偶然見かけたGTR
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四輪車にはまだクラッチを有するMT車がある。
まだ、と付けたのは、それがもう絶滅寸前だからだ。
詳細なデータは忘れたが、現在の日本で、MT車の
販売率は一ケタ%しかない、いやもしかしたら1%も
無いのかもしれないからね。
AT車と比べれば確かにちょっと操作が増えるが、
でも決して不便とか面倒、という程じゃないと思う。
AT限定免許が出来てから、みんな食わず嫌いと
言うか、思い込み、刷り込みがされてしまっていると
思う。昔MTで免許を取った人も、初期の面倒感が
そのまま残ったままAT車に乗り続けているから
結局MT車を長く乗る事なく、一方的な思い込みで
MT車は面倒だ、とか難しい、というイメージが脳内に
固着してしまっているんだと思うのだ。
なぜか、というと、自分自身がMT車で免許を取った
けど、AT車が大好きだったからだ(^◇^;)<ばき
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免許取り立てのころは実家の車や兄弟の車に
乗っていた。L28を積む330グロリア、L20で昭和
51年の排ガス規制を食らって超非力なケンメリ
スカイライン、兄が買った粗暴なCA18DETを積む
初期型180SX、親が長く乗ったグロリアから買い
換えたCAエンジンを積む初代プリメーラ…
その全てがAT車だった。また全てが日産だが
単なる偶然なのであしからず:-p
グロリアとケンメリの機械式3速ATはワイドレンジ
過ぎた。大トルクのL28との組み合わせは悪く
なかったけど、パワーがまったくないL20との
組み合わせは最低だったなぁ、2速の加速だけ
楽しかった。またシフトダウン操作が素直に効いた。
180SXとプリメーラの電子制御4ATは加速は
ともかく、減速時にDから2に落としても、ここだ!
というタイミングでシフトダウンせず、勝手に
タイミングをずらして数秒遅れてシフトダウン
するのが運転者の意識を無視されているようで
大嫌いだったっけ。
でも実用性は最高で、ATで十分、と思ってた。
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社会人になって、独立して、独身寮を年齢の
制限で追い出されて入ったボロいアパートで、
バイクを運ぶためにトランスポーターが欲しくて
生まれて初めて買ったマイカーが、550ccNAの
非力な軽1BOX、スズキのエブリーJOYPOP、
これが5MT車だった。20万km走ったポンコツ、
でも楽しかった、最高に面白い車だった!
MT免許があるのに、MTに乗らなかったら
もったいないよな、という理由と、5万円という
格安でトランポが入手出来る、という事で
飛びついた。最初はエンストしまくって、
冷や汗たくさんかいて、でもだんだん慣れて、
気がついたら生まれながらのMT車乗りの
ように普通にどこでも走れるようになってた。
僅か36馬力しかない、バイクのエンジンよりも
非力な550ccのエンジンも5MTを駆使すると
それなりに楽しく走れた。いいクルマだった。
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だから、どんな人でもMT車は乗れると思う。
今ではMT車を2台も持っているMT大好きな
人間だけどAT車だってちゃんと操作すれば
そこそこ走るし、CVTの燃費はいくらMTを駆使
しても絶対に勝てないくらい素晴らしい、という
ことは実体験を通じ知ってる。
だからMT車にあらずんば車にあらず!、なんて
暴論は言わない。でも、同じ車でも選べるので
あるならばMTの方がATよりは面白いよ、とは
はっきり言う。これもまた実体験に基づく結論。
MT車は面白いし、楽しいよ~、オススメ!
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そんな自分の今の愛車たちは
スバル BPレガシィワゴン 2.0i 5MT
スバル TV2 サンバーディアス S/C 5MT
2台ともにスバルだ。
スバルはこれだけMT車比率が少なくなっている
現状のなか、MT車をコンスタントにラインナップ
してくれていた。またBPレガシィはスバルが
トヨタ資本に毒される前の最後のスバルらしい
レガシィだし、RRレイアウトの最終サンバーは
正真正銘スバル純血100%のスバルらしい車だ。
今年は2015年。
レガシィは2006年式、サンバーは2010年式だけど
まだまだ乗るだろう、だってこれらに代わるような
魅力のある車は今の世には無いからね。
それにMT車文化を背負っていたスバルも、最近の
売りである、でもMTを拒絶するアイサイトの影響で
どうやら会社としてMTという機構を見放しつつある。
企業としては正しい成長をしていると思う、儲かって
いるからね、でもMTという大切な、でも儲からない
文化を継承するという貧乏くじを引くのははっきりと
拒絶して今に至る。
…残念だけど今のスバルはBPレガやサンバーを
作ってたスバルとはDNAや車作りに対する姿勢が
大きく違う。だからこそ儲かっているんだけどね。
まぁ仕方が無いと思う。古い文化はごくごく一部で
継承されても、日常生活用品にはなり得ないから。
そんな伝統文化であるMT者文化を引き継ぐのは
MTを唾棄しつつあるスバルではなくマツダだろう。
マツダは最新車であってもMTをラインナップから
落とさない。そしてMT車文化を正しく継承する車、
ロードスターをフルモデルチェンジさせた。
でも、スポーツカーや、特別な高級車じゃなくて
普通の車にMTが残る事が一番大切なんだよね。
その点でマツダはアテンザも、アクセラも、デミオも
CXシリーズにも全部MTがある。素晴らしいよね。
だから、もし次に車を買い換えるなら、スバルでは
なく、マツダか、欧州系の外車を買うと思う。ただし
現行のマツダのフロントグリルのデカさが苦手。
なので、その辺が改善されたら…ね(^^;;)
欧州車はまだMT文化を捨てないだろう。国産も
マツダはMT車をまだ残してくれると思う。だから
3ペダルMTという伝統文化は、きっと(細々と)
未来に生き残ると思う。シーラカンスやカブト
ムシのような、絶滅危惧種や生きた化石として
かもしれないけど、「生きて」「残る」事が大切。
古の伝統文化を日常生活の中に生き残らせて
継承し続ける事が、とても大切なんだよ。
車が自動運転する移動手段ではなく、人が操る
わくわくする乗り物である限り、MTは無くならない。
だって単純に『乗って面白い』んだもの(^◇^)
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現場出張に持ってきた、現在の主力PCは地味目の
ビジネスノートPC、HPのProBook4540s。win7搭載で
えらく安かった(4万くらい)。
それが、数日前に突然起動不能に。
DtoD領域を使ってリカバリーしようとしたら、なんと
そっちも吹っ飛んでて、そしてなんと!、リカバリ
メディアが別売り!!
…なんだかんだで復活させるのに結構かかった(^^;)
旧NEXUS7もあるので、それでネット閲覧生活は
普通にできたけど、タッチパネルデバイスで長文を
打つのはつらいのでここは放置気味に(;_;)
そんなPCも現在リカバリーして、updateをかけて、
750MBちかい差分をDLが終わり、現在更新作業中。
やっとキーボードで入力出来るようになった。
そういう事態に備えて自宅には予備PCがいくつか
あるけど出先ではそれがなかったので、この週末で
自宅に戻って予備機も持ってきた。
XPマシンだけどね<ばき
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