモノに合った用途が必要だ。
そのマッチングが取れていないと、どんなに優れて高品質のモノ
でも諺の通り、「宝の持ち腐れ」となる。

カミソリでダイコンの桂剥きは辛い様に、菜っ葉包丁でのマキ割りも
相当大変だと思う。ナタで作った刺身は多分不味いだろうし、柳刃で
彫る版画は無茶苦茶になりそうで、彫刻刀でヒゲを剃ろうとしたら、
皮膚ごと深く抉ってしまうだろう。

全て同じ刃物だから、これらは「絶対不可能」ではないけど、何も
そんな無茶な事をしなくても、上記の例なら、一つずつずらすだけ、
ちゃんと用途に見合ったモノを使えば途端に楽になるし仕事も捗る。

…世の中の人の動き、自然の営み、大げさに言えば万有の法則も
全ての動きはこのマッチングを探り、それに無理せず合うものを探し
活かされる所で活かされ輝き、不適なら淘汰され長続きせず消えて
マッチしなければ新たに合う物を開発したり、自らが変化するのだ、
と、例えられないだろうか?

物と物、人と人、人と物、国と国、宗教や思想、主義や主張、
…ありとあらゆる「関係」っていう奴は、全てがそんなモンな
気がするんだよね(^^;)

 

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2006.05.09

元祖にして究極の手回しラジオ

最近は以前ほどTV番組を見なくなりつつある。これはウチにあるTVが
年代物のため壊れかけて、画像の1/3が乱れて見えにくくなっている
から、ってのもあるが(^^;)

Tvbreak

こいつは結婚前から使ってる小さいボロいTVで、もう12年選手だから
仕方ない。でもまだ薄型TVが高く、しかも地上波デジタル化が目前に
迫ってる今さらTVを買い換えるほどバカじゃない。バツイチ中年男に
とってTVなんてのは無ければ無いでどうにかなるシロモノ、つまりは
生活必需品じゃない。後ろの辺りをガンガン叩けば一応回復するから、
そうやってこれから5年間叩き続けながら使えばいいのさ(^^)<ばき!

それに、仮にもし必要になったら65インチのプラズマでも45インチの
液晶でも買うのは実に簡単だ。適当な電器屋に行って売り場の店員を
捕まえて展示されてる商品を指差してこう言えばいい。

 ino :「これイッコくださいな(^◇^)♪」

カネを持っていけばニコニコ現金払いでいいし、現金持ってなくても
デビカ対応店舗ならすぐ買えるし、クレカがあれば買えちゃうのだ。
クレジット払いは一種の借金だけど、翌月一括払いすれば高い金利も
付かないから問題無しだ。

でも欲しいと思わぬ物に金を使う程自分は金持ちじゃないんだな。

------------

TVの欠けた生活ってのは実際やってみると判るがそれほど不便が無い。
むしろ画面に行動が釘付けされて、身体の動きが止まる時間が減って
時間を有効に使える事に気付くはずだ。

それでも孤独な夜を過ごす事がTV無しでは耐えられないというのなら、
自分はラジオを奨める。AMでも、FMでもいい、同じ局から流れる音楽、
ニュース、各種トーク、天気予報、道路情報までそのまま延々ずっと
タレ流しに掛け続けるのだ。

それだけで、普通にTVで得ている最新情報が、家事や食事やバイクを
弄りながらでも、常に耳からだけ得られる。自分は地元最大のFM局を
タイマーで起動するラジオを使って朝の目覚ましにしている。そして
そのまま音楽や最新ニュースを流しながら朝の家事をこなしている。

その後出来た朝飯を食いながらPCを立ち上げ、新聞各社のHPと社説、
各ポータルサイトのニュースを流し読みすれば、現代人が生きるのに
必要な情報や、現役バリバリのサラリーマンに必須の一般的な知識は
大方入手出来るのだ。

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そんなラジオ好きな自分はごく普通のラジカセから、通勤用ポケット
ラジオ、目覚まし時計ラジオや内臓太陽電池で充電して使う名刺大の
イヤホン専用AMラジオといった具合に色々なラジオを数多く持って、
しかも使っている。そんな中で一番のお気に入りを今回紹介しよう。

それはこれだ。南アフリカのBayGen社製の「FREEPLAY」という.
珍しいゼンマイ駆動のラジオだ。

Handleradio

残念ながらロッドアンテナが折れちゃってるけどご愛嬌って事で(^^ゞ

------------

最近でこそ災害対応とかで、手回し充電式の安いラジオが数多く世に
出回っているが、これは恐らくそれら元祖にして未だ頂点に君臨
する「究極の手回しラジオ」だ。購入したのは9年位前かな?、
当時たしかソニーファミリークラブの通販で15000円程度だった。

このラジオの凄い所はその開発の経緯。イギリスの発明家が最初に
特許を取ったこの方式を、アフリカの貧困層にエイズ予防の正しい
情報を電気がいきわたらない末端まで広めるために、電源レスでも
集団で聞ける音量や、駆動時間を確保するために研究開発が進められ
大型ボディの半分以上もの体積を占める強力ゼンマイをフルに巻いて
やると、なんと約25分間もの間、AMとFMと短波を集会所に集まった
多数の人々全員に聞こえるほどの大音量で鳴らし続ける事が出来る。

しかも最近の手回し充電式ラジオが採用しているダイナモを回して
ニッカド電池のような二次電池に充電し使う方法と違って劣化する
蓄電パーツが一切無い
ので、災害時にいざ使おうとして、充電が
出来ず常に手回ししないと使えませんでした、とか、音量を上げたら
すぐにバッテリが干上がってしまい、常時手回ししないとラジオが
使えません、とかいう事が一切無い「本当に使える」モノだ(^^)♪

ラジオ部も、前述のような崇高な目的を持って作られているので
よくある中国製の粗悪パーツを使った安物ではなく信頼性バッチリ。
単なるモノラルのAMFMSWラジオで15000円と高価なのも意味が
あって、先進国に高く売り、その利益を使ってアフリカとかの
貧困国では原価割れの格安で売る
、という明確な目的のためだ。

当時TVバラエティ番組でこのラジオ誕生秘話とその驚愕のスペック、
そして崇高なる目的や価格設定を知り、それに共感して、その後で
日本国内で販売が開始された事を知しるや何ら躊躇う事無く即決で
購入し、今も庭弄りやバイク整備時にゼンマイを巻いて使ってる。
使うとゼンマイがジリジリ戻る素朴な感じがとてもイイのだ♪

巨大ゼンマイにエネルギーを貯めるため大型のハンドルを約60回も
回すのはそれなりに力も必要だけど、一度回してしまえば公称30分、
実際は約25分間、ラジオが普通の実用的な音量で電源不要で聞ける。

だがこのラジオ、ネットで調べるとどうも都市伝説化してるのか?
性能が誇大化し伝わっているようだ。重さが5kgとか一度巻いたら
数時間聞ける
、とか。でも実際は約2kgで、約60回ゼンマイを巻けば
使用時間は約25分間だ。長年使ってるから間違いないよ(^^)

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でもこのラジオって多分日本国内じゃ殆ど売れなかったんだろうな。

ネットで調べても自分が見たTV番組のネタとか、このコンセプトが
素晴らしい
、と語る人たちはいても、実際に使っている人はいない。

自分がこれを普通の人に見せると大体が「こんなモノがあるの?」
「何でこんなのアナタ持ってるの??」ってびっくりされる。しかも
その後で買った値段を言うと呆れられるのがお決まりのパターン(^^;;;)

でもこれはイマドキ流行となってるLOHASな生活にして行為じゃん?
おっと!その流行は自分の後から時代が勝手に追い付いてきたので
あって、自分はその尻馬に乗ってる訳じゃないので、悪しからず:-p

このゼンマイラジオをわざわざ使わずとも自分はラジカセを鳴らす
スペックを余裕で持つ大型の太陽電池パネルを持っている。それに
DCACコンバーターを繋げれば、太陽が照る限りいつまでもラジオは
聞けるし、ノートPCも使えるし、バリカンで頭だって刈れる(^^;)

でも、このデジタル全盛でエネルギー大量消費万々歳!な世の中の
片隅で、あえてアナクロなゼンマイを巻いて、アナログなラジオを
聞く、という反社会的な行為が自分の人生観やライフスタイルには
妙にマッチしている気がして、大のお気に入り♪…なのさ(^^ゞ

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以下蛇足:

 ちなみにこのラジオ、裏にちゃんとDC-INの端子があるので適当な
 ACアダプタを使えばわざわざゼンマイを巻かずに家庭用AC100Vで
 普通に延々鳴らす事も出来るんだよね(^◇^)<ばき

 Dengen

 

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2006.05.08

BPレガシィ2.0i(MT)に思う事(その1)

4月前半に納車されたにもかかわらず、その後天気が良くて
ろくに乗らずに300kmほどしか走らなかった我がレガシィ2.0i
このGW、ナラシをかねて1000kmほど乗り込んで、ようやく
この個体に慣れて来た気がする。

そこで、ハイパワーターボ車である旧型B4-RSK(MT)乗りが、
最廉価版レガシィ2.0i(MT)に乗り換えた感想を書いてみよう。

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★外観編

 チョイ悪で派手な紫メタのセダンから地味を地で行く灰色の
 ワゴンに乗り換えたので、外観的には一気に老けた(-◇-;)

 だが新型レガシィのフロントデザインは旧B4よりずっと良い♪
 とはいえリヤはライトバン臭が漂うワゴン形状…うーむむ、
 あえてノーコメントとしておこう、正直な気持ち、リヤから
 見た旧型B4は最高にカッコいいし、新型BLレガシィB4だって
 BPより車としては数段カッコいい。ま、前からならBLもBPも
 同じさ(^^)<ばき

 他のグレードと比べて2.0iと一目で判る特徴は、一本出しの
 マフラーと16インチのホイル。でも逆にそれ以外の差は無い。

 アイドリング音は車外で聞くと「カラカラカラ…」という
 安っぽい商用車のソレで、ツインカムターボエンジンの精密
 機械的なソレと比べるのはちょっと悲しい。ま、乗り込んで
 しまえば運転席では判らないけどね。

 排気音はとても静かだ。不等長エキパイが発する凄みのある
 脈動音を、大口径テールパイプのフジツボから重低音化して
 吐き出した旧B4のようなド迫力は無いが、静かな車はそれに
 勝る価値がある。


★内装編

 とても安っぽくなった。プラスチッキーで作りがチャチくて、
 高級感や重厚感が無くなってしまった。しかも全席が以前と
 比べて狭く(感じられるように?)なった。どういうこっちゃ?

 特にリヤシートは旧B4を100とすると60くらいの出来かも。
 買替えにあたり、安いフォレスターやインプレッサワゴンで
 なく、レガシィを選んだの理由の一つが後部座席の居住性の
 つもりだったのだが、…差が無いじゃん。

 特にリヤシートの座面の低さは如何ともしがたいもんがある。
 折り畳んで貨物車として使うためには仕方無いかもしれない
 けど、自分は正直リヤに乗りたくない。自分独りで乗る車
 だから、リヤシートはポルシェカレラと同じ2by2、つまり
 1マイルシートのエマージェンシーだ、と割り切ろう(--;)

 対してフロントシートは悪くない、旧型のノーマルは一気に
 腰に来たけど新型のは1000km走っても腰痛は出なかった。
 とはいえ、もう少ししたらB4で使っていたレカロを運転席も
 助手席も入れて交換しちゃうけどね:-p

 ちなみに特にコストダウンと使い勝手の悪さと安っぽさから
 「劣化」を痛感するのがドリンクホルダー。仕事で使ってる
 サニーADバンのソレとほぼ同じ使い勝手と品質。旧型BEや
 BHの凝ってて、しかも使い勝手も良かったアレからは確実に
 退化&省略&コストダウンされちゃったのはとても残念だ。


★動力性能編

 ブーストがかかる回転数でなければ、SOHCエンジンの2.0i
 とDOHCのターボに大差は無い。ターボ無しのSOHCも町乗り
 ならば、3000rpmでシフトアップして行けば普通に他車を
 リードして走れる。ちょっと頑張るならば1速から3速まで
 5000rpmまで引っ張ればターボ車には追いつけないけれど、
 140PSの非力なエンジンは想像した以上に走ってくれる。

 でも高速道路ではカッタルイ(苦笑)、とはいえカッタルイ
 加速から巡航モードに移ればやっぱりそんな大差はない。
 そこからの加速はやっぱりカッタルイけどね。巡航ならば
 ナラシ中でもぬえわとかも問題無かったよ(^^;;)
 
 レガシィ2.0i(MT)って速くないけど決して遅くも無い

 2.0iのMTは、クロスレシオなスポーティーなギヤ比のMTが
 多い中、体感的には「4速+オーバートップ」と感じられる
 ギヤ比に設定されている。おかげで街中だと実用上4速まで
 しか使えない。60km/H以下では5速に入れるのも難しい。
 5速の100km/H巡航で2600rpmしか回らないので60km/Hだと
 1500rpm程度。この領域だと燃費が悪いので4速で走った方が
 燃費がいいし、加速もエンブレも効く、といい事だらけだ。

 でもこのギヤ比設定が実に素晴らしい♪非力なエンジンに
 4速+1的なギヤ比だと、全てのギヤにちゃんと役割分担が
 あるから。現状の速度や加速するシチュエーションにあわせ
 キッチリ正しいギヤを選ばないと望むような加減速といった
 制御が出来ない。例えば「一速落とした方がいいかな?」
 と、思う所では本当に一速落とさないとアクセル踏んだだけ
 では思うような加速をしてくれない。トルクフルなターボ車
 だと、一速あたりの守備範囲が広いけど、2.0iは例えば3速で
 走らねばならない時は3速を選ぶ必要がある。面白い(^^)

 ちなみに2.0iのAT車は4速だけどそのギヤ比はMTと比べて
 以下の通り。オマケで2.0Rと2.0GTの5MTのギヤ比も並べて
 みよう。
     
        :2.0i(AT)|2.0i(MT)| 2.0R | 2.0GT
     5速 : -  | 0.780 | 0.825| 0.738
     4速 : 0.694 | 0.972 | 1.088| 0.972
     3速 : 1.000 | 1.366 | 1.448| 1.296
     2速 : 1.545 | 1.947 | 2.062| 1.882
     1速 : 2.785 | 3.454 | 3.454| 3.166
     final: 4.111 | 4.111 | 4.111| 4.111

 これを見ると全車最終減速比が同じでやんの(^^;)
 リヤデフを2.0GTのにすれば2.0iにもLSDが付くのか<ばき

 2.0i(MT)は1速はローギヤで5速が2.0GTに次ぐハイギヤだ。
 馬力が半分、トルクも約半分強しか無い事を考えると脅威の
 ギヤ比?(苦笑)。つまり5速で相当広いギヤ比をカバーして
 いるワイドレシオミッションという事。

 2.0i(AT)は全てがかなりハイギヤードでギヤ間レシオ差が
 大きい。よってシグナルダッシュは遅く、変速ショックが
 それなりにあるが、かわりに高速巡航時は一番ハイギヤで
 燃費が一番良さそうだ。ちなみに2.0RのAT車は、せっかく
 ブンブン良く回るDOHCエンジンなのに、なんとこれと全く
 同じギヤ比。ファイナルだけローギヤード化され4.444だが、
 全てのギヤ比がせっかくのDOHCを殺している。

 ちゃんと2.0R(MT)は回るエンジン用にクロスミッション化
 されている。2.0GTはトルクを生かして加速すべくクロス
 しつつ全体的にハイギヤ化されている。へぇ、スバルって
 ATは3.0Rや2.0GTの5ATもファイナル以外同じギヤ比、つまり
 流用ばっかりしてるけど、MTに関してはちゃんとエンジン
 キャラ毎にギヤ比を細かく調整してるんだ、さすがだね(^^)

 ちなみに2.0i、100km/Hから追い越し加速しようとするなら、
 一速落しだとターボ乗りからすると愕然とするほどゆっくり
 しか加速しないけど、思い切って3速まで落してアクセルを
 ベタ踏みすれば結構な勢いで加速してくれる。頑張っても
 6000rpmまでというSOHCエンジンをキッチリ使い切り走れば、
 想像以上に走ってくれる。タービンが無く、カムが一本でも
 ウチの車には5MTとクラッチという最終兵器が付いてる。
 …つくづく、MTにしといて良かったよ(^^)


★乗り心地編

 硬い足廻りと17インチ45タイヤのB4-RSKと比べると適度に
 柔軟で16インチ55タイヤの2.0iは乗り心地はとてもいい。
 段減りした轍でハンドルが取られるような事は殆どないし、
 道路の繋ぎ目で跳ねる感じも無い。16インチの方がこの
 車には合ってるんじゃないだろうか?負け惜しみじゃな<ばき


 それでいてコーナーリングはB4-RSKとほぼ同等。いや、
 SOHCエンジンでスカスカなエンジンルームだからか(^^;)?
 鼻先が圧倒的に軽い感じで、適度に重くなった(逆にB4は
 軽すぎた)ハンドルフィールとあいまって回頭性は段違いに
 良い。ぐいぐいと鼻先をコーナー入り口に突っ込める感じ。
 少し攻めてもビルシュタインじゃない足廻りで全く不満が
 無い。ボディー剛性もワゴンで弱いという感じは皆無だし、
 「重たい感」も全く無い。上りは非力ゆえダメダメだけど、
 下りなら、結構頑張って走れるだろう。でもそう走ろうと
 するとワイドレシオミッションである事が恨めしいかも(^^;;)


★燃費編

 旧型B4-RSK(MT)の燃費は街乗り約9km/L、高速で約11km/L
 だった。それに対し2.0i(MT)は町乗り約10km/L、高速は
 約12km/Lとさほど燃費は良くなくて、最初ガックリ_| ̄|○
 でもこれは無意識で乗るとこうなるという事。つまりターボ
 車である旧B4と同じ感覚を求めてアクセルを踏んでいると
 加速のニブさにイライラしつつ燃料も浪費してしまう(苦笑)
 
 だけど、2.0iを2.0iとして納得して乗れば燃費は向上する。
 燃費をかなり意識して速度とアクセルワークに気を使って
 走ったら、高速50%+一般道50%の277kmの行程で19.4Lの
 消費、つまり燃費が14.28km/Lと、あっけなくカタログ
 燃費を上回る数値を叩き出した。

 ちなみにその時の燃費計の値はこの通りAVG14.1km/L。

 本音としてはもう少しのびて欲しいが…

 どうもこの燃費計よりも実際の燃費の方が悪い傾向を出す
 ようだが、私的エコランテクニックに勤めた結果、3回目の
 給油で初めて燃費計の値よりも良い結果を出せたよ(^^)
 ギヤ比的に燃費に有利なAT車はもう少し伸びるのかな?
 
------------

以上、長くなったけど、最後に一番の不満を書いて終わろう。
これは悪口を言ってるんじゃなくて、そこさえ改善されたらば
もっと素晴らしい車になるのに、という事の裏返しという事。

それは新型レガシィはアクセルレスポンスが悪いという事。
そういう話を知人にしたら、ターボ車と比べたらばNAだから
回転が鈍いのは当たり前、と言われたがそういう意味でなく
アクセルの入力に対しエンジンが反応する速度がニブい
という事だ。

具体的にどうなるかというと、1速でクラッチミートして
加速し2速に上げるべくクラッチを踏み、アクセルを離すと
そこから0.1秒から0.2秒ほどの間、エンジンがまだ吹ける。
つまりアクセルから足を離してもエンジンが回る、という
違和感バリバリのシチュエーションを毎回感じるのだ。

また1速でクラッチミートする時もアクセルを踏んでから
エンジンが反応するまで、若干のタイムラグがある感じが
ある。だからMTに慣れている人も不用意にエンストする。
水平対向エンジンだから低速トルクが細いのだ、と勘違い
してしまうかもしれないがこれは違う、明らかに人が操作
する感覚とエンジンの反応にタイムラグがあるのだ。

これは電子制御スロットルの反応の鈍さが原因らしい。
変速機が勝手にそういう制御をするのが嫌でMTに乗ってる
のに、よりによって肝心のアクセルが人の管理から外れて
電子制御されニブニブとなっているのはとても残念に思う。

今のNAレガシィのスロットルレスポンスはターボの旧型
B4より悪いと思う。少なくとも旧型B4にはターボラグや
ツインターボ特有のトルクの谷はあっても、アクセルを
踏み込んだ瞬間からエンジンからタイヤに弱くとも何らかの
トラクションがかかるのを身体が察知出来た。今のレガシィ
だとそれが本当にごく少しの差なんだけど遅れて来るのだ。

それはまるでピックアップの鋭い強制開閉キャブに
対する出来の悪い安物負圧キャブのそれのような関係

と言えば単車乗りには理解しやすいかもしれない(苦笑)

これさえ改善すればなぁ…電子制御をキャンセルして直接
スロットルバルブをワイヤーで引っ張って回す改造って
出来ないのだろうか(-_-;)?

------------

このBPレガシィのニブいスロットルレスポンスと比べると、
我がメインカーであるアトレーMXターボが、まるで純粋な
スポーツカーのような、カミソリのように鋭いリアルスロットル
レスポンスで乗っていてとても気持ちがいい事を再確認する
ハメになった(^^;)

MXターボはパワステすら付いていないのでステアリングも
圧倒的ダイレクトフィール、エンジンもかのミラTR-XXと
同じ強心臓ターボを5MTを駆使して操れるし、軽1BOXでも
レガシィと比べりゃライトウェイトで、しかも一応フロント
ミッドシップFR…だもんなぁ、ABSだって当然無いし(笑)

 

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2006.05.07

気が付けばもう丸二年

ここのBlogを始めたのは2004年の5月6日、独りでヒマをもてあます
当時のGWの最終日頃だったような気がする。なにせそのタイトルが
何も考えず始めた事を如実に語る

 「とりあえず作ってみた

という安直なモノだったもの。…去年も書いたが、よくまあ2年も
続いたもんだ(^^;)<ばき

------------

よし、この2年間を総括してみよう。これはBlog管理者ログオン
画面で見れる情報を元にしている。

投稿したネタの数はこれを含めて280件、自分の書き込みも
含めたコメント数は416件、一部削除したりしてるけど、現在
登録済みのTBは19件。画像を含めた総uploadデータが、
なんと18.8MBもある。でも、テキストだけバックアップを取ると
2.7MBしかない。

総アクセス数は、自分も含めて、このネタを書いている時点で
無料アクセスカウンターで53271+それ以前が約1000件で
推定だけど、合計54271回、となった。スゲーな(^^;;)<ばき

これを自己解析すると、こうなる。

 1)どうやら自分は2.6日に一件のネタをUPしているようだ。

 2)一件のネタは頂いたコメントを含め9.6KBのテキストデータと
  57KBの画像からなるらしい。

 3)そのネタには平均で0.74件のコメントがあり、それと同数の
  自分からのコメント返しがある(基本的にコメントには返信する)
  ただし、多くは特定のネタに対するコメントがやり取りの形で
  重なる傾向があるので、この数値は現実的じゃない。

 4)ネタが14.7回投稿されると一回のTBが付いた(spam-TB除く)

 5)最近原因不明で増えてるが一日平均74.2件のアクセスがある

うーむ、こんなテキストばっかりで、面白みが無いバツイチ中年男の
泣き事混じりの独り言Blogも、思えばこんなに立派に成長し<ばき

------------

リアルなinoを知る、ごくごく僅か数名のリアル友人&知人の皆様、
それを知らなくとも定期的に覗いて頂いてる数少ない読者?の方々、
そしてそれ以外の、殆どは検索エンジンの結果に引っ掛かり騙され
誘導されて不用意にアクセスしてしまった被害者の方々<ばき

この2年間、偏屈で寂しい生活を送る丸刈りバツイチ中年男の
Blogにアクセスしてくれて、たまにコメントを寄せてくれて積極的に、
または不本意ながらも(?)、結果として支えて頂き、ありがとう(^^)/

何事も無い限り、しばらくこのペースで続けるので今後もよろしく(^^ゞ
  ↑
 万が一再婚するとか、ここを身内や会社の同僚や上司、元カミさんや、
 その関係者に発見されたりしたら、そこで終わり…だろうなぁ(苦笑)

 

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2006.05.06

気楽な短い旅に出てみよう

諸般の事情により今年のGWは10連休だった。

------------

前半は日常遣り残していた事を自宅でバンバンやりまくり、
中盤は日帰りで単車三昧していた。このあたりは後日UP。
そしたら気負いすぎ体調不良で倒れた。もう若く無いな(^^;)

そこで食をケチらずに備蓄食材をふんだんに使い、久々に
腹いっぱい肉や魚や米や野菜を食って、目覚ましを切って
身体が要求するだけ寝たいだけ寝ること二日と半、やっと
回復。おお、オレもまだ若いじゃん(^^ゞ<ばき!!

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うーん、休みは今日の後半を入れてあと2.5日しかない(^^;;)
どこに行っても混んでいるだろうけど、せっかくの休みだし、
野宿道具をもってどこかいって焚火でもしてくるかな(^^)

GW明けはまたハードな消耗戦たる開発業務が待っている。
また倒れるわけにはいかない。体力温存で、渋滞覚悟で
レガシィで行こう、納車一ヶ月だけど天気が良くて季節も
単車乗るのに最高ゥ♪、だったんでそっちばっかり乗って
いたから、まだ300kmくらいしか走ってないんだよね(^^;;;)

------------

目的地は無しだ、気の向くまま、行きたい方へ行ってみよう。
とりあえず最初は、渋滞の反対方向に向けてねp(^^)q


 

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2006.05.02

何の役にも立たない技

自分が子供の頃は、TVゲームといえばテーブルテニスのような
簡単なモノしかなかったし、それも超高価なシロモノだったので
貧乏庶民の我が家にはそういう物が入ってきたのは小学校の
高学年頃だったような気がする。

それ以前は友達と沼にザリガニを釣りにいったり、雑木林で虫を
採ったり、海に釣りに行ったり、木に登ったり、自転車を乗り回して
外で遊んでいた。

そういう遊びのために必須だったのはボンナイフと切り出しナイフ。
小学校低学年に刃物を持たせるなんてのは、今の小学校や親から
すれば目くじらを立ていきり立つような話だろう、そしてイマドキの
子供だと、それで同級生を刺したり、切り付けたりしかねない。

でも自分らのころは刃物を使うのは当たり前だったし、毎週のように
指先を切ったりしてたから、刃物がいかに危ないものか、痛いものか
身をもって体感してた。だからそれを他人に使うなんて事は想像すら
しなかったし、取っ組み合いの喧嘩をしたって、お互い素手のみで、
しかも拳で顔面を殴ったり血を流す怪我はさせない、という暗黙の
ルールが徹底していた。

イマドキの子供にはそんな不文律はあるのだろうか?生物を素手で
触ったり採ったり、飼ったり、釣った魚を食ったりする事をやったり、
カッターやナイフで竹や笹、木の枝を削って様々なモノを作って
遊んだりするんだろうか?泥沼でドロンコになって遊んだり、高い
木の上に登る勇気を示す子供社会ならではの通過儀礼や、夜の
闇に怯えながら、懐中電灯片手に子供達だけでクヌギの樹液が
にじみ出る秘密の場所に行き、昼間にはとても見る事が出来ない
「昆虫達の夜の宴」を見て感動したりするんだろうか?

----------

そういう、今の子供より貧しいが、今の子供よりも豊かな少年時代を
多くのきょうだいや友人達と過ごしてきたので、その頃身に付けた
様々な事は今でも自分の記憶に深く刻み込まれている。最近その
一つをひょんな事から掘り返してみる機会があった。

最近実家に帰った時の事だ。妹が甥っ子達を連れ遊びにきていた。
妹一家は一番上が5歳、次が3歳、末が3ヶ月の3人兄弟だ。
一番下はまだ赤ん坊だけど、上の二人は既に暴れん坊で、いつも
ドタバタしているので、自分が実家に帰るといつも遊んでくれ!と
せがみまくられる(冷汗)

もし自分に子供がいれば、そういう楽しい毎日を過ごせたのかも
しれないが残念ながら自分にはそれをする資格も価値も無かった。

で、そいつらが輪ゴムで遊び始めたので、自分が子供時代に
作って遊んだ、こんなモノを即興で作ってみた。何年ぶりだろう?

Gun

そう、割り箸と輪ゴムで作る「輪ゴム鉄砲」だ。今までに何十個、
いや、ヘタすると何百個作ったかわからない程数多く作って、
自分なりに改良したりして、より大掛かりなモノや多段連発式を
作ったっけなぁ。懐かしいや。

とりあえず5歳児に触らせるモノなので、一番シンプルで威力も
弱い、ベーシックなモノを即興で二つ作って、二人に一つずつ
渡してみた。

するとお子様連中は予想以上に、大喜び&大はしゃぎ(^^;)

そこら辺中に輪ゴムをペシペシ打ちはじめたので取り上げて
叱った。「人と生き物には絶対に向けるな、打つな!」、と
きつく諭し、紙に的を書いて適当な所に吊るしてやった。
吊るした紙は輪ゴムが当たると派手な音がして、子供心に
射的心をそそるのを自分の経験上知っていたからだ(^^)
予想通りお子様は一心不乱に輪ゴムの射撃に夢中になってた。

エアガンや銀球鉄砲はまだ言語道断だけど、この輪ゴム鉄砲
ならば、割り箸の長さを調節すれば「強烈銃」にも「弱々銃」にも
自由自在に強度がコントロール出来るので小さいお子様でも安心
なのだ。当然今回渡したのは有効射程2m程の「弱々銃」だ(^^)。

そんな連中に気をよくして2連銃身に、ダブル輪ゴム装填式の、
4連発タイプを作ったら、これまた大ウケ(^◇^)

もう少ししたらTVゲーム買えだの、お年玉が少ないだの、ハゲた
オッサン、とか平気な顔して言うようにかもしれないけど(--;)、
このくらいの子供はこういう素朴なモノでも目をキラキラさせて
喜んでくれるから、相手していて楽しい飽きないねぇ(笑)

------------

こういう、自分が身に付けた素朴な遊びは、殆どが父親から
教わったものだ。それをベースに、子供なりに応用を重ねて
仲間内で切磋琢磨して、最終的に「自分の技」として完成
させていったものだ。

本来こういう「技」は、次の世代に伝承して行くべきなのかも
しれない。今回は甥っ子たちにその片鱗を見せてはみたが、
自分は彼らの父親じゃない、だから輪ゴム鉄砲の作り方を
義弟に託した。彼に父親としてそれをもう一度作ってやって
くれ、とメモと輪ゴム鉄砲の現物を妹に渡して頼んでおいた。

------------

こういう手作り玩具は子供の頃に夢中になって沢山試行錯誤
しながら遊んだから、まだ他にもいろいろ作れるし、素朴ながら
多くのノウハウが脳内に蓄積されているけど、そういう父親が
子供にやってみせる事で、子供に父親の存在を知らしめるような
「技」は…結局そういう方面では使えず役に立たなかった(自爆)

でも、今さら自分が独りでたまに遊んだり、こうやって子供を
相手に遊ぶときには発揮出来るんだから、まだいいか(^◇^ゞ
何の役にも立たないけど、決して無駄にもなってないからね


 

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エロspamに思う事

自分が使ってるメールアドレスはいくつかあるが、その中でISPと
契約して有償で使っているのは2つだ。残りはフリーのメルアド。

その二つのうち一つが、最近エロspamの標的となっているようで
毎日50通くらい、しばらく忘れて放っておくと千通単位で届く。

タバコと同じで百害あって一理無しのエロspam、一度だけだが
ワクワク♪ドキドキ♪とときめかせてくれたモノもあったが(苦笑)
後はsubjectや送信先アドレスを一目見ただけで速攻で削除だ。

------------

今朝もそんなエロspamが沢山届いていた。バシバシ削除してて、
こんなsubのメールで手が止まった。 「どうしますか?」 
送信者は「86万です」。なんだこれ?よせばいいのについつい
開いてしまった。するとこんな内容が・・・

↓↓↓↓↓↓ここから引用↓↓↓↓↓↓

先程、**様ID:155422 が86万円であなた様を落札された旨の
連絡を致しましたがあなた様の意思確認が未だ取れておりません。
あなた様はVIP会員(無料にて近隣女性にプロフ紹介)とさせて頂きます
http://www.***.***?*******u

【**様より再メッセージ】
今、約束のホテルで待ってます…来てくれますか?
お金も貴方へのプレゼントも買っちゃいました。。。
今日だけの関係でもいいからお願い、来て欲しい・・・

※お受け取りはあなた様の意思確認後、
落札額の50%【43万円】を理沙様より事前にお受け取りください。
残りの金額は理沙様とお話し合いの上お決め下さい

※番号及びアドレス交換を理沙様は希望されています。
注)セキュリティー上、直接交換されます様、お願いします。

※落札内容及び、落札金のお受け取りはこちら
http://www.****.**********

↑↑↑↑↑↑ここまで引用↑↑↑↑↑↑


コラ!オレを勝手にオークションに出品すんなっ!(-◇-#)
ああ、ボクの貞操は86万円で奪われてしまうのかしら(TT)<ばき

技術者としてのヘッドハンティングだったら、もう一桁増えても
安っ!と思うが、…『男』としてだと高すぎるだろうな<ばき
そんな価値は自分に無い事は嫌という程に判ってるし、第一
自分を欲しがる女なんて居やしないよ。かく言う自分自身も
惚れていない女にはいくらハシタ金を積まれても興味は無いし
逆に金を出して買おうとも思わない。

------------

こういうエロspamメール、ひっかかる馬鹿って存在するんだろうか?
少なくとも、自分はひっかからんよ(^~^)へへへっ

子猫がワラワラ♪とか、メロンパンとチーズケーキ食い放題とか、
絶叫マシン乗り放題とか、無人島サバイバル生活ご招待とかの
そういう魅力的なフレーズでもない限りね<ばき!

 
 

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