自分がやれる事とやるべき事をやろう
とてつもない地震が起きた。
数日前までくだらないお笑い芸人と、どうでもいい言い争いをする
政治家くらいしか画面に現れないテレビ画面から流れてきたのは
それまでの平穏な日常生活が、たった一日で激変したことを意味
する、衝撃の光景だった。
今、自分は被災地から遠い所にいて、実は地震の揺れにまったく
気付かなかった。それよりも自分自身の仕事に降りかかったトラ
ブルの対応であわてていて、あちこち駆けずり回っていたためだ。
今回被災した地域はとても広い。でもその中でも激甚なる災害と
なったのは、自分がのべ何年か生活していた、特定施設の近傍
が多い。
あの町並み、あの風景、あの人々は…永久に失われてしまった
のかもしれない。
今もあそこで命がけでトラブル対応に当たっているだろう仲間たち、
見る影も無くなった、港町で暮らしていた、あの多くの人々、頼む、
頑張ってくれ!
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今の職場でも、その地域出身の人たちが多い。
だから地震のニュースが流れて、多くの同僚がこの地から被災地に
向かった。家族の安否が判らなかったり、地震で家が倒壊したり、
津波に流された人もいた。
職場の戦力は半減した。でも、仕事の量は減らない。
もう1ヶ月近く休んでない自分にとっては、とても重い状態になる。
でも、そんなことよりも大変な思いをしている人たちが、何万人も
いるのだ。
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今は非常事態だ。だから、非常事態に適応しなければなるまい。
今、大事なことは、あらゆる人が、今自分が成すべき事、やれる
事を考えて、それを実行に移すことだ。
募金するもよし、ボランティアに志願するもよし、そういった直接
行動だけでなく、日々の仕事をこなし、社会のバックグラウンドを
揺ぎなく固めるのも、非常時にはとても大切な事なんだ。
それだけじゃなくて、例えば目の前の電気をひとつ消して、
節電するだけでも、この非常事態における、各々がこなすべき
その役割をきっちり果たしている。
全ての日本国民よ、今は、各自がやるべきことをやろう(^^)/
直接行動でなければ無関係のように思えるだろうけど、それが
必ず回りまわって、いつかきっと被災地の、日本の力になるから。
…あ、間違っても何の役にも立たない、ただ自己満足を満たす
だけの千羽鶴なんて折って被災地に送るような愚行はすんなよ!
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