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2012年4月

2012.04.22

積んでナンボの人生だ

ここ最近は天気がいいのもあってバイク三昧の週末を過ごした。

でも乗ったのは半分くらい。残りの道楽は軒下のバイク弄り、
例えば新入りのこのコを

Drz400sm

こうやって裸に剥いて(あ~れ~!)一通りメンテナンスしたり

Drstrip

脱がせた下にこんな文言が刻まれていてニヤニヤしたりした。

Drmag


パリダカレーサーレプリカの83年式のXT600Zには同様に
マグネシウム合金のクランクケースカバーが使われてるけど
07年式のコイツにもマグネシウム合金のヘッドカバーとは。

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他にも軒下で弄るだけじゃなく、バイクをサンバーに積み込んで
あちこちに移動した。

SRXはタイヤ交換後にチェーン&スプロケット新品交換のために
バイク屋へ預けるためにこんな感じで積載。

Srxinsamber


以前のアトレーでは真っ直ぐこういう真っ直ぐな積み方をすると、
リヤフェンダーとクラウザーのキャリアが当たってしまってそれを
外さないと積めなかった。でもSRXはまるでオーダーメイドで
荷室を作ったのか!、というほどスッポリ。

Srxinsamber02

メーターバイザースクリーンの高さが天井と数センチとドンピシャ♪

あらためて間近で見ると、コイツの造詣はやっぱりかっこいい。
1990年式の、今ではクラッシックバイクと呼ばれる領域なのに
全然古さを感じないな。

Srxinsamber03

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新入りのDRも、一通りメンテしたあと、車に積み込んで友人の
所に調教してもらうために預けた。SRXと全く同じ積載方法で、
なんとDRもスッポリと荷室に収まるのだ。

Drinsamber01

とはいえ、ノーマルリヤフェンダーのリフレクターは少し出っ張り、
リヤウィンドーに当たって軽く曲がる。なのでガラス保護のため
こうやって軍手を被せればOK。

ダイダウンでFフォークが縮んでいる状態だけど、この通り高さも
幅も、これまたオーダーメイドのようにスッポリ♪

Drinsamber02

キャビン側からみるとサンバー純正オプションの仕切りビニールを
鼻先でグイグイ押すDRの顔がこんな風に見える。まるでスーパーで
売られているパック詰めの食材のようにも見えるな(^^;)<ばき

Drinsamber03

で、DRを積んで行った先には、その前に預けて調律して頂いてた
KSRが待っていた。よくよく見ればよく似たこの二台。黒い真鯉の
お父さんと、小さい緋鯉の子供、コイノボリみたいだね(^^)<ばき

Drksrsmaber_2


波長の合うバイク仲間との談義を楽しんだ後、DRを預けてKSRを
引き取ってきた。SRXやDRを積める空間にKSRを積むと、こんなに
スカスカでやんの(笑)

Ksrinsamber_2

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と、いう事で、バイクには乗らずに、バイクライフを満喫してた。
車にバイクを積んで、その車を運転してるだけで十分バイクで
楽しいよ♪

「バイクを楽しむ」っていうのは、バイクにただ乗るって事を
意味するんじゃなくて、乗って運転しなくても、こんな感じで
それを媒体として人生を楽しめれば、それでいいのさ(^◇^)
 

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2012.04.14

たまには非力なツーリング

前回DF125を取り上げたので、思い出したようにDFネタを。

ガソリン高騰の昨今、本当は高回転型セッティングの4st
125ccエンジンを静かに回し、クラウザーK2ソフトトップ
フル活用して主に近所へのアシやお買い物専用Special
として使っていたDF125E

入手してからもう4年以上たつのに走行距離はまだこの程度。

Dfmeter

本来ならナラシが終わって、さぁこれからガンガン使うぞ!、
という状態のまま、12年も経っちまったという状態_| ̄|○

低めに見積もって燃費が30km/Lで走ると仮定すると約80Lの
ガソリンを消費したことになる。コイツは燃料タンクが13Lだから
仮に10L減ったらガソリン給油、と仮定すると、今までにたった
8回しかガソリンを入れていないということになる。

タイヤは新車装着のモノがまだ付いたままだから、全然
減ってないけど(カラーラインがまだ消えずに残ってる)
街乗りでトコトコ走るだけで、コーナーをガンガン走るような
事は無いから不自由や不安全を感じる事は殆ど無いけれど
一回り(12年)以上前のモノだから交換した方が安全かもな。

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でもDFは元々農業用バイクが転じて長距離長期間用の
原付二種としては稀有なツーリングマシン…のはずだ。

このままご近所の買い物で寿命を終えさせるのはあまりに
可哀想なので、今回コイツでツーリングに行くことにした。

その前にはちゃんと一通りのメンテナンスをしてからね。

Dfstand

こうやってレーシングスタンドに乗せると、ビックリする
くらい尻が高く持ち上がる。このスタンド、HighとLowが
選択出来るので、当然Lowの状態なんだけどな。

つまりDFは地上最低高がすごく低いバイク、という事。
off車みたいな格好をしてるけど、off車というには足が
かなり短い。だから足付きもいい。…と言うより身長が
174cm、体重が70kgの自分ではシート高が低すぎて
困るくらい両足ベッタリ&膝が曲がる(^^;)

ノーマルのDR-Z400SMに跨るとギリギリ両足の踵が
付くから、DFは5cmくらいハイシート化した方が快適に
使えるようになると思う。コイツをこれから長く使うには
そういうモディファイも必要だと思う。

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さて、洗車も終わったし、そろそろ行くか。

Dfstart

原付二種だから、高速には乗れないので下道オンリーで、
日帰りだけど、これは立派な旅、気合を入れて走り出した。

愛機TWで旅する時のように、単気筒エンジンの鼓動を
心地よい回転数として巡航しようとすると時速は40km/Hを
割ってしまうので一般道でそれは出来ない。

なので、60km/Hで巡航しても、鼓動を感じる領域を越して
微振動が発生するくらい、ある程度回して走ることになる。
6速でゆるゆると巡航していて、そこから加速しようとすると
2速くらい一気にシフトダウンしてやらないと実用的な加速は
得られない。

でも、一般道を走る上では困らないし、他車に遅すぎて
迷惑をかけるようなことも無く、普通に流して走れる。
つまりこのバイクに実用上の問題は何も無いという事だ。
強いてあげれば、TWのドラムブレーキよりも止まらない
Fディスクブレーキは何でこんなに止まらない仕様なのか
不思議。ほぼ同じ部品を使ってるSXは普通に止まるのに。

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途中何回か休みつつ数時間かかって半島の先っぽにある
島までやって来た。

Dftu01

この橋、渡ろうとしたら…料金所?。有料でやんの(^^;)

狭い島の中を軽く一周して、駐車場にバイクを止めて
某有名詩人の記念碑を眺めたりしたあとにせっかく
金を払ってさっき渡った橋をまた戻る。

なんとなくヨーロッパ的な高台の農地をゆっくり走ると
前方に小さい風車が見えた。竜飛とか御前崎とか
六ヶ所とかのと比べてしまうと、まるでミニミニ風力。

バイクに例えならちょうど原付二種って所だな<ばき

Dftu02

そのあたりの農地ではキャベツや大根がすくすくと
育っていた。バイクを止めてそういう風景を眺める。
上手く言えないんだけど、そうしているだけで色々な
活力を貰っているような気になる。

Dftu04

この気持ちが味わえばたったこれだけで「旅」は成功。
日常からバイクという乗り物に乗って非日常感を得る、
それがツーリングの原理原則なんでね(^◇^)♪

農地の間の細い急な下り坂を下って海岸まで出てみた。
DFの、シャーペンの芯のように細いトルクでは単なる
ダートでも辛いけどフカフカの砂地はそれに輪をかけて
強烈に辛かった(苦笑)

Dftu03

アリジコクにハマッたアリの気分をしみじみ味わったよ。
ワイドタイヤのTWだったら、笑いながら遊べるんだが。

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日帰りツーリングとして味わえる世界を一通り満喫して
帰路に着いた。ここまででも結構な距離を走ったので
薄くて低いシートのおかげで尻が痛い。だけど大容量
タンクのおかげで、ガソリンはまだたっぷり残っている。

それほど道は混んでいなかったけどゆっくり走ったので
すっかり暗くなるまでかかって、どうにか帰り着いた。
DFはヘッドライトが明るいので夜間走行も不安は無い。
DRがこのくらい明るければ、車検も困らないだろうに。

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やー、くたびれたけど、楽しかった(^◇^)

当初想像していたよりも、ずっと楽しいツーリングだった。
DFはやっぱりいいバイクだ。さすがオレがウチの子として
認めただけの事はあるな<ばき
(一癖や二癖が無いと「所有したい!」とは思わないので)

850ccパラツインでブロロロロロ!、と突っ走るのも、
600cc単気筒でズドドドドン!、と走るのも、
250ccV2でパイィィ~ン!と走るのも楽しいけど、
たまにこういう非力なバイクでの「旅」もいいな。

長い距離や長い時間をかけるだけが「旅」じゃなくて
日常と非日常を切り替えるスイッチさえ入れられれば
使う時間や乗るバイクのサイズなんて関係無いよね。
 

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2012.04.09

類は友を呼ぶ

先日に引き続き、ボロい我が家にここに出没する友人が訪れた。

北の大地の住人である、かれこれ十年チョイの付き合いとなる
gamiさん。こっちに出てきているというので、何年ぶりかで会った。

彼は元バイク乗りなので猟師に似合うバイクはこれ!、とDFを
見せたら、この通りはしゃいでいた(^◇^)<ばき

Gamidf

このgamiさんは、ある意味で自分が目指すとある究極の生き方を
実際に体現化して生きている人と言える。そのせいか、今の二人の
生き方は不思議と対照的。

片や時代遅れなモーレツサラリーマン生活、片やロハスでエコな
大自然の中で悠々自適生活。お互いがお互いに欠けているものを
持っている感じ、かな?

世間的には足して2で割ればベストバランスのような気もするけど、
そういう生き方こそが、多分この世で一番難しい生き方だろう(^^;)

今度は自分がまたそっち側に遊びに行きますよ(^^)

以前のようにバイクで行けるかどうかは、もう判らないですが。

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