毛は必要な所に生える(その1)
某被災地にあるプレハブの仮設の宿で暮らし始めて約2ヶ月、
苛烈な状態をどうにか頑張って脱したので、今は毎週一日の
休みをどうにか確保しながらも、毎日はいつものように
「寝る」→「働く」→「寝る」→「働く」→…
の繰り返しをしている。
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たまの休日は、殆ど寝てすごしてる。なぜなら今回は車を持って
来ていないから。今の宿舎の周りは仮設住宅ばかりで、買物に
行くためには歩いて片道30分近くかけないと最寄のコンビニに
たどり着かない。何時もなら休日に出歩いた百均や、ホーム
センターへは、車がないとちょっとたどり着けない。
だから、もう寝るしかない。まぁ毎日14~15時間労働してるので
目覚ましを切るだけで、休日はぐぅぐぅ寝込める。今の生活での
何が幸せですか?、と聞かれたら、ホントこれくらいしかないよ。
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だが、とある時の休日は、どういうわけだか定刻に目が覚めた。
そして布団に寝っころがっていてもなかなか寝付けなかった。
うーん、何をしよう?、でも風呂に行くくらいしかないな。
(この宿舎にTVは無いのでそういう時間の使い方は無い)
このとき、ふと自分の顔を鏡で見てみた。すると、通常よりも
濃いヒゲ面がそこに写っていた。しゃーねー、電動髭剃りで
ジョリジョリと剃ってしまうか。それとも風呂に入って剃刀で
ソリソリすればそれも数分で終わる。この時に、ふと閃いた。
ino:「そうだ、抜いたらしばらくはラクなんじゃね?」
以前親知らずを抜いた時に、施術後に麻酔が残った顔面で
試しにヒゲを抜いたらちっとも痛くなくて面白がってきれい
さっぱり抜いた経験があったので、それを思い出しつつ、
かといって麻酔がかかっているわけではない顔面を鏡に
写しながら、精密ピンセットを片手に取り、顔面の右端から、
ヒゲを一本ずつ抜き始めた。
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最初は少し痛かったが、思っていたより痛くない。意外な程
ガンガン抜いていけた。自分はそれほどヒゲは濃くないのだが
端から一本ずつ全部を抜こうとすると、結構時間がかかる。
ある程度の時間を掛けて右半分のヒゲを一本残らず抜いて
みたら、畳の上に散らばっている抜いたヒゲの量が思ったより
多くてビビった(^^;;)<ばき
粘着式コロコロでそのヒゲを一旦回収し、続けて顔面の左側も
一気に抜きにかかる。だんだんとやってる事がエアキャップを
端からプチプチと潰しているのと同じような感覚となってきて、
気が付いたら一時間くらい、ずっとヒゲを抜いていた<ばき
終わったら…おお!すっきり!ツルツル!、時間も潰せたし、
ヒゲもきれいさっぱり無くなった!、やっぱりちょっと痛い
けどね。
でもまたしばらくしたら、またヒゲは生えてくるだろうから
そしたらまた抜いてしまえば、生きてる限りずっと無限に
プチプチをやり続けるように時間を潰せる。ヒゲの生える
男って便利だなぁ、あはははは(T▽T)<ばき
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しかしまぁ、頭のてっぺんの毛根はすっかり元気が無くなって
きているのに、なんでヒゲはこんなに元気なんだろう(T_T)?
そもそも人間の体毛って一体何のためにこんなにあちこちに
生えているのだろう?
そこで、まだ休日の時間はたっぷりあったので、次なる実験に
挑んでみた。
以下、「その2」に続く…
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