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2010年5月

2010.05.30

8回目の記念日に思うこと

現場から一時上がってきて、持ち出していた生活用品を片付け、
次の現場に旅立つために荷造りをやり直したりしていたこの休日、
ひさびさにかつて行きつけとしていた格安銭湯に出向いた。

一回数十円で入れるこの廃熱再生利用の公営銭湯は以前と
あいかわらずむさくるしいホームレス風のオッちゃんばっかり
だったが、その中に、子連れの若い父親がいた。

子供は5~6歳と2~3歳くらいに見えた。幼く甲高い声でわめく
上の子と、身体と比較すると大きく見える洗面器を抱えて湯船の
お湯を汲んでは父親の元に運ぶ下の子のしぐさがかわいくて、
湯船に漬かりつつそのほのぼのとした風景をみて、ふと思った。

もしかしたら自分もこんな生活が出来ていたかもしれない、ってね

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そんな今日は、5/30。この日は横浜市ではゴミゼロの日だが、
自分にとっては元カミさんとの離婚記念日だ。

2003年の今日、自分と元カミさんと二人で一緒に役所に緑の紙を
提出して夫婦だった二人は一生二度と会う事のない他人になった。

もし、そうならず、元カミさんと一緒にこの7年間を過ごしていたら、
もしかしたら、ちょうどこのくらいの子供が生まれて、自分もこんな
風に、子供をあやしながら風呂につれてゆくような、普通の暮らしが
出来ていたのかもしれないな…

どんなに望んでも、それが許されなかった男だから、万が一戸籍の
上では夫婦のままでいたとしても、きっとそういう家族を作って暮らす
楽しく明るい未来にはたどり着けなかったと思うけどね(^^;;)<ばき

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あれから何年もかけて、自分はそれまでの過去に築き上げたものの
破壊と新たなる生まれ変わりを目指した再生を繰り返して今に至る。

発作的に死すら願ったくらい苦しかったのは最初の半年間くらいか、
そこから一年半くらいは一日も欠かさず元カミさんを思い出して、その
記憶が夢となって現われていたっけ。今から思えばとても懐かしい。

そこからさらに数年間たって、自分の心の傷は醜い引きつれと固い
しこりを残して塞がり、やっと流血を止めた事で先に進む気力を得た。
とはいえ、以前のようには歩けないし、以前目指した世界には到底
たどり着けない変わり果てた姿での復活ではあったが。

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長期地方出張に明け暮れるウダツのあがらない疲れ果てた41歳
サラリーマンの自分には今から再婚して子供をなして、家族と共に
成長する、といった以前あこがれたような暮らしは実現不可能だ。

可能だったら、とっくにそれをしているはずなんだが、未だにそれが
出来てないのがなによりもその証拠ってこと。さらにこれから老いる
一方だ、つまりそういった可能性を日々確実にリアルに失いながら
自分はこれからも生きてゆくのだ。

だから銭湯で子供をあやす、この若い父親の姿が眩しく見えた。
うらやましいぜ、楽しそうだね、ガンバレよ、お父さん(^^)

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未来は不定形だから、まだどうなるのかは誰にもわからない。
でも、年齢だけは確実に刻まれてゆくから、その結果得るもの、
そして失うものは万物不変のものだ。

あこがれた未来へ至る可能性を捨てたことで自分は別の何かの
可能性を代わりに得ている。だから喪失が確定したとしても決して
悲観はしないよ、今の自分にしか出来ない何かが、lこんな自分に
まだきっとあるからさ。

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とりあえず、いつもやってる新しい可能性追求の一つとして台所で
芽吹かせといたムラサキイモを庭にインストールしよう(^◇^)<ばき

Violet

 

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2010.05.24

車載燃費計の効能

ここ最近、現場出張に出向くアシとしてほぼ全部レガシィ2.0i
使っていて、メインカーであるアトレーをあまり使っていない。

ここ最近はスライドドアの故障、パンク、バッテリー上がり、と
トラブル続きでちょっと出張のアシに使えない状態にあるのだ。

車齢16年のアトレーは、廃車を伴う買い替えを行うとエコカー
補助金が出るので、制度があるうちに思い切って新車にでも
買い替えちゃおうか、と検討してたりもするのだが、ま、その
あたりはまた別ネタで展開しよう:-p

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で、そのアシとして活躍中のレガシィ2.0iの燃費ネタを一つ。

現在の出張先は、主に高速道路8割+下道2割の経路を経て
自宅からたどり着く少し遠い場所にある。距離は秘密(苦笑)
諸般の事情でほぼ毎週のようにそこと自宅をレガシィで往復
移動していた。

毎回走っていると、その際の燃費が大体平均化して見えてくる。

おおよそだけど、車載の燃費計で大体16km/L~16.6km/L、
満タン法で計測すると15.5km/L~16km/L、といったところだ。

これは車の流れに身をゆだね、最高速は100km/Hどまりで、
タコメータよりも燃費計とにらめっこしながら自身の持ってる
エコラン走行テクを、そこそこ適度に使った場合になる。

以前チャンピオンデータをたたき出した時と比べれば我慢して
アクセルペダルを制御する足に全身全霊を注ぐような必要は
無いけど、でも燃費の悪くなる踏み方はモロに影響するから
決して車を操って楽しい運転、ではないよ。

実燃費として16km/Lというのは2000ccフルタイムの4WD車
としては、平均的な値は超えてるであろう結果だと思うけど、
以前代車で借りていたCVTのステラで同じ道を走ると常に
20km/Lを切ることが無かったから、それに比べると決して
エコで地球に優しい車、とは言えないよね。

それよりもむしろ、280PSのDOHCツインターボボクサーの
旧型B4の時には、同じ道を11km/L~12km/Lで走っていた。
しかもプライマリーの斜流タービンを元気良く回しながら。

それに比べてしまうと加速を我慢をして、非力なエンジンを
細かく制御しながら運転していながら、これしか燃費が良く
ならない2.0iは、むしろ運転性能が劣り燃費が悪い車で、
ターボ車はその痛快な乗り味なのにそれを齎すために悪化
する燃費もこの程度しか劣化しない、効率の良い楽しい車
なんじゃないか?とも感じてもしまう。

これが無いものねだりなんだって事は判ってるんだよね。

ステラに乗れば多分2.0iよりもフラフラ走る乗り味に不満を
感じるだろうし、旧B4に乗れば、ハイオクガソリンを給油する
度に2.0iはいいなぁ、と思うのだから<ばき

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でも、これじゃいかんよなぁ、じゃあ2.0iをもう少しだけ楽しく
走らせてみたらどれくらい燃費が悪くなるんだろう?

モノは試しだ、ある時にあまり我慢せず普通に走ってみた。
具体的にはアクセルをガンガン踏む!…のではなくて、
燃費計の表示を外気温に変えただけ(苦笑)

あとは身体が覚えてる通常のエコランテクを同様に使った。
細かく動くデジタル表示の燃費を気にせずに走れるので、
燃費悪化を気にせず地形に応じシフトダウンして加速したり、
流れが速いのに、無理に左車線をゆっくり走らずにすんだ。

すると、燃費が満タン法で14km~15km/Lくらいに落ちた。
燃費って、ホントに嘘をつかないなぁ(^^;;)

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…で、長々とひっぱってきたけど、今回のネタの結論は

  『燃費計には燃費向上に効果があるけど
    車を楽しく操る事を抑制する効果もある』

だから、燃費を向上させたければ付いてる車がいいし
楽しくキビキビ乗りたければ無い車がいいよん♪、って事。

時代は明らかに前者に向かっているから、後者は今では
反社会的な行為そのものなのかもしれないけどね。
 
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で、最初にちょっと書いた話を蛇足に記して終わろう。

今、漠然とアトレーの買い替えを検討している。

実は今の自分のライフスタイルに四輪車は2台は要らない。
だから壊れたら廃車にして、車は一台にまとめる予定だった。

でも以前UPした通り、今となっては唯一残ったスバルらしい
車であるサンバーが多分今年で生産中止になる。
(以前生産中止、と言ったのは5ナンバー乗用グレードで
軽貨物車の4ナンバーはまだ延命処置をしながら生きてる)

なので、トヨタに汚染されて死んでゆくスバルという会社が
最後にその意地を見せてラインナップに無理して残した
サンバーに一度は乗ってみたいな、って思ってさ(^◇^)

 

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2010.05.19

私的カーステ評価用CD(ROM)

なんだかんだで忙しいこともあって、気が付けば前回の投稿から
もう2週間もたっちまったけど、どっこいちゃんと生きてます(x_x)

生存証明もかねて、短めのネタをUPしときます。

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単車乗りである自分からすると、四輪車はかなりラクジュアリーな
乗物なのでカーステが欠かせない。

今持っているメインカーのアトレーも、セカンドカーのレガシィ
両方とも全スピーカー+ヘッドセット交換+サブウーハー搭載で
自分的には十分納得行く状態にまで持って行く事が出来ている。

アトレーのカーステ環境はこんな感じ
レガシィのカーステ環境はこんな感じ

こうやってカーステを弄るにあたっては、その効果を評価する為の
私的評価用のCDが存在する。今回はそれを紹介。それはコレだ。

 Xj220

音楽用CDじゃなくて、大昔のTVゲーム機、セガのメガCD用のソフト
「ジャガー XJ220」のCD-ROMだ。

ゲームとしての評価はここではしない、というより自分は古すぎて殆ど
記憶に無いので、その評価をされているこちらのHPをどうぞ。

本来はゲームソフトとしてのCD-ROMなんだけど、ゲーム中に流れる
ゲームミュージックが、そのまま音楽トラックとして、2トラック目から
13トラックまでの計12曲入っているので、CDプレイヤーに入れれば、
その音楽が聴ける。(古いCDプレイヤーだとROM領域を再生しようと
して大変な事になるので要注意!)

実はこの音楽が、カーステの評価にもってこいなんだよね。

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ちゃんとしたオーディオ評価用CDも、実は持っているのだけど、

  Refcd

どうしてこういうモノを持っているのかはナイショ。諸般の事情で
記載されているシリアル番号は消してあるけどあしからず:-p

これに収録されているのは単波長の矩形波やメジャークラッシック
とかなので、運転中のカーステ環境で違いを聞き比べるにはちっと
向かない。だけど、このCD-ROMに収録されているゲーム音楽は

 ・異常なくらい重低音の録音レベルが高い(≒レベルが強い)
 ・使われている音源が少ない。つまり同時に鳴る音色が少ない
 ・容易に聞き比べ出来る低音と中音と高音しか収録されてない

…ために、カーステを弄った時に聞き比べると、その違いが大きく
判るので、すごく便利なのだ(^^;)

ちなみに普通の車の、ノーマルのカーステだと、あっというまに
低音は音割れしちゃって、キラキラとした高音は響かないので
音楽として聞こえないと思う。少し前に借りてたステラでは
まるでホウキでダンボールをたたいているような感じだった、
と言えばそのニュアンスが伝わるだろうか?

この『JAGUAR XJ220』は、ハードOFF等でジャンクソフト売り場で
105円とかの値段で売られているのをたまに見る。なので、もしも
カーステ弄りをしてる人や、重低音チューニング自慢の人が居たら
またはチューンナップツイーターを入れて高音が増した効果を体感
してみたい、とかいう人がいたら、ぜひこのCD-ROMに収録されて
いる曲を聞いてみて欲しい。

あ、もしもバスブースト機能の付いているヘッドユニットならば、
最初はそれを切っておくか、レベルを下げておかないと、下手
すると一曲目の開始後、約8秒でウーハーユニットのコーンが
破れちゃうかもしれないので、そこんとこ要注意ね:-p

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個人的にはカーレースゲームのBGMとしてはちっとも闘争心を
煽らない曲ばかりなので、のんびりドライブするのにちょうどいい
感じで、たまにこの曲を流しながら車を運転している。

ちなみにレガシィはもちろんだけど、アトレーでもここに収録されて
いる曲を、低音から高音までちゃんと鳴らし切れるぜ♪(^◇^)♪

アトレーのスピーカーが10cmコアキシャルのKFC-RT10の時は
全然無理だったけど、13cmの6052GDに替えてからこの曲の
重低音までちゃんと鳴った。以上蛇足ながら、ご参考までに。
 

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