失わないと判らないのだろう
今日は貴重な休日。今の現場の過酷な
労働環境ですっかりくたびれ果てた中年は
休日となると昼まで寝込んでしまう。
老い先短い身としては自由時間は貴重で
時間が(=人生が)もったいないと思うが、
そうしないと身体がちっとも回復しない。
老化とは恐ろしいもんだな(-_-;)<ばき
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…で、昼からフラフラと明るい街の中を
歩いて買い物に行く途中で、足元にふと
こんなものがあるのを見つけた。
道路工事をしていて、凹凸が出来て
いて、それに対する注意喚起のようだ。
でも、その脇には視覚障害者のための
点字ブロックがあり、それもこの画像の
ように隆起している。
皮肉なことに、この点字ブロックは工事の
ため新しく張られたようで色が違い、さらに
隆起してるおかげで、健常者ならばここに
段差があるのが近づく前に目で認識出来る。
この小さい文字の段差注意喚起を見る
必要はほとんど無い。
また自転車で通りかかったとしたならば
この小さい文字を読めるのは相当に目が
いい人間でないと無理だろう。
と、言う事はつまり、この注意喚起表示は、
…まさか点字ブロックを利用している人に
対する注意喚起なのか?、まさか!
いや、そんな馬鹿げた事は無いと信じたい。
でも、硬直した思考の行政のやることだ、
もしかしたら本気で『視覚障害者のために
張り紙をした』、のかもしれない。
真実は分からない。でもこの張り紙には
自分は心遣いや善意よりも、どうしても
怠惰や悪意を感じてしまうのだ。
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コメント
多分健常者用の張り紙だと思われます。
当然気がつくであろう所にも、付けないと難癖をつける人がいるからでしょう。
バカバカしい限りではありますが。
投稿: 剣片喰 | 2014.03.03 06:35
剣片喰さん:
コメントありがとうございます(^^)
そうなんです、そもそも健常者にしか
存在が判らないんですよ、だから必然的に
健常者用だと思うんですが、健常者にこれを
見せて一体どうしろと…?
本当に事前警告や注意喚起が必要なのは
この段差に毛躓く可能性の高い視覚障害者
だと思うんです。
でもそういう対策や、そもそもこの段差を
最初から無くしてしまうような抜本的な
解決策はまったく考慮されてません。そう
いうところに、つくづくいい加減さと怠慢を
ヒシヒシと感じてしまうんですよね…
投稿: ino | 2014.03.09 20:14