一応はサラリーマンなので、現場仕事だけで
なく、本社に戻れば地味ぃなデスクワークも
するし、気が付けば立場的には管理職相当な
もんで、色々な雑務も任される。
そんな忙しい中、ちょっと研修を受けてこい
と言われて、二日間ほど研修を受けてきた。
社内の教育ではなく、社外の研修コースを
受けるもので、具体的にはここの教育だ。
何かとは言わないけど、今の立場に応じた
中身の濃い研修だった。この研修はきっと
役に立つ。非常にいい講習なんだけど自腹で
受けるととんでもない費用がかかるので、
ちょっと薦められない(^^;;)<ばき
------------
その研修の最後に今の自分をまず自分が
評価して、かつ自分の周りの人たちにも
どう思うのかを評価してもらえ、そしてその
差を思い知れ!、というものがあった。
この歳になると他人からどう思われているか
リアルに知る機会はなかなか無い。ならば
やってもらうか!、と自分の関係者にその
リサーチ依頼を出して、回答を待ってみた。
…その回答がこんな感じ。一部語尾を変えて
いるけど、内容はほとんど変えてないので
このBlogを見ていて、リアルな自分を知って
いる人、このBlogでしか自分を知らない人、
その人たちにも、自分の周りがinoという
人間をどう見ているのかをご紹介。
ご自身の想像しているino像と、この評価が
どう違うのか、それが違和感なのか、それ
とも相似感なのか、感じてみて欲しい。
------------
あなたの優れた点
担当する分野を極めようと努力する。
自らの倫理観に照らし毅然と主張する。
割り当てられた業務に誠実に取り組む。
物事や問題をよく観察する力がある。
ステップごとの業務を理解して業務を
遂行している。
良くも悪くもオリジナルである。
問題や核心を指摘する力がある。
顧客や関連部門とコミュニケーションを
積極的にとるようにしている。
色々な事に挑戦している。
様々な事に対する好奇心がある。
最大限の効果を目指し業務に臨んでる。
やる事や考え方に革新性がある。
幅広い知識と経験を身に付けている。
コミュニケーション(相談、報告等)
しやすい。
知識・技術習得に対する意識や好奇心が
高い。
身軽な行動力。常に業務の効率的な
進行を心掛けている。
いつも情報・知識の収集を怠らない。
----------
あなたの改善すべき点(改善できる点)
担当分野を深く掘り下げるだけでなく、
広くとらえて柔軟に対応した方がいい。
他人の意見にも耳を傾け、時には意見を
採用すること。
自らの可能性を狭めずに、広げる試みを
怠らない。
公私ともども、まじめ過ぎる。
部下をその気にさせる術が足りない。
物事に対して「上手く収めよう」という
柔軟さがない。
個人主義や独善主義に陥らないように
心掛けた方がいい。
明瞭で短めの言葉・文章での意思の
伝達をすべき。話もメールも長い。
他者の立場や能力に配慮した心配りを
する方がいい。
期限を伴うチームの目標設定力が弱い。
自分一人でどうにかしようと最後まで
やってしまう。
メンバーの能力の把握をもう少し的確に
して仕事をまかせるべき。
----------
自由意見
割り当てられた業務に対しての取組みは、
誠実で細かく突き詰めようとする姿勢が
多く見られるが、往々に自らの能力の
限界を低めに見積もって振舞っている
ように感じられる。(もっと出来るはず)
率先してグループの先頭に立ち、待ちの
姿勢ではない攻めの姿勢を見せる事により
さらに可能性が広がるものと思われる。
保有知識や経験レベルが高くて吸収欲が
旺盛な人がともすれば陥りやすい点は、
それらのレベルが少し低い他者に対して
「俺が一番深く考えていて正しく、一番
働いているんだ!」という独善主義や
相手を言い負かす事が目的化してしまう
点であると思います。そういった傾向が
inoさんには感じられるので注意が必要。
自負心を持つもは良いことだがそれが
過剰になると周囲から人がいなくなる。
これらの点を考慮して他者への配慮・
気遣いをもった指導・育成をすると共に
個人的スキルのレベルアップを目指して
ゆけば名実共に立派な指導者になれると
思います。
------------
ここまで。
これを見て、自分の周りの人間は意外と
自分という人間を極端に良くも悪くも見て
なくて、意外と自己評価に近い(とはいえ
自己評価より低い)ように見ているんだな
という事。
その上で、冷静に外から見たino像を
分析すると、…うーん、ある程度の事は
それなりに認められている気がするけど、
どうやらカタブツでクソまじめな面白みに
欠けるやつで、人の意見をあまり聞かず、
個人で何でもやってしまい、自分が正しい!
という独善的な主張をする嫌な奴、って
イメージなんだな(^^;;)<ばき
あえて要約すれば『全体』や『組織』よりも、
『個』が強い、という事かもね。それなら
自分にも納得出来る。だってそういう人間
だもんなぁ、どう考えても(-_-;)<ばき
これが長所となるか、短所となるかは、
自分という道具をどこでどうやって使うか
そこにかかっている。
例えば結婚生活ではこれが原因かどうか
判らないが、最終的に自分の人間性を全て
否定されて、拒絶されて、破綻したから、
こういう人間は結婚生活に向いてない、と
いう事は元カミさんにより証明されている。
だが仕事という場では、そこまでは評価が
低く無いと思う。でも誰にでも使い勝手が
いい便利な道具、ではないようだ。
使い方が今のままだと限られてしまうから
もう少し使い勝手を良くしてよ!、という
のであれば自分自身の可能性を広げる
べく、上記で指摘されたような欠点?を
改善してより広い用途に使える、例えば
万能包丁のようなフレンドリーな普遍性も
もう少し磨いた方がいいのだろう。
でも、その際に注意しないといけないのは
自分の利点だ、と人から認めて貰っている
モノをそれで失わないようにすることだ。
スペシャリティを失ってジェネラリティを
欲しがるほど自分はバカじゃないからさ。
------------
もう心身の柔軟さを失った中年ではあるけど
自分を認めて、必要としてくれるのであれば
まだまだ自分の意思で、そういう人達からの
要望に答えられるよう自分を変えてゆく事が
まだまだ出来る。
自分で言うのもなんだけど、そんな器用さも
「自分のいいところ」だとちゃんと判ってる(^◇^ゞ
最近のコメント