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2011.11.07

毛は必要な所に生える(その2)

前回、思い立ってヒゲを精密ピンセットで全部抜いた所まで書いたが、
その続編。ここから少し、痛い話になってるのでご用心<ばき!

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ヒゲをきれいさっぱり抜いた後に思ったのは、何で顔面(の下側)に
こんなに活きの良い毛が、バンバン生えてくるんだろう?、という
単純な疑問だった。

その理由はよくわからないが、生物として進化の過程にある人類に
今も必要であるか、過去に必要であったがために、今もそういう
遺伝子がDNAに刻み込まれ、その情報を元に、自分の身体がそこに
毛を生やしていることは間違いない。

でも無駄だよなぁ、どうせなら邪魔にならない頭のてっぺんにまとめて
生えてくれたら、ちょうどいいのに(T◇T)

でも、自分のDNAには頭を薄くし、ヒゲを濃くする遺伝子が入ってる。
きっとそれは、何か意味があるはずなんだ。それは何だろうか?

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…そういや、世の中には「ムダ毛」という概念がある。

それは世のたくさんの女性と、一部の男性を悩ましている、本人が
望まない所に、望まない長さと太さと色の濃さで生えてくる毛の事だ。

そういう体毛類も、ヒゲと同じように生えてこなくても困らないのに
その意思に反して生えてくる。それには意味が本当に意味は無いのか?

そう思って、ふと考えた。そういや自分は生まれて四十数年、ムダ毛
処理とやらをした事がない。だから、その毛が本当にムダなのかどうか
実は判ってないんじゃないのか?、と(^^;)

通常の生活をしてる分には、そんな事は考えない。

でも、津波被災地の仮設の宿で、特に何をするでもなく、ただ寝て
過ごすだけの休日の最中に、ついつい、そんな事を考えてしまった。

なので、大胆にもこう考えた。

 ino:「じゃあ、ちょっと試してみるか」

仮に身体の半分側の体毛が急激に減ったところで、寮生活の共同
風呂の中でそれに気付く奴もいないだろうし(^^;;)

…で、人様に常にさらす顔面とかは除いて、それ以外の○毛という毛を
ある程度まとめて、一気に抜いてみる事にした(自爆)

今は某業務に勤しむ身とはいえ、元は研究開発が仕事だったので、
実験して検証する、というのは根っから染み付いた生き方そのもの、
人様に迷惑をかけない範囲なら、何でもやってみて体感してみるのだ。

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とりあえず最初に、ヒゲ同様にピンセットで一本ずつ抜いてみた。

具体的にどこの、とは言わないが、比較的太い黒いのは、それでいける。
それに対し、細くて薄い毛は、毛根が硬く丸いのでこれがまた痛いの
なんの!、太い方が痛いのかと思ってたら、逆だった(T◇T)アタタ!

腕とか脚とかの広い面積の場所は、一本ずつ抜いてるとキリが無いので
思い切ってコレを使ってみた。

Tepu

これをベッタリ貼り付けて、一気に剥がす! いてぇ!いててて!!
でもぜんぜん抜けてこない。ただ痛いだけ。効率悪いなぁ、

で、少し改良して、毛をテープで両面ではさむようにして、それを
一気に引っ張って、面で「毟って」みることに。

Tape2

…ああ、痛いんだろうな、でも覚悟を決めて!、一気に!!それっ!!!

 「ベリっ!」 → 「ぎゃ~~!、いててて!!」 (T◇T)あぅ!


細い毛も、束で抜けると点ではなく面でダメージがある _| ̄|○
でも、この方法だと、テープで挟んだ毛はほぼ確実に毟り取れる。

こうなると、あとはピンセットでみみっちく抜くのは苦痛が長引くだけ。
だから○毛や△毛や□毛、みんな強力テープで挟んで、引っこ抜いた。

その日は平日で、自分しか休みの人間がいなかったけど、もし隣室の
人がいたら、テープを引っぺがす「べりっ!」と言う音と、その後の
「ぐっ!」、「いっ!!」、とかいう自分の呻き声が部屋から漏れて
いたに違いない。

なお念のため言い訳をするが、自分は変態でもなければマゾでもない。
純粋に、探究心から自身を実験台にしてるだけなので誤解無きよう。

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…予定していた面積の「処理」が終わり、あちこちヒリヒリ、毛穴は
赤くなる状態で、その日の苦行を終えた。我ながら、何でこんな事を
やってるんだろう?バカじゃないのか?

でもその状態が治まったら、アラ!キレイ!お肌がツルツル♪<ばき
なるほど、ムダ毛とやらが無くなると、こんなに皮膚感覚がスベスベに
なるんだ。ちょっとびっくりした。

そして、世の女性はこんなに辛い事を日々やってるのか、って事に
心底驚いた。カミソリで剃るのならこんなに痛くはないのだろうけど、
電気脱毛器なる電動拷問マシーンのような美容家電製品もあるくらい
だから、この痛みに耐えて、美しさを求める世の女性は、ある意味で
厳しい冬山に命をかけて登り、その季節にしか見られない絶景をその
頂から眺める登山家の心理にも似た、決意と覚悟と実行力が伴ってる、
という事だ。

 女性の皆様、すごいっす。自分はとても耐えられません m(_ _)m

いくらその皮膚がスベスベでも、あんなに痛い思いを長時間してまで
この状態を保つのは、もうご勘弁願いたい。左半身のあちこちの濃い
所、薄い所、あちこちを数センチ角から10cm角程の面積でガンガン
毟ってみて、これは拷問になりうる!、と思ったもの。

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で、しばらく左半身の一部だけに毛が無い状態で日常生活してみた。

すると思わぬ事が発覚!。何処とは言わないが汗をかきやすい所や、
湿度がこもりやすい場所、広い面積で服と接する場所で、毛を失った
部位が、今まで感じた事がないようなベタベタ観がしたり、皮膚と
皮膚が密着して、そこに水分があるような感じがして、実に気持ちが
悪いのだ。

ここでやっと、何で人間のあちこちにある程度の体毛が生えているか
その意味の一つが判ったような気がした。

それはつまり、押入れに敷き詰める桐のスノコのような、
皮膚からの発汗による水分をスムーズに蒸散させるための
隙間空間の確保だ
、(たぶん)間違いない。

それ以外にも何か意味があるんだろうけど、結局それ以外を実感する
前に、ヒゲも、○毛類も、少しずつ伸びてきて生えてしまったので、
後はわからず仕舞いだった。

なんだ、意外に早くリカバーするのね。ムダだムダだ!、と言って
いるけど、やっぱり必要だから毛は生えているんじゃん(^^)<ばき

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…ん?、待てよ、じゃあなぜ自分の頭のてっぺんは毛が薄くなって
勝手に抜けてゆくんだろう?、他の体毛は抜いても数週間でちゃんと
復活したけど、それが「必要だから」、だとすると、頭の毛が薄く
なるのも、何かちゃんとした意味があるって事なんじゃないのか?


そんな事を考えながら、話は(その3)へ続くのだった(^^;;)<ばき

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コメント

 産毛になるだけで無くなっている訳ではないようですが・・・頭部。

 伸びた鼻毛を、鋏が無かったので引っこ抜いたらとても痛かった経験あり・・・読んでいて痛かったです。

投稿: 剣片喰 | 2011.11.07 22:41

剣片喰さん:

コメント遅れました(^^;)
忙しすぎて、寮のPCのキーボードにホコリがたまってます。

鼻から下の毛は手が届く範囲で一通り抜いて試してみましたが、
その中で一番痛いのは…膝毛とか、足の指に生えてた毛かな(笑)
基本的に皮膚が厚いのに毛穴が細い所です。その痛みたるや
もう強烈でした。(しかし我ながら何やってんだか)

さて、長く放置しましたが、色々な意味で痛いこのシリーズ
次で最後です。明日にはUPします。

投稿: ino | 2011.11.16 20:14

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