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2014年7月

2014.07.25

節約に燃える、夏来る(ちょっと日和りぎみ)

梅雨があけて、やっと夏本番となったようだ。

ボロい我が家でエアコンを使わずずっと我慢して
きたが今日は平日に休みを取ったので朝から
ジリジリと上がる気温室温にへたばり中。

まだ頑張れるけど、最近ははたしてそこまで
頑張らなくてもいいんじゃないかな?、と思う。

中年ど真ん中になって弱気になっているのも
あるけど、一応以下の理由による。

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これだけ気温が上がって、日照が強くなれば、
以前紹介したように、こうやって日照のある所に
黒く塗ったポリタンクを放置するだけで、夜には
汗を流して垢を落とすためのお湯を作ることが
簡単に無料で出来る。

Solarpower2014

だけど、梅雨が明けるまでのこの一ヶ月程の間は
こうやってコンスタントにお湯を作ることが出来ず、
やむなくLPガスを使って健康で清潔な中年サラリー
マンとしての日常生活を送っていた。

そのガス代の請求書がこれだ。

Lpcost

請求期間は6/21~7/21。この間の6/21~26は
某所に長期出張中だったのでLPガスは使って
いない。だから実質的に6/27~7/21の間に
使ったLPガスの量がこれになる。その量200L。
25日間で200L、ということは毎日8LのLPガスを
燃やして生きていた、という事になる。

個人的には贅沢のきわみであるLPガスをドラム
缶一本分も燃やして生活したことにびっくりだが
普通に暮らしていて、このくらいのガス使用量の
人はあまり居ないんじゃないかな?

ちなみに1944円というのは基本料金と同じ額だ。
つまり使用量が少なすぎて従量制のカウントが
かからなかった状態。

確かに契約を切れば毎月1944円を節約出来る
けれど、毎朝20Lのポリタンクを庭に運ぶ手間と
雨が降ったら出来ない、という不安定さを解消
するための1944円だったら、今の自分の稼ぎを
持ってすれば、払えないことはない金額だ。

エアコンもそうだ、計算すると少し使っても毎月
1000~1500円のUPくらいで済む。カツカツな
生活ならそこをキッチリ追い込んでいけるけれど、
こう見えて一応はサラリーマンとしてのそれなりの
一定安定収入を得ているからエアコンもLPガスも
それを必要経費として考えてもいいんだよな、と。

最近、自宅のADSLを切ってモバイルルーターに
変えて、古いスマホをもらってきて携帯電話の
パケット代を削り、基本料金を一番安いのに換え
使用頻度が下がったPHSを解約…と通信費に
大鉈を振るったおかげで毎月の固定費が5000
~6000円は安くなった。

気がつけば無駄になっていて工夫次第で
落とせるところはこうやってどんどん落とす
けど、必要だと割り切る所は(あきらめて)
割り切って使ってみよう。

…と、いう心境に至りつつある(^^;;;)

日和ったか、老いたのか、まぁそんな感じかな。


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以下蛇足:

…え?、何でLPガスの使用量が0.2m3かって?

LPガスは基本、風呂にしか使わないからさ。
調理はカセットコンロで全てをこなしているので
そっちでは一切使ってない。そして風呂もこの
季節は湯船にお湯を張る事をしないのと、
シャワーでお湯を垂れ流しにしっぱなしにしない、
太陽熱エネルギーシャワー生活で培って身に
付けた、最小湯量がわかってるから、毎日それ
しかLPガスを使わないのさ。

具体的にそれはどれくらい、というとこのくらい。

Saishouyu

大体12~14Lの約40℃のお湯があれば、全身
くまなく洗って、頭も洗って(丸刈り頭だけど)、
キレイさっぱり!、出来るという事を、長い長い
アウトドア用フットポンプシャワー生活で身に
付けてある。冬はこうはいかなないけど夏なら
これで十分。これ以上のお湯は過剰という事。

自分自身がどれだけの湯量があれば身奇麗に
なれるのか、その最小単位は知っておいた方が
いいと思う。いざという時に役立つのでおススメ。

まぁめったに『いざ』という時は来ないけど<ばき

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以下もっと蛇足:

しかし、ずっと前からここで紹介してきた貧乏
節約生活も、昔は一時的に流行ったみたいだけど
今では流行らないコンテンツに成り下がった(^^;)

世の中がそれだけ豊かになってきた、という事
でもあるんだろうけど、世間が豊かになってきても
消費税UPやガソリン代の高値など、生活防衛の
ために自分はまだまだやめるわけにはいかない。

昨晩も、夕食はこの通りの代用食。米と自宅の
庭で収穫したジャガイモを一緒に炊き込んで
炭水化物を増量して米の消費を抑えて食費の
節約に勤しむ。

Imogohann

まぁ銀シャリを食えなくもないんだけど、せっかくの
庭からの贈り物を美味しく頂かないともったいない。
庭に茂るシソ、ニョキニョキはえてくるミョウガ、
みんな美味しく頂ける、夏はそういう季節なのさ。

次に来る秋に向かってサツマイモも元気に生長中!!

Satumasummer

え?、ビンボー臭いですか?、確かにそうかもね。

でもね、別に誰にも迷惑をかけてないで自分が
楽しんでやってるから、別にかまわんのさ(^~^)

----2014/7/26 追記 ----

仮に、エアコンを使う場合、自分は転んでも
ダダでは起きない。エアコンは必ず室内の
湿度を除湿してくれるので、屋外に凝縮水を
排水するのだが自分はそれをこうやって全て
回収している。

Airconwater


回収した水は、…さすがに飲み水には使わず
庭木の水遣りに使用している。庭木用の水は、
雨水を常時150Lほど貯めて持っているけど
カンカン照りの真夏だとそれを使い切ってしまう
事もあるので、エアコンを使う事でエネルギーと
コストをかけて生み出されたエアコンの凝縮水も
ただタレ流しになんてしないで、全量を回収して、
しっかり使わせてもらってる。

これで節約したコストなんてたかが知れてるよ。
…でもね、重要な事は、どこかに無駄がないか、
何か利用できないか?、という洞察力なんだよ。
 

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2014.07.15

友あり、遠方より来る、また楽しからずや (その3)

繰り返しになるが、自分も友人も、もういい歳をした
立派な中年男だ。だけど、この瞬間は、我々は
年齢を忘れて、大昔と当時と代わらない一人の
少年としてこの場にいた。

昔と違うのは、必要と思う金をケチらなくなった
ことと、無謀さの影が薄くなり、安全サイドにより
立ったスタンスでバイクと関わっている事だ。

気持ちは若くても、我々の老い先はワカモノより
短いのだ。だからカネで時間が買えるのならば
それはコストを支払う価値がある。

また長く生きてきた結果、たくさん痛い目にあい
いろいろなものを背負って生きるようになった。
だから、刹那的なスピードやスリル、無謀すぎる
挑戦は極めてリスクが高くリターンが少ない事を
人生経験として知っているし、そのリスクが発動
した際に失うものが大きくて、それを得るために
賭けるにはもったいなさ過ぎてやりたくない、と
いう状態になっている。

若い頃はそれが守りに入った、という事であり
カッコ悪いことかと勘違いしていた。でもそれは
若い頃とは比較にならない強い意志を持てる
ようになったからこそたどり着いた境地なんだ。
そのリスクを知り、避けるならばもうバイクに
乗るなんてことはしない、というのが大方の
降りてしまったかつてのライダー達だ。

でも我々はそのリスクを十分に知り、それを
避ける努力をしながら、乗ることをやめようとは
しない。ただ逃げるんじゃない、それを知りつつ
闘って、そして日々勝って帰宅するのだから。

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そんな取り止めの無いヨタ話をしているうちに
空が暗く曇ってきて、小雨がパラついてきた。

ほとんどスリックのようなパターンの、しかも
ほぼ新品のα13を履いたTZRと、同じような
溝が少ないミニバイクレース御用達のハイ
グリップタイヤTT93Fを前後に履いたKSRは
雨天の走行を考慮してない、事は無いけれど
苦手ではあるので、この時点で帰る事にした。

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稀に小雨がパラつく山道の下り坂をさっきより
慎重に、タイヤのご機嫌を伺いながらも結構
元気な勢いを保って下ってゆく。このあたりは
全然違う車格の2台が、結果としてほぼ同じ
ペースで走る。

面白いもんだ、インカムでしゃべったりして
ペースをあわせているわけじゃないのだが、
お互いがお互いの判断で車体やタイヤの
セフティーマージンを加味して走るペースは
きっともう少し速いはずなんだけど、二人で
走る事で、お互いがお互いを気遣う事になり
一人で走るよりもさらに慎重になって、結果と
して二人して一人で走っている時よりもずっと
安全な状況になっているって事だもんな。

こういう事が成り立つ相方というのは貴重な
存在だ。言い換えると信頼出来るパートナー
って事だとおもう。彼がこの速度でコーナーに
突っ込むという判断をしているのなら自分も
それに合わせてこのラインで入っていっても
大丈夫。

という信頼関係が、互いに言葉を交わさなく
ても出来上がってる。自分が先導する時も
友人は自分と同じ用に後ろから走ってくる
からきっと感じていることは同じなんだろう。

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…最終的にはメッシュのジャケットが結構
ビショ濡れになるくらい雨にやられて自宅に
戻ってきた(^^;)

雨の予報を見ると、これからずっと強く夜まで
降り続けるようだ。ここまで遠路はるばる
原付二種でやってきてくれた友人が、この
ままここをスタートして帰るとこの雨の中を
延々と走って帰る事になる。

それじゃあんまりでしょ。それにまだまだ
語り合いたい、積もる話はたくさんあるのだ。
だから中年のオッサンは時間をカネで買う。

…と、いう事で、友人のスクーターをうちの
サンバーに積み込んで自宅まで送り届ける
事にした(^^;;)

Bikeincar

これで道中ずっと話が出来るし、途中でメシも
食えるし、数年前に引っ越していた友人の
新居がどこにあるかもわかるから一石三鳥。

え?、ガス代?、高速代?、そんな野暮な
事はオレらの間じゃ言いっこ無しだぜ(^◇^)/

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結局、バイクに乗っている時間の何倍もの
時間を、久々に会うまでの何年もの時間を
埋めるかのような長く途切れない語りあいに
費やしてしまった(笑)

友人と自分は単にバイクだけの関係じゃ
ないのでこういうのも楽しいのでアリだ。

そっか、以前自分が遊びに行った時にまだ
テケテケ歩いてた子供がもう小学*年かぁ。
子供たちが中学生くらいになって手が今より
かからなくなったら、またバイクに堂々と
乗ってくれよ、なんて話なんだけどね。

さて、次に会うのはいつになるやら。

出来れば今年の秋までのシーズンにでも
遊べたらいいよね。次に来たら、今度は
SRXとDRに乗ってまた山道にいこうぜ!

それまで元気で!、じゃあな、親友!
 

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2014.07.14

友あり、遠方より来る、また楽しからずや (その2)

久々に会う友人は、バイクを完全に降りた、訳ではなくて
通勤用の足として持つ原付2種のスクーターに乗ってきた。

…あ、個人特定のリスクがあるのでこのシリーズでは
友人やそれに直接つながる可能性のあるような画像は
UPしないので、ずっとテキストばっかりです、あしからず。

ino:「へぇ、現行のスペイシーってこんな地味なのかぁ」
友人:「おっちゃん仕様だからスクリーンとボックス付きさ」
ino:「でもスペイシーならやっぱリトラがガッコイイよね」
友人:「そうそう!」

…何の話かイマドキの人は判るまい。でも昔っから
ずっとバイクにかかわってきた中年なら、きっと通じる。

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以前もどこかで書いたかもしれないが、自分の中では
『親友』の定義は、どれだけ長い間交流が無くても
再開した瞬間に一切のタイムラグが無く、当時のままの
関係が瞬時に解凍されて蘇り、かつ途切れることなく
会話が成り立つくらいのシンクロ率がある事だと思う。

今回十年ぶりくらいに自宅をたずねてくれた友人は
まさにそれに該当する存在だ。

もうすっかりオッサンになった二人だけど、高校生の
ころと何一つ変わらない感覚で、同じ場と話題を共有
出来る。これがまた、楽しいんだ。すごくね。

こういう肉親や配偶者と同等(部分的にはそれ以上)の
友人がいることは人の人生の中でとても大切で
とても幸せなことだと思う。

せっかく乗って楽しいバイクが仕上がって、乗り放題
なのに久々に会った事もあって、自宅ですっかり話し
込んでしまって気が付いたら1時間くらいたってた(^^;)

せっかく来たんだから、久々に一緒に走ろうぜ!

友人にはメーカーは違うけどかつて乗ってた2stレプリカ
自分はこれまた楽しい2stのKSRに乗って山に向かって
走り出した。2st最高ゥ!

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ここ数年スクーターしか乗ってなかった友人も昔取った
杵柄ってやつだ、だんだん乗れるようになってきた。
自分は自分で小排気量のKSRをビンビン!全力を
搾り出して先行して走る。

インカムなど無いのだけど、ずっと長く一緒に走って
来たのもあって、不思議とどう考えて、どう走って
いるのかが判る。

自分がRZ-R改、友人がVγで一緒にこうやって走って
いたのはもう20年以上前のことだ。自分もすっかり
フケこんだし、友人は家族を養うマイホームパパに
なってる。そして今や二人して残業代ゼロの悲しい
名ばかり管理職で忙しい日常に身を置いている。

でもそんなことを吹っ飛ばすかのように甲高い2stの
排気音を奏でながら、目にまぶしい緑の木々の間を
抜けて二人は走る。あ~~~~楽しい~~!

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バイク乗りがたくさん集う、メッカ的な所の駐車場に
入り、いろいろなバイクを見ながら昔のようにバイク
談義をしてると、20年という時間がまるで無かった
かのような感覚に襲われる。


その3(完結)に続く

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2014.07.13

友あり、遠方より来る、また楽しからずや (その1)

現場仕事から自宅に帰ってきて様々なハウスキーピングを
一通り終え、バイクも弄れるだけ弄って、乗れる奴は乗って
イモを掘ったり、イモを植えたりして、失いかけてた自身の
日常を一通り満喫してみた。

仕事モードに入ってると、やりたいけど出来ない、くだらない
ように見える日常が、実は自分の根幹を成していて、それを
おろそかにすることは、骨粗しょう症のように屋台骨の強度を
弱めて揺るがし、結果として回りまわって仕事にも影響を
与えるもんだな、という事がしみじみわかる。

人は仕事だけでは生きていけない。人生は仕事が全て、に
間違ってもなってはいけない。定年退職したり、リストラされ
無職になったら、それこそセミの抜け殻みたいな状態になる。

ただだからといっておろそかにしていいものでもない。
遊びやダラケた日常と同じなんだ、仕事だって真剣に
向き合って、努力しきっちり対応する必要と責任がある。

言い替えれば、遊びと同じくらいやりたい、と思えるように
なるくらいにならないとダメ、なんだろうな。自分はまだ
その境地には達していないけどね。

だから、仕事同様、日常の生活も大切に守らねばならない。
まぁ自分には守るべき自身の家族がいないから、そういう
大切なものを持つ普通人と比べると、かなり気楽で軽薄な
日常ではあるけど<ばき

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某秘密組織の死神博士に改造手術をうけるべく預けた
DRはまだ帰ってこない。帰らないだけじゃなく、今まで
一切の連絡も来ない。もしかして転売されてしまったの
かしら (;_;)?<ばき

まぁ果報は寝て待て、というからまだ待ってみる。
なのでTZRのタイヤを最新のダンロップα13に替えた。

Tzra13

新品タイヤは何をしても恐ろしく気持ちいい。最高だ!

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タイヤを交換して、これでやっとTZRが誰に乗せても
いい状態になったので、古い友人に連絡をしてみた。

この友人は自分的には数少ない『親友』といえる存在。
高校時代からずっと付き合いのあるバイク仲間だ。
高校生のころに原付で一緒に走り始め、その後も
事ある毎に一緒に走っていた。自分が北海道を走り
始めたときもこの友人と一緒に行っていた。

自分のバイク生活の半分は、この友人と共に過ごした。

そんな彼も、結婚して子供が出来て、家を買い・・・
そして多くのバイク乗りがそうであるように、バイクを
降りて情熱と愛情を注ぐ対照がバイクよりも家族と
なった、今では良き家庭人として生きている。

そんな彼は、間違いなくino的判断で『単車乗り』だ。

今はバイクに乗ってないけど、かつて2stレプリカ乗り
だった友人に、仕上がったTZRにぜひ乗ってもらおう!
とりあえず、この日曜は一人で動けるらしいので、
カモナマイハウス!遊びにおいで~、と自宅に呼んた。

~その2に続く~
 


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2014.07.05

サツマイモ、スタンバイOK(^◇^)b

梅雨の休日、ゆっくり目覚めて遅い朝飯を食って
雨の合間に庭先を確認してみたら、先週植えた
ばかりのサツマイモが無事に根付いて芽吹いてた。

Standby2014

あとは秋まで放置プレイだ♪、美味いイモをたくさん
育んでくれよ~、十年前にはこれだけ採れたけど、
今年も頼んだぜぃ!

ちなみに以前蒔いた大豆は、全部ダンゴムシに
双葉を食われて全滅してたよ _| ̄|○

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蛇足ながら、以前紹介したキャベツ、春に膨大な
花を咲かせて種を付けたので、もう終わりかと
思ってたけど、気が付いたら夏に向けてコイツも
スタンバイして新芽をたくさん芽吹かせていた。

Kyabetu2014

…オマエは2012年の正月に買ったキャベツを
外葉から食っていって直径5cmくらいになった
のを土に植えた、その成れの果てなんだけど、
今年の冬まで生きのびられたら丸3年間も生き
続ける事になるな(^^;)
 

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