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2007.08.06

旅2007・2日目

一年ぶりのテント泊であったが、まるで去年のそれが一昨日であった
かのような錯覚とともに目が覚めた。朝日がテントを照らし、温度が
徐々に上がってきている。

可能な限り荷造りしてテントを出ると、昨夜は自分を含め3組しか
いなかったテントサイトにもう2〜3個テントが増えていた。

キャンパーと朝のあいさつを交わし、早々に荷造りと撤収にかかる。

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今日は目と鼻の先の仙台に、18:00までに行けばいいので楽チンだ。
地図を見て、去年も、そして6年前にも行った土湯の方向に向けて
走り始めた。

すぐの土湯の道の駅に停まる。昔ここには、一瞬とは言えこの姿を
したTWと、もう一台のバイクが確実にあったんだよな、でも今は
コイツだけ、そして俺一人だ。ちょっと感傷に浸ってから、それを
振り切るようにまた走り出す。でもしばらく脳裏に元カミさんとの
思い出が残った。不思議なくらい、当時を鮮明に思い出せるのだ。

Tuchiyu

もしかしたら、今ごろは「ここはパパとママがね、昔二人で来た事
のある、思い出の場所なんだよ」と、何処にでもいる家族連れの
ファミリードライブに来ていたのかもしれないな、そんな叶わな
かった、行くことが許されなかった未来図を少し思ったりもした。

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そこから北上してすぐ県道52号入り東へ進む。福島松川PAの手前で
左に曲がりさらに北上、福島市に入った。それまでは田舎の景色を
眺めながらのんびりしていたのに、都会に入った途端に朝の渋滞に
巻き込まれた。これはたまらん!、早々に都会をバイパスする道を
選び、阿武隈川の東側に逃げた。

その後は強烈な日差しと猛烈な暑さに参りながらも、県道4号を
北東に進み、その後国道349号、そして県道101号に進んだ。ここ
までくれば都会の喧騒から完全に逃れ、再びトコトコと流れる景色
を楽しむ余裕も出てくる。大体どこでも50〜60km/Hで流した。

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ツーリングライダーからはよくTWでロングツーリングしますね、と
言われる事がある。確かにでかいバイクの方が楽は楽だ。でも自分
は楽をするために旅してるんじゃなくて、楽しむために旅をして
いるのだ。旅の主役はあくまで自分だ。単車は脇役の道具に徹して
いて欲しい。そうしないと旅を楽しめないのだ。重くて大きい、
速くて五月蠅いバイクでは、その全てが過剰で、むしろ邪魔になる。
小さく非力なバイクだと、距離が出ないし、身体も疲れる。だけど
200ccの、16馬力のTWならばそれが高い次元でバランス出来るのだ。

Touge

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県道102号から同45号に乗り換え、北東そして北上し丸森町を抜け
国道113を北上し角田に入る。ガソリンを入れると98.2km走って、
なんと2.2Lしか入らなかった!、44.6km/Lも走ったよ(^^)

その後コンビニで一服しているとなにやら怪しい白い筒が見えた。
で、そちらを目指してわき道に入る。するとそこには台山公園なる
公園があり、そこに巨大なH2ロケットの実物大模型がそびえ立って
いた!。思わず降りて、歩いて根元まで行ってみた。・・・デカイ!

Roket

あぁ、コイツが軍用なら北朝鮮にウダウダ言わせないのに<ばき

高台から駐車場までの高さを利用したローラー式滑り台があった
ので、それを利用して下ってみた。疲れた尻にいいマッサージに
なった(笑)

Suberi

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国道113号を西に進み、その後県道110号を使って大河原に入る。
国道4号を横切り、県道14号で北上し村田に入る。そこの街に
入った瞬間、また記憶が鮮明に甦った。このガソリンスタンドは
6年前に入ったっけ、あ、この店は飯を食った所だ!、その後で
SUGOを横目にみながら岩沼を抜けて日本で唯一の航空安全の神社
に行ったんだっけ・・まるでそれが昨日であったのかのように
リアルに思い出された。

こんなに感傷に浸っていては、メンタルが持たない。でもあの時
自分は頑張っていたし、何より当時最愛の元カミさんと旅をする
事がものすごく楽しかった(^^)。それだけはまぎれもない事実だ。
だから自分の生きた証の一つとして一生絶対にあの時の旅を忘れ
ないでいようと思う。ただし今の彼女(?)にはナイショだ<ばき

そりゃそうだ、過去は過去、今は今、未来は未来、だから。
過去を教訓に、今を一生懸命生き、未来に向かう、それが人生。

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村田を抜け県道31号で東北自動車道と並走しながら走る。もう
仙台は目と花の先だ。だけど、まだ時間がたっぷり残っている。

そこで国道286号を西に進み、県道62号に逸れ、秋保温泉の脇を
抜け、国道457号で北上し、同48号を少し走り、県道263号を北上
してそういった周囲の景色を楽しみながら大倉湖なるダム湖に
行ってみた。周囲をゆっくり回り、その後で七北田ダムも見て、
再び国道457号に乗り、やっと仙台市の中心を目指した。

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それまで田舎ばかり走っていたのもあるが、仙台は車車車・・
車ばっかりで、死にそうなくらいだ。中心街は人人人人・・
一体何がどうした!、と思ったら七夕祭り?があるらしく、
とあるアーケードに長いボンボリのようなものが沢山ぶら下がり、
そこに人が押し寄せていた。こりゃたまらん、逃げろや逃げろ!
早々に中心街を抜けて、港方向を目指した。

フェリー乗り場に向かって走り、途中のオートバックスで忘れた
タイヤレバーを一本購入。またちょっとキャブ不調の気配がする
ので、呉工業のキャブクリーナーを一本買って、それを全て燃料
タンクにブチこんだ。トルエンやMEKが主成分だから普通に走れる。

Kyabukuri

後はフェリー乗船手続きまでフリータイム。ダイソーにいったり

Daisosendai

ジャスコで食材を買ったりと、まるで日常生活に戻ったかのような
時間を過ごす。ジャスコでカメの親子を模したメロンパンが売って
いたので、カメ好きでメロンパン好きな自分はたまらず購入(^^;)

Kameron

近所のスーパー銭湯に行き、汗と垢と汚れを落とし、痛くなった
尻を湯でふやかして準備万端、最後に今日の走行を〆るべくガソ
リンを入れた。さっき入れたキャブクリ0.4Lを足して、129km走り
給油は3.3L。燃費は39.1km/Lか、まぁこんなもんだろ。

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フェリー乗り場についた。

Feriiki

ここも6年前に来た場所なので懐かしいが、そういう感傷には浸ら
ないよう自我を必死に制御していた。乗船手続きをしようとしたら、
取ったはずの予約が取れていないとの事。翌々調べたら、なんと!
仙台→苫小牧を予約したつもりが、苫小牧→仙台の便を
予約していた事が発覚!!!
<ばき

あわててそちらをキャンセルし、(壱万円くらいは帰ってきた)
すでに着岸している船の部屋を取りにかかる。もう無理か、ここで
旅は終わるのか、とまで思ったが、トラックドライバー用の寝台が
取れたので、どうにか乗れる事になった。あぶねー(苦笑)

Ikifeirnai

TWを積み込み、ベッドで出航を待つ。6年前は甲板から離れ行く
岸壁と夜景を二人で見ていたっけ。それを思い出したくないので、
同じ部屋になった、初老のライダーとどうでもいい旅話をしながら
過ごした。

その後寝る前にこのレポートを書いている。目が覚めたら北海道は
もう目の前だ・・・


                 本日の走行距離 227km

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