強いて言うなら「してみれば?」かな
盆休み後から一日も休みなくずっと夜勤&残業三昧だったが、今日
やっと休みが取れた。とはいえ、今後も夜勤モードが続くために、
昼間寝て、夜起きていないと生活リズムが激しく乱れるため、結局
こんな時間にちゃんと活動しておかねばならない。
日勤なら休みにどこかに行こう、とか、買い物する、とかも可能で
あるのだが、完全昼夜逆転の夜勤じゃなぁ。
こういう生活が続くとしみじみ思う。…俺って人間なんだろうか?
もしかしたら違う何かなんじゃないだろうか?何のために働いて、
そもそも一体何のために生きているんだろうか?…ってね_| ̄|○
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そういえばちょっと前に、こんなネットニュースが流れていた。
詳細は上記リンクをたどって欲しいが、年収260万の男が彼女の
両親にそれをバカにされて結婚を諦めるか悩む、という事らしい。
バッカじゃなかろか?これが額面だとして、260万って事は独身だと
大体手取りで220~230万はあるって事だから、毎月約16万の手取と
年2回32万のボーナスが入る、と仮定すれば身の丈にあった生活で
贅沢さえしなければ夫婦二人だけの生活ならやっていける
じゃんか。
それに一生年収が260万と固定された訳でも無いだろ?そして結婚
相手が一生専業主婦という事もあるまい。単にスタート地点がそれ、
っていう事であって、一番大切な事はそんな自分と付き合ってくれて
いる彼女がいる、という事なんだから、そんな二人の将来的に不足、
という事が判っているのなら、これから夫婦二人で頑張れば、
まだまだいくらでも改善出来るんじゃんか。そうだろ(^^;)?
その年収をバカにするその親が一番バカだが、そんな事で悩む男も
バカだわな。ま、痴話ゲンカみたいなもんだな、頑張れよ~(^^)/
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と、思いながら読んでいたが、その記事の最後の方にはこんな話題
が振られていた。
「男は結婚するべきではない」というまとめサイト登場
自分としては、あまりそうとは思わないが、なにせ一度失敗して、
一生を一緒に暮らすと思っていた当時元カミさんから徹底的にダメ
出しを食らって、その資格が無いことを思い知らされた男としては
ちょっと興味があったので、そのサイトにも行って、どういう主張
であるのか、さわりを一通り読んでみた。
(ただし過去ログはあまりにも膨大過ぎて読破は無理_| ̄|○)
うーん、なるほどね。確かに「男にはデメリットが多すぎる制度」
という主張は一理あるし、説得力もあるな。実際にその片鱗を垣間
見た経験者にして失格者としてはそれを声を大にして唱えたい男の
気持ちは良くわかる。
…でもね、確かにオレはそれに失敗して傷つき、倒れてのたうち
回って苦しんだけど、それでもこう思うんだよね(^^)
「そうであっても、一度は結婚して、それを体験してみなよ」
その上で今と同じ主張をするのならば、それが一番説得力があると
思う。
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そのサイトでは「結婚」という事を著名人が語った名言集なるモノが
ある。たしかにニヤリ、とさせられる内容ばかりだが、それをino的に
表現させてもらうと、
ino:「結婚とは、パンドラの箱(のような物)である」
つまりあけるまではワクワクドキドキして、そこに素晴らしいモノが
詰まっているんだろう、と思ってしまうけど、実際に開けてしまうと
開ける前に全く予想も付かなかったような黒いモノや、汚いモノや、
苦しいモノ、辛いモノ、悲しいモノがたくさん淀んでいて、嘆いたり
悲しんだりする事が起きたり、判っていても避けられなかったりする。
さらに、それを一旦開けてしまったら、経験してしまったら、もう
それを元に戻す(無かった事にする)事は出来ない。
でも、それを開けた(結婚した)事によって、開ける前には無かった
『希望』という、全てのそんな嫌な事を全て吹き飛ばしてしまう事の
出来るパワーの『種』を手にする事が出来るんだな。これはその箱を
開けないでいたら、絶対に手に入らないモノなんだ、しかもそれは
どうやっても金では買う事が出来ないんよ。
その「種」を信じて、負の出来事にも挫けず、辛抱強く二人で一緒に
育てる事で、いつしかパンドラの箱を開けて二人の進む先に(未来に)
ぶちまけてしまった禍々しいモノを(無くす事は出来ないけども)軽く
吹っ飛ばしたり、気にせず踏んづけて進めるようになるのだ(と思う)。
そしてそれは二人の礎となり、二人を繋ぐ鎹となり、そして二人で
新しい未来を切り開く鉾になる…んだろうな、多分そうだ<ばき!
そして離婚とは、暗いドロドロの経験を残したまま、脆くはかない
その「希望」を失ってしまう事だ。うん、それは断言出来<べき!
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と、実際にはそれが出来ずに結婚不適格者という消せぬ烙印を戸籍に
背負った自分が、何を判った風に、偉そうに語るのか、というと、
一度結婚したことで、独身では判らなかったそれらを体験する事が
出来たからだ。そして実際にそういう荒波に揉まれながらも自分には
出来なかった「希望」を育て、結果幸せな人生を歩んでいる人たちを
沢山知っているからだ。
確かに、結果として自分と同じように破綻したり、結婚する事で
かわいそうなくらい不幸せになった人も沢山いる。でもそうでない
人はそれよりももっと沢山いる。え?その証拠を出せ?それはこれを
読んでいる、あなた自身が、長い長い襷リレーを繋がれて、今ここに
在る、という事が、その証明になるのではないかな(^^)?
だからカネとかいうような小さい杓子定規で結婚を計るのはもったい
ないと自分は思う。「結婚しただけで一億円の損」、とかいう主張も、
天災や理不尽な殺人、不幸な事故で家族を失った人間が、もし一億円
払ったら失われた家族が蘇る、と言われたら多分誰もがそれを払うか、
払うために死ぬほどの努力を惜しまない、と思うよ。
そう考えたらたった一億や二億で得られるのであれば、またはそんな
人生経験が出来るのであれば、それは安いんじゃないか、と思う。
この世で一番価値のあるものはいくらカネを積んでも買えない。
むしろ不思議な事に、カネなんて無くたって手に入る事もある。
逆にカネはいくら稼いでも、誰かが売っているものしか買えない。
カネは「楽する、楽しむ」ために使えるけど「幸せ」は買えない。
これは青臭い奇麗事なのかもしれないけど、ただカネのためだけに
独り者としての自分の時間や人生を会社に切り売りしながらまるで
強制収容所のような所で毎日残業三昧で働く今の自分はそう思う。
だから、今の若者にはぜひ一度結婚にチャレンジしてみて欲しい。
別に「結婚」というシステムでなくてもいい、好きな相手と二人で
一緒にお互いが一人の人間としてそれを曝け出して一緒に生活する、
というだけでも十分だ。それを一言で言うならばこうなる。
ino:「踊るアホゥと見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損♪損♪」
…一度踊ってみて、ダメだこりゃ、と思ったり、懲りたら、そこで
離婚するなり別れるなりしてから非婚モードに入ればいいのさ<ばき!
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かく言う自分は、結婚の機会があればあと一回だけはチャレンジして
みようか、と思っていたが、でも残念ながら、もうそれが出来る年齢の
上限が…目前に来てしまった(苦笑)
なので結果として非婚というか不婚の人生を歩むことになりそうなので
上記まとめサイトのいう「非婚のメリット」と「デメリット」を甘受
して、これからの老後を独りで生きる事になりそうだ(^^;)
確かに男の一人暮らしは長くやってるけどそれほど辛くないし、今年の
年収は男の上位7%にとりえず入る気配なのでそのくらいあれば、まぁ
ここしばらくの間はバツイチ中年男の一人暮らしで困る事は無いだろう。
また福利厚生や、老後の年金といった話もそれなりの規模の会社の
正社員なので、不安が無い訳ではないが、さりとてそれは大きくもない。
それが幸せな事か、不幸せな事かは、今はまだ判らない。個人的には
多分不幸せ側に偏っているとは思うが(苦笑)、それがどうしても避け
られない未来であるのなら、それを嘆き悲しむよりは、むしろそれを
どう楽しんでやろうか♪、くらいの気構えで、自分の「これから」を
見据えて、そして生きてゆこうと思う(^^)
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コメント
・・・耳に痛い・・・・・
いろんな所がぐさぐさと来るので、コメントは差し控えさせていただきます・・・・・
投稿: 剣片喰 | 2008.09.01 22:38
ずっとずっと夜勤モードで働いてますが今日は一週間ぶりの休日♪
(実は身体がもう今の労働条件や過労モードでは持たないのです)
なのでやっとこさコメント返しが出来ますです(^^;)
剣片喰さん:
ありゃりゃ、これは失礼しました(^^;;;;;)
とはいえ自分としても自爆ネタゆえ、無傷じゃないのでご安心を<ばき
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特定の人物ではなく、全体的な流れとしては今後「非婚」という
選択をする男が増えるのは確かに避けられないかもしれません。
まぁ現実にはここでこんな事をほざいている丸刈り中年疲労男の
自分は世の女性から見向きもされていないですし、またこれからも
そうでしょうから厳密にはやっぱり「不婚」ですかね(^^;)<ばき
でも自分の今年の年収は過労オーバードライブがかかっていて
どうやら74~75ci位ありそうなので、それを書いた看板を首から
ぶら下げてたら(自分という人間は何も変わっていないにもかかわらず)
そのスペックだけに興味をもつ女性が居る…かもしれません(^^;)<ばき
残念ながら自分はそういう人の中身を見ないゼニカネやスペック
至上主義の人は男女問わず「全く興味が無い」のでお断りです(苦笑)
投稿: ino | 2008.09.05 17:25