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2009年10月

2009.10.23

ついに、待望のニューモデルが!

我が4TX-TDM850には今のところ何の不満もないけど、
久々に『うぉー!欲しい!』、と物欲を刺激するような
ニューマシンが、どうやら出るらしい

 Stene

ヤマハはもうラリーレイドに対する情熱を失ってしまった、と
諦めてもうそろそろBMWにでも落ち着こうか、と思ってたけど、
さすがヤマハだ!これでまだまだヤマハ党を貫けるぜ(^^)♪

270度位相クランクパラツイン!、ビッグオフ!、シャフトドライブ!
あとは仕上がりにもよるけど、自分が考えてるようなモデルで
そそるデザインの出来だったら、本気で購入を考えよっと♪
(XT660Zは個人的にそそり立ち過ぎる顔面がちょっと…)
 
買い増しはさすがに無理だからそうなるとTDMがドナドナだ。
でも旧型TDM850→新型TDM850と、かれこれ17年間もの間
(つまり人生の半分近くを一緒に過ごしていることになる)
TDM850という素晴らしいマシンをたっぷりと楽しませて
もらったから、B4のようにそろそろ卒業してもいいのかも。
 

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2009.10.22

父子家庭支援ニュースに思うこと

事故で怪我して寝込んだままなので、ヒマになりTVをつけた。
その時間はニュースばっかりだから、意味不明な連中を見なくて済む。

…で、とある番組で、

「母子家庭だけでなく父子家庭も支援を!」

と、いう特集が行われていた。どうも今の世は、母子家庭は
不当に優遇されているが、父子家庭はその厚遇と比較すると、
いわれなき差別をされ続けているようだ。

母子家庭と父子家庭という性差だけで、または片親の収入の
差だけで、同じ人間なのに、同じような境遇なのに差別される。
これは人権上おかしな話で、救うなら両方だし、片方は救わず
自助努力を促すなら、片方だけにそれを強制せず、両方に
強いるべきだろう。

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このBlogでは何度も言ってるが、収入が多かろうと少なかろうと
それだけのパラメータで人間を差別するのはやめるべきだと思う。

収入の差は人間の差じゃない、だからいくら収入を得て
いようがいまいが、同じ人間である以上、同じ権利を有する人と
して扱うべきだし、あらゆる一切の差別をするべきじゃない。

だけど、ここ最近の風潮は、高額の所得者がまるでズルをした
人間であるかのように非難と中傷の対象となっている気がする。

お前らばかり収入を得てズルい!(&本来そのカネはオレのモノ
なのに!)という、醜い嫉妬や理不尽な発想が原動力になって
いるような気がしてならないが、それは自分の気のせいか?

もし何らかの理由で高額所得者が差別されるのなら、それは
「どうかお願いします、遠慮して頂けませんか?」として頭を下げ
その当然の権利を100%の善意で放棄してもらうべき話であり、
もしもそれを拒絶されたとても一切非難される筋合いではないし、
それを誰かが一方的に高圧的に

 「高額所得者のくせに支給を受けるなんてズウズウシィ!」

と、厚顔無恥に声高に言うべき事じゃない。今思えば、定額
給付金騒動の時のアソーさんはそれが判ってなかった。

…でも、今の日本はそういう人間ばかりのような気がする。

------------

そんな理由で、個人的には民主党の母子加算復活に反対。

というより、生活保護というシステムを根本から見直して、
生活保護をしたほうが働くよりトクだし、子どもがいたほうが
より現金が得られる、という狂った今のシステムを直さねば。

もし百歩譲って母子加算を復活させるのなら、それは現金で
親に支払ってはならない。公的な教育費とか給食費とか、
そういういう現物支給で行うか、親ではなく子どもに支払い、
その管理は国なり学校なりがするようにしないと駄目だ。

生活保護っていうのは最低限の生活を営む最小限の支給の
はずなんだが、それがカットされた人々は以前驚くべきこんな
事をはばからず口にしていたから。

 「今まで数回だった外食が月一回に減った」
 「ムスメに旅行させてあげられずかわいそう」

こら!自分が子供の頃は、年に一回くらいしか外食なんて
出来なかったんだぞ!

しかも生活保護費で旅行って一体なんだよ?、そんな無駄金を
俺らの血税、つまり国費を使うな。民主党よ、これこそが
本当の税金のムダ使いじゃないか!カットだ、カット!

----以下脱線

そういや生活保護システムって、不思議なくらいに

 「これが当然の権利なのに不当に侵害された!」
 (しかも理不尽な要求である場合に発せられる)

という声は、恐ろしいくらいに声高に聞こえてきても、それを
してくれてどうもありがとう!、という、『顔が見える声』って
ほとんど聞こえてこないんだけど、それは何故なんだろう?

もしそういう人がこの世に存在してるのなら、一度くらいは
そういう声を見聞きするチャンスがあってもいいと思うんだけど、
どうしてその声が聞こえてこないんだろうね。これが本当の救済
システムならば不平不満のウス汚い声なんかよりそっちの方が
ずっとずっと多いはずだし、国民としてはそれを聴く方がセーフティ
ネットとして機能してる、万が一の場合は安心、と思えるのにね。

----ここまで脱線

おっと、話がアサッテの方向に行きかけた。父子家庭の話に戻ろう。

子供を抱えて介護業界で頑張る、自分よりずっと若いお父さん達が
画面の中で頑張って生きていた。朝早くに起きて、子供の弁当を作り、
子供を送り出してから働き、くたびれて帰ると子供が待っている。
食材はスーパーで安いものを選んで、日々の生活を工夫していた。

コレを見て、自分は

「何て辛そうで、大変そうなんだ!、彼らを公費で助けなくては!」

…とは、彼らには悪いが、ちっとも思わなかったな(^^;)<ばき

むしろ逆で、自分がどれだけ望んでも得られなかった家族との
生活を送っていられる彼らが、楽しそうで心底うらやましかった。
もし可能であるならば、本気で替わって欲しいくらいだ(^^;)<ばき

そういや以前も小遣い制のサラリーマンに同じ感情を抱いた
事があるっけ。我ながらつくづく諦めが悪いんだな(苦笑)

もう自分は40歳、あと数ヶ月で41歳だ。もはや子供を持つ事など
出来ないし、だから相方を得て(法的に)結婚する事も、この先の
人生にはまず無いだろう。つまり今から死ぬまでの間は今のように
ずっと独りで生きるって事だ。

しかも最終的には多分どこかの団地の一室で腐乱死体か干からびた
即身仏…。そこに至るまでの過程はまだわからないが、そういった
最期の姿は、当たらずとも遠からずって所だろう。

それに比べ成長する子供らと一緒に、それが今は辛苦であろうと
将来は楽しい思い出話として語れる記憶を刻み、共感しながら
暮らしている彼らは、男として、いや人として何倍も、何十倍も、
何千倍も、何万倍も自分なんかより幸せだよ(^◇^)♪

そう考えたら、彼らよりよっぽど不幸で、弱者である自分を政府に
先に救済して貰わないと!、だな。さぁ政府よ、とっとと救っ<ばき

それともこんな自分の結果を「自己責任!自分の尻は自分で拭け」
って言うかい?だとしたら父子家庭の彼らや、世の貧しい母子家庭の
面々の結果だって、本来は国が救うべきでない、自己責任だろう?
だから彼らにも自分で自身の尻を拭け!って言うかい?

------------

…つまり、要は「どこからどうやって物事を見るか」、って事なんよ。
同じモノも観方によっては幸せにも見えるし、不幸にも見えるのだ。
言い換えれば「絶対幸福」や、「絶対不幸」は厳密には存在しない。

でも今の政府や、多くの国民の視点は、

 『人はカネさえあれば(与えれば)幸せ(になる)に違いない』

という、恐ろしいくらいに単純な思想しかないように、自分は見える。
でもカネが多く無くとも幸せになる方法は今の世の中に沢山ある。
TVで紹介されていたような父子家庭の面々にはそんなカネだけの
価値観の無限ループから抜け出して幸せになれるトリガーである
子どもがいる。そこが決定的に違うのだ。

自分は独りでもビンボー暮らしをする事で「カネ無限ループ」の
欺瞞を見抜いて抜け出す事が出来た。でもそしたら自分には
先が無い事にも気付いてしまった_| ̄|○

そう考えると父子家庭の彼らは本当にうらやましいぞ(^^ゞ
頑張れ!、そして自分に出来なかった人生をエンジョイしてくれ!
オレには何をする事も出来はしないが、応援だけはしてるぜぃ。


---- 以下激しく蛇足 ----

以前自分は某所にこんな事を書いた。結婚するはるか前だったな。

もう8~9年くらい前かな?Blogを始める前の自分のHPを見たことが
ある人は憶えてるかもしれないが、そんな人は多分いない(^^;)<ばき

これが何を言わんとしているかは、色々なバイクを乗り継いできた
単車乗りしか理解できないだろうけど、あえて再掲してみる。

    ----引用ここから----

・シングル(単気筒エンジンを積んだモノ)

 それはシンプルで奥が深く、キビキビと加速し歯切れがいい。
 その乗り味は常に身軽で低い回転数で豊かなトルクを稼ぎやすい。
 でも初めは鼓動と思っていても回して行くと振動となり快適とは言い難い。
 それに高出力を稼ごうとしたりするとかなり無理がでてくる。
 でも高価なモノによってはかなりのところまで行く。


・ツイン(二気筒エンジンを積んだモノ)

 それはさまざまな形があってそれぞれが個性的であり面白い。
 シングルほどではないがそこそこ身軽で
 シングルよりも高次元な出力とトルクが得やすい。
 オールマイティーな特性を持ち低速でも高速でもそれなりに走る。
 中にはいろいろな装置がゴテゴテとついた高価な高性能なものや、
 ごくシンプルで低燃費で寿命が長いものもある。
 あらゆるジャンルがここにはある。


・マルチ(三気筒以上のエンジンを積んだモノ)

 初めのうちはトルクが細くて加速力が不足しがちだが
 ひとたび回り始めればシングルやツインを凌駕する性能を発揮する。
 それでいてスムーズで限界まで安定している。
 ただし重くて大きいから単気筒のようなヒラヒラした身軽さも
 二気筒のような多面性や自由度も無い。
 でも4つのピストンが調和して奏でる排気音と
 最終的に発生する馬力は他の形式を遥かに凌ぐ。

- - - -

 気筒数は人の数、回転数は時間、
 トルクは収入、馬力は幸せの尺度、
 取り回しはそのまま生活の身軽さ、
 車体価格やデバイスの有無は生活のグレード
 ・・・そう考えるとまんま何かを(何だろうね)
 語っているような、そんな気がしませんか?

----引用ここまで----

この例えで言うと、この文章を書いてから今に至るまでの自分は

 ・シングルエンジンで我が道を突っ走っていたが
 ・青天の霹靂でツイン化に成功。
 ・その後ツインエンジンとして頑張ってみたけど
 ・マルチ化することはなく<ばき
 ・それぞれが同調出来ず繋いだクランクが折れてブローしちゃったので
 ・心機一転、シングルエンジンでまたやり直し、
 ・それをチューンした結果シングルとしてそれなりのトルクを叩き出したが
 ・その割には馬力が思ったより稼げず、回転もこれ以上は頭打ちで、
 ・逆にかなり無茶な圧縮比でトルクを稼いで頑張り過ぎたせいで
 ・あちこちヘタって耐久性が劣って、ブロー寸前

…と言ったところか?、我ながらかなり当たってるじゃん(-_-;)<ばき
本当なら、4気筒とか6気筒が、良かったんだけどね<べき

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2009.10.20

5年ぶりに事故る

今朝は朝からダルかった。熱を測ったら37.8度と微熱+αだった。

前日に満員の通勤電車の中で周りがゲホゲホ言っていたので
うつされたか?明後日からまた現場に出張するため、念のため休んだ。
午前中は鎮痛剤を飲んで寝て過ごした。

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午後に目覚めたら熱も下がり調子が良かった。

さて、医者に行って、新型インフルかどうかの検査と、風邪薬をたくさん
貰ってくるか!、と布団から飛び出した。シオノギのPLがお気に入りの
薬なのだ。

天気はよく、気分もよかった。よし、せっかくだからバイクで行くか!
最近レストアを終了して、ナンバーも取っておいたのに、試運転をして
なかったSX200Rを庭先から引っ張り出し、エンジンを掛けた。

 「ストトトトトトト・・・」

相変わらずおとなしいなぁ、オマエは。よし走るか!
かつて友人が駆っていた姿を思い出しながら、SXで走り始めた。
そういやそろそろ命日だっけ、と思いながら。

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少し走って、自宅の近所まで戻ってきた。

自分は路線バスも走る黄色線のセンターラインの走る市道を自宅に
向かって走っていた。非力で扱いやすいけど、それでも慣れぬ車体
ゆえにテケテケ、とゆっくり走っていた。

細い道が横切る交差点にきた。自分はセンターラインのある優先側、
細い道は一時停止のカンバンがある。

すると、そこから全くこちらを見ていないような挙動で、突然1BOX車が
自分の道を横切るよう突っ込んできた。うわ!このタイミングで出るな!
頑張って避けようとしたが、突然真横から突っ込んでこられたような
(実際は自分の目の前にクルマが横断するようにやってきた、という感じ)
その動きに避けきる事が出来ず、そのクルマの左前に当たって、自分は
飛んだ。あちゃー、5年ぶりの事故だ、しかもよりによって友人の遺品で…

とはいえ、速度が低かったので、大して転がらずすぐ着地して転がった。
バイクはクルマのバンバーのあたりを軽くつぶして、激しく横転して止まった
・・・らしい。らしい、というのは見ていた人の談で、自分はそれを把握して
ない。なぜならメット越しにそれなりの衝撃を食らっていたので、瞬間の
記憶がすこしあいまいになっているのだ。

偶然なのだが、なぜか今回、SXに乗るにあたり、手持ちのメットの中で
一番いいSHOEIのX-8Rをかぶっていた。いつもならoffメットか、ジェット
ヘルメットだったと思うが、風邪っぽかったので暖かさを求めてこれを
かぶってた。結果正解、この通り、ノーヘルだったら以前のように顔の
右側をアスファルトで削り取るような挙動をして顔面から着地したらしい
痕跡がはっきりと残っていた。

Helmet

以前の事故
では、ジェットヘル&保護めがねで事故り、顔面をだいぶ
損傷したのだが、今回はこの通り、全てメットが自分の代わりに削れて
くれた。ありがとうな、助かったよ。

でも、何となく、友人が死んだ事故に近いシチュエーションだったな。
あれ?今日は友引だっけ?<ばき

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そのまま路面に転がり、状況の自己診断をして、痛いことは痛いが、
重症ではなさそうだ、という事が判ってきたが、しばらくして到着した
救急車のストレッチャーに載せられるまでは大きな動きはさけた。
こういうときは首が危ないからね。

救急車に乗せられて、音程の変わらないサイレンを聞きながら
救急病院に到着。早速処置室に送られ、…あとは以前の事故と
同じような流れで終了。歩けない所まで同じだけど、今回は親には
連絡せず
、事故の相手の会社の人が用意した車に乗って帰った。

それからも話は続くのだけど、今回はここまで。続報はまた追って。

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そういえば今回、偶然Hit-airも着ていた。

でも残念(?)なことに、せっかくのHit-airのトリガーケーブルをまだSXには
取り付けていなかったため、発動はしなかった(^^;)。でも純正オプションの
胸部プロテクターを装着していたので、胸や内臓は無事だった。

ま、結果オーライって事で、もっとハードな事故をしたときには助けてもらおう。

 

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2009.10.14

24時間ジャニタレと若手芸人が出てこないチャンネルが欲しい

今は出先の宿泊施設にいるので、普段めったに見ないTVをつけている。
(出張については今の現場にいるうちに次回UP予定)

地方ということでアナログ放送しかないし、チャンネルも4つくらいしかない。
まぁそれはそれでいい、どうせ自分はTVでニュースとか自然番組とか歴史
ドキュメントくらいしかみないのだから。

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でも、どこのチャンネルにしておいても、気が付くと芸の無い面白くない
若手芸人という、内輪受けか、自虐ネタか、理解不能な一発芸をする
ためだけの、なぜTVに出ているのか理解しがたい連中がどこかしらに
出てきてしまう。

自分はこういう『芸人』、つまりそれは「芸の無い人」の略語なわけだが、
そういう連中を見ても、全く笑えず、むしろ不快になるだけなので速攻で
チャンネルを変える。

すると今度は良くわからない理由で、ジャニーズのタレントが出てくる
番組が映る。これもちゃんとした理由があって、実力のある人間が
必然性に基づき出ているのなら、いいのだが、これまた真逆のような
実力の無いタレントがいつまでもTVに映りつづけていて、ちっとも面白く
ないのでまたチャンネルを回す。これを繰り返していて、面倒になり
TVを消した。

こうやっていると結局落ち着く先はNHKか、純粋な報道番組だけに
なってしまうのだが、最近はそこにすら、上記の両者がたまに出て
くることがあって、もうヘキヘキだ。

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このままだと、自分は明らかにTVというものが必要なものではなくなる。
事実、今も無くても何も困らない。だからあまり見ない。このままアナログ
放送が終了したら、多分そのままTV視聴という行為をしなくなると思う。
デジタルTVを買う必要性が自分には全く無いから、そういうモノが無い、
そういったモノに費やす時間や場所が必要ないシンプルライフを送りたい。

生きるのに必要な情報はネットと、ラジオがあれば十分だ。(これは持論)
だけど、TVに、残り少ない人生の時間を費やしてでも見る価値がある!、と
いうくらいクォリティーの高いものがあれば、それはそれで見たいと思う。

少なくとも出演者に若手芸人と、ジャニーズタレントが一人もいない、
ちゃんとまじめに仕事をしている人たちが作る、面白い番組を継続して
流してくれるチャンネルが出来るのなら、そのためだけにデジタルTVを
買おうと思う。

…でも、それは無理なんだろうな、少なくとも今のTVを見てる限り、
そんな大地殻変動のようなTV改革が起こるような気がしないよ。

今のように安易なジャニタレと若手芸人の粗製濫造を繰り返して
いる姿はまるでレミングの集団自殺のような大いなる流れに見える。
そして、ただ自滅するためだけに、海の方向に突っ走っているように
しか自分には見えないんだけど、違うのかな?


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