« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009.11.29

ハードもいいけど、ソフトも好きなのよ♪

事故ってから休日は殆ど安静にすごす事が多かったが、ふと思い
立ってバイク用品屋に行ってみた。物損の方の示談がほぼまとまり
つつあるので、全損となったフルフェイスのヘルメットを買替え
ないといけないのだ。

…で、メットは買わなかったが、ウィンターセールに遭遇したので
こんな物を買ってきた。何と50%off!の超特価で購入出来たのさ♪

見ての通り、これはイタリアデザインのブランドのバッグだ。
自分がこういうのを買うのも珍しいでしょ(^^)?

Blandbag

でもね、このバッグ、ぢつは裏っ側が、こんな作りなんだよね。

Bagura

そう、このバッグ、バイクに装着したベースプレートに着脱する
ためのバッグなのだ。ブランド名はGivi、つまりGiviが作った
ソフトトップケース、モデルT459だ。

バイクに装着すると、こんな感じ。結構サマになってるでしょ(^^)?

Bagtzr

------------

昔は装着しただけで中年オヤヂ呼ばわりされた、バイクに装着する
着脱式のケース、通称『ハコ』は、バイク乗りの平均年齢が上がり、
さらにその利便性が多くのバイク乗りに認められたこともあって、
最近はその装着率が、少なくとも自分が見ている限り、増えている
ようにみえる。

自分は1997年に今持っているTDM850を購入した直後に装着して以来
ハコ教団の導師として、日々ハコ布教活動に邁進してきた、と自認
してい<ばき

その詳細は過去に投稿したネタでも見てくれぃ

そのハコ、現在売られている多くが、プラスチック製の硬いボックス
構造で、降雨時にも防水性を確保し、転倒時にも簡単には壊れにくい
強度を有している。

だが、その構造ゆえ、常に大きな体積のものがテールに乗っている
ため、デザイン的にそれを嫌う人も多い。また積載出来る容量は
ハコが膨れない限り増えない。例外的にBMWのFシリーズ用のパニア
ケースには容量を可変するシステムがあるものもあるが。

そういったハードケースのデメリットを解消するため以前ドイツの
クラウザー社は同社のK2シリーズの中で、ケースの下半身はプラス
チックの着脱機構を有する構造に、上半身をプレキシビリティのある
バッグ構造を有する、というハイブリッドなトップケースを作って
一時期販売していた事がある。

それが、このK2ソフトトップケースシリーズ。

K2soft3

真ん中のカーキ色に青い縁取りの入った物と、右側の赤い縁取りの
入った物が最初に発売され、その後サイドの小物入れが無くなった
左側の黒が発売されたが、もう十数年前?に販売は中止されていて
現在では入手することはかなり困難だろう。

先のGiviのもそうだが、これらは一見するとバイク用シートバッグ
のような外見だが、鍵付きの堅牢で、簡単な着脱システムを有して
いるため、ハードトップケースと同じような取り扱いが出来る。

だが、ハコとして有していた、強度とか、防水性とか、施錠出来る
密閉空間、というメリットをその身軽さと見た目と引き換えに全て
失っているので、ハードトップケースほど便利ではない。

…でも、こういうマニアックなモノが、自分は好きなんだなぁ(^^)

そんなソフトトップケースを3つ、いや、最近Giviをを買ったから
4つか、それだけ持っている自分は、日本一のソフトトップケース
マニア、…とはとても言えないが、おそらくはこの町内一のソフト
トップケースマニアであるに違いない<ばき

Bagsoftfullline_2

------------

実はGiviはこのT459以外にもソフトトップケースを何個か作っている。
収縮式のアルミハンドルと、キャスターの付いたトロリーバッグとか。

以前それを買ってみようかな、と思って、バイク用品屋でTDMに試着
したことがあったのだが、こんな感じになるのだが。

Bagtdm

Giviのソフトトップケースシリーズは、ビジネス用という扱いらしく、
バイク用に使い勝手を追求しまくったクラウザーのそれとは比較が
出来ない程に使い勝手が悪い。せいぜい書類くらいしか入らないし、
防水性も悪い。何よりバイク用として使えないのは、このケースに
ヘルメットが入れられない、ということ。だからこうやって試着まで
しても、どうしても買えなかった。

でも、そのラインナップの中でこのT459だけは違ってメットが入る。
商品詳細のHPにはそんな事が書いてないし、一見してもやって
みても、どうやっても入らなさそうなのだが、(こんな感じになる)

Bagmetin1

でも、このケース、横にこんなファスナーがあって、それを開くと
こんな形にエクステンションするのだ。

Bagmetin2

この状態で、フルフェイスのメットが一個入っている状態。これなら
走行中は薄くスタイリッシュに、停車中は拡張してヘルメットを収納
といった感じで使える。

------------

ちなみにソフトトップケースは雨に極めて弱い。上物は布だからね。
だからその場合にはこんな付属のレインカバーをつけてしのぐのだ。

とはいえ、ちゃちくて薄いカバーなのであくまで応急処置用だと思う。

Bagcover

------------

クラウザーK2ソフトトップ無き今、実用性のあるソフトトップは
多分このT459しかない。容量はE26より小さいし、防水性とかも
難はあるけど、プラスチッキーなハコに抵抗のある人は、こんな
選択肢もあるよ、ということでご紹介。良かったら使ってみて(^^)

定価で買うと1.9万もするし、ベースプレートも付いてないから
それを持ってなければあわせて買わねばならないので2.2万
くらいかかってしまうから、ハコ初心者ならこれではなく、E33や
E39あたりでハコ有りバイクライフを満喫してほしいけどね(^^;)


以下追伸:
 気が向いたらここで何度も取り上げた、クラウザーK2ソフトトップを
 もう少し紹介する機会を設けてみるかなぁ。でも、それはあまりにも
 スーパーマニアックなネタだから、やめとくか(苦笑)

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.11.23

凹んでばかりじゃいられない

昨日、ああいうネタを書いたばっかりだが、D.I.Yネタを一つ(^^;)<ばき

先月の事故で中破したSX200R、バイク屋での修理見積を出したあと、
事故相手(の保険屋)との話がイマイチだったので、長く放置は出来ず
自宅に引き取ってきた。

Sx4

一見大した損傷ではないように見えるが、修理見積額は査定額を
ダブルスコアで上回っていて一発廃車状態だったりする(;_;)

でも、コイツはまだ死んではいない。痛い足で恐る恐るキックペダルを
踏み下ろしてみたら、一発でエンジンは元気良く目覚めるのだ。
そんな姿が、コイツに乗っていて死んだ友人の面影とダブるのだ。

コイツは保険屋が見れば単なる古くて安っちいポンコツバイクだ。
いや、自分から見ても単なるポンコツにすぎないが(^^;)<ばき
でも、コイツにはまだ友人の魂が篭っている、そんな気がするのだ
だから、見積額が査定を上回っていようと、まだコイツを自分は
あきらめない。今年の命日には間に合わなかったけど、それでも
一度は彼が通り抜けられなかった、あの交差点を走り抜ける!

------------

まだ修理代を受け取っていないが、それでも放置し続けるとタダでさえ
サビの塊みたいなコイツがもっともっと錆びてゆく。なのでまだ痛い足を
ひきずりながら一人で修理に着手することにした。

一度に書くと大した内容じゃないように見えるけど、これは何日もかけて
準備したり部品や道具を集めコツコツやっていった内容なのでその点は
あしからず:-p

コイツに関しては、業者に出して金を使って直したくないのだ。
それが一番簡単で確実、結果としては安上がりなことは判る。
でも自分や仲間の知恵と手を一杯使って直してやりたいのだ。
あ、当然必要となるパーツは買ってそろえるよ(笑)

----

手持ちの部品を使って、曲がったレバー類を交換した。へー、ヤマハの
レバーと互換性があるのか。左右とも折れたり砕けたりしたウィンカーも
手持ちの適当な部品を使って再生させた。元々の位置と大き目の純正
ウィンカーの組み合わせだとコケると木っ端微塵となるけど、今回は
簡単には割れないように、リヤキャリアのフレームの中に収めた。

Sx5

捩れて歪んだF周りは奇跡的にインナーチューブの曲がりが無かった。
ミツマタは怪しいが、一度全てのクランプを緩めて、捩れを取って、
曲がったハンドルはパイプを突っ込んで力任せに修正して直した。
もしかしたらこれだけでOKかもしれない。だったらラッキーだけど、
まだ一度も走ってないから実際はまだ判らない。

ついでにライト周りも全部バラして、曲がったステー類を叩いたり
曲げ伸ばしたりして修正して、割れたカウルもドライヤーで加熱
しながら形を戻して、歪んだ顔面をどうにか形にした。

シートレールも少し左側に捩れていた。右タンデムステップもかなり
内側に入り込んで曲がっていた、スィングアームと干渉するくらいに。
なのでテール周りをバラして電柱にロープを巻いてそれをフレームと
結んで、車体を修正する方向と逆の斜めに倒した状態でバランスを
取り、そこにさらに体重をかけつつパイプやら金属棒やらを使って
どうにか一見するとマトモなように直した。これはかなり大変だったし、
これでもきっちり直ってはいないけど、シートレール側は少し歪んで
いても走行に支障はないからこれで十分だな。

外力で歪んだため、正規の位置に戻らない可倒式ステップは取り外し
出っ張った部位を金ヤスリで削って元鞘に戻した。ブレーキレバーと
シフトペダルも曲がっていたので頑張って使えるレベルに戻した。

------------

ベッコリ凹んだタンクだけは、頭を捻りながら二日くらいかけて対応
したので、少しだけ写真を取る余裕があったので、今回それを紹介。

事故の際、相手の車が自分の右膝の外側にあたり、自分の右膝は
タンクをベッコリと押しつぶした。そのおかげで自分は打撲だけで
済んだのだ。(とはいえ、かなり右膝~脛の肉をつぶしたようだが)

そして反力で左側に倒れたときに自分の左足は路面とSXに挟まれ
つぶされたのだが、その時にタンクの左側が凹んだ。

つまり、左右ともにタンクは潰れたわけだ。でも穴は開かなかった。
ここに直す余地があるのだ。凹みを元に戻して、割れた塗装を
どうにかすればそれで走れるようになる。

まずは、大きな凹みをどうにかしよう。かなり大きく潰れているので
手っ取り早い粗加工として、エアで加圧してみた。本当は水圧を
かけてゆっくり直したいのだけど、加圧ポンプを持ってないので
一番手っ取り早いエアでやってみた。

Sx6

燃料コックのところにエアサーバーを繋いで、内圧を見ながら
ゆっくり加圧してゆく。SXは昔のバイクなのでタンクキャップに
チャッキ弁がなく大気開放型なのでそこは指で抑えた(笑)

加圧してゆくと、0.1MPa程度で、タンクがボコン!、と大きな音を
立てて、大きな凹みが飛び出した。よしよし、狙い通りだ(^^)
一度減圧して、状態を見る。まだそこそこの面積が凹んだままか。

何度か繰り返したが、タンクが膨れて変形し(下部が左右方向に
膨らんだ)始めたので、加圧修正はそこで止めた。

そこからは、市販の凹み修正ツールを使ってさらに追い込む。
強力に接着したタブを引っ張って直すのだが、接着が強力すぎて
クリア塗装や、デカールがバリバリ剥がれるのがちょっとなんだが、
正規の方法で板金加工するとそれどころじゃないからまだマシだ。

Sx7

丸二日かけて、あと一歩、のところまで修正することが出来た。
あと一日くらいかければ、凹みは少し離れた所からのぱっと見で
判らなくなるだろう。もう少し頑張るべp(^◇^)q

------------

今後の修理メニューは…

・Fブレーキがおかしい。レバーを握ったまま車に当たって、車体と
 レバーの間で右手指先をつぶしているのだが、どうやらその時に
 人力では作動しきれないほどの力と速度でマスターシリンダーを
 押し込んだ結果、何かがキャリパーに起きているらしい。
 とりあえずキャリーパーOH部材がそろってないので後日やろう。

・チェーンも一部分が路面と擦って削れている。多分大丈夫だけど
 気分的な問題で新品を買ってきた。現状で付いているチェーンが
 エンドレスなのでチェーンカッターが無いのでまだ交換してない。

・キャブレターにガソリンを入れると必ずオーバーフローする。
 外から叩いても止まらないから、一度バラさないと。

・ここまで来たらタイヤも替えてやろうかな?なにせ1*年モノの
 タイヤだから、少しでも安全に走るためには要交換なのだ。
 TW301&TW302がお気に入りタイヤなので買ってきて自力で
 交換するかな。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009.11.22

街の車屋に仕事を頼む

今回の事故では、骨折こそしなかったが、打撲で食らったダメージは
ino史上最大で、約一ヶ月たったのに、実は未だにあちこちが痛くて、
ビッコを引いて歩いている。

そんな状態でも松葉杖が取れると(それが11/11)、それまで自宅周辺
しかなかった可動範囲がいきなり広くなって、今まで当たり前だった
その世界が新鮮な感動をもって実感できるのがいい(^^)

歩けるようになれば、通勤も出来るようになるので仕事も今月に入って
から復帰している。とはいえ、現場労働はまだ屈伸運動が出来ない
身体では狭いD/W内を自由自在に動くことが出来ないので無理だ。

仕方が無いので、事務仕事に言っているが、今でも一週間に一度の
通院、それとは別に一週間に2~3回のリハビリに通っているため、
結局仕事も中途半端な状態。

おっと、自分の現状報告はこんなところにして、本題に入ろう。

------------

歩けるようになると、生活のために車に乗るようにもなった。

パワステ付きで、レカロシートのレガシィは乗車してしまえば運転が
ラクだが、乗り込む姿勢が二週間前はかなりきつい。仕方が無く
パワステ無しのアトレーを、殆ど右手一本で運転して走っていた。

左手首を傷めているので、左手はハンドルをホールドするだけに使い、
右手はシフトチェンジもするし、ハンドルをぐぃぐぃ回す動力にも使う。
これは以前の事故で習得した運転方法。結構普通に走れるぜぃ♪

そんな感じで二日に一回くらいアトレーを使っていたら、突然右リヤの
スライドドアが開閉のたびにゴリゴリ言い出して、次に使うときには
もう開かなくなっていた。

あれ?と思ってよく見たら、車体中央に真横に走るスライドレールの
上でドアの荷重を受けて走るローラーの、ベアリングがぶっ壊れて
中身の球っころが一個も無い。そりゃただでさえ怪我で自由度と
腕力の無い自分では、これでは開閉は無理だ。

------------

で、どうするか考えた。

これも何かの縁、アトレーもボロいし、このタイミングで買換え?

本命のサンバーディアス・バンのスーパーチャージャー4WD(5MT)か、
対抗するバネットNV200バン(5MT)か、でも4ナンバーで毎年車検…
大穴の最近でたばっかりの新型ステップワゴンの一番安いやつか、

でも、今のこのご時世に大金を払って新車のハコ車が欲しいのか、
四輪車2台体制を貫きたいのか、と言われると、ぢつはそうでもない。

じゃあ、いっそ廃車にする?

それもアホらしい。修理だ!修理!修理すればまだまだ走る!

------------

で、修理をどうするか考えた。

ダイハツディーラーはこの夏の車検見積もりで愛想をつかしたから
もう二度と行きたくない。車検を通したオートバックスは近所に
行ったついでになじみに店員に聞いてみたら修理はしない、と言う
よりしたくないから、と断られた。

で、とぼとぼ帰ってきたら、自宅から歩いて数分の所に、小さい
自動車修理屋があるのに気が付いた。昔はカーコンビニ倶楽部
だったらしいが、今はそのカンバンが下ろされているようだ。

その店に流しで入って、この修理できますか?、と聞いてみた。

部品さえ出れば全く問題ないらしい。なのでいくらになるのかの
見積を連絡してもらうと部品+工賃でざっくり一万円だそうな。
いかにもドンブリ勘定っぽいのだが、ディーラーなら1.8万くらい?
と思っていたので即依頼し、後日アトレーを入れ作業を頼んだ。

------------

ここ数年、アトレーはオイル交換と車検以外にこういうところに
出していない。出来る事は自分でやろう、という事で、まるで
バイクと同じように、自分で出来る修理は自分でやっていた。

例えばこんな感じでバラせるところはバラしていた。

Atrai_ganmen

今回も話を聞いたら、部品さえあれば自分で可能なレベル。
でも、今の身体では難しい。だから素直にプロに任せた。

ついでにレガシィのスタッドレスホイルを積んで持っていって、
劣化してゴムが割れてエアが漏れるバルブの交換もついでに
お願いした。

費用はいくら?と聞くと一本1000円らしい。高速道路のSAの
GSでは一本2500円だったから、この仕事もこっちの方が安い。
なので3本頼んだ。

------------

後日、アトレーの修理が上がった、という連絡を受けて、歩いて
数分のその店にレガシィを乗り入れて、ついでにバルブを変えた
タイヤを交換して、と頼んだ。足腰が痛いので、自力で交換する
のが難しいのと、時期的にそろそろスタッドレスを履く頃(毎年
勤労感謝の日がタイヤ交換指定日)なのだ。

タイヤ交換工賃はいくら?と尋ねたら一本500円との事。
まぁこのくらいなら許容範囲でしょう、ということで頼んだので

 ・アトレー右後スライドドア ローラーASSY交換
 ・レガシィ用スタッドレスホイル3本バルブ交換
 ・レガシィ タイヤ交換 (夏用17インチ→スタッドレス15インチ)

を、今回は車屋さんに丸投げしてしまった(^^;)

それでも総額で15000円で済んだから、結果としてはディーラー
とかオートバックスとかに出すよりも安くすんだのでラッキー♪

------------

でも、今回の件で、少し考えさせられた。

この街には八百屋や肉屋、花屋があるのと同じように、実は
自動車修理屋もいたんだ、って事。

でも自分はディーラーとかオートバックスとか、自力とかで車を
メンテしたり弄ったりしていたのでそういう店があることにすら
気づかず、当然利用もしていなかった。

自分が怪我さえしていなかったら、そこを使うことは無かったけど
今回そこに世話になって、納得できる額で、キチンと仕事をして
貰えて自分もトクをした気がするし、今まで素通りしていたこの
地域の修理屋に依頼したことで、自分はこの街に少しは貢献
できたのかな?、ってね。

何でもかんでも盲目的にディーラーに任せるのも一つの手だ。
また、逆に何でもかんでも自力でやるものまた一つの手だろう。

でも、ワークシェアという点で考えるとこういう感じで地域の
商業を利用するのも、間違いなく一つの手なんだな(^^)

------------

今度またアトレーが壊れたら、ダイハツディーラーはもう信用
できないから、またこの店に出して、行き着けの関係を作って
みようと思う。

ただし、まだアトレーに乗っているか、またかアトレーの故障が
修理可能な(または修理する価値がある)状態で、かつ、その
店がその頃にまだあれば…、だけどね。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.11.08

これって、もしかすると(^^;)

前の事故の怪我も、ほぼ丸々二週間仕事を休んでいたため、かなり
回復していて、今では松葉杖もなく、階段の上り下りが出来るように
なってきた。

ただ、そこまで回復するまで、特に事故当日から一週間の間は自宅
から出ることも難しく、一週間以上ゴミを捨てに行くことが出来ず
ずっとゴミを溜め込んでいた。

すると、コ汚い話で申し訳ないが、小ハエがゴミから出てきた(-_-;)

発生源はゴミ袋なので、そこの口を縛って、中に殺虫剤を一吹きして
やればこれ以上出てくる事はもうないのだが、飛び立ってしまった
連中はどうにかしないといけない。なので、以前ダイソーで買って
おいた、こんなモノを台所に装着してみた。

Neba1

要はハエトリリボンならぬ、ハエ取りシートだ。ゴキホイのように
何でも虫を誘引する、何かがあるらしい。おそらく虫が好むような
臭気成分でも粘着剤に仕込んであるんだろう。こんな感じの記載が
あるし。

Neba2

で、それをこんな感じで張ってみた。

Neba3

でも、その周りを小ハエは飛び回っていたのだが、ちっとも引き寄せ
られる気配が無い。おいおい、ショウジョウバエには効かないのかい?

で、一体どういう成分が入っているのか見てみた。すると、強力な
粘着剤であるポリブテンの記載はあるが、薬品的な内容の記載が全く
無い。おいおい薬事法違反じゃないのか?

Neba4

ちなみにポリブテンという高分子自体にハエを誘引する効能は…
ググってみるとそれっぽい記載はあるけど、化学系の自分から見て
多分そんな効能は無いと思う。単純にCH3-CH2-が、ぶら下がった
だけの直鎖高分子にハエが引き寄せられるような効能があるとは
どう考えても無いように思える。単純に粘着性のある成分として
使われていると思う。

で、この商品、よくよく考えてみたんだけど、所詮ダイソー商品な
訳で、ダイソークォリティーなのに、そんな手の込んだ細工がして
ある、という方がそもそもおかしくないか?

じゃあこの商品にある『特殊な誘引』って何だ?

  あっ!まさか…!

------------

自分が想像している事が、何であるか判る人はいるだろうか?
アウトドア好きな人なら、多分同じ答えを想像しているはずだ。
自分も、自身の経験から、それに思い至った。

それは、このシートの色。つまり黄色。

アウトドアでテント泊をする人なら、黄色いテントには、他の色より
虫がたくさん付くし、黄色いシュラフは日干ししてると蜂やアブが
良く寄って来るのを見たことが一度はあるだろう。だから自分は
黄色いテントは買わないしシュラフは黄色いインナーを表に晒して
干さない。

このダイソーシートも、もしかして黄色い、というだけで虫を誘う
効能を謳っているんじゃないだろうか?そうでなければ黄色である
必要はまったく無いのだし。

…いや、もしかしたらちゃんとした誘引剤が使われているのかも
しれないし、ポリブテンという高分子にそういう効能があるのかも
しれない。でもブテン自体は二重結合があるから、少し匂いが
あると思われるけど、その二重結合を解いて重合してポリ化して
あるのだからそうなるとポリブテンは飽和炭化水素なわけで、
それにハエが寄るという原理が、自分にはどうも理解出来ない。

もし正解をご存知の方がいたら、無学な自分にその原理を教えて
くださいませm(_ _)m
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »