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2007年3月

2007.03.21

ハクサイだってド根性を見せる

自分が台所で野菜の残材を育てて可愛い葉っぱを愛でているのは
以前紹介した通りだ。中にはそれが思わぬ形で成長を遂げて
命という凄まじい力を思い知らされることも多々有る。

今はダイコンと、ニンジンと、小さいジャガイモが生き生きとした
を見せてくれている。…癒されるなぁ(^^)

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最近ウチの台所には、それまであまり買わなかった食材がアチコチ
転がるようになっている。その理由はなので、ナイショ<ばき

で、そんな食材の野菜ストッカーの中で、先月鍋物に使って半分残った
まま放置していたハクサイが埋もれているのに昨夜気が付いた(^^;)
自分一人だと、こういう葉物は外から一枚一枚剥いて使って行くので
長持ちするんだけど、同居中の彼女はそういう貧乏食生活に特有の
ノウハウを知るよしも無いのでバッサリ半分にして、残していたのだ。

あ~あ、これはもう食えないだろうな、と思ってそのハクサイの尻が
覗いてるコンビニ袋を引っ張り出そうとしたら、十代の男の子の朝の
毛布のように、コンビニ袋が不自然に突っ張っているのに気付<ばき

アレ?何コレ?確かこれにはハクサイしか入れてないはずだけど…
と思って袋から取り出した、真っ二つにしたハクサイには…なんと!

Hakusai

半分だけ残った芯から芽が起き上がって、そこに蕾が付いていた!!

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断面をそのまま放置で室温長期保存だから腐らなかっただけで
大したもんなのに、よもやそこから茎を伸ばして蕾を付けるとは…
半分になっても、このハクサイ、生きよう、生きよう、って頑張って
いるんだなぁ、感動したよ(^^)

こうなるとこのハクサイ、あまりに可愛くていじらしくて、食おうにも
食えないよなぁ、どうしようかな?まさかイモのように土に植える訳
にもいかないしなぁ(^^;)<ばき

…ま、この花が咲くまでは台所で生活してもらうとするかな(^^)♪

 

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2007.03.18

友人がTVに出るらしい

昨日UPした山崎豊子ネタが?、どういうワケか爆発的アクセスを
呼んだようで、こんな何の面白みもないBlogに今日一日で900以上
のアクセスがあった…みたい。アクセスカウンターが以前のように
狂ってなければ。

もしこれが本当のアクセス数なら今のうちに謝っておこう。
いらっしゃった多くの方々、期待に沿えず申し訳な<ばき

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で、本題。明日、自分の友人がTVに出るらしいのでちょっとだけ
番組宣伝しておこう。自分は仕事で見れないと思うので誰か見て
やって下さいませ。

http://tv.yahoo.co.jp/bin/search?id=73348266&area=tokyo

この中で多分、白い単車に乗って登場するはず(謎)

 

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山崎豊子の最高傑作は

ちょこっとTVを付けたらテレビ朝日でスマステーションなる番組が
あって、そこで山崎豊子特集をやっていた。

山崎豊子という作家は、自分が一番好きな作家だ。その作品は
ドロドロした社会派小説としての元祖たる「仮面集団」から現時点
での最新作である「沈まぬ太陽」まで、一体何回繰返し読んだか
判らないほど、読みまくり、読み返した事か…あ、現在連載中の
「運命の人」はまだ読んでないけどね。

最初古本屋で暇つぶしのつもりで買った「白い巨塔」の上下と
その続編の「続・白い巨塔」を読んだのが山崎豊子漬けになる
きっかけだった。蛇足だが今では「続・白い巨塔」という本は無く、
「白い巨塔」に吸収合併されそちらが上中下巻になってるらしい。

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最近になり女史の作品の一つである「華麗なる一族」がドラマ化
され、放映されている。骨太の熱い情熱家であり技術者である、
万俵鉄平役を、ある意味もっともイメージ違いであるキムタク氏が
演じていて、もうそれだけで見る価値が無く、とても残念(T_T)

でもそれでも山崎豊子作品が多くの日の目を浴びるきっかけと
なるのならそれはとても良いことだと思う。

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そんな山崎豊子フリークである、殆どの作品を何度も繰り返し
読んだ経験者としてはその中で「華麗なる一族」は実はそれ
ほど評価は高くない。作品としてのレベルが低いから、では
なくて他の作品のレベルがそれをはるかに凌ぎ凄いからだ。

そんな凄い作品を世に出しつづけた彼女の作品の中で自分が
最も大好きで、誰に対しても名作の誉れ高き作品と言えるのは、
それは最も有名である「白い巨塔」ではなくて、あまり知られて
ない「不毛地帯」だ。これを凌ぐ作品は無い。「華麗なる一族」
は正直な所、彼女の真骨頂なる実在したモチーフである社会的
出来事の数やスケールといい、物語の濃さといい、登場人物の
奥深さと味わい深さ、そして物語への没頭のしやすさとラストの
清々しさ、どれ一つとっても全てが「不毛地帯」の足元にすら
及んでないと思う。

それがウソだと思うなら、一度「不毛地帯」を読んでみて欲しい。
「白い巨塔」よりも、「華麗なる一族」より、「大地の子」よりも
「二つの祖国」よりも、…凄いよ、「不毛地帯」は。本当に凄い。

詳細はネタバレになるから言わないけど、本当に!絶対に!
面白いよ~、ハンパでなく面白い。オススメだぜぃ(^^)。

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そうそう「二つの祖国」は山崎豊子作品には珍しく「不毛地帯」に
物語のモチーフが一部リンクするから(東京裁判の辺り)どうせなら
そのモチーフを彼女がどう書き分けているのかを味わうためそれも
是非読んでみて欲しい。

当然華麗なる一族も、沈まぬ太陽も、大地の子もオススメ♪
ただし「ムッシュクラタ」だけはちょっと毛色が彼女っぽくなくて
一度読んだけど読み返さなかったなぁ<ばき

 

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2007.03.14

「モノ」に篭る魂

たまに某巨大エネルギープラントでの作業現場に作業員や現場監督、
運転管理といった業務に携わる事もあるけど、一応の本職は某社の
研究所に在籍する研究開発職だったりする。

自分の専門は一応化学系だが、フラスコ実験レベルの基礎研究から、
各種の手分析、機器分析といった分析屋みたいな事もするし、アイ
デアをガンガンひねり出しては実験してはトラブルシューティング
をして改造改良を施して最終的に特許だって殆ど自力で作成するし、
時には設計屋の様に図面を書く真似事もする。他にも仕様書を書き、
見積を取り、手配して、納品された部品の加工や組立、装置の運転
調整だってやるし、それをフォークリフトに載せて実験場まで運び
試運転や実験といった肉体労働系だって一通り自力でやる。
…単なる「何でも屋」じゃん(^^;)<ばき

この職歴も長いのだが、未だに大ヒット♪、となるような「我が子
はまだ生まれていない。いいところまで行くのは沢山関わってきた
のだが、そう考えればダメダメ社員なのかもしれない(;_;)<ばき

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そんな自分は幼少の頃から「なんでだろう?」「どうなってるんだ
ろう?」「どうやって作っているんだろう?」といったような知的
好奇心だけは人一倍あって、昔っから色々なものをバラしてみたり
したもんだ。

単車に乗り始めた時にも、一番最初に入手した錆だらけのミニトレ
(GT50)も、一週間たたずしてシリンダを外してピストンを手に取り
こんな小さいモノが俺を走らせているんだ!って感動したっけなぁ。

三つ子の魂百まで、じゃないけどそれは今も殆ど変わりが無くて、
チョイ前の日曜にも軒下でこんな事をやっていた(笑)

Head

mixiではゲロ済みだけど、事の詳細は追って後日別ネタにて。

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で、本題。

チョイ前に会社の一服コーナーで休憩していたとき、灰皿の上に
ガスの切れた使い捨てライターが投棄されているのに気付いた。
そこでZIPPO用に発火石でも回収しようと、遮熱板を取り外して
みて、ふと前述の「分解熱」がメラメラと燃え上がってきた。

 ino:「よし、ちょっくらバラせる所までバラしてみっか

そしたら、以下のようなところまでバラせた。ちなみにこれ工具は
使用せず、素手でバラせる範疇。プラスチックのボディは透明部の
タンクと、黒いバルブホルダー部に分けられるはずだがこう見えて
これは高圧ガスを封入してある圧力容器なのでガッチリ溶着されて
素手で分解することは出来なかった。

これを使い捨てにしてるのか(^^;)

しかしこうやって見るとたかが百円以下で買える使い捨てライターに、
こんな小さい部品がこんな沢山も使われて組みあがっているという
事に感動してしまうのは自分だけだろうか?

真鍮製の弁体には小さいOリングが付いていてこれでガスをシール
していたり、ホースなのか、と思っていた透明ボディから見えた
白い長いものは単管ではなくて多孔体の長いフィルターだったり、
点火石を擦るドラムも横溝が刻まれたワイヤを巻きつけてあったり。

思うにこれら一個一個の部品だって、とても合計で100円以内で
作れるようなモノには思えないし、第一これらを全て組み立てて
元の形にする作業だけで十分100円以上の価値があると思うのだ。

今でこそこれらは人件費の安い諸外国で作られているのだろうが、
それでもこんな小さいながらも、安全性を求められるガスライター
としての基本性能を維持したまま格安で作り出した、日本という
国の技術には感動すら覚えるよ(^^)♪

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どんなモノだって、作り出した人がいる。そこにはそれを作った
人や、送り出した人の、沢山の想いが積み重なっている。それは
モノだけじゃなくて食品や生き物といったもそうだし、思想や
概念、といった形になってない無形のものもそうだ。

でもそれらはそんな作り手の想いを強硬に主張しまくるような事
はなく、ただひっそりと想いを内包した(たまにその外観や機能
でそんな主張をすることもあるが)ままで静かに存在している。

でも、それが例えば格安だったり、時にはタダで入手可能である
こんな使い捨てライターであったとしても、どうやれば少しでも
安くて、どうやって安全を保ったまま実現するか、という事柄を
それこそ寝食忘れて情熱をもって作り上げた人が必ずいるはず。

少なくともバラした結果、光を浴びた内部構造や部品は、それが
単なる物体ではなくて、そういった「作り手の想い」が、いや、
「作り手の魂」が篭められている、自分にはそう感じられるのだ。
それはもう、単なる無機質な物体や物質、道具や機械ではない。
一種の「命」が篭っていると言ってもいい。

その「命」が感じられるようになると、モノに対する敬意や、
モノ自体を大切にしよう、と思う様になってゆくはず。そして
それをそうやって大切にすればする程、そのモノ自体に大切に
思っている自分自身の魂もそこに段々植え付けられて行く。

そうやっていると単なる物なのに、段々と自分の手足の一部
であるかのような、そんな錯覚を感じるようになってゆくのだ。
そうやって自分自身の魂も篭ったモノには、絶対に「命」がある、
そして想いを込めた分だけ、きっと信頼に答えてくれる、自分が
窮地に陥った時はきっと助けてくれる、と思っている(^^ゞ

一応企業で研究開発を生業としている自分も、そういった自分
自身の切なる想いや、熱い執念を込めた「生きたモノ」を世に
送り出して行きたいと切に願う。そうしないと、せっかくこの
仕事をしてる意義が無いし、自分自身だってそんな沢山の想い
を背負ってこの世に生まれてきた、命の襷を次の命に託せない
自分の命が、何か無意味であるかのような、そうなってしまう
ような…そんな気がするのだ。

 

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2007.03.07

LPガス有り生活に思うこと

自分が今の家に越してきてからカレコレ3年と数ヶ月の間、LPガス
を使わずに、太陽熱やカセットコンロを熱源として生活してたのは
過去に何度も紹介してきた通りだ。

そんな自分が諸般の事情によって2月中ごろからLPガス屋と契約し
普通の人と同じような暮らしを始めたのも以前紹介した通りだ(^^;)

で、先月末に初めてLPガス屋から請求書がポストに投函された。

その料金はこのネタの前にUPした2月の家計ネタで紹介した通り、
使用量4.1m3で、4053円だった。この内訳はこうだ。

 基本料:1990円
 使用量:2063円(= 440円/m × 4.1m3)
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 合計 :4053円

この数値を見て色々思う事が多々あるので、今回はそれをino的に
考察してみる。スゲェ適当に計算してたり数値を丸めたりしてるし、
都合の良い前提条件や(常に完全燃焼とか、器具毎に異なる熱交換
効率は全て1と見なしてるとか、理論ヒータとか)が沢山あるので、
そういった細かい突っ込みはご勘弁あれ(苦笑)

------------

LPガスの成分はノルマルプロパン(CH3CH2CH3)のみではなく、実は
プロパンとブタンの混合ガスだ。その出展はここのpdfを参照。


通常プロパンの混合比は気温が低い所で高めて使う事が多い事から
我が家は寒冷地じゃないから多分その混合比はノルマル状態で体積
比6:4だと仮定すると、4.1m3のLPガスというのは以下のようになる。

 プロパン:2.46m3 → 109.8mol
 ブタン :1.64m3 →  73.2mol
 ------------------------------
 合計  :4.10m3

プロパンとブタンの燃焼によって得られる熱エネルギーは、以下の
以下の反応式で示される。下記燃焼熱の出展は「化学データブック」
(培風社、ISBN4-563-09037-9)。

 燃焼式:C3H8 +  5O2 = 3CO2 + 4H2O + 530.6kcal/mol
    :C4H10 + 6.5O2 = 4CO2 + 5H2O + 687.7kcal/mol

よってLPガス4.1m3を完全燃焼して得られた熱量は以下で示される。

 (109.8mol × 530.6kcal/mol)+(73.2mol × 687.7kcal/mol)
 ≒ 108600kcal

これはカセットコンロガスに直したらどのくらいの消費量になるか
逆算してみる事にしよう。

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カセットコンロガスの成分はLPGと違い、ほぼブタンガス100%だ。
それが全て直鎖状nブタン(CH3CH2CH2CH3)だと仮定すると燃焼式は
先ほどと同様以下のようになる。

 燃焼式:C4H10 + 6.5O2 = 4CO2 + 5H2O + 687.65kcal

なので、108600kcalの熱を得るためにnブタンを157.9mol完全燃焼
させる必要がある。nブタンは分子量が58なのでそれを質量に換算
すると9.16kgになる。カセットコンロガスは一本に250gのブタン
ガスが充填されているので計算すると

 9.16kg ÷ 0.25kg/本 = 36.64 ≒ 37本

つまり自分(ら)が2月中にLPガスで使ったエネルギーとは、実に
約37本分のカセットコンロガスボンベを消耗した事に等しい(!)、
という事が判るのだ。

ふと思い立ち過去の数年間の家計簿エクセルファイルを開いて、
大体の消費量を計算するとおおよそ毎月平均約2.5本の消費、
つまり年間で30本前後のカセットコンロガスを消費ながら自分は
生きていた事が判った。

つまり37本のカセットコンロガスとは、それまでの自分の生活の
年間消費ガス量を軽く凌駕するという事だ。

いつでも蛇口さえひねればラクラク温水が得られる住環境に変え、
それをたった約0.7ヶ月間使っただけで今までの生活ならば約15
ヶ月間ものエネルギーを消費しちまった、という事なのだ(自爆)

しかもカセットコンロガスは一本が75円くらいで購入出来るので、
同じ熱量を得るだけなら4053円のLPガスに対し2775円で済むのだ。
あぁLPガス生活ってなんてカネがかかるんだ(T◇T)<ばき

これは逆にそれまでが如何にCO2を排出しないLOHASな生活だった
のかを如実に表している、とも取れる。…我ながらあの生活って
コスト面でも地球環境の面でも、スゴかったんだなぁ(^_^;)
もし日本の全世帯が嘗ての自分と同じような生活をすれば、CO2
削減目標なんてなんて楽チンクリア♪…じゃんか(^^;)<ばき

ま、その価格差と、そして排出する莫大なるCO2の量は、すべてが
生活の質を高めるとか、生活に必需だ!という事ではなく、ただ
利便性を向上させるために費やされている、という事は
コチトラとっくにお見通しでぃ!でぃ!…なんだけどさ:-p

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ちなみに今回消費した108600kcalもの熱量、これを灯油で得たと
換算してみると、灯油の高位発熱量が約11080kcal/kgで、比重が
約0.8kg/LというJIS規格から逆算すると12.25L、と言う事になる。
今の灯油の値段が68円/Lとするとつまりそれは約833円、になる。

また108600kcalを全て変換効率1の理論電気ヒーターで得たとして
計算すると(そんなモノな存在しないので実際の効率はもっと悪い)

 108600kcal ≒ 454382kJ ≒ 126.2kWh

今の電力料金換算でいうと120kWhまでは一段料金となり15.3円/kWh、
それ以上で300kWhだと二段料金になり20円/kWh、それ以上はさらに
料金が高くなる。このようにちょっと複雑な料金体系なので計算上
ラクな二段料金を適用してみると電気料金は2524円と言う事になる。
(ただし燃料調整費は除いてある)

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以下蛇足:

ついでにこれらエネルギー消費量をCO2の排出量に換算してみた。
(カセットガス以外の換算式は東京電力HPに記載されたモノを使用)

そして蛇足ついでにいつでも温水&風呂が使える状態で使った熱量
コストも、乱暴だけど効率云々を一切無視して熱量ベースのみで
比較してみた。

LPガス4.1m3   → 25.5kg (4053円 × 12 = 48636円/年)
カセットガス37本 → 27.8kg (2775円 × 12 = 33300円/年) 
灯油12.25L    → 30.5kg ( 833円 × 12 = 9996円/年)
電気126.2kWh   → 46.7kg (2524円 × 12 = 30288円/年)

地球にだけ優先するのならLPガスだけど、カセットコンロだって
引けは取らない事が分かる。それにコストはこっちの方が安い。
…しっかし熱量コスト、って事だけを考えてみると灯油って何て
安いんだろう。そりゃ扱いはガスより不便だけどさ(^^;)<ばき

今の生活を終えて、再びカセットコンロ生活に戻る時は、いっそ
煮炊きや湯沸しを山屋御用達のマナスルの灯油ストーブとかSIGG
のマルチフューエルバーナーあたりでやればもっと生活コストが
削減出来るのかぁ(^^;)。毎日あのプレヒートするのもなんだけど、
でも七輪生活に比べればよっぽどそっちの方がラクだよな<ばき

------------

ちなみにCO2排出量ゼロにして低コスト発電可能な原発を擁してる
電気も、結局熱量の3~4割しか電気に出来ないし、遠隔地にある
発電所から延々引っ張った送電線で電気を送る、という発電送電
ロスが大きいからだろうか、CO2排出量比較では目も当てられ
ない結果になった
けど、コストは思うより高くない事が分かる。

つまり、エコ云々は一切無視してエゴ丸出しで自分だけが綺麗な
空気で暖房したい、自分だけが安全であればいい、という観点で
あれば、「電気ヒーターでの暖房」は最高ゥ♪、って事(^^;;)<ばき

ただこれはあくまで電気抵抗によって熱エネルギーを得るヒータ
使用が前提で、電気にはその変換効率が3~6あるヒートポンプ
という最終兵器があるから、それを使えば相当エゴ度が希釈され
コストも確実に安くなる。今後に期待しよう、ただしそのための
イニシャルコストはどの何よりも高いんだけどね_| ̄|○

 

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2007.03.02

PC(HDD)臨終す


諸般の事情により久々に愛用のモバイルギアforDoCoMoの10円
メールからしばらく投稿を予定。詳細は下記参照(笑)

−−−−−−

自分が常用している自宅の自作PC、スペックは聞いてびっくりの
PC133のATA66のSLOT1のISAバス有りのオンボードUSB無し、という
win95時代に購入したマザボをベースにこつこつ拡張増強しながら
今も使っている。

最初はタダで貰ったPen2-300MHzから始めたCPUも、セレロン500MHz
Pen3-550MHzを経て、今では下駄に乗ったPen3-800MHzをちょっと
クロックアップして850MHzで使って、win95じゃ全然使い切れない
128MBのDIMM一枚から始めたメモリーも今はPC133の256MB*3枚で
合計768MBにまで増えた。

HDDも最初は2GB+500MBだったけど今は40GB+20GBとこれまた十分
だし、12倍速のCDROMも今はDVDが焼けるようにまでなった。OSも
win95から始まり、途中でUSBが使いたくなってwin2kにした。

今のところこのスペックで困った事は一度も無いぜ(^^)。

−−−−−−

だがチョイ前に電源を入れたらブルーバック画面のまま起動不可。
あーあ、コイツもそろそろご臨終かなぁ。と思ったが、その後に
再起動を試みたら一度立ち上がった。あれ?とりあえずCドライブ
にあるデータ類を退避させてからもう一度再起動したらもう二度と
立ち上がらなかった。win2KのマスタCDROMでのリカバリもアウト。

要はブートドライブが飛んだと言うことらしい(^^;)

仕方が無いので先月生のHDDを買ってきた。安売りワゴンに乗って
いた中で一番お買い得感のあった160GB、8000円なり(苦笑)
うーん、かつて9801MにSASIの20MBを大特価98000円で付けて大喜び
していた若かりし自分が可哀相になるほどの大暴落だわな。

とりあえず装着して立ち上げてみたら・・どうやらウチのBIOSでは
128GB以上のHDDを認識しないらしくアウト(T_T)。なんだ昔あった
2GBの壁とか、8GBの壁なんて、もう解消してたんじゃないのか?
まぁあの当時は128GBものすさまじい大容量HDDなんて自分も想像
出来なかったもんなぁ。しゃーないのか、今や時代はSATAだもの。

やむなく160GBは外付USB化させて、余計な出費をかけ80GBのHDDを
買ってきた。半分の容量なのに6000円もしやんの(--;)<ばき

後は時間をやりくりして、久々にOSのセットアップしなくっちゃね。
・・・あーあ、面倒だなぁ<ばき

−−−−−−

以下蛇足

ちなみに、最近このBlogの更新頻度が低下しているのはそういった
PCトラブルが要因の一つ。こういう事態は常に想定していて、常に
実用となる状態のセカンドPCを用意してある(今はSONYの PCG-864改)
んだけど、今それは諸般の事情で同居中の彼女用PCとして貸し出して
しまっているので使用不可。

 以下もっと蛇足

 おまけで彼女にはこのBlogの存在を明かしてない(明かすつもりも
 無い)のでその目がある時はここへネタをUPする訳にもいかないし、
 ヘタすればコメント返しも難しい状態(自爆)
 だって以前の時のような失敗はもう繰り返したくないからね(謎)

 ま、そういった事情で、今の生活が終わるしばらくの間はこんな
 感じでのモバイル投稿が多くなりそう。これだとカテゴリー分け
 とかリンク張りとか、画像の投稿は出来ないけど、今暫くこんな
 状態でお付き合い下さい(^^ゞ  > 数少ない常連Readersの皆様

 

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