古い古いカタログ
人生最大のステ期到来!、という事で猛烈な勢いで部屋の
雑物を片付けて、ガンガン!とモノを捨てている。
そうやって部屋を片付けていると、色々なモノが出てくる。
今回はその中で、古いカタログを発掘したのでその中から
面白いモノをあっさりといくつかご紹介。
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まずはソニーのβのカタログ。ベータPROとかSL-HF705は
Hi-bandベータでもメジャーなモデルだったけど、サラウンド
ビデオのSL-EX7とか、PCM録音機のPCM-HF10はスゲェ
マイナーなモデル。大体1986年くらいのモノ。
この頃って、ビデオデッキってこんなに高かったんだよなぁ。
テープもL-500(βⅡで2時間録画)のが一本1000円くらい
したもんな。
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あと、古いPCのカタログが束で出てきた。8bit機が全盛の頃、
16bit機はビジネスモデルとして出始めた、PCがオモチャから
実用機になりはじめた、まさに黎明期のだ。
8bitのベストセラー初代PC8001のとか、初代PC8801、
16bitの最初期の初代PC9801や、PASOPIA16、MZ5500、
ハンドヘルドのPC8201やHC-20、JR-800…懐かしいなぁ。
昔のパソコン少年にはたまらなくマニアックな物がたくさんあるが
ここを訪れるだろう普通の人はそういうのはあまり面白くないと
思うので普通の人が良く知ってる(?)芸能人が載ってるモノを
いくつかセレクトしてみた。
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まずは東芝のパソピア7。こんなPC、殆どの人が知らないっしょ?
今は亡き横山やすしと、その息子の木村一八氏がこうやって
一緒に写ってる。
うーん、さすが1983年のカタログ、木村一八氏は小学生の頃?
この頃はまだ芸能界入りはしてなかったんじゃなかったっけな。
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次は富士通。昔はタモリ氏を多用し、こんな感じで前面に出てた。
FM-7に3.5インチFDDを載せた、FM-77のカタログ。今となっては
貫禄のあるタモリ氏も、こうやって見ると若手芸人のように見える。
そりゃそうだ、これ1984年当時だから、今から27年前だもんな、
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NECはこの時代、武田鉄矢氏をよく使ってた。メジャーなPCでも
出てたけど、あえて超マイナーな、PC8001mkⅡSRのカタログを。
実はこのPC-8001mkⅡSR、その昔にさんざんいじり倒したPCで、
今も実家の押入れの中で眠っていたりする。
武田鉄矢氏が小さいので、そこだけUPにするとこうなる。
髪型と、セーターかトレーナーをこうやって肩からかけている姿に
過ぎ去りしあの時代を、ホントしみじみ感じるなぁ…懐かしい。
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そして、超々々レアであろうカタログを最後にご紹介。
あの当時のマイコン少年だった自分も実物を見た事が殆ど無い
(日立のベーシックマスターレベル3mk5とかはまだ見た事ある)
超マイナー8bit-PC、三菱のMulti8のカタログ。イメージキャラは
今ではすっかりスキャンダルでグデグデ&ズブズブになりはてた
でも当時この通り清純派で売っていた、女流棋士、林葉直子氏。
この当時(1984)は、まさか今みたいになるとは…周りも本人も、
カケラも思って無かっただろうなぁ…まさに人に歴史あり<ばき!
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ちゅーことで、駆け足でいくつか紹介してみた。
以前もボソっと言った事があるけど、この時代はビデオデッキも
あこがれて、バイトして買うに値する商品だったし、8bit-PCも
今のPCからみたら、何も出来ないくらい機能が低いのに、高い
オモチャだったけど、これも汗水流して働いてバイト代を注ぎ込む
事に何のためらいもない、無限の可能性を示してくれている
(錯覚を与えてくれた)夢の宝物だった。
実際にそうやって高校生の頃は頑張っていたっけ。懐かしいな。
こういう紙媒体は、別に持っていてもそれほどかさばらないので
とりあえず捨てずに持っている。とはいえ、スキャンしてデジタル
データ化すれば、よりコンパクトになる。…あ!、スキャナーを
この捨てモードで古PCと一緒にちょっと前に捨てちゃった!<ばき
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コメント
MSXなんてのもありましたね。HitBitとか・・(私は持っていませんでしたが。)
IBMのJ-Xなんてのもありましたが、すぐに消えてしまった・・・
日立の出した3インチのFD規格もすぐに消えたなあ・・・
本当に、今は昔の物語り・・・ですねえ。なつかしい。
投稿: 剣片喰 | 2011.07.31 23:28
剣片喰さん:
マニアックなネタにコメントありがとうございます(^^ゞ
前にも書いたかもしれませんが、ソニーの8bit-PCといったら
SMCシリーズ、特にSMC-777は今みてもデザインがいいです。
MSXも実家にまだ三洋(!)の実働MSX2が現存してます(笑)
三菱もLet usと書いてレタスと読ませるMSX1を作ってたはず
カシオやヤマハも作ってましたね~、東芝はパソピアIQ、
JXは面白いモデルでしたね、3インチFDを唯一採用したパソコン
TVのX1Dのカタログも出てきました、カセットデッキ内臓のMZ2500、
QD内臓のMZ1500のカタログもありました。
ああこの手の話は止まらない止まらない(^^;)<ばき
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そういえば、片付けの途中で今となっては面白いかもしれない
モノが部屋から発掘されました。正真正銘「日本最古のマウス」。
近いうちに一本のネタにしてUPしてみますね(^^)
投稿: ino | 2011.08.01 21:43
MZ!!友人が持っていて遊ばせてもらッたことあります。(700だったかな?)
カセットテープで、まずOSを読み込ませる所から始めるのがすごかった。テキストアドベンチャーゲームをやりました。面白かったなあ。
投稿: 剣片喰 | 2011.08.02 06:25
ごめんなさい。だぶりました。
投稿: 剣片喰 | 2011.08.02 06:26
剣片喰さん:
ダブり分は消しときました~
MZ-700は、ベースモデルのMZ-711、データレコーダ内臓のMZ-721、
4色ボールペンプロッタ付のMZ-731がありましたね、名機MZ-80K2直系の
最終モデルでした。(CRT一体型のリアル直系MZ-1200もありましたが…)
取り扱い説明書に全回路図まで載っていたPCは、これが最後だったと
記憶しています。シャープは4色ボールペンプロッタがお気に入りだった
ようで、当時のスーパーポケコンPC-1500にも合体型ペンプロッタの
プリンタが用意されていました。カタカタ動くプロッターを飽きもせず
眺めながら、バイオリズムなんかを印字して遊んでましたね。
そういえばMZ-700は80*50ドットのグラフィックしかなかったのに、
アマチュアがシャープ専門誌Oh!MZ誌上でセガのスペースハリアーを
移植してたのに、度肝を抜かれたのが懐かしいです(^^)
今となっては当たり前の、OSをまず読み込ませる、という発想、
当時は「クリーンコンピューター」と言ってましたが、その
先進性はたいしたもんです、ただし高速デバイスが出るまでは
辛抱我慢の時間を要求されてましたけどね(^^;)
ホント、この時代のPCの話は、何時までも語っていられます。
自分の青春の、大きな部分を占める一部でしたから(^◇^ゞ
投稿: ino | 2011.08.02 22:23