まだ手に入る事に感謝(-人-)
ウチの乗り物の中で、一番のご老体のXT600Z-TENERE、
1983年式なのでもう31歳の超高齢バイクだ。
最新のoff車のシャープなデザインからするとモッサリと
したラクダかカバかロバのようなバイクだが、こうみえて
本物のレーサーレプリカ、多くのプライベーターがこれに
最小限の改造を施してパリダカに出場し、完走している。
あちこちガタピシ言ってるけど、まだまだ往生させるには
もったいないくらいに元気モリモリ。原子力発電所ですら
寿命だ!廃炉だ!と騒がれる稼動40年を無事に動態で
迎える事を目標に定め、老骨にビシビシとムチを打って
これからも頑張って走る予定(笑)
そのために、以前UPした状態から、さらにダンボール箱
にして3~4箱の予備部品をせっせとかき集めてきた。
その中には今では入手が相当に困難な(自分も正直よく
手に入ったと思うくらい)39Fの兄弟車であるエンデュロー
レーサーTT600のポリタンクとハイシートもあるので、
いつでもアイデンティテイである巨大30Lタンクを下ろして
ごく普通のoff車に変身させて使う事も出来るのだけれど、
でも39Fテネレはやっぱりあの30Lタンクがあるからこそ
テネレなんだよなぁ(^◇^)
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そんなテネレ用に最近ヤマハ純正のブレーキバッドの
新品を格安で手に入れた。出来る事なら今の技術で
作られたシンタードパッドを入れて制動力を強化したい
けど、残念ながら適合するパッドでメタルのものは無い。
実は、今付いているのは、新車時に付いていたパッドを
外して交換した2setめだ。つまり31年間でかれこれもう
6~7万km?以上走っているのに、ブレーキパッドを
たった2setしか使ってない。
ちなみに今付いてるのは2万キロ以上使っているけど
まだ半分以上の厚みが残ってる。だから本当は交換
しなくてもいいんだけど、パックプレートの腐食の進行が
みられる(つまり消耗するよりそっちが錆びる方が早い)
ので、交換してしまう事にした。
そこでついでにFブレーキキャリパーもOHしてやる事に。
もしかすると昭和58年に新車で売られてから21世紀の
今に至るまで一度もピストンを外したりシール類を
交換してないかもしれないのだ。少なくとも自分が
このXTを入手してからは一切手を触れていない<ばき
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こんなに古くて、不人気なバイクのそんな部品がまだ
入手できるのかな、と恐る恐る発注したら、シール
だけでは入手できないけど、ピストンと一緒のsetで
ならば、まだ新品が入手可能、との事なので発注して
入手した。シールだけならずっと安いんだろうけど、
キャリパピストン込みで、かつ古い部品なので値段が
相当に値上がりしているためお値段はなんと7009円!
中身を考えると、正直な感想としては安くはない。
でも、こんなに古いバイクの、ライダーや周囲の命を
守るための最重要部品がまだ新品で入手可能な
事を深く感謝する。ヤマハさん、ありがとう(^^ゞ
ウチの末娘のCRM80はフロントブレーキディスクが
もう部品として出てこない。制動装置の最重要部品
なのに、ホンダはもうそんなに古いバイクの面倒は
みない、部品ももう供給しない、という状態だ。
なのにそれよりももっと古い不人気車のテネレは
メジャーだったバイク(XJやRZとか)と共通部品で
あることも幸いし必要な部品を入手出来た。
ぶっちゃけ値段は倍でも買うよ、安全に乗る為に
どうしても必要なんだもの。必要で重要な部品を
未だに供給してくれるヤマハ、本当にありがとう!
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