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2008年12月

2008.12.31

今年は散々だったなぁ(--;;)

激動、というか、『激働』の一年がやっと終わった(-◇-;)

この一年間を総括すると、とにもかくにも現場仕事三昧で、
息つく間もなく働いていた、というイメージしか無いな(^^;)

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で、この一年間の家計集計をして、2008年を〆よう。

この一年間、自分が生きていた事によって発生し、自分が
支払った「生きるコスト」は総額で5559816円也_| ̄|○

ナニぃ?、一年間で556万円だぁ!?!?

いやいや、嘘じゃないのだ、その内訳は以下の通りだ。

  -------------------+---------------------
  家賃類 : 840000 |  所得税 :1189700
  食費  : 184101 |  地方税 : 512500
  光熱水 : 35772 |  厚生年金: 799120
  交通費 : 193212 |  健康保険: 292320
  通信費 : 157666 |  失業保険: 69065
  医療費 :   0 |  組合費他: 56100
  生活費 : 171454 |
  保険費 : 70440 |
  交際費 : 242286 |
  二輪費 : 159160 |
  四輪費 : 310603 |
  趣味費 : 276317 |
  -------------------+---------------------
  全支出計:2641011 |  総天引計:2918805
  -------------------+---------------------

何と!、今年は実生活費よりも社会負担費の方が高い!

  何だよ、この円グラフは(--;)

総支出は仕事が忙しすぎ使う機会と気力が無くなっていて
ここ数年で一番少ない年間264万で、月平均では22万/月で
収まったのに、給料から天引きされた社会負担費がついに
生活費を越して、なんと年間で291万、月平均24.3万/月!

厚生年金はやっと上限に達したので来年はこれ以上大きく
上がる事は無いけど、健康保険はまだまだ上がり続けるし、
地方税も来年は間違いなく毎月1万以上上がるだろうし、
ついに40歳になるので介護保険料も引かれるようになる。

ちゅー事は来年の年間社会負担費は300万超は確実だ…

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確かに現状ではカネにはあまり困ってないが、でも自分は
ちっとも幸せでもなければ満たされた生活も出来ていない、
むしろカネ以外の領域では逆に一人の人間としての生活が
全く成り立たず、苦しみ、もがき、困窮して心身が衰弱して
いる、立派な社会弱者だぞ、オレは…
                     _| ̄|○
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今から暗い予感しかない2009年だけど、せめて一週間に
一度くらい「幸せだなァ♪」と感じられるような年ならば
いいな(^^)

大それた希望としては、せめてもう少し時間が作れて、
もう少し単車にも乗れて、何より、もう少しだけ人間として
扱ってもらえて、何より人間としての生活ができれば(泣)

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さて、泣き言ばっかり先行していて遅れましたが、こちらに
いらっしゃる皆様へ、年末年始のご挨拶なんぞを(^^ゞ

自分にとって2008年は、かのように実に不本意なる年でしたが、
それでも失う一方でなく僅かに得るものも確かにありました。
2009年は、今年の失敗を繰り返さぬよう、どうにかがんばって
生きてみるつもりです。

その無様にして滑稽なる生き様をここに見に来てくれる皆様に
とって、来る2009年がよい年でありますよう過労が続く現場の
草葉の陰から今年も頑張ってinoります(-人-)南無ゥ<ばき

それでは、よいお年を! (^^)ノ

 

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2008.12.22

休日出勤後に覗いた鏡の中に

個人的に今もシリーズ最高傑作だと信じて止まない、かの鬼才、
押井守監督による『うる星やつら2・ビューティフルドリーマー』の
冒頭の文化祭準備シーンで校庭をフラフラ歩いて登場する温泉
マーク先生のような疲れ切った顔をした自分が映っていた_| ̄|○

確かに最近あんなふうに脱魂したような歩き方してるもんなぁ。
ナチヘルならぬ、ドカヘルも現場では被ってるし<ばき

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あまりにショックがデカかったので、車に乗ってコンビニに行って、
自分が単車乗りであることを証明するかのように、昔愛読していた
バイク雑誌、「ミスターバイクBG」を買ってきてむさぼり読んだ。

Bg

添付されていたカレンダーの中に、昔買う寸前まで行った事の
あるFZ750が。やー、FZ750はやっぱりカッコいいなぁ(^^)

でも、当時発売された初期型TDM850の方が圧倒的にカッコ
良くて、その姿にすっかり心を奪われてFZは眼中から消えて
迷わず新車でそっちを買ってしまったんだっけ(笑)

4EP-TDM850

その愛機を事故で失って、それでもTDMという乗り物が自分に
合っていたので、続けて今のTDMを入手したんだよね、でも
それもすでに11年も前の事なんだよなぁ。
ちょうど購入したてのころに実家の前で撮った画像がコレ。
    ↓ ↓ ↓
New4tx

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こんな事を考えていたら、何となくだけど、血流が止まって麻痺
していた手足に少しだけ血流が回復したかのようなビリビリした
感覚が蘇ってきた。

…そうだな、こんな状態だって、まだ自分は単車乗りなんだ。
奴隷のような過重労働者に成り果てる、もっと遥か以前から。

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毎日4時間超の残業、土曜祝日は平日扱いで、日曜も出勤が
多々、という現状では望むべくも無いが、時間や身体が拘束
されていても、その中に篭る心だけは、いつまでも、…そうさ、
死ぬまで単車乗りのままでいよう(^◇^)

もう何年も、ずっとずっと、かの温泉マークが感じていた疑問の
のように、自分がどうも同じ事を繰り返し繰り返し、やっている
ような、そんなデジャブのような、こんな閉じた労働空間の中で
今を生きている…としても。

 

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2008.12.14

漠然と将来を考える

ここ最近不況だから派遣労働者のリストラが進んでいる、という
ニュースがあまりTVや新聞を見ない自分の目にもよく目に付く。
特に自動車産業が多いようだが電機業界も似たり寄ったりらしい。

そんなこんなで日本中でどこも仕事が無くて失業者ばかりか?と
言うとそんな事はなくて、例えば介護の現場では薄給なのに超が
付くだろう過労状態が続き慢性的に人不足が続いているらしいし、
不況という中、それでもまだある建設現場は、いくらで雇われて
いるのか判らないがどう見ても日本人でない労働者がよくいる。

つまり、何らかの形で仕事ってあるんだと思う。要は職を求める
人がそこに辿り着くかどうか(またはそれを求めて選択するか)、
だろう。

なり手の少ない介護職にはぜひ人が流れて欲しいもんだ。

あと数ヶ月で介護保険を負担させられる人間としては老人が享受
するサービス代ではなく、そこで働く若者が生きるために受け取る
「活き金」として徴収してもらいたいと思う。

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かくいう自分が今居る現場もそれに何となく似たようなもんだろう、

そこは今も地球のためにCO2排出量増加を阻止する壮大なる使命を
もって連日連夜復興のための作業に膨大な人員が動員されて働いて
いるが、やっぱり人手不足だったりするから。

…だと言うのに実はちょっと前に一緒に仕事をしてきた職人さんを
一人切った。でもそれは不況だから、では無くて、どう見てもその
人にこの職種の適性と能力が無く、連日周りの足を引っ張っていて
このままでは全体がダメになるので、彼以外の全体を活かすため、
自身に与えられた職権を持って切らざるを得なかったのだ。

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彼は不景気だから切られた、と思っているのかもしれない。

でも不景気になったとしても本当に必要な人はがっちり確保して
おくのだ、辞められたら次の仕事があった時に困るからどうにか
して仕事を作ってでも引き止めるモンなのだ。

彼には、なぜ何人もいる中で、自分が切られたかを考え、それを
改善して、次の職場でその経験を生かして欲しいもんだ。

仮にそうなっても、自分に選択権があるうちはもう二度と彼を使わ
ないけどね。仕事で信用と信頼を失うっていう事は、そういう実に
シビアな事だからさ。

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そんな忙しい人手不足の仕事をしているにもかかわらず、これから
もっともっと忙しくなりそうなニュースが今日流れていた。

実は自分がこの会社に入ったのはそれに関わりたかったからだ。

だからもしも、それに参画出来れば(黙っていれば間違いなくそう
なる)、ある意味、『本望』ではあるのだが、それを素直に喜べない
自分が、自分の中には存在している。

このままで本当にいいのか、それともここからドロップアウトして
まったく別の生き方を今からするべきなのだろうか?

この業界にへばりついている限り、少なくとも定年でお役御免に
なるまで職にアブれる事はどうやら無さそうだ。いや、どちらかと
言うと会社が自分を途中や年齢で見限るより、自分自身が果たして
どこまでこの仕事や会社にへばりついて、耐える事が出来るのか、
…の方が問題になるだろう(^^;)<ばき

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残念ながら家庭を持って、子供を育てる、という未来は年齢的に
もう消えてしまった。そんな自分に残された未来はこのまま独りで
どう生きて、独りのままどうやって死ぬのか、その過程をどんな
アレンジをして過ごすのか、という事だ。

これからのサラリーマン人生を20年チョイをこのまま仕事だけで
終えるのか、それとも別の、自分にも今から出来る人間らしい
生き方を今からイチから模索するべきか?

こんなことを仕事で疲れ果てた脳で時々考えてはいるのだが、
その答えは簡単に出そうにない。

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一番現実的な妥協案は、今のまま数年様子を見て、そうやって
ちょっとだけ蓄財しておいて、そのときになったらそのときの風を
感じて、その時にまた考えればいいや、という事かな(^^;)<ばき

単なる問題の先送りだし、そうやって先送りをすることで永久に
失ってしまう今の体力や若さもあるが、世間一般に見れば男の
アラフォーとは、人生で一番忙しい時期だろうから、とりあえず
死なない程度に働けるだけ働いておくって言うのが正解なんだな。

 

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