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2006年11月

2006.11.29

レガシィは入院がお好き?

春に思い切ってそれまで乗っていた愛機B4-RSK(5MT)から
乗り換えた我がBPレガシィ2.0iの5MT車、チョッと前の長距離
出張時には高速道路とはいえ16km/Lという脅威の低燃費を
叩き出したり、今では買った当時には全く想定していなかった
デートカーとしての用途を無難にこなしてくれている(^^;)<ばき

独りで乗るよりも二人で乗る時には乗り心地重視になるので
燃費は悪いし、弄ったオーディオの音量もBGM程度しか上げ
られないし、彼女を気遣って空調もバリバリ使うし、まるでこの
状態がやってくる事を予想して付けたんだったっけ?という
くらいの勢いでETCレーンを通りまくってる。

やっぱ独りでの生き方とは色々が違うよなぁ(苦笑)
…でも、これはこれで悪くないかも(*^^*)<ばき

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で、そんなレガ、どうも最近、フワフワした走行感になっていた。
何だろう、やっと走行距離が4000kmを越えたので、サスassyに
当たりが出てきたんだろうか?でもそれにしては据え切りして
車庫入れするときにまるで4WSっぽいフワフワ感があるから、
それは違うよなぁ…BBSに付いてた古いタイヤのせいだろうか?

でもショートホイールベースで重心の高いアトレーに比べれば
ドッシリ安定して走るのであまり気にせず乗っていた。

で、チョッと前のスバルお客様感謝デーの時に、何かしらの
景品欲しさにディーラーに寄って、無料点検チェックなるものを
受けてみた。

すると、窓際の席に座ってコーヒーを飲んでカタログを片っ端
から読みふけって、一時間たってもその点検が終了しない(--;)
おいおい、またエンジン交換時と同じパターンじゃないのか?
そう思っていたら、やっと顔なじみのフロントサービス係の人が。

…何でも以前後ろ足廻りを総交換作業した際にアライメントの
調整が出来てなかったらしく、アライメントが乱れている、との
こと。それは新車の不調に関わるクレームではなく、明らかに
以前のクレーム対応作業ミス、というより残作業なので、当然
無料で調整してもらう事になった。

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ちゅーことで、またウチのレガシィ、一週間の入院が確定(TT)
これで一体何回目の入院だったっけ…ステアリング交換と、
エンジン不調時と、エンジン交換と、足廻り調整時と、足廻りの
交換作業時だから…今度で6回目でやんの(^^;)

トータル期間でいうと一ヶ月を優に超えるんですけど…

でも逆に考えれば、それだけ色々な代車に乗れるって事だから
ポジティブシンキングすれば、いい方向かもしれない(^^)<ばき

今までに借りた代車は、インプGDB(2005)、BL-C型2.0R(4AT)、
インプGDB(2006)*2、そしてBL-D型2.0i(5MT)。全部新車(^^;)

ならばディーラーさん♪今度は可能なら2.0GTか3.0Rあたりに
乗ってみたいな、OUTBACK2.5iでもフォレのSTIでもいいよん、
よろしくぅ(^^)/<ばき


  

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2006.11.22

正体が判って萎える

自分の生活に単車やカメのぬいぐるみが欠かせないようにコーヒー
が欠くことの出来ないモノだ。メロンパンとコーヒーさえあれば、
この地球から酒とタバコは消滅して構わない(^^)

例えば、毎朝の朝食にはこんな感じで必ずコーヒーがある。

Asamesi

隣にあるのは普通の食パン。ちなみにこれ、縮尺を弄っているわけ
じゃなくこういうサイズの器でコーヒーをたっぷり頂いている(^^;)

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この画像でわかるように自分のコーヒースタイルはブラックでなく、
入れたてレギュラーコーヒーの香りを注ぐ際に楽しんだ後に牛乳を
タップリ注ぎ温度を下げて飲む。何故か?猫舌だからだ(^^;)<ばき

ちなみに、自分は世の中に「コーヒー」と名の付く飲料は全部で
4種類あると思っている。それは以下の通り。

 1)コーヒー豆を挽いたコーヒー粉から入れるレギュラー
 2)スフレードライやフリーズドライで作られたインスタント
 3)缶コーヒー
 4)コーヒー牛乳

どんなに飲んでも、この4つが同じ原料で出来ているとは…とても
思えないのだ。まあコーヒー牛乳にコーヒーは使ってないが(苦笑)

あくまで個人的な印象と感想なので批判されても困るけど、自分は
インスタントコーヒーは「インスタントコーヒー」という別の飲料
であって「コーヒー」じゃないし、缶コーヒーは「缶コーヒー」で
あり、やっぱコレも「コーヒー」とは違う別の飲料だと思っている。
くどいようだけど、あくまでも自分の中ではね。

自分が好んで飲むのはいつもレギュラーでこれ以外のモノは殆ど
飲んでない。たまに会社や現場事務所でインスタントを飲んだり、
たまに缶コーヒー(微糖に限る)は飲むが、最近よくある「本格派」
なる無糖ブラックの缶コーヒーは半日以上コーヒーサーバに放置
された饐えたレギュラーコーヒーの味…だもんなぁ(-_-;)<ばき

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で、本題。

かなり昔から、こういう商品がコーヒーの傍らに添えられてる
事が多いと思う。最近業務用のパッケージで大量に購入した。

Cfresh

生の牛乳を保持しにくい職場でコーヒーを頂くために必要なのだ。

通常この手のモノは原材料が牛乳ベースのモノと、植物性由来の
モノがある。それは例えるならばバターとマーガリンのような関係。
バターが本物とすれば、マーガリンはその代用品という位置付け。

とはいえ、植物性油脂でヘルシーで安いマーガリンは現代人の
食生活に「バターの代用品」でなく「マーガリン」として確立して
いる。つまりこれも、牛乳の代替品ではなく、立派に成立している、
と思って…いた(-_-;)

パッケージの裏面の、以下の原材料の記述を目にするまでは。

Coffeef2

な、な、な、なたね油ぁ?

つまり、これって菜種油と砂糖水を乳化剤を使いエマルジョン化
したモノって事じゃん。ちゅーことはだ、自分は今までコーヒーに
わざわざ菜種油を入れて飲んでた、って事なんじゃんか…(-◇-;)
それまで有り難がって使っていたコレを途端にコーヒーには入れて
飲みたくなくなってしまった…_| ̄|○

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確かに菜種油は間違いなく「植物性油脂」だ。同様の他の商品を
見比べてみると、原材料にはリアルな油の種別は記載されてなく
おおむね「植物性油脂」と書いてある。そうかかれると動物性油脂
よりはヘルシーなんじゃん、という錯覚を受けていたけど、つまりは
大豆油でもゴマ油でも、落花生油でも、そういったモノのブレンド品
である単なるサラダ油も全部が全部「植物性油脂」なんだ。つまり
当然、この原材料である菜種油だってそうだ。

恐る恐る同じような植物性油脂が原料のマーガリンの原材料欄を
見てみた。するとそこには「コーン油」という記載があった。あれれ?
菜種油よりは不思議と驚愕感が無いでやんの<ばき

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今の世の中には多くの偽や人造食材が溢れてる。人造イクラとか、
サイコロステーキ肉とか。でもそれらばそうと知られて、、または
その正体を知る由もなく既に我々の食生活にがっちり食い込んで
いる。つまりこれはもう「偽者」ではなく、「代用品」でもなく、
「そういうオリジナル食材」として存在してる
のだ。

実際ウチではバターは高価なので常にマーガリンだし、銀シャリは
喰えないから押麦やイモを炊き込んだ代用食ばっか(;_;)<ばき

そう考えると、さっきレギュラーと比較していたインスタントコーヒーや
缶コーヒーはやっぱそれはそれで立派なオリジナル、なんだよね(^^)

 

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2006.11.16

友よ、静かに眠れ

単車乗りというのは因果なもので、自分がどれだけの危険に晒されて
いるのかを嫌と言うほど身体や心の痛みでわかっていても、それでも
そのリスクの「波」をいかに上手く乗りこなすか、に挑戦する人種だ。

そのリスクが単車でなくても、同様の魂を持つ人間を、自分は敬意を
表して「単車乗り」と呼ぶ事にしている。その定義に従うと、例えば
冒険家や、ベンチャー企業の経営者等も、その集団に属する事になる。

危険と承知して付き合うとは言ってもそれは蛮勇ではない。危ない物、
危ない事を恐れ、それから逃げようとするのは生命の本能だからその
本能を知識と経験と、その情報を元に生き残る判断をする理性で制御
するのが『単車乗り』の真骨頂だ。

だから、些細な見落しや判断ミスが重大な結果を産む事にもなる。

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まだ時代が20世紀だった頃、自分の単車仲間が事故で散った。

中央分離帯に茂る灌木の剪定がなされずに視界が悪い「く」の字状の
変曲点に細い路地が交わる交差点で、一時停止せずに突っ込んできた
右折のタクシーとそこを直進していた仲間が衝突し、十メーターほど
飛ばされ歩道上の構築物に叩き付けられた彼は、その後意識を一度も
取り戻す事無く、家族に見取られながら数時間に天に召された。

彼が命を落とし、残った我らに伝えてくれた「こういう場所は危ない」
という、とても貴重な情報を、我々は生かして行かねばならない。
例えば、猛毒のフグを食えるようになるまでに何人もの犠牲があって
その情報が蓄積されて、解析された結果、今の我々がフグを安心して
食えるようになったように。

そうだ、犠牲というのは決して「無駄死に」なんかじゃないのだ、
無駄な命が一つも無いように、無駄な死なんて一つも無い。

ただ、命さえあればありとあらゆる様々な未来が開ける可能性があるが
死はそこで全てをシャットアウトして、先が無い。だから無駄ではない
けど、辛く悲しいものなのだ。

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最近いじめられて自殺する若者が増えているが、その命はどんな大富豪
でも買えないし、宿る命は一つたりとも同じ物はないし、この星に生命
が誕生した瞬間から一度とも途切れる事なく続いてきた命の襷を繋いだ
結果なんだ、ということを安直に死を選ぶ前に、判って欲しいと思う。

死にたい程辛いのはよく判る、自分も中学生の頃に同じ様な目にあって
いた人間だからね。自分はそれをバネに強く生きてやる!と、そこから
頑張れたけど、あそこから頑張れない人だっていて不思議じゃないよね。

でも、その辛い、って感情こそが、命があって生きているって事なんだ。
死にたいほど辛い、って事はあっても死ぬより辛い、って事は無いんだ。
生きたい生きたい、と願って頑張ってもそれでも死ぬ人や突然理不尽に
命を奪われてしまう人は数え切れない程に沢山いる。そういう人たちの
方が、今のあなたたちの何倍も、いや何千倍も辛いだろう、でも生きて、
最後の最期まで生きて生きて、生き抜いて、それでも命が尽きてしまう。

「命」とは一言で言えば「奇跡」だ。だから数年後には笑い話のネタに
なるくらいの些細なしがらみや失敗、金銭トラブル、狭い世界での人間
関係やたった数年間の苦悩、等であっさり放棄してしまうにはあまりに
惜しい。

様々な夢を語り、でもそれを叶える事を無く散った友の写真を見ると、
そんな事を深く考え、そして思わずにはいられない。

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早いものでその彼が亡くなってからもう7年もの月日が流れた。

彼より1歳若かった自分は、当時の彼の年齢をとっくに追い越してて
そこからさらなる加齢を加えて37歳にもなっている。彼が生きていた
ならば、その7年間はどういうように生きたんだろう?どういう付き
合いをしつつ自分らは過ごしていたんだろう、なんて事を考えたりも
する。

こういう心境が判って貰えるかもしれない、と思って元カミさんを
彼の墓前に連れていって紹介した事もあったっけ(苦笑)、ちゃんと
離婚した後にもそれを報告しに行って墓石の上に座っているだろう、
目には見えない彼に語り掛けて謝ったのも、もう3年以上も前の事だ。

彼の死後、遺族から譲り受けた彼がよく着ていたrenomaのフリースと
イエローコーンのジャケット、もうあちこちヤレていてかなりボロに
なっているし、ジャケットなんて紫外線ですっかり脱色して上と下で
完全に色が違うが、それでも何ら恥じることなく堂々と今でもそれを
着て彼と共に生き、そして走っている。

Jacket

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そんな彼の命日には、彼や仲間と一緒に毎週のように通っていた所に
単車で行って、あのときのように過ごし、そこからの帰路に彼が越え
られなかった、あの交差点を無事に通過して帰宅するのが自分の年中
行事となった。

実は先週が、その命日だった。なので、彼のジャケットを着て、TDMを
起動し「通っていた所」に夜走りして辿り着き、そこで夕飯を食った。
その日は残念ながら当時の仲間は集まらなかったが各々が可能な形で
彼を弔っていた。例えば墓参りとか、別の日に事故現場に、とかでね。

Shokudou

そして食い終わった後、気合いを入れ走り始める、彼が命を落とした
あの交差点に向けて。彼が命を掛けて残してくれた教訓を何度も脳内
で反芻しながら。

その交差点はあの当時と周りが様変わりしていたが、やっぱり灌木が
繁り視界は悪かった。そして夜の酔客を捕まえようと彼を殺したのと
同じ会社のタクシーが彼の教訓を生かす事なく何台もノーブレーキで
右折していた。

それを見やり、何度も安全を確認しながら、その交差点を駆け抜けた。

瞬間、クラッチを握り、アクセルを瞬間的に大きく開け、彼から部品
を譲り受け組み上げたOVER管を共鳴させ、鎮魂の咆哮を奏でた。

        「ブォン!」

友よ、俺は君が辿り着けなかった未来、先に向かって「単車乗り」と
してこれからも走り(≒生き)続けるよ、俺が辿り着ける所まで…ね。

 

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2006.11.15

ニキビじゃなかったのね(^^;)

ここ数週間ほど、左顎下のあたりに赤く盛り上がった吹き出物が
出来て、それがチリチリと痛かった。

中年になってからのニキビか…それを吹き出物っちゅーんだよね?
まあ似たようなもんだろ。でもそれがちっとも直らない。同じ場所で
ずっと赤みを帯びて、触ると痛みを感じる状態だった。

で、この数日、その痛みがどんどん大きくなって、腫れも膨らんで
赤みの範囲も増してきて段々不安になってきたので、鏡で患部を
よーく見てみたがニキビにありがちな芯というか膿がある毛穴?が
サッパリ見えない。だがその痛みは悪化したニキビのそのものだ、
じゃあ一体なんだこれ?

ニキビだったら痛みをガマンして圧迫すれば膿が押し出されて圧が
下がって腫れもひくだろ、と思って、押してみたが、ただ痛みを
増幅させるだけでしかなかった。ちくしょー!

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で、痛いのをガマンして垂直に圧迫して血の気を除いてみた。
すると腫れのてっぺんが廻りの皮膚よりも黒いことに気が付いた。
もしや、これは…?

覚悟を決めライターで軽く炙って殺菌したカッターナイフで患部の
てっぺんを浅く切る。腫れているので血がすぐに玉になり、流れる。
その中に同じく炎で炙って殺菌した先の細いピンセットを突っ込み
皮膚の奥を探る。当然民間治療で麻酔なんてないので痛い(TT)

Pinset

その都度患部から血が流れるので圧迫して止血&血の気を
失わせて目標を探り続ける。するとピンセットの先が予め想定
していたモノを捕らえた。おもむろにそれを皮膚内部から表に
引っ張り出しみた。

するとその患部から長さが3cm以上ある、コイル状になった太くて
硬い毛、つまり本来皮膚から外に伸びるべき髭だったはずの毛が
ズルズルと引っ張りだされた。つまりこれ、潜り毛のなれの果て。

ブラッディな患部や不気味なそのコイル状のモノは生々しいので
さすがに画像は無しだ(-_-;)<ばき

------------

つまり本来なら毛穴から表に向かって伸びるべき髭が何らかの
事情で皮膚から表に出られず、行き場を失ったまま体内で成長
しつづけ、回りの皮膚組織に悪影響を及ぼしていた、って事。

たしか以前も似たような現象に見舞われたことがあったので
それを覚えていたのだ。

こんなのが皮膚下にあったら、そりゃ痛いわな。さあ止血して
終了、と患部を圧迫止血していて、ふとそれを外したら、潜り
毛を除去したはずの患部がまだ黒っぽい。ちゅー事はもしや…

止血直後の患部に再びピンセットを突っ込ん(以下自主規制)
するとそこから、さっきのよりは短いけれど同じような潜り毛が
ズルズル♪と出てくるではないか!

うわぁ、まるで蟷螂の腹から出てくるハリガネムシのよ<ばき
しかしまぁ、これじゃずっと腫れるし痛いわけだよなぁ(TT)
その後圧迫止血して出血を止めたあと、患部を冷やしてみたら
腫れ部分は引いて、患部全体の赤みも消えかけていた。

ちゅーことは「異物」は全部取り除けたわけだ。あーよかった。
さすがに中年ともなると、これをニキビとは言えないわな<ばき

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ちなみにイチイチ言うまでもないけど、こういう事は本来なら
皮膚科にいって医師が行う医療行為によって処置されるべき
内容なので、上記の内容を絶対に!真似はしないようにね。

結果がどうなろうが自分は一切関知はしないので。やるなら
100%自己責任でヨロシクね(^◇^ゞ

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2006.11.10

この歳になるまで知らなんだ

自分が会社の昼休みに戯れでやる遊びの一つが、以前紹介した
ように英文ニュースの自力翻訳だ。

天気のよい昼休みには農作業などもするので最近はたまにしか
やってなかったが、最近それをやっていて目からウロコ(?)な
事があったので、それを紹介してみる。

…と、書くとまるで凄い発見があったような感じもするけど、
単に自分が不勉強だった、という事なのであしからず(^^;;)

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そのニュースとは、最近北海道の佐呂間であった竜巻ネタだ。
ニュースソースは以下のURLにあるように2006/11/7の毎日新聞。
以下改行位置の編集以外は全文を引用する(斜体部)。


http://mdn.mainichi-msn.co.jp/national/news/20061107p2a00m0na018000c.html

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Tornado kills 9 people in Hokkaido

SAROMA, Hokkaido -- Nine people died and numerous others
were injured here after their neighborhood was hit by a
tornado on Tuesday afternoon, a local disaster management
body said.

At about 1:20 p.m., a tornado hit the eastern Hokkaido town
of Saroma and destroyed several pre-fabricated structures
used by construction workers at a tunnel construction site,

according to the disaster management body in the Engaru
district.

At least nine people died and numerous others are believed
to have been injured. (Mainichi)

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…と、いう物。英語が得意な人なら見ただけでスパッ!っと
翻訳可能なくらい、簡単で短いニュースだ。

英語が苦手な自分でもこのニュースは前日の夜のニュース等で
散々伝えられているのもあって、その状況が判っているために、
上記の英文だけである程度ニュアンスが伝わってきた。

でも中には

「the disaster management body in the Engaru district」

エンガル地方にある天災を管理する…死体(--;)?<ばき
と、不用意な誤解を招くような記述もあったりして勉強になる。
(bodyは身体、死体、という以外に団体とかいう意味もある)
でも、この単語の羅列を見てすぐさま

「遠軽地区広域組合消防本部」

なんて訳せないよなぁ(^^;;)

------------

おっと本題。上記の英文の中に、以下のような記述がある。

「destroyed several pre-fabricated structures」

直訳するとこうなる<ばき

「破壊した、数々の、予め-組み立てられた 構築物」

その後に続くトンネル建設現場にある建設作業員が使ってた、
という記述と、前夜に見ていた日本語のニュース報道などで、
これが「プレハブで出来た現場事務所が破壊された」という
ように意訳出来るのだが、ここでひらめくように気が付いた。

もしや、小学生の頃から何の疑問も持たずに使ってた、もう
日本語と言ってもいい「プレハブ」っていう言葉のその元と
なった英語での記述はここにある「pre-fabricated」…なの?

つまり本来は「プレハブ」ではなくて「プレファブ」か!
うわー、37年も生きてきて始めて知ったよ、「プレハブ」で
なくて「プレファブ」だった事に(^^;;)<ばき

------------

和製英語や、日本語の発音に慣らされ本来の英語の発音とは
かけ離れてしまった外来語って結構多い。だからその発音を
外人に対してしても、さっぱり意味が通じない、って事が実は
結構よくある。例えばクリチカル(クゥリティカゥ)やラジオ
(レィディオ)、トマト(トゥメィトゥ)、ウォーター(ウァラ
と自分には聞こえる(汗))、といったものとか。

また、日本人は略語が大好きなので、勝手に短縮してしまった
カタカナ語とか、例えばエアコンとか、トルセンとかパソコン
とか。こういうのは由来が英語だけど、もう完全に日本語に
帰化してしまった言葉なんだろうな、と思う。

プレバフ、ってのはこの二つが複合的に合体したものなんだ。
「ファブリケイテッド」が「ファブ」に短縮され、「ハブ」に
改音され、その前の「プレ」とくっ付けられた結果、英語では
ない、日本語としての「プレハブ」という言葉になったのだ。

いやー、勉強になるなぁ(^^;;;)<ばき

------------

実際に仕事でも日常でも「プレハブ」って言葉はよく使って
いる。「プレハブ工法」や「プレハブ配管」とか「プレハブ
倉庫」とかね。

でもこの事実を知ってから、同様にそうやって日常的に使って
いる仕事仲間に「プレハブ」ってどういう意味だかわかる?と
たずねたら、誰もが「予め組み立てられたもの」という答えが
帰ってくるのに、「じゃあその語源は?」と尋ねたら、殆どが
正解を答えられなかった。

「ハブ」という発音で「have」を連想してしまうのだ。

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こういう発見をして、それを回りに確認してみると、大体二つ
の反応が返ってくる。

 A:「へぇ知らなかった、そうなんだ!」
 B:「で、それで?だからナンなのさ?」

確かに語意さえわかっていれば、語源など知る必要は無いかも
しれない。それで生活出来るからね。でも今回の様にふとした
きっかけでそれが判る事がある、そのとき感じる新鮮な驚きは
自分自身の基礎知識を豊かにしてくれるし、自己判断を放棄し
疑問に思わない「ブラックボックス盲信主義」を打破するため
のきっかけになってくれるような、そんな気がするのだ。

 

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2006.11.07

俗に言う「中の上」なのかも

こう見えても一応サラリーマンである自分は、出勤して勤務時間が
始まる前にネットで一通りの情報収集をしている。ワイシャツ着て
ネクタイ締めてるホワイトカラーではなくて、薄汚れてヨレヨレに
なった作業服を着ているブルーカラーなんだけどね(^^;)

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最近その情報収集中にこんなページを見つけた。

 生涯給料1000社ランキング

要は様々な業種の会社の給料を横並びにして比較してみる、という
ものらしい(苦笑)。自分も会社から給料を得て生活をしている身の
上だから(故に『サラリーマン』なのだが)、ふと気になってここの
ランキングをずっと眺めていた。

…うひゃひゃー♪、こんなにスゲェ給料の会社もあるのか(^^;)

とはいえ、同じ責務の同じ仕事をしている訳じゃないから、違いが
あるのは当たり前
で、最上位と最下位の会社に勤める人の間に不平
等で言われ無き「格差」があるわけではない。その前提が違うんだ
から会社や業種で給料に差があるのは当たり前の事なんだよね。

そう思いながらハラハラとこの順位が羅列してるページをめくって
眺めてたらなんとその中に自分が勤めてる会社があるのを発見(自爆)

そっか、一応は上場企業だもんな、ウチの会社は。そう思ってその
順位や30歳のモデル給料、平均年収や生涯賃金の数字を眺めてみた。

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順位をズバリ言うと自分がどこの会社に勤めているのかバレバレに
なるので言わないが、真ん中よりは上で、一番上からは下、とだけ
言っておく。つまりこの1000社中では給料偏差値は50を上回ってる。
そう考えると、この国の中では比較的恵まれたポジションにいて、
それなりの給料を得ているのかもしれないな、その実態は最低賃金
以下の生活費で生きられるような人間
だっちゅーのにね。

…で、30歳のモデル賃金なる数値を見てみると、自分が30歳だった
頃に得ていた年収よりも一割以上も高いでやんの…(--;)オイコラ

そりゃ自分が30歳ってのは7年も前だから比較するのはおかしいが
それでも当時は残業もそこそここなしていたから、ベース給料より
相当上回っていたはず。つまり自分は会社の中で平均給与を下げる
側(≒お荷物)だったのかぁ(^^;)?

まあ今では離婚をバネに(ヤケになって)頑張り過ぎたのもあって、
ウチの会社だと40代前半になってようやく得られるらしい平均給与
額を余裕で上回っているから一応は勝ち組なのかな(^^)?<ばき

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ふと、この数字に対する疑問を自分の同期の労組幹部に尋ねてみた。
つまり今の30歳のモデル賃金って本当にこんなに高いのかって事を。

すると、どうもこのランキングで使われている数字は春闘等で検討
されるようなモデル賃金ではなくて、実際に支払われている、残業
代だけでなく、各種の手当が全て乗ってる支払金額をベースにして
いるらしい、との事。

つまり残業代や危険作業手当ては業務によって異なる支払になるし
住宅費補助とか扶養家族手当とか、通勤手当とかはその人によって
大きく異なる要素であって、それらが沢山乗る人もいれば、少ない
人もいる、と。

…そっか、新幹線通勤すれば交通費はドカン!と増えるし、家族が
いれば色々手当ても乗るわな。自分はいつも通勤地の近所に住んで
いたし、たった一人の家族という存在が居たのは32歳~34歳の僅か
17ヶ月間だから、その恩恵を殆ど受けてないって事か(^^;)<ばき

 

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