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2013.03.10

初めて納得できる節約ネタに出会う

セチガナイ世の中になってしまい、世は緊縮財政と
貧乏節約生活が(望むと望まざるとに関わらずに)
大流行しているような気がする。

この一大ブームがやって来る前に離婚の自罰的に
貧乏節約生活に自ら突っ込み、ある程度の悟りが
開けてしまった自分としては、ここ最近のやたらに
貯蓄を奨励したり、節約して生活防衛を図る、とか
いうネットの記事を見ても、ピントが外れてるなぁ、
と思うことばかりだ。

例えば仕送りを受けてバイトしている大学生が将来が
不安なので少しでも貯金したい、というあきれた相談に、
節約して少しでも貯金を、とFPがアドバイスしていた

のは、もう世も末だ、と思ったもんだ。

学生だったらその時間は勉強しろよ、もったいない。

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そのリンク先でも言っている、世の中の貯蓄術や
節約術で、王道と言われている話にこんな事がある。

 「給料から最初に定額を天引き貯金して、
  残りのお金で毎月生活するようにしましょう」

つまりこういう計算式。

 給料-貯金=生活費

どこを見ても、これをやたらめったら薦めるネタが多い。
でも、自分はこれは大筋では間違ってはいないけど、
あまり良くない作戦だと思う。

なぜか?

この方法だと、毎年決まった額しか貯められないから。
そして、収入の変動があればそれが生活費の変動に
直結するからだ。

例えば、毎月3万円貯金する、と決意して始めたとする。
すると年間36万円、10年で360万円貯まる計算になる。
つまり、始めたとたんに先が見えてしまう。言い換えると
ローンと同じで、毎月毎月決まった負担を背負ってしまう
事と同じ状態なので、あまりワクワク出来ないし、何より
効率が悪い。受身の姿勢と言ってもいい。

さらに一定額を差し引いた残額で生活する、という事は
20万円の手取りから3万円を引くと17万円、それを
コントロールしないで使っていい、というズボラ癖が付く
リスクがある。これだと収入が25万に増えたら22万を
それだけ使ってしまうようになるし、収入が減ったら
減った額だけで生活出来ればいいけど、そういう訓練を
していなければ大体は早々に破綻して、結局は貯金に
手を付ける事になる。

じゃあどうする?、世の王道や常識の、逆を突くのだ。

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自分は離婚後からその自分に対する懲罰のように
自分の生活を締め上げて、一円も漏らさず家計簿を
つけるようになった。

時間をかけて、自分がギリギリで暮らせる最低限の
生活レベルを追求しながら、その生活を成り立たせる
ためには一体幾ら必要かをかなりの精度で確定した。
それは独身中年男が万が一の際に受け取れる生活
保護費や、最低賃金生活をも下回っていた。

そして、そのギチギチにまで締めこんだ最低限生活
パターンから、生活を楽しむ+αを盛り込んだ予算枠で
また一年ほど生活してみて、年頭に定めた年度予算の
枠内できっちり生きられるようにしてみた。

ここで重要な事は、この年度予算を収入側から算出を
しない事。生活レベルとは収入で決めるものではなく、
その人が出来る最小限の生活に、日々の生活を少し
幸せになれる「+α」を足した程度に留めておく事だ。

この+αが日々の生活に潤いを与えると共に、後々に
とても重要な意味を持つ。

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ギリギリの生活まで自分の支出をダイエットしてみて
限界を知り、家計簿を付けて、自分の収入と支出の
解析が出来ていれば、先ほどの年度予算が自分の
収入を上回ることはまずないだろう。

万が一、もしそうであれば必要なのは支出を押さえ
込む節約ではなくて、逆に収入を増やす事を画策
する必要がある、という事になる。

つまり自分の決めた枠内の予算額で生きていれば

  収入-(最低生活費+α)=残金

という、世の節約貯蓄術の逆の計算式が成り立つ。

こうすることは二つメリットがある。

一つは収入の変動に関わらず、自分が定めた枠内で
生活をする事で、日々の生活に乱れが生じないこと。

もう一つは、支出が固定されることで、本人が頑張る
事で残る金(=貯金)が日々の頑張りに応じて増える、
という事。

例えば手取り年収が350万の人が、もしも300万で
生活すれば、年間で50万の貯蓄が出来る事になる。
その人が、もっと仕事を頑張って(またはダブルワーク
とかで)手取り年収が500万になれば、年間200万の
貯蓄が出来る。これが王道と言われる天引き貯金と
大きく違う所だ。

天引きが守りに入った貯金であるならばこれは攻めの
貯金と言うことになる。でも無謀な攻めではなくて、
あらかじめ収入以下の支出枠を定めているのだから
(予算内で生きる事で)守りつつ(仕事を頑張り)攻める、
という、「攻守一体」の方法なんだよね。

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この方法では、収入が減少して年度予算を割り込むと
生活が破綻する、という人もいると思う。確かにそうだ。

でも、ここでさっき最低限の生活費に足した生活の
余力である+αという要素が劇的に効くのだ。

つまりこの+αは、非常時に切り落としても、まだ
生活が出来るという事。いわばトカゲの尻尾。

収入が減り、予算枠内での生活が苦しい時には
躊躇わずそのαを切り落として生活を身軽にすれば
いいのだ。そしてその状態が改善したら、堂々と再び
+αだけ生活費を増額し、元の枠内まで生活レベルを
戻せばいいのだ。

この+αをどう設定するのかは、その人の人生観で
変わるので一概に幾ら、とは言えない。トカゲの尻尾と
しての機能を考えると年間生活費の3割くらいが目処に
なるんじゃないかな?、

自分の場合、それはバイクや車といった乗り物や
こまごました趣味の支出がそれにあたる。それを
取り除いた自分の暮らしは、見る人が見たらビックリ
するくらいの低レベルだ。でもドッコイ生きてるよ(^^;)

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これ以外にも、セオリーとされる事とは逆を行く事を
多々やっている。例えばクレジットカードが使える所は
現金ではなくほぼ全てカードを使う。コンビニでメロン
パンを一個買うのに支払う105円ですらカードがもし
使えればすべてカードを使う。あ、カードのポイント
狙いじゃないよ、カードのポイントって1000円で1円に
しかならないから、殆ど意味が無い。それを狙うのは
愚の骨頂。カードを使うのはバックアップを取るため。
(意味が判るだろうか?)

また世の流れに逆行するように、スイカやEdyといった
非接触チャージ式の決済機能や、携帯のオサイフ
ケイタイ機能は一切使わない。つまり現金を前払い
した状態や、レシートの出ない買物はしない方がいい。

カード払いを多様するのと矛盾するって?、いやいや、
大きく違うんだ、この二つは。これらは全て貧乏節約
生活に大きく寄与するけど、これらの理由が正しく
判る人が、居るだろうか(^^;)?

…ま、自分だけ知っていれば良い事だからいいか:-p

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さて、前置きがえらく長くなったがやっと本題(^^;)<ばき

そういう、世の裏側を歩む自分なのだが、ある日に
首をかしげる前述のようなネタばかりのネット上に、
こんな腑にストン!、と落ちるネタを見つけた。

消費の断食30日間 ~欲望を書き出したノートで自らを恥じよ

ああ、これこれ!、自分が何年もかけてやってたのは、
これかなり近いよ。煩悩ノート付けはやらなかったが
買物や日常生活は常にそれに近い思想で行ってた。

そっか!、自分のやっていたのは煩悩を打ち払う、
仏教的な思想だったのか (-人-)南無南無ぅ<ばき
 

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コメント

 実は積立貯金をやっていたりします。(でも額は小額。収入が少ないので。)
 私にとってのトカゲの尻尾はバイクですね。これを切ればかなり変わってきますから。
 生きている間は(自分なりの基準で)楽しめる人生でありたいですね。

投稿: 剣片喰 | 2013.03.11 19:45

剣片喰さん:

いつもコメントありがとうございます(^^)

かく言う自分も上記のような『攻める』だけでなく
実は結婚する数年前に始めた毎月一万円の住宅財形を
ずっとそのまま放置して『守り』も同時にやってます。

…コツコツと貯まってはいますが、年月をかけた割には
ちっとも貯まらないし、これからの先も見えてしまう。
これってちっとも夢が無いな、と感じています(苦笑)

なのでこの『守り』分は将来の生活のアテにはせずに、
いつか乗り物たちのための「家付きのガレージ」を買う
時があれば、その足しとして(つまり道楽の資金として)
ぱーっと使っちゃうつもりです(^◇^)

投稿: ino | 2013.03.11 21:15

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