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2012年12月

2012.12.31

2012年も今日で終わり

今年も今日で終わり。AMラジオで紅白歌合戦を
聞きながら、一年間をしみじみ思い起こしてみた。

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震災被災地での仕事を終えて、春先まで数ヶ月間
連続して自宅生活を送れたのは何年ぶりかな?

3月には久々のニューカマー、DR-Z400SMを迎え
寒いながらも久々に充実したバイクライフを過ごし、

春から少しずつ現場生活と自宅生活を繰り返し
ながら、TWと北海道に旅に出る事を画策し始めて
どうにか大連休を得て出発、転倒負傷しながらも
無事目的を果たして走り終えた。

そこからまた長い現場生活が始まり、あちこちを
転々としながら、季節は夏、秋、冬と過ぎて今年が
終わった。

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一年間って、子供の頃はものすごく長いものに思えた。
なぜなら、10歳児にとっての一年間は人生の1割で、
好奇心旺盛で多感な頃の、刺激的な時間だから。

でも、歳を重ねるごとに、人生における一年間の
割合は短くなり、似たような事の繰り返しがあると
刺激は薄くなり、なんとなく時間が早く流れている
ような錯覚を感じるようになる。

…でも、一年は一年なんだよね(^^)

赤ん坊でも、老人でも、貧する人も、富める人も、
全てに平等な、平等すぎるリソース、それが時間。

それを無駄にするのも、有意義に使うのも各自の
権利であり、義務であり、それによって被る損や、
得る利益はその人の責任。

年老いてからだって、多感であれば充実して深い
一年間になる。若くたって、ダラダラしてしまえば
短い浅い一年間になるさ。

自分にとってこの一年間はどうだっただろうか?

後半は仕事に忙殺されたけど、結構充実してたし
頑張っていたな、と大晦日の今日に思う(^^)

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さて、一年前はこんなことを書いていたけど、この
一年間でバイクや車にはどれだけ乗れただろう?
ちょっと集計してみた。

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レガシィ2.0i:5888km
サンバー  :6507km
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TDM850   :1168km
XT600Z   : 852km
SRX600   :1942km
DR-Z400SM  : 994km
TZR250RS  : 169km
TY250ZS   : 12km
TW200    :4218km
SX200R   :  0km
DF125E   : 398km
KSR80    : 660km
CRM80    : 582km
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地方出張のアシに使う四輪車は走ってるけど、でも
これだけでやんの。トータル1万チョイしか走ってない。

バイクは北海道ツーリングに使ったTWがダントツ。
あといつもはあまり使わないSRXを積極的に乗って
いたのが数字になって出た。その代わりにTDMや
XT-Zの距離が減った。

ニューカマーのDRにも結構乗ってたつもりだったけど
1000km走ってないや。不動状態のまま一年間が過ぎた
SXは仕方が無いとしてTY250ZSはガソリン1Lも使って
いないし、、TZRは給油一回しかしてない。DF125Eも
13Lタンクを一度満タンにしただけ…。スマンなぁ(^^;)

この通り、あまり乗れてないけど、言い換えると去年と
同じ程度を維持している、ということ。このコらとは
これからもまだまだ乗って遊べそうだ(^◇^)<ばき

何せ距離はこれしか乗ってないけど、この一年間で
使った二輪関連の出費はトータルで実に1026448円。
新規購入したり、何台もタイヤを交換したり、かなりの
大規模なメンテを敢行したり…。年頭に立てた年間
二輪関連予算は100万だったんだけど、それを少し
オーバーしちまったよ:-p

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と、いう事で、今年も一年間、ここに来て頂いた
方々にはお世話になりました(^^)/

自分語りだったり、泣き言だったりばかりですが、
コメントを頂けて、うれしかったり、救われたりして
います。ありがとうございましたm(_ _)m

今年の後半はアクティビティが低下しましたが、
今後もマイペースで継続していきますので温く
見守ってやってください。たまにコメントを頂けると
孤独なバツイチ中年男も、まだどこかと繋がって
いるんだな、と感じられるのでうれしいです<ばき

来年も引き続きよろしくお願いします(^◇^ゞ
 

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2012.12.24

クリスマスイブに思うこと

自分の人生で適わなかった夢を、一つ晒してみる。


ino: 『サンタさん』になりたかったな(^^)


オマエはそれになる資格は無いんだ、という烙印を戸籍に
ガッツリ刻まれて除外された人間は、数多の子供たちの
ワクワクと、サンタ夫妻の幸せを願いつつ、一人静かに
この夜を過ごそう。

この世のみんながみんな、幸せな夜でありますように。
…(-人-)南無阿弥陀仏<ばき
 

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2012.12.19

教訓は「生かす」もの

先週までは中日本のあたりにいたが、今週からまた
津波被災地の現場に復帰した。

年末の手前での場所換えなので、ちょっとドタバタして
いるけど、だんだん落ち着きつつある。

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そんな中、ちょっと所用で長くタクシーに乗る機会があり
地元のタクシー運転手さんと長く話す機会があった。

自分がこっち来る前に、津波警報が発令された比較的
大きな地震があった。ここいらへんは津波警報が発令
されて、その当時中日本のビジネスホテルに居た自分は
緊迫感をもってそれを伝えるNHKのニュースを食い入る
ように見ていた。

(あ、自宅にテレビの受像機は一台も無いけど、出先には
宿に備え付けのTVがあれば、こういう時は付けてみるよ)

強い調子で避難を呼びかけるアナウンサーにただ事でない
雰囲気を感じていた。なので津波被災地ではそのニュースや
津波警報は相当に緊迫感をもって受け入れられたんだろうな
と、思ってその話をタクシーの運転手さんにしてみた。

すると、意外な答えが返ってきた。

 「私は歩いて避難場所の小学校までいきましたけど、
  途中の道が避難する車で大渋滞でしたよ。あそこを
  津波が来ていたら、みんな死んでいたでしょうね。」

 「でもその時に車が無かったから歩いていったけど
  車があったら私も車で移動していたかもしれません。」

この運転手さん、女川町が津波で壊滅するありさまを
駆け上がった高台から目の前で見続けていたそうだ。
それだけのすごい経験をした人でも、とっさのときには
車で移動することを考えたとのこと。

前の震災で車に乗ったまま津波に流される惨状が
報道で何度も流されていた、1.5tもある車が、簡単に
水に浮いて、あっという間に流されて行ったっけ。

でもそんな状態をニュースや、リアルタイムで肉眼で
見て、家を流され、寒い夜を過ごした人でさえも、
寒い夜の大きな地震とそれに伴う津波警報には車で
避難する事を選ぶ、という事に、ちょっと驚いた。

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これは地震の当夜、寒い夜を過ごした記憶や、津波で
全てを失って今まで頑張ってきた経験がきっと影響を
与えていると思う。それに自分らがどうこう言えるとは
思わない。

でも、それだけの想いをした人ですら、もしかしたら
津波で車ごと流されていたかもしれませんね、という。

だから、あの映像を食い入るように眺めていた、でも
単なる傍観者であった他の地域の人なら、同じ状態に
なったときに車を避けて、徒歩で何も持たずにすぐに
高台に避難出来るだろうか?

…自分だってそれが出来るかどうか自信がない。

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でも、あの震災では多くの命が失われて、その結果、
本当に貴重で大切な教訓を生き残った我々に与えて
くれた。

 「それを活かして、お前らは命を繋いで生きろ!」

という教訓、とっさに使えるかどうかは判らない、
でも、それを活かすことが、失われた命を繋いで
その命を本当の意味で生かす事になる。

…大事にしたいね、本当に。

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2012.12.03

こっちでの激務モード終了

諸般の事情で何をしているのかをここで語れないけど
今抱えていた仕事は、ここ一ヶ月間続いた山を越えて
ようやく明日から落ち着く事になった。

元々この年末は津波被災地に着任して、そっちの仕事を
担うはずだったが急遽呼び戻されてその前に居た現場に
とんぼ返りして働いていた。

これでここでの仕事もあと少しで終わる。そしたら自宅に
戻る…のではなく、また津波被災地に戻る事になる(^^;)

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自分の私生活を充実させるための時間が無い_| ̄|○

…でも今はそういうターンじゃなくて、目いっぱい働く
ターン。だから割り切って必要とされている間は働こう。

社会から必要とされなくなったり、自分の生活を優先して
楽める時間はきっと来る。それはいつかは塊となって
やってくる。それに今でも、たまに小刻みになってくる。
その来るだろう近未来のために今はがんばって働こう。

妻もいなけりゃ子もいない自分にとって、そうやって頑張る
事の意味はあるのか…その答えはとっくに判っているけど、
それしか進む道が無いから、そこを驀進するのさ(^^;)<ばき

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