女子力、男子力
自分にはよく理解しがたい言葉だが、世間には「女子力」という言葉がある。
そしてあまり聞かないが、それに対応する「男子力」という言葉もあるらしい。
面白いのは両方とも「女性に対する~の好感度」を示している、ということ。
「女子力」は女性が女性を肯定、同感するシステムなので、いくらそれを
UPしても男に対するウケはよくない。…というか、むしろ逆効果だろう(^^;)
「男子力」は女性が男性を肯定、認定するシステムなので女性にとってのみ
都合が良いパラメーターで計っているようだ。だからそれがUPすれば女に
対するウケは良くなるんだろうが、仮にそれがUPしても、別に男の日々の
生活の質がUPする訳じゃない。
逆に男からみた男を肯定するシステムは、オタク指数とか、マニア受けとか
言われて、どちらかというとネガティブな方向にキャンペーンされているし、
男からみた女を肯定するシステムは大昔から一般的普遍的に存在するのに、
それが公にされる事があまり無く、むしろ「女が嫌う女」、みたいな醜い形で
同様にネガティブキャンペーン化されている。
コレで思うのは、マスコミや市場というのは女がターゲットだ、という事。
女を制すものは市場や経済を制す、というのは大昔から言われてるもんな。
男は別にそれらに煽られなくても、あまり大差のない消費行動を取るか、
踊らされた女によって踊らされた男がサイフを開かされたりするんだろう。
…え?、「何をいまさら」って?確かにそうだ、昔からそういうモンだもの。
じゃあ今は昔と何が違うのかというと、いちいち煽らなくても元々それがある、
と思われてた「男が女からよく見られたい」とか「モテたい」、という本能的
欲求が草食系という言葉で表されるように減っている、と言う事なんだろう。
つまり「女子力UP」とは、そんな今の男のサイフが固くなってきているので
(当然、仕事や収入が減っているとか、そういう時代背景もあるだろう)
やむなく女のサイフを直接狙ったマーケッティング、という事なのだろう。
でも、その結果、
・女は女から認められたいがために、結果として男から離れる方向へ、
・男はそういう女を必要とせず、結果として自身の幸せを追求する方向へ
(以下無限ループ)
…これじゃ、どうやってもベクトルが噛み合ってないな、ダメじゃんか(^^;)
繁殖期のワカモノよ、もっとお互い歩み寄れ!。戦線離脱したオッサンは
キミらを温く見守っているぞ~(^◇^)/<ばき!
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