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2009.09.12

オーケストラは「聴く」のだけど「見る」もの

過労生活から抜け出し(逃げ出し)、まるで人間のような
生活をするようになって、かれこれもう一月と半、くらい
たったかな?

どんどん身体的にも精神的にもラクになって、健康体に
近づいているような気がする。

最近は、会社から帰って夕飯を作り始め、下ごしらえを
した後に、米が炊ける30分ほどの時間を使い、自転車
乗って近所の上りの坂道を高めのギヤで登る、という
運動をし始めた。

ナマった身体には自転車も結構きついスポーツだ。だから
すぐに筋肉痛がギシギシいうようになったけど、それも
数日で収まって、走れる距離も伸びてきて、ヘタすれば
いつもだったらDFを使って行くようなところにある深夜
営業のスーパーまでデーバッグを背負って走って、翌日の
弁当のおかずを買ってきたりもする様になった。

Bicyc

自転車も楽しいな、単車や四つ輪とは本質的に違う楽しい
何かがコイツにはたっぷりと篭っているよ(^^)。

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精神的な余裕が出てくると、今まで抑制されていた欲望が
自分でびっくりするくらいムラムラと出てくる。それは
性欲…、じゃないって(^^;)。音楽に対する渇望感だ。

そこで、思い立って出張中にはやりたくても出来なかった
事をしてみた。それはクラッシックのコンサートを見に
行く事。

演奏が始まる前に、座った席から一枚だけ証拠写真を撮った。
ノーフラッシュだからボケボケだけど、一応そんな雰囲気の
場所でしょ?

Orchestra

え?クラッシックのコンサートは見るんじゃなくて聴きに
行くんじゃないのか?、って?、

違うんだな、オーケストラって、ただCDを聴くだけじゃ
なく、ナマの演奏を目で見るのが一番楽しいのさ(^^)

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今回行ったのは、誰も知ってるようなクラッシックの名曲を
解説交じりで聞かせるファミリーコンサートのようなもの。
(…と、言えば判る人にはわかるだろう)安いし、お手軽
なので万人にオススメ出来る。

生演奏で聴く楽曲はスピーカーを経由して再生される音とは
一味も二味も違う。ちゃんとした音響効果が考慮された
コンサートホールで聞くと、どんなに弄ったカーステで聴く
よりもすばらしい音の響きが♪

そして何より、演奏している人たちの動きが、見れるのが
一番楽しい。オーケストラを『見る』とは、つまりこの事だ。

交響曲やら、管弦楽やらは、たくさんの楽器をたくさんの
音楽家が演奏して、組み立てる芸術品のようなものだ。
バイオリンやチェロ、フルートやトランペットといった
主役級のメジャーな楽器だけじゃなく、スネアドラムや、
木琴、銅鑼、幼稚園のお遊戯につかわれるようなトライ
アングルまでが、欠かさざる構成要素としてある。

CDで聴いているとそういった楽器の音色は聞こえるけれど
その音がどうやって奏でられるのかを見ることが出来ない。

また、演奏風景をTVで見ると、演奏のメインのメロディーを
奏でる奏者にカメラが移って、小さい楽器や、裏方に回って
いる他の楽器の奏者の姿を見ることが出来ない。でも実は
それが思わぬ動きをしていたり、真剣な表情をしていたり…

だからオーケストラは、直接「見る」のが一番楽しいのさ♪

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コンサートの中で、自分が大好きなラヴェルの「ボレロ」の
演奏が始まった。この曲は、見るのが実に楽しい曲なのだ。
ワクワク♪

ボレロは特定のフレーズを延々繰り返しながら、それを主に
演奏する楽器が次々と変わっていって、その最中にどんどん
楽器が加わり、最後は壮大で重厚な曲となる。

次々と主パートを演奏する演者が変わって行く中で、それを
下から盛り上げる伴奏が、増えてゆく。良く見ると、他の
楽曲では主役のようなバイオリン奏者が、バイオリンの弦を
まるでコントラバスの弦を指で弾いてウッドベースの演奏を
するように、集団で弓でではなく指で弦を弾いて、ボンボン♪
ボボボン♪、というベースラインを作る。

クライマックスでは銅鑼が鳴り、最初はあんなに小さく
リズムを刻んでいたスネアドラムがツイン化して高らかに
鳴り、そこにいる演奏家全員で、一つのメロディーを一本に
束ねて奏でる。うぉおおぉぉ!最高だ!!

全力の演奏が終わると、自分は思わず立ち上がり、まるで
自分がオーケストラの一員で、その曲を一緒に作ってるかの
ような気持ちになって拍手を繰り返していた。

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そんなこんなで、自分は車の中でもクラッシックをよく聞く。

窓を開けて音量を上げてクラッシックを聴きながら街を走り、
信号で停まったときなどは、信号待ちしている若者がぎょっと
なって自分を見つめたりすることもある。

クラッシックなんてオッサン臭い、と思っているんだろうな。
でも、星の数ほど生まれる楽曲の中で、ずっと演奏され続けて
ずっとずっと生き残ってきた曲なんてそんなに多くない。

それはカップラーメンで言えばカップヌードルだ。
例えるならスナック菓子で言えばカッパエビセンだ。
他にも例えるなら清涼飲料で言えばカルピスだな。

つまり、古いんだけど今でも第一級の競争力があるって事。
新しいものには新しいものなりの魅力があるけど、古くても
良いものはどうやっても良いのだ。

だから自分はクラッシックが大好きなんだな(^^)
今回は直接見れて実に楽しかった♪

こういうことをしようと思って、それに感動できて、そして
また来よう!、と思えるくらいだから、自分は人間に戻れて
来ているんだよね(^◇^ゞ

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本当は、オーケストラの一員となって、同じ場に立って、曲を
一緒に奏でてみたいと思う。その一体感は一般人には到底想像
出来ないものだろう。

でも、自分は楽器は何一つ出来ない。唯一ドレミが刻めるのは
約2オクターブしかない音域の、…口笛だけだ(^^;)

その口笛でもボレロのフレーズを奏でる事くらいは出来るから、
自分はたまに車の中でボレロがかかるとオーケストラの一員で
あるかのようにヘタクソな口笛で飛び入り参加して吹いて
その心境を垣間見ようとするのだが、とてもそこには至れない。

演奏が出来なくても、いつかオーケストラのど真ん中で、
徐々に盛り上がるその音場に、この身を置いてその一体感を
感じてみたい。
 

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コメント

そんなinoさんに、

音がよくなると言う(爆)、
高純度銅や純銀メッキの高級ケーブルを(^^;;;<ばき

この間、山梨(石和)の暴利サイクルショップでものすごいのが
ありまして、超笑えました。ウン十万するピンケーブル
ピンよりケーブル部分が5倍くらい太いやつでした。

もう、うなぎ、といいうよりアナコンダ的でした。

最近遠方へツーリングに行ってはジャンクオーディオ中古巡り
なんぞ楽しんでます。

音楽はやはり生で聴かないといけませんね。
もともとの音が何だかわからなくなりますしね。

聴きに行けない時は、生演奏に近いものでは、もう古いですが
SACDのマルチチャンネル再生を一度お勧めしますよ(^^)

投稿: ぱにあ | 2009.09.17 01:07

パニアさん:

コメントありがとうざいますです♪

そのオーディオケーブル、意味ありませんねぇ。

そもそも電気信号にした段階で劣化しちゃってるのと
太さは流せる電気容量に影響するパラメーターなので
殆ど自己満足の領域だとおもいます。

実は最近諸般の事情で溶接の実習教育を受けたのですが(謎)
溶接は100Aくらいの容量があるので、面積のある鉄板に部材を
溶接する際に鉄板のどこにアースをどこに取るのかで、溶接の
品質が変わってきます。そのくらいの電流量を流すのならば
理由も納得なんですが、所詮オーディオの変調ですよね、
ピンプラグで繋ぐところの劣化が、そのケーブルで防げる訳も
ないので、水道の蛇口の奥に、4インチ配管があるようなモン
ですね。

サラウンドのいい奴はかなり生に近い音場ですね。
でもその再生環境がなかなか無くて…

ジャンクオーディオも面白そう。実は最近昔録音してた
カセットテープを聴きたいのですが、ある程度の性能が
ある以前は主流だった「ウォークマン」がもう無いので、
どうしたモンか、と思ってます。

オートリバース機能がない安っちいのならたまに
ヘッドホンと同じようにつるされて売られてますが…

あ、そういえば以前あそこで話のあったサイドカウル、
あれお願いしてもいいでしょうか(^^;;)?

ご検討くださいませ。


投稿: ino | 2009.09.19 00:30

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