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2013年10月

2013.10.31

レガシィのワゴン廃止に思うこと

今日、富士重工からレガシィからステーションワゴンを
なくす、という発表があったようだ。

 レガシィ「ツーリングワゴン」2014年で廃止

ワゴンで名をはせたレガシィがワゴンを無くす、という
事はそれなりにインパクトがあるニュースだったみたい。
でも自分は2009年に現行レガシィが出た時点で何と
なくこの事態を予想していた気がする。

 新型のレガシィに思うこと

正直、現行レガシィは、今までのスバル乗りにとって
『次に買う車』じゃなかった。自分も今の2.0iの次は
もうスバル車は買わないだろうな、と思ってた。

でも、最終最後のスバルらしい車であるサンバーが
なくなりそうになってあわてて新車購入したけど(^^;)
それはあくまでも生活必需品としてのメインカーである
軽1BOXの買換えの話。生活贅沢品である普通車
2013年になった今でも今のBPレガシィ2.0iで何一つ
不満がない。

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BPレガシィはスバルがトヨタ的に変化する前の最後の
スバルらしいレガシィだ。だから古くなりつつある今でも
スタイリング、走り、操作感、一言で言えば「楽しい車」
である事に変わりがない。なので今も何の不満も無い。

スタイリッシュなデザイン、BH&BEからチョイワイド化
したけども実質的に5ナンバーサイズの、日本国内で
使うには実に使い勝手のいいサイズ、そしてワゴンで
あってもスポーティ感を失わなかった最後のレガシィ。

だからBP&BLレガシィ以前のモデルに乗り続けて
現行レガシィに乗り換えないスバル乗りは相当に
存在すると思う。かく言う自分もその一人だ。

だって現行モデルはデザインがモッサリしていて
若さやスポーティ感をカケラも感じないし、必要以上に
デカいサイズなんだもの。BPレガシィからの買い換え
対象にならない別の車だと思う。

その結果が、ワゴン車の不振という形で出たのだ、
と自分は思う。ワゴン(&ライトバン)というスタイルの
車は一定の需要がある。だけどレガシィのライバルが
どんどん減り、今ではレガシィとカローラフィールダー
くらいしか無いんじゃないだろうか?、あ、アテンザも
あるんだっけ(^^;)?<ばき

…何故か?だってワゴンって圧倒的に便利だもの。

ワゴン車に否定的だった自分もセダンボディのBE5
からBP5に乗り換えて、もうセダンに戻れないなぁ、
と思うほど、乗り味は普通車、積載能力は貨物車、
というハイブリッド感が実にいい。

そういう点では、現行レガシィワゴンが無くなっても
なんとも思わないけど、ワゴン車というジャンルの
車が減ってしまう事はとても残念ではある。

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…と、思ったら、スバルはちゃんと隠し玉を持ってた。

BPレガシィを彷彿とするスタイリッシュで、スポーツ
感覚を満載にした、走りそう感に満ちたコンパクトな
新型ワゴン車、レヴォーグ

おお!これは久々にワクワクするスバル車だ(^◇^)

詳細はまだわからないけどBPレガシィ乗りにとって
乗り換えたいと思えそうなスバル車が出てきたのは
ちょっと嬉しい。

エンジンは1.6Lのターボらしい。それで燃費が良く
気持ちよく走れれば別に大馬力は要らないので可。
個人的には車重が1300kgくらいで3ペダル6MTが
ラインナップされていればいいなぁ、と思う(^^)/

4人乗りでは困る人も居るかもしれないけど自分は
どうせ一人でしか乗らないから問題無しだ<ばき
あとはSTI仕様として2Lターボが出ると嬉しいかも。

ぢつはホンダの新型ビートことS660にクラクラ
きてたけど、レヴォーグの正体が判るまでは
もう少しだけワゴンの夢を見ることにしよう(^◇^ゞ
 


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2013.10.20

TZRの若返り、進行中

先日加齢と過労がたたってあちこちガタが出てきたため
思い切ってフルOHを依頼した、コーナーリング最終兵器
ヤマハTZR250RS、現在もまだ専門店で仕上げてもらって
いる最中。

今日、忙しいなかやっと休みが取れたので大雨の中、
バイクで高速道路を飛ばし、どんな様子になっているか
見に行ってみたら、こんな感じで一通り形になっていた。

Tzr20131020

全部バラバラだったエンジンは組みあがってフレームに
乗り、同じく全部バラバラにしてインナーも再メッキした
フォークも組みあがり、ほぼ特注のエンドレス製の
ブレーキホースを組んだブレーキも仕上がっていた。
リヤのホースはまだ届いてなかったけど、近日中に
組みあがるそうだ。

組み上げている最中のTZR、エンジンを下ろさないと
アクセス出来ないフレームの裏側やカウルの裏まで
ピカピカに磨き上げられてた。サイレンサーのエンド
パイプのあたりに錆が出ていたけど、それらもしっかり
落とされていた。

こういった内容は自分がその依頼したのではなく、
店が自主的に手がけた車体をより良いものに仕上げ
ようとしてくれているという事だ。

こういった店はライダーが命を預けるのと同じである
バイクのメンテナンスを安心して任せられると思う。
作業内容と、交換部品が膨大なため、費用はそれに
応じてそれなりにかかるけど、その費用をかけるに
値するだけでなく、それ以上の『仕事』をこの店は
してくれている。ここに出してよかった、と実感(^^)

それだけで、TZRがどれだけ若返って良くなって
仕上ってくるのかが楽しみで仕方が無い(^◇^)♪
おそらく自分が入手した時点でそれなりにヤレて
いたであろうTZR、新車状態のTZRは未体験なので
どれだけびっくり出来るのやら、早く元気になって
かえっておいで~~

------------

蛇足ながら、この作業を依頼をしているのは
千葉の松戸にある、ドッグファイトレーシング
近所の人ならそこに行くと画像にある自分の
TZRが作業場に置いてあるのが見れるはず。

最初、ここのHPにあるNSRの中古車作製の
紹介
を見て、持ち込み車両でもこういう作業を
してくれるのならいいなぁ、と思い、それまで
まったく付き合いは無かったけどアクセスして
車両を持ち込み、直に話しをしてみて、作業を
依頼した。そしたら本当にそのメニューと、ほぼ
まったく同じ(もしかしたらそれ以上の)作業を
ウチの子にしてくれている。

もし3XVや、NSRといった2stレーサーレプリカの
調子が悪いとか、もっと長く元気良く乗りたいとか
メンテナンスや休眠車のレストアで困っているなら、
(NSRやTZRだけでなく最終RGV-γも実績がある
そうだ)費用はそれなりにかかるけど、まだ使える
部品はちゃんと手をかけて再生してくれて費用を
抑えて、それをちゃんと連絡してくれるし、新品が
必要であればそれをちゃんと説明してくれるので
おススメ出来る。

…あ、ステマやヤラセじゃないよ、ここで自分が
DFRを紹介しても自分には何のリターンもキック
バックも無いのであしからず(^^;)
 

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2013.10.01

継続は力なり(家計簿暦10年突破)

去る2003年9月25日、自分は離婚後の生活改革の
一環としてそれまでやった事のなかった家計簿を
付け始めた。

小学生の頃に小遣い帳をつけても数ページで挫折
していたので、正直長く続けられるとは自分でも
思っていなかった。

でも一日も、一円も欠かさずに、一人の人間が生き
続けた記録として残り、データ化され可視化され
自分でも思いもよらなかった生活パターンが露に
なり始めると、家計簿をつけることは面白さを生じ、
気が付けば家計簿は一年間で1MBを軽く超える
サイズのEXCELファイルとなり、一年間の集計を
終える年末に毎年欠かさず更新されていった。

気が付けば、2013年9月24日で、満10年間もの間
自分は淡々と家計簿をEXCELで付け続けていた。

------------

ここを始めた頃は、その家計簿を毎月晒すのが
ひとつのコンテンツとなっていたのだが<ばき!

一度身バレしそうになったので毎月の家計ネタは
個人の特定と社会生活の破綻を招きかねない
ために、それ以降非公開設定して今に至る。

でも記録はずっと継続している。ついにそれが
十周年を迎えた。石の上にも三年どころか十年、
どんなことも十年間継続してやれば、プロ級に
上達するというが、そう考えれば自分の家計
管理能力は下手な専業主婦を超越した状態に
なっている、という事になるな<ばき

なので、この十周年を記念して、一人の中年男が
離婚して独り暮らしに出戻らざるを得なくなった
結果、どう生きてきたのかを、支出行動の集計
結果としてここに記しておく。

同じ集計を2年前に行っているので、興味がある
方はその当時の結果と比較してみて欲しい。
…ま、そんな人はまずいないだろうけど(^^;;;)

なお家計管理では必須の収入の記録とそれから
支出を引いた残額については諸般の事情により
非公開としますんで、その点はあしからず<ばき

大分類| 費目等| 合計 |一年で| 一月で|一日で
------+-------+--------+------+-------+------
   | 家賃類| 8790007| 87.9| 7.3 | 2407
   | 食 費| 1677469| 16.8| 1.4 | 459
   | 光熱水| 607347|  6.1| 0.5 | 166
   | 交通費| 1810966| 18.1| 1.5 | 496
生活費| 通信費| 1652005| 16.9| 1.3 | 437
   | 医療費| 271909|  2.7| 0.2 |  74
   | 生活費| 934906|  9.3| 0.8 | 256
   | 保険費| 744290|  7.4| 0.6 | 204
   | 交際費| 2926464| 29.3| 2.4 | 801
------+-------+--------+------+-------+------
   | 二輪費| 5601651| 56.0| 4.7 | 1534
趣味費| 四輪費| 8260662| 82.6| 6.9 | 2262
   | 趣味費| 1510782| 15.1| 1.3 | 414
======+=======+========+======+=======+======
 A | 支出計|34788458| 347.9| 29.0 | 9526
------+-------+--------+------+-------+------
   | 所得税| 7660605| 76.6| 6.4 | 2098
   | 地方税| 5165000| 51.7| 4.3 | 1414
社会 | 年 金| 6985053| 69.9| 5.8 | 1913
負担 | 健 保| 2711217| 27.1| 2.3 | 742
   | 失業保| 576583|  5.8| 0.5 | 158
   | 介護保| 236831|  2.4| 0.2 |  65
   | 組合等| 597890|  6.0| 0.5 | 164
======+=======+========+======+=======+======
 B | 天引計|23933179| 239.3| 19.9 | 6553
======+=======+========+======+=======+======
A+B| 総支出|58721637| 587.2| 48.9 |16079

塵も積もれば山となるという諺は当たってた。

みみっちいバツイチ中年男の家計も十年間も
降り積もれば、なんとまぁ、3479万円にもなる。
社会負担も入れたら自分が生きた事で生じた
総支出は建売一軒屋が買えそうな5872万。

宝くじでも当たらないとそんな額とは縁が無いと
思ってたけど、普通に生きてたら到達しちゃった
そんな感じがする。

年平均にすると348万と239万で合計587万。
これが多いのか少ないのかは以下の内訳を
見て判断してほしい。

------------

生きるのに必須ではない道楽である趣味費、
二輪費、四輪費、その他の趣味費の合計は
年間で154.7万、それ以外の生きるために必要
だった実生活費は年間で193.2万、つまり自分の
暮らしは、年間支出額で約200万という事になる。

なので極端に貧乏ではないけど、それほど贅沢
しているわけでもない。

実生活では節約生活をしながらそれをせめて
楽しみながら出費を抑制し、その浮いた費用を
道楽に(上限を定めて)投じて寂しいバツイチ
独り暮らしの生活をやれる範囲で精一杯!
楽しんでいる、という暮らしをしてる(^◇^)

これを365日×8年+366日×2年=3652日で
割ると、一日あたりの生きるために必要だった
経費が見えてくる。

毎日の宿代は2407円で、食費は459円で、
食費と同じくらい通信費を使い、人付き合いに
801円使って、寂しい独り暮らしを慰めるため
趣味には毎日4210円も使っていた事になる。
毎日毎日9526円使って生きていた事になる。

それに対し、日本で生き続けるために必要な、
まるでヤクザに脅し取られるショバ代にも似た
ような税金や年金や健保といった社会負担
費用は毎日の趣味費を上回る6553円。
…決して安くないぞ(-_-;)

------------

この家計を円グラフにするとこうなる。

10ymeisai

こうやって見てもらえれば、家計簿を淡々と
記録していただけじゃなくて、支出を緻密に
コントロールしてたのがちょっとだけ理解して
もらえると思う。

一番の支出は家賃だ、これは固定費なので
同じ家に住み続ける限り変えようがない。

…なので、それ以外の支出を一番高い家賃
以下にする事にしていたが無事に達成した。

それ以外も極端に突出した支出が発生しない
ようにあらゆる支出をコントロールしていた。
詳細は省くけど、この円グラフが大体平滑な
所からそれを読み取ってほしい(^◇^)

------------

それを実現しながら、生きるために必須で
ない単なる道楽である趣味費は実生活費を
超えないように注意深く家計管理していた。

その証拠がこの円グラフ。実生活費と単なる
道楽である趣味費と、給料天引きの社会
負担費の割合はこの通り。

10ywariai_2

 社会負担費>実生活費>趣味費

つまり一社会人として、自分が生きるのに
必要な経費以上に負担して貢献している
から、せめて生きるのに必要な額くらいは
道楽で使わせろ!
、という事なん<ばき

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十年が経過したけど、家計簿で分析、制御
された抑制された家計管理と家計簿付けは
まだまだ止めるつもりはない。

家計簿とは人が生きた履歴そのものだ、
家計管理とは人の知的活動そのものだ、

つまり日記と同じ、何年何月何日に何をして
何を買って生きていたのかの履歴が追える、
こんな面白い事はもったいなくて止められん。

記録は継続し、かつ集積することでどんどん
意味あるものになってゆく。だからまだまだ
記録はつけるよ、そして家計を可能な限り
ギシギシ締め上げてゆく。ちょうど消費税の
増税決定のニュースが流れているから節約
目標とりあえず総支出の5%削減かな(^^;)
 

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