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2009年5月

2009.05.31

新型のレガシィに思うこと

ちょっと前にスバルのレガシィがフルモデルチェンジしたようだ。

スバルはある意味、いつも物議をかもすフルモデルチェンジを
行うメーカーだ。その都度賛否両論が起こって、それがだんだん
良い方向に収束する、というイメージがある。

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一応BE5→BP5と乗り継いだ、にわかスバリストなので、少し
興味はあったのだが、詳細を伝えるネットの情報、TVで流れる
CM、そして近傍にあるスバルディーラーに飾られてた実車を
見て、自分は新型に対するあらゆる興味を失った(^^;;)

例えるならば、XPを使っていたときに、VISTAが出て来たので、
色々調べたけど、自分はそんな重いのイラネ!XPで十分、と
割り切ったような、そんな感じかな。とりあえず自分の人生に
無関係なギミックらしいので、以後もスルーしようと思う。

逆に不思議と一世代前のモデルや二世代前のモデルでも
乗っていて、「買換えられず古い車にイヤイヤ乗ってます」、
という卑屈な感じが全くしないのが(今までの)スバルだ。
乗る事で正々堂々と、「オレはこれがいい!」、と主張して
いられる感じがする。

今のBPレガシィ2.0i(5MT)は吟味に吟味を重ね、自分がその
時点で本当に欲しい車を選んだつもりなので、新型が出ても
自分的にその魅力は色あせてないし、まだまだしばらくの間、
この2.0iが元気なうちは乗り続けてスバリストでいよう(^^)♪

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でも手元の2.0iの次は、もうスバルはいいかな(^^;)?

もし、その次のレガが面白そうだったりしたら、その時には
またスバルに戻ってくるかもしれないけど、でもそのころに
スバルは「スバル」であり続けられるんだろうか?

変化は見方によっては改革でもり、革新でもある。
でも見方によっては軽薄であり、変心でもある。
変化無きものは強くて硬くあるが、脆くて鈍重でもある。

スバルは、今度のレガシィで多分大きな賭けに出た。

自分はその誘いには乗らないけど、狙いが当たれば
自分のような偏屈者でない、新たな顧客層が生まれる
かもしれない。でもそういう人は多分まず最初にトヨタに
行って、そこで今度のレガシィとバッティングしている
トヨタ車を買うと思うのだが…

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で、今一番気になっているのは日産のバネットNV200のバン

自分が四輪車というものに求める機能が、かなりの割合で
満たされている。今のレガ2.0i+アトレー、という体制を一台に
集約可能なのは、多分こういう車しかない。MT設定もあるし。

でも理想に近い、という事は逆にそこから外れた機能が大きな
アバタに見えてしまうのが不思議だな。だから多分自分は今の
ままのバネットなら買えない。その具体的に満たされていない
機能とは、

 1)4WD設定が無い(致命的)
 2)排気量がメリット皆無の1.6L(1.5L級馬力&2L級維持費)
 3)荷室高が低い(高さが1.2mしかない。ハイルーフ出して!)

こうやってみると、絶対に譲れないモノばっかりか(^^;)<ばき
e-4WD仕様で、1.5Lターボあたりを積んだハイルーフバンが
出たら、レガ+アトレを手放し買い換えてもいいんだけどな。

 

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2009.05.07

年収は単なるパラメータの一つでしょ?

さっきTVを付けたらNHKでこんなタイトルの座談会をやっていた。

 「独身者急増!“未婚社会”日本の、これから」

生涯未婚率が上昇してて、草食系男子は悪く、独身女が男に
収入を求めている事だけはよく分かった(苦笑)

一旦その世界を垣間見て、その戦線から撤退した身としては、
独身男女の話を聞いていると「こいつらは何を言ってるんだか」と
思ってしまう。とはいえ戦歴はたった一年と五ヶ月で参戦→即死
したスーパーヘタレなんだけど_| ̄|○<ばき

この話、もう自分は無関係な世界の話だけど、一応自分も独身者
なんで、その可能性のある一人として番組を見続けてみた…けど
駄目だね、ここに出てるようなタイプのは、自分は生理的にアカン。

無論、当然逆もそう思うに違いない、自分みたいな男はアカン、と。

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恋愛自由主義世界におけるハゲしい恋愛格差社会において、
常に最下層にいて、一度も勝てず負け続けた今の自分が、
唯一有利なのは自分という人間の本質とは無関係で程遠い
年収ぐらいなもんだ。番組の中で出てきた独身男の年収分布の
中で一番上のバーの中にいるから、もしかするとちょっとだけは
希少価値があるのかもしれない。

…でも自分がコレに出てた肉食系ハゲ・タカ子さんの食欲を満たして
やれるのはそれくらいしかない。だから、その必然として今の自分が
ここに在るし、そしてこれからも、この立ち位置からは動けない。

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そもそも収入なんて永遠じゃないから、去年稼げても今年稼げるとは
限らない不安定なシロモノだ。なんでそんな不安定なモノを欲しがる
んだろうね。だってもしそれを武器に結婚活動をして相手を見つけても
交通事故で入院して収入が激減したらその理由で、あっちゅーまに
ソッコーでCOされるって事なんだよ?そこにゼニ勘定はあっても恋愛
感情は皆無だわな。

だから、まず無いだろうけど、万が一、それだけを目的として自分と
いう人間は必要としてないような肉食獣がヨダレをたらし舌なめずり
しながらやってきたら、彼女らがTV内でそう言っていたように、自分も
こう言ってどう反応するのかを見ようと思う。

 「結婚相手は自分と同じくらいの年収を稼げる女性が希望です」
 「その方が今の生活レベルを落とさなくても生活出来ますから」

無論これは自分の本心じゃない。そんな必要なんて全く無いから。

それに『今の生活レベル』っていうのはボロ屋に住んで、庭で
イモを育てて収穫して喰う、というレベルだからそれを実現する
のは年収150万のアルバイト生活でだって可能だからそんなに
高いハードルじゃないし:-p<ばき

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第一、そのくらい稼ぐ女性だったら自分ほどではないにしろ相当に
忙しいだろうから、それだと一緒に暮らす意味なんて無いし、生活に
困ることも無いだろうから、それなら最初から結婚する必要なんて
無いじゃん(苦笑)

経済的なシガラミから開放されても共生の時間が無い二人では
心(だけ)を通わせる付き合いくらいしか出来ない。それが欲しい
なら結婚して夫婦になるんじゃなく「親密なメル友」で十分だな、
籍を入れる意味は無いよ。

二人の人間が一緒に生きるっていうのはもっともっと本質的なもんだ。
年収という、たった一つのパラメータなんかで決めたり、左右される
もんじゃない、と思う(と言うより信じていたい…)。

だって、それが少なくても結婚して幸せな人生を歩む人もいるし
少し余計にあってもしない人や出来ない人もいるんだからさ(^^;)

 

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自分もかつてはそうだったんだ

過労モードの職場を一息ついて無理やりに取ったこのGWに発生した、
ちょっとしたトラブルの発生のおかげで家に篭っている日が多かった。

その対応のために外出できず、かといって家の中でたまりにたまった
ハウスキーピング作業もそのトラブルのためにできず、と散々な連休に
なってしまった。ため息しか出ないなぁ(苦笑)

その詳細はまた改めて書くとして(現在進行形でもあって、今日も
まだその対応をしているので)、今回はそのヒキコモリ生活で発見した
HPを紹介しよう。

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寝る前にネットを彷徨っていたら、どういう偶然か、こういうまとめ
wikiにたどり着いた。

  『真のエネミーは配偶者 まとめサイト』

色々な悩みや問題の中で、それに対応するうちに、実は家庭の中に、
一番身近な味方であるはずの配偶者が、一番の原因であったり、
そもそも最初から味方ではなかった、という事に気づく、という趣旨の
2chでの書き込みをまとめたサイトだ。

色々あったので、元カミさんも自分の敵であったと思うけど何よりも
自分自身が、元カミさんのあの短い間の生活の中で味方ではなく
敵だった(実親の味方についた、とかではなく、直接的な敵とでも
いうべきかな)。夫婦って、互いに相手を思いやって暮らさなければ
成り立たないっていうのにね。

自分の離婚日は2003/5/30、気が付けばもう丸々6年前の事になる。
すべてが枯れ果てて、過去の思い出になった今では、とても冷静に
分析できる。それでも読み進めてゆくのはとても痛い事ではあったが
毎日寝しなに数日かけてこのwikiをすべて読みきった。

結婚して平穏な生活を送っている人も、平穏ではない生活の人、
結婚していない人で、将来結婚する気がある人は、男女問わず
必見だ。ぜひこのwikiに目を通して欲しい。そしてそこにある記載を
見て、「自分はこうはならない!」、なってしまっているのならば、
「今すぐ改心する!」と思って欲しい。

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しかし、ここに出てくるエネミー配偶者は、なんでこんなパターン化した
行動をとるのだろう?本当に判を押したように、同じパターンなのだ。

あ、言い訳しとくけど、自分はそんなことはしてないよ(^^;)<ばき

でも、そう言ってる自分も、引越し後に出てきた私物を送り返す時や
第3号被保険者だった元カミさんの年金手帳を離婚後に勤務先から
回収して郵送した際に、元カミさんと元義理親に手紙を書いたっけ。

もう二度と会うことの無い元カミさんに感謝と今後の激励をして、
騒動が持ち上がる前に会ったきりで、離婚話が出てから完結する
までの間、これは当事者だけで話すべきことだから、と一度も顔を
あわせずに連絡もせずに赤の他人となった義理親にその非礼を
詫びた。

間違っても「やり直したい」、とか、「いつまでも待っている」とかの
wikiに出てくるような見苦しい文言は書いてないと思うけど、きっと
元カミさんから見れば大爆笑して飲み会のネタになるようなトチ
狂った文言を書いていたと思う。すまなかったな、元カミさん。

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そんな見苦しい自分ではあったが、唯一元カミさんと一家に良い事を
した、と今でも認識しているのは、当たり前の事なんだけど、それを
最後に、それ以降一切の連絡をせず、一度たりとも手紙も、メールも、
電話も、当然直接会う事も全くしてないことかな。元カミさん関連情報や
連絡先は事後処理完了後にまとめて破棄してる。

不思議とその話を周囲にすると、「連絡取った方がいいんじゃない?」
という反応が多かった。(驚くことに、6年もたった今でもたまにある)

完全なる断絶こそが元カミさんのためには(そして自分自身のためにも)
一番いい、と思って行動していた自分にはその反応が不思議で仕方が
無かった。

たけど、上記のまとめwikiを見ていると、やっぱり周りはそう思うようだ。

そんな無責任な声に押されて実家前で何時間も土下座とか、勤務先に
花束もって待ち構えるとか、何年もたってから読むに耐えないロミオった
メールとか、そういう猛烈に恥ずかしい行為をして痛い話としてネット
上に残るんだろう(苦笑)

これは多分、ドラマやアニメのような、劇的な復縁展開が起これば楽しい、
そうでなければ修羅場でワクワク!、みたいな無責任なノリでけしかけて
いるのを、本人が「みんな!オレのために!」と勘違いして、しかもタチの
悪いことに「もしかしたら(オレがそうであるように)相手もオレに未練が」
などという勝手な妄想があるから、起こるんだろうな。

自分は元カミさんに恋慕の思いが残っているとか、今も会いたい、とは
無いし、何の必要も無いのに連絡を取ろうとも思わない。万が一偶然
どこかで出会っても、常に赤の他人であろうと心に決めている。それが
元カミさんの人生には不要とされた人間として出来うる、最後のお勤め
だから(^^;)

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離婚して自分は幸せになれたのか、というとそうは思わない。
今の状況は自分をちっとも幸せにはしてくれていない。

では離婚をしなければ自分は幸せだったのか、と問われると
それもそうではなかった、…と、今ならばはっきりと答えられる。

唯一はっきりしてるのは離婚によって人生の大局の目標を失った事。

道しるべを失い、暗い霧の中を暗中模索しながら自暴自棄気味に
ガムシャラに突っ走っていたら、今の位置に立っていた。だけど今も
その霧は晴れていない。だから今でも先が見えない。

ただ、時間は冷酷に過ぎ去っていて、その間に失った可能性はもう
ひとつも取り戻せない。

行楽地で楽しそうに過ごす子連れの夫婦とかを見ると、オレもそう
いう未来に行きたかったな、とセンチメンタルな気持ちになるのも
老いた歳のせいだろうか?

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今が目指した末に立っていたのなら達成感があるのだろうけど、
決してそうではなく、まだ『何か』を成すための途中に過ぎない。
ではその『何か』とは何だ?…まだ良くわからない。

ホント、何やってんだオレ。不惑の歳だっていうのに _| ̄|○

せめて自分の周りに立ち込めている暗黒の霧(過労フィールド)が
晴れて、先が見えるようになれば、今後進むべき方向くらいは
見定められる気がするんだけどな<ばき

 

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2009.05.03

忌野清志郎、死す

スーパーハードワークが一段落付いて、GWということもあいまって
数日前に自宅に帰り着いて、失いかけた自分自身のカケラを毎日
拾い集めるように過ごしている。

バイクに乗れば楽しい♪、庭の雑草を毟れば心が休まる♪

さまざまなトラブルもあれば、楽しい事もある。愛車XTは高速走行中に
クランクシャフトかドライブシャフトのシールからオイルを数Lぶちまけて
走行不能となり、JAFのトレーラーで運ばれたりしたし。

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そんな、日々を贅沢に無駄に使いながら過ごしていた昨夜、ニュース
番組の最後にキャスターが

「今入ったニュースですが、RCサクセションの忌野清志郎さんが
亡くなりました」、という原稿を読み上げた。

・・・え?、何かの間違いじゃ…?

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自分自身は若いころ、彼の歌をたくさん聞いたクチじゃない。

YMOに傾倒していた中学生のころ、坂本竜一と一緒に歌って
いた口紅CMソングあたりで存在を知って、高校生のころに見た
「県立地球防衛軍」のOVAのオープニングやエンディングでその
歌声を聴いたのを2*年たった今でも思い出す程度だ。

でも、元カミさんが、彼やRCの大ファンで、そういう話をよく聞いて
元カミさんの影響で、少しずつ聞くようになっていた。多分今頃、
元カミさんは相当にショックを受けて、悲しんでいるだろう。

自分自身は元カミさんがハマっていた、かつての先鋭化していた
スタイルより、最近の孫が生まれて自転車にのって、ニコニコと
しながら、それでもなお誰が見てもロックンローラーでありつづけた
かっこいいオヤジ、という姿がとても好ましく、好きだった。

誰がなんと言おうとカッコいいよね清志郎さん、あなたは最高だ。

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以前彼はこう歌っていたっけ

「短いこの人生で
  一番キレイなもの
   それはオレの自由、自由、自由~♪」

ブッ太かった、けど、それでもやっぱり短すぎたな。もっともっと、
かつての若かった頃に歌った歌を、今の歳でしか歌えない思いと
声で、もっと歌ってほしかったな。
 

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