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2014.03.18

このままでいいのか、ふと考える

先週の日曜日に、久々に実家に顔を出した。
年老いた両親が、温かく迎えてくれた。

実家はその昔の新興住宅地にある建売の
一戸建て。ここに引っ越したのは自分が
中学1年から2年になるタイミングだったっけ。

…ふと、気が付いて、雑談中に父に尋ねた。

ino:「そういや、この家を買ったのって何歳?」

父:「inoが中学2年ってことは・・・43歳だったな」


今の自分の年齢は気付けばそれを越していた。

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そうか、今の自分よりも若い父は自分を入れて
5人の子供と母を養いながらローンで一戸建を
買っていた、という事になる。

我が父ながら、凄いな。尊敬してしまう。

振り返って、今の自分はどうだ?

一生に一度の頑張りをもって結婚してはみたが
父のように踏ん張りが効かずに家庭を安定して
維持することは到底かなわず、独り身に戻り、
そこから仕事は人並みにこなしてはいるが、
それも誰かを養ったり何かを育てるためでなく
ただ自分が今を生きるためと、老後の生活を
成り立たせるためだけに費やされている。

隙間風の入るボロい借家に住み、日々食費を
抑え、生活費を抑え、支出を偏らせて余裕を
乗り物という玩具に費やしている。

家庭を持ち、家族を養い、家を買っていた父、
どうにもうこうにも自分が小さく思えて仕方ない。

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かといって、当時の父の年齢を越した、つまり
もう先が無い自分がいまさら父のように生きる
事はもう出来ないわけであるし、その不可能な
生き方に挑んで、父を越したい、、人としても
大きくなりたい、という願望があるわけじゃない。

人の夢は、頑張れば叶えられるものと、
絶対に叶える事が出来ないものがある。

当時の父にとって家族を養いながら家を
買う事は前者であったが、今の自分にとって
それは後者だ。物理的に家を買う事なら
出来るけど、そこに家族はいないからね。

父と自分は違う人間だ。だから同じ生き方を
しないと間違いだ、ということにはならない。
自分に許された範囲でだけど、頑張れる事は
全部頑張っていると思う。その結果、今の
自分の生き方のベクトルはほぼ見えていて、
死ぬまでの人生はある程度の精度でほぼ
出来あがっている、と言ってもいい。

…でも、本当に本当に、これでいいのか?

不惑の年をとっくに越してるにも関らず、
ちょっとだけ、そんな事を考えたりもする。
それでも先に進むしか道は無いんだけどさ。

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コメント

 それも人生さ・・・

 私は、世間一般から見れば、明らかに負け組なので、人のことをどうこう言えませぬ。

 まあ、それでも、自分で進んできた進路ですからねえ。

投稿: 剣片喰 | 2014.03.19 18:53

♪人生いろいろ♪男もいろいろ♪女だっていーろいろ咲き乱れるの♪
親子であろうと兄弟であろうと、人生はひとそれぞれですよ。

inoさん結構いいだんな様になりそうですよね。
お相手が若ければ今からでもお子さんできますよ。
そうでなくても、子持ちの方とご縁があるかもしれないし。
パートナーと二人仲良く暮らすのもいいし。
ご縁しだいですよね。

と書いている私は、まったくその気も予定もなく、
独り身を楽しんでおります。。。

投稿: 前向きピンク | 2014.03.21 01:24

剣片喰さん:


いつもコメントありがとうございます♪

自分も負け組…ですね、というか、一度たりとも
「勝った」事がありませんでした(^^;)<ばき

思うに自分がこの世に生まれてきた理由というか
使命は、もう果たし終えたんだな、と感じてます。

連敗を重ね、負け続けた人生ですが、それでもまだ
どっこい生きてはいます。でも勝負すれば負ける
事が確定しているためそれは出来ませんが、でも
出来る限りがんばって生きて行きます(^^;)


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前向きピンクさん:

コメントありがとうございます(^^)

どんな生き方であっても、それは生きてきた
軌跡そのものですもんね(^^)

自分自身も良き家庭人として生きることは
いろいろ考えると向いているんじゃないか?
と思ってました。でもそれが勝手な思い込みで
間違っていた事が戸籍に×がついた事で証明
されています(自爆)

いろいろ老後の人生設計をする際に、再婚して
子供をもうけるプランも机上え検討した事が
あります。

自分の年齢を鑑みると、二十台の若い人!と
結婚して、子供が出来たら自分がフルパワーで
働いて、子供が大きくなって自分が老人に
なったころに中年にさしかかった奥さんが
ガンガン働いて子供の最後の教育費を捻出し、
その後、自分が年金を受け取りながら、
奥さんがフルタイムで働いて、自分を食わせて
くれるライフスタイルにkなってやっと成り
立ちます。

わざわざこんな自分を選んでくれて、そんな
自己犠牲的な長い人生を一緒に歩んでくれる
人が現れる、なんてファンタジーは想像では
ありえても、現実にはありえません(自爆)

そんな過酷な人生を若い女性に歩ませる訳に
いきませんし、そういう若い女性は同年代の
若い男と結婚して、一緒に共生しながら
生きるのがベストです。そういう幸せな
人生を自分のような人間が足を引っ張る
事をしちゃダメだと思っています。

自分の年代の男は、基本的には劣化&老化
するしかありませんから、幸せになれる
女性をわざわざ不幸にする選択肢を取らず、
そのままフェードアウトして、一人で消えて
逝くのが残念ですが全人類のためです(^^;)

でも、そういう自分らも生きています。

そういう人たちは同年代の男女問わずで友人以上
家族未満の『仲間』という関係で緩く繋がって、
適度に交じり合い、語り合い、シェアしあい、
助け合えるような、そういう生活状況が今後は
望ましいんじゃないだろうか?、と考えてたり
してます。

投稿: ino | 2014.03.22 21:55

教養があって、あちこち旅をしたり、経験を積んでサバイバルもできたりする。
このまま進むと、アルプスの少女ハイジに出てくる"ハイジに出会う前のおんじ"
みたいなおじいちゃんになりそう、、、と勝手に想像していますヾ(・・ )

投稿: 705 | 2014.03.24 13:21

705さん:

コメント返しがおくれてしまいすみませんでした。

リアルな自分を知る人がこういう人間をハタから見ると、
どういう人間に見えているのか?、つい最近、そういう
面白い機会がありました。

次のネタにしますんで、まぁ笑ってやってください(^^;)

自分としては『無人島から結局ずっと脱出ができなかった
ロビンソンクルーソー』、なんじゃないか?、と思っ<ばき

投稿: ino | 2014.04.02 20:03

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