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2012年2月

2012.02.26

古いデジカメの中から・その1

津波で木っ端微塵にされた、宮城県女川町と、雄勝町の
画像が出てきたので、備忘録&回顧録としてUPしておく。

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Ogatu

これは雄勝町にあった、「あさや」、という食堂。
2006年のツーリングマップル2東北のP42に
「磯料理と大漁ラーメン」、としてバルーンコメントが
付いていたので、その大漁ラーメンを食いに行った
時に撮ったもの。もっと色々食っておけばよかった。

Ogatutairyo
  ↑
これがその、大漁ラーメン。

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Onagawachili

女川駅にあった、チリ津波がここまで来た!、という看板。
当然だけど、この看板は現存してない。この看板の頭上
10m以上まで津波が押し寄せたはず。今となってはこの
文言が、大した事ではないように思えてしまう。

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Onagawamanholejpg_2

女川町のマンホール。ダイヤモンドヘッドのあたりだったっけ?
カツオが妙に活き活きとしてたので足元にあったこれを撮影。

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Onagawapost

ホテル・ポートンのある通りの辺りにあった、古い郵便ポスト。
ちょうどこれを撮影したのは郵政の民営化がなった頃なので、
味のある旧ポストにステッカーをべったり貼っていたのが
実にシュールだな、と撮影。

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Onagawaichiba

女川漁港にあった、市場食堂。秋刀魚が美味かったなぁ。

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Onagawasl_3

JR石巻線にSLが走るぞ!、というので、見に行った時。
ワクワクしながら待ってたらバックで走ってきやんの(T◇T)!
C11-325だったな。これは折立のファミリーマートの前。

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とりあえず、第一弾はこんな所で。
第二段は気が向けば&データが出てきたら。
 

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2012.02.18

Do it yourselfすぎないくらいが、チョウドイイ

去年の秋の津波被災地への出張の間に、TDM850XT600Z
車検が切れた。こういう仕事をしていて、かつバイクが沢山
あると「車検が切れる」、というのは決して珍しい事や一大事
ではなくて、日常的に普通にある事だったりする。

車検が切れたのなら、乗りたくなるまでそのままでいい。
乗りたくなったらその時に車検を取って乗る。それでいいのだ。

その間、公道は走らないけどエンジンを掛けるとか、磨くとか
バッテリーを充電するとかのメンテナンスは欠かさないので
実働状態のままで、ただ公道を走らないというだけの事だ。

まぁそれ以外にも乗れるバイクは沢山あるし、スタッドレスを
履いた4WDの二台あるからバイクの一台や二台車検が
切れても何も困らない。…実は寒いからなんだけどね<ばき!

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…で、久々に今となってはクラッシックとも言える我が愛しの
ポンコツXT600Zにも乗りたくなった。なので車検を取るのだ。

バイクは完全動態保存状態なので、自賠責に25ヶ月分入り、
市役所に行って仮ナンバーを借りてくれば、そのまま陸運局
まで走っていって、ユーザー車検に通せる状態だ。

だけど、今回はユーザー車検にはせず行き着けのバイク屋に
出す事にした。確かに自分でやれば格安で出来る事だし、
それを何度も繰り返し経験しているからそうする事には何の
支障も無い。だけどそれでもバイク屋さんに通してもらうのだ。

それは、以前書いたように何でも自分で自力で出来るから、と
やらず、街のプロフェッショナルにちゃんとプロとしての仕事を
してもらって、プロとしての正当な対価を支払うべき、という事。

散々お世話になっている行き着けのバイク屋ハヤシカスタム
さんには、末永く自分のバイクの面倒を見てもらいたいので、
そこに自分が客として仕事を出して、店側はちゃんとそれで
儲けてもらって、お互いがwin-winの関係であるべきと思う。

…という事で、いつものようにハヤシカスタム号をお借りして
それを自分で運転して自宅まで戻り、XT-Zを引き上げた。

Xtshaken01

軽トラにバイクを積むと、実にサマになるよなぁ、と思うのは
自分くらいだろうか(^^;)?

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半渋滞のR246を走り、無事ハヤシカスタムまで到着。

Xtshaken02

蛇足ながら、ハヤシカスタムはXT系4バルブシングルの
プロフェッショナルだし、社長さんはぢつは元XT-Z乗り
なので、最近のバイク屋では車種不明で整備不能とか
言われかねないこのポンコツでも、ちゃんと面倒を見て
くれるので、とても助かっている(^◇^)

それではヨロシクです~(^◇^ゞ
   
  

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新説・時をかける少女

自分はすでにオールドウェイブ(←死語)なので、最近の
ニューミュージック(←死語)は、いまいちよく判らない。

自分が知っている音楽をワカモノに語ると、懐メロ呼ばわり
されるので、少々シャクな感があるが、自分がそのワカモノ
だった頃には、オッサンたちが語るビートルズや日本のGSや
フォークがウザったかったから、多分それと同じなんだと思う。

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とある所で、そんなワカモノたちと雑談していた時の事だ。

確かコーヒーの話から、缶コーヒー→ペットボトルコーヒーの
話になり、その流れでCMをやってる原田知世の話が出た。

ワカモノからすると、CMに出てる小柄で地味なオバさん、という
イメージしか無いようだが、自分からすると、彼女は筒井康孝の
原作の「時をかける少女」のイメージがあって、さらに今は良い
歳の重ね方をした、「年齢なりにすごくいい女」というイメージ。

そんな話をしてたとき、とあるワカモノがこう言い出した。

 「そういえば『時をかける少女』って歌、あれイタいっスよね」

痛い?、何で痛いのさ、別に悪くないんじゃない?

 「前に合コンしたときに、30過ぎの女が、カラオケで歌ってて
  それを聞いてたオレたち全員ドン引きしたっスよ」

ええ?ドン引き?、普通のニューミュージック(←死語)じゃん。

 「だって、若い男がその少女趣味のオバさんから逃げようと
 してるのをどうにか引きとめようと縋ってる歌じゃないスか」

はぁ?、何でそうなるの(^~^;)?

 「しかも『時がかかってる少女』という意味のタイトルもイタいし
  歌詞の中身も「消えたりしないで」、とか「一人になる~」、
  とかイタいし、何か妄想ドリーム入っちゃってる感じだし。」

ちっ!違う!タイトルの「かける」は「時(間)を掛ける」じゃなく
「時(流)を駆ける」だ!、いくらなんでも悪く歪曲しすぎだろう!
…ナニ?、お前ら「時をかける少女」が映画という事を知らんの?

 「そうそう!なので怖くなってカラオケの後、オレらソッコーで
  逃げタっす」

コラ!オメェら、言うにまかせてなんちゅーひでぇコト言うだよ!
もうえぇ、それ以上は何も言わんでええがな(-◇-;)

あんなぁ、キミらが『若さ』というアドバンテージを持ってる事は
わかるけど、それはな、誰もが持っていて、そして誰もが必ず
失うもんだぞ、それをそんなに誇ったり馬鹿にしちゃいかんよ。

…と、調子付いてきたワカモノに、オッサンらしい小言をタレて、
その時の雑談は終わった。

せっかく古い曲を歌ってくれた、その女性の方。失礼で無礼な
ワカモノに変わってこのオッサンが謝る。ごめんなさいm(_ _)m

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そんな話を以前した事もすっかり忘れかけてた最近、ひょんな
事から、その「時をかける少女」の原田知世Verではなくて、
作詞作曲を手がけたご本人の、松任谷由実Verを聞いた。

すると、透明感はあるけど薄味な歌唱力の原田Verと違って、
中年女性の野太い歌唱力ある松任谷Verが耳に入った瞬間
上記の話が脳内に鮮明にフラッシュバックしちまった_| ̄|○

チクショー、脳内が汚染されてしまったようだ!、悔しい(;_;)

ちなみにその歌詞とはこんな感じ。 → 「時をかける少女」

タイムトラベラーの少女が主人公の、恋愛映画の主題歌だ、
という下知識が無い状態で突然こういう歌を歌われたとしたら
傍若無人なワカモノがそう思ったのも判らんでもな<ばき!
 

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2012.02.12

サンバー、スピーカーさらに交換

我がいとしの軽貨物車、スバルのサンバー。

以前スピーカーをノーマルから、社外の10cmφデュアルコーンに
交換したネタをUPした。また納車後に、速攻でヘッドユニットを
社外品に交換し、BPレガシィ純正ツィーターをダッシュボードに
立てたのもそれ以前にUPしているので、サンバーでオーディオ
弄りする人が、もしもいたら参考に…ならないか、普通の事をして
いるだけだから(^^;)<ばき

サンバーの前に乗っていたアトレー(S120V)のネタもあるので
古いアトレーを弄りたい人はこっちをどうぞ。

さて、今回はその交換した社外スピーカーを、また別のモノに
交換したので、そのネタをUPしよう。

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サンバーのドアスピーカーはマウント部分が小さいため、純正と
同じ12cmφまでのものしかつけられない。また、12cmφでも
後ろのマグネットが巨大なモノだと、ドアにスピーカーをマウント
する純正プラスチックパーツを切断するとかちょっとした加工が
必要になるようだ。

そもそも12cmφのスピーカーは今となってはマイナーなサイズ
なので社外品は数が少なく、サンバー乗りは選択肢が少ない。

でも10cmφのスピーカーでも無理なく装着出来るので、あまり
悩まず、入手しやすい10cmφのスピーカーを選択するのもアリ!
だと思う。

具体的にはスピーカーの差込深さ38mm以下、マグネット部の
口径が70mmφ以下のモノにしておけばとりあえず問題はない。
だけど、それ以上にデカいマグネットだと、取付用プラパーツに
干渉すると思う。…まぁ、当たるのならばガリガリと削ちゃえば
いいだけなんだけどね。

自分はしょっぱなからダッシュボード上にツィーターを立てて
しまったため、いきなり選択肢から外れたが、よくある普通の
10cmφのコアキシャル社外スピーカーもサンバーには付くよ。

Kfcrt10

これはケンウッドのKFC-RT10という古いモデルだけど以前
ノーマルスピーカーを外した時にあてがってみてサンバーに
装着出来る事を確認してある。

ただ12cmφスピーカー用の空間に一回り小さい物を取付ける
ため、スピーカーの周囲に少しだけ隙間が開くので、自分の
性格的にはスキマ用テープや、デッドニング用テープとかで
塞いでやりたくなり、前回のネタの時には音道用の発泡ゴム
テープできっちり塞いだ。

効果があるかどうかはともかく、気持ちの問題なのかも(^^;)

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以前交換して使ってた10cmφのデュアルコーンスピーカー
BELTEK製のSF-414は、一見すると地味なスピーカーだけど
ノーマルより野太い低音と、伸びる中音を奏でてくれる大の
お気に入りで、特に交換の必要性は感じなかったんだけど、
偶然12cmφのいいスピーカーを入手出来たので、せっかく
なので交換することにした。

今回入手したスピーカーは、カロッツェリアTS-C1200A。
12cmφのケブラーコーンのミッドウーハーとツィータの
セパレートタイプ。古いモデルだけど、BELTEKよりは
新しいのでぜんぜん気にしない(笑)

で、交換前にサンバー用スピーカーを並べて記念撮影。

Sambaspeaker

左奥のが、元々付いていたノーマルでフォスター工業製の
12cmφ。中央奥が今まで付けていたベルテックのSF-414。
右奥はさっき紹介したケンウッドのKFC-RT10。

…で、手前のが今回交換する、カロッツェリアの12cmφ。

1200fitting

サンバーのスピーカー取付用のプラパーツに装着してみると
こんな感じとなり、これまたサンバー専用設計なのか!?、と
思えるほど寸法はジャストフィット。ドアに取り付けるとこんな
感じになって、これまたジャストフィット!

Samber1200

これはセパレートタイプとして市販されていたものなので、
ミッドウーハー側にはちゃんとローパスフィルタを付けた。
ツィーターはカロのモノはまだ付けず、ドアスピーカー側
のみを交換した効果をまず確認するのだ。

あ!、画像は無いけど、ちゃんとスピーカーの周りに発泡
ゴム音道用テープを張って内張りの隙間は埋めてあるよ。
ビビらないようにする、初歩なんで。

Samberdoor

垣間見える黄色いコーンがカロの証明だよね(^◇^)

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…で、聴いてみた。うーん、アタックが強い、というか、
音の立ち上がり感がBELTEKよりも早くてバスドラムの
音が硬い感じがする。これはスピーカーの差というより
今まで無かったローパスフィルターの仕事だろうな。

また、今までよりさらに音圧が上がって、デッドニングを
していない軽貨物のペナペナドアではアンプの馬力の
1/3くらいが音に変換しきれずにドアや内装にドカドカ
作用しているような気がする。

サブウーハのカットフィルターを120Hzから100Hzに下げ、
フロントスピーカーに受け持たせる音域を少し広げて、
高音と低音と、前後スピーカーのバランスを調整すると、
今までとは格段に違う、キレのいい音が出るように♪

以前アトレーに組んでたアルパインの6052GDほどじゃ
ないけど、軽貨物でこれだけ音が出ればもう十分だな。

フロント側は当分このスピーカーで行こう。あとはデッド
ニングとか、ツィータをレガシィ純正からカロのに変える
とか、そういった調整をしながら、今回ドアから外した
ベルテックをリヤ側壁に埋込み(重たい6052GDよりは
軽い小口径でワイドレンジのこっちの方が適している)
別アンプでサテライトと共にドライブする計画を粛々と
進めるとしよう(^▽^)♪♪

Samberrearsp
 

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2012.02.08

単身男性の四人に一人が貧困?

以前、『単身女性の三人に一人が貧困状態にある』、という
ニュースを見て、それをネタにした事がある、こんな風に

その時に、この集計は女のデータだけだが、じゃあ男は一体
どうなんだ?と思ったけど、数ヶ月後の今日になって、その
答えとなる集計結果がニュースとしてネットに流れてきた。

---- 以下引用開始(改行は当方が挿入) ----

単身女性32%が「貧困」 20〜64歳、国立研究所分析

単身で暮らす20~64歳の女性の3人に1人が「貧困状態」に
あることが国立社会保障・人口問題研究所の分析で8日、
分かった。生活の苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」が
32%だった。単身の20~64歳男性は25%で、女性の
苦境が際立っている。同研究所の阿部彩部長は「以前から
女性が労働環境で置かれている地位は低く、貧困状態も
女性に偏る傾向がある」としている。

---- 以上ここまで引用、元ネタは共同通信社配信 ----

前回のデータを発表したのは国立社会保障・人口問題研究所の
阿部部長。で、今回もまったく同じ国立社会保障・人口問題
研究所の阿部部長がコメントを出している…(-_-;)ぉぃ

なんだよ!、去年の12月のニュースがそのまま流れて来た
だけじゃん、詐欺だ!、…と思ったら、今回の記事の中には
以前には無かった、独身の男に関するネタが入っていた。
(とは言え、目新しくないネタが「ニュース」となるのは疑問)

それによると20~64歳の独身男の四人に一人が女性同様に
相対的貧困(ぶっちゃけ年収が114万以下という事)らしい。

トータルの分布を見て、女性の残りの66%と、男性の残りの
75%がどういう形であるのかを公開しないと、女の方が男より
虐げられている、という結論は導き出せないだろうに、何故か
記事ではこの結果を元に、男よりも女の方がより貧困であり
それが際立ってある、と結んで終わっている。

だけどいやいや、ちょっとまて、問題はそういう事じゃなく、
男女問わず一人暮らしの人間の数人に一人は月収が10万
以下で暮らしているって事じゃないのか?

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つまり統計上は、その辺を歩いてる独身一人暮らしの男の
四人に一人は貧困、同様に女の三人に一人が貧困だって?
これって本当の事なのかな?、俄かに信じがたいんだが。

…え、何故かって?貧乏生活に比較的自信のある自分でも、
月収10万以下で暮らすのはそれなりの覚悟と、生き方の
相当な抑制が必要だからね。乗り物道楽生活なんて当然
無理だし、日々の生活だけでも今のレベルをかなり下回り
かねないんだけどな。

逆に自分の周りには、自分よりも給料が高そうな独り者が
(歳も自分より上だが)男女問わずゴロゴロしてるぞ(._.)?

統計ってデータを集計した母集団次第で操作が可能だけど
このデータはどうもそういう人為的な匂いを感じるんだよね。
この統計の「単身者」という定義をいま一度、問うてみたい。
そして20~64歳という分布がどういう分布なのかも知りたい。

若者が数人、残りは数万人の60歳以上とか、そういう偏った
母集団だったりはしない?自分の認識の「単身者」と、その
あたりにどうもとてつもない乖離があるような気がして…。
 


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2012.02.03

寒さ対策と家計管理は似ている

このところ季節も季節だけど、とても冷え込みが厳しく、ボロい
自宅は朝の気温で言うと外気温で-5℃、室温も1℃くらいしかない
厳しい状態が続いている(-_-;)。

20代の頃は、こんな気温であっても暖房無しでどうにか凌いでいた
けど、さすがに四十も中頃に差し掛かってくるとこの寒さは骨身に
凍みてきて、不足する熱エネルギー補完のための暖房無しに暮らす
事は難しくなっている。

十数年前の自分がこの場にいたら、

 若いino:「なんだよ、オッサン化してすっかり堕落したな。」

と思ったかもしれないな。だけどな、すまねぇ、若い頃のオレよ、
加齢とは、オマエをここまでヒヨらせてしまう程に身体に深刻な
ダメージを与えているんだよ。経験と知識は以前よりも、ずっと
分厚くなってるし、それにより鍛えられた精神は以前よりも強く
なっているとは思うけれど、これが俗に言う『寄る年波』って
ヤツなんだろうな_| ̄|○

その年齢ではまだ判らないだろうけど、あと十数年すれば嫌でも
判るよ。寒さ対応だけでなく、それと全く同じように、きっと若い
オマエが今、普通に出来てる事は10年後、20年後には思うように
出来ないか、もし出来てもそのレベルでは、出来ないんだよ。

だから、たった今、四十代の自分が出来ていることは、あと10年
したら、そして20年したら、きっと出来なくなってる。その対策を
今から考えて、今のうちに何が出来る事を手を尽くし、今出来る
ことを精一杯悔いなくやっておいて、今後それが出来なくなった
場合には、その時の自分を一体どうするか、今後の一生で、一番
若く元気な今のうちにまじめに考えなければならない。

そう考えると、生きること、そしてそれをマネージメントする事
とは、ダラダラと過ごしてしまいがちなんだけど、とても高度で
戦略的思考が必要なんだろうな、今までダラダラと無駄使いして
きた若さと時間が、今となってはとても勿体無かった!と感じる。

だがそれはこうやって失わなければその価値に気付けなかった。
…ま、人の人生とは、そして世の中の理は、きっとみんなそんな
もんだろうな(^^;)

…おっと、話が大きくそれた。元に戻そう。

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現時点で自分の寒さ対策は、以前紹介したのと、ほぼ同レベルだ。

大原則は

1)防護:部屋から外に逃げる熱を食い止め、人体から放熱を防ぐ。
2)攻撃:それでも失う熱は灯油を主とする暖房で最小限供給する。
3)集中:生活空間を出来るだけ狭くし、発熱源と生活動線を集約。

これを言い換えると

ⅰ)『出てゆくものを工夫を凝らして最小限に押さえ込む』
ⅱ)『入るものは必要とする最小限供給し、無駄なく有効に使う』
ⅲ)『inとoutをマネージメントして必要十分の枠内で生きる』

という事。もし貧乏生活における防寒生活に興味がある方が居たら
以前のネタをご参考あれ。真似する人は居ないだろうけどね(^^;)

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今回の主題は、この寒さ対策が、家計の管理に似ているという事。
人が生活するための家計を戦略として考えると、こんな感じだろう。

 守り:節約により出費を極力抑える
 攻め:一円でも多く収入を得る

この、キャッシュフロー制御が、ヒートフロー制御と本質的な所で
とても似ていると自分は考える。つまり、

A)支出が多くても収入が多ければ、節約をしなくても楽に暮らせる。
a)断熱が不十分でも暖房が強力なら、防寒や着込まず楽に暮らせる。

B)収入が少なければ、節約に努めて出費を抑え、生活は萎縮方向。
b)暖房が無いか弱ければ、防寒をがっちり固めて生活空間も縮小。

つまり生活を良くしたり楽にしたければ収入を(発熱を)多くするか
支出を(放熱を)抑制する方向にコントロールすれば叶う、という事。

逆に言えば、

寒いのなら(生活が苦しいなら)不足している熱を補う(足りない
収入を増やす)か、今よりも防寒対策を固める(さらに節約する)
必要がある、という事。

つまり、いくら暖房をガンガンかけても(収入が多くても)、窓を
開けてその熱を逃がしては(浪費が多かったり無計画すぎるならば)、
どんなに頑張っても、部屋は(懐は)ずっと寒いままだ、という事。

もし暖房が弱くても(収入が少なくても)がっちり対策を固めれば
(節約節制に努めて生活を引き締めれば)寒いなりに(貧乏なりに)
ある程度快適に人は生活出来る、と言う事でもある。

過剰に暖房を強化(収入を増加)しなくても、本人が快適、かつ
適切なレベルを満たす強さ(収入)に留めて、それと同時に防寒対策
(節約)をすれば、少ないエネルギー(少しの収入UP)で、今よりも
快適な生活が手に入る、という事。

…ね、なんとなくでも、これらって良く似てると思わない(^◇^)?

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さて、これを自分自身の生き方に当てはめて考えてみる。

今の自分の仕事は、いろいろあって責任は重く、ボリュームは分厚く、
そのために自身の私生活がその分だけ確実に犠牲となる、言わば
ワークとライフが完全にトレードオフの関係で成り立っている。

その犠牲に見合うかどうかはさておいて、労働の対価として得ている
収入は今の自分の生活レベルを維持するには若干過剰ぎみな感がある。
だからこそバイクを沢山所有し、弄り、乗り、遊べるのだが(^^;)

だから、もしもそれにちゃんと釣り合う支出をして、生活レベルを
上げる事も実は可能だけど、残念ながら自分自身がそれを望んでない。
庭でイモを育てて収穫したり、暑さ対策、寒さ対策でカネではなく
知恵を使う今の暮らしは、貧しいけど実はとても楽しいから。

あまり自慢にはならないが、自分はたぶん世間一般の人よりも貧乏
節約暮らしが得意な方だと思う。だから本来なら、その生活を十二分に
満たすくらいの収入が得られる、時間に余裕のある仕事をすれば、
自分なりには一番楽に生きられると思う。

だから、もしかしたら自分の生き方としてはその生活に見合うような
『暖房を弱にする』事もアリなんだろうな、と思う。むしろ、今よりも
そっちのほうが自分に正直な生き方なんだと思う。

でもなぁ、今は過剰な熱エネルギー供給でも、それが将来(老後)も
保障されているわけじゃない。むしろ逆で、これからの未来はそれが
枯渇する一方なんだよね。日本はそういうベクトルに乗っている。

そうなると

「冷えて動けなくなる前に発熱が出来るうちにやれるだけやって
 可能な限り今のうちに暖まって、来る寒い将来に備えるべき」

…だよな。となると、今の方向性は間違っていない事になる。

つまり今出来る事は、今のうちに精一杯やっておくべき…だって
後でそれが出来なくなるんだから、その前に頑張る…、おやおや?
僅か数十行前に、自分でそう書いていたような気がするな(苦笑)
 

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