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2015年10月

2015.10.31

滑り込みセーフ(^^;)

仕事は相変わらずだけど久々に休みを取って
自宅に戻ってみた。

すると、以前紹介した柿の実、大半が熟れて落ちて
しまっていたけど(T_T)

Kakiure

それでもいくつかはまだ柿の形を保っていて、
グズグズになる前の状態だった(^◇^)!

Kakinari

以前の例え話で言うと、子供が何かの県大会の
試合に出場しているのに仕事で見に行けないのが
どうにか仕事を切り上げて、試合会場に駆けつけて
その試合の最後で子供が活躍してる姿を目にする
事が出来たオトーサンのような状態…かな?<ばき
 (BGM:『I am a father』 by 浜田省吾)

Kakishuukaku

13年間柿の木が頑張ってようやく実に成った果実
さっそくありがたく頂きま~~~す(^○^)

ガブリ!、…もぐもぐ、うぉお!甘い!!!旨い!!!
雨風に耐えてよく頑張った!、感動した!<ばき

Kakikuu

とりあえず一個食い尽くしたら、13年前に撒いた
種と同じように、種が取れた。この種をどこかに
撒けばまた柿の木が生えて、そしていつの日か
柿の実が成るんだろうな。

Kakitane

よし!、人の邪魔にならない山か川原にでも
これを撒いてやろうっと♪

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自分自身の命の襷は繋ぐ事は結局出来なかった
けれど、こうやって誰かの襷を繋いでやる手助け
くらいはまだ自分にだって出来る。自分の命は
無駄ではなくて、きっとこのために世に生まれた、
そういう事なんだよね。
 

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2015.10.07

セイタカアワダチソウに思うこと

気がつけば朝の気温は肌寒いくらいだ。
山の木々も少しずつ黄色から赤に変わり
つつある。ちょっと前までは熱中症注意!、
という環境だったのに、もうすっかり秋だ。

秋、といえば野原にススキの穂がなびく
ようなイメージがあるのだが、今は違う。

在来種のススキはどんどん追いやられて
その代わりに外来種であるセイタカアワ
ダチソウが、デカイ顔してのさばっている。

セイタカアワダチソウ?、なにそれ?と
言う人は、この季節、まっすぐ伸びた茎の
上に真っ黄色の鶏冠のような花が付いた
雑草を見た事がないだろうか?(LINK参照)

今ではススキよりこっちの方が多いような
そんな気がするくらい、すっかり日本の
秋の風物詩のような景色になりつつある。

Ncm_0047

特定外来種とはいえ、アワダチソウだって
命を持って頑張って生きてる。どんな命も
尊重したい自分としては、それも認めて…
やりたいのだが、諸般の事情でセイタカ
アワダチソウは見かけたら可能な限り
抜くことにしている。

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それは、自分が今いる場所に関係している。

諸般の事情により人が入れなくなった農地、
本来なら農家がこまめに手入れして、雑草
など生えるはずもないそこに、爆発的な
繁殖力を持つセイタカアワダチソウが根付き
今の季節は一見すると美しさを感じるくらい
真っ黄色の絨毯のような景色になっている。

でも、本当ならそこはたわわに実る稲穂が、
黄金色に波打つ水面のように揺れている
はずなんだ。でも今は真っ黄色な外来種が
我が物顔で咲き誇っている。

それを毎朝通勤バスに揺られて車窓越しに
見ていると、この場が以前のような景色に
戻ることがあるんだろうか?、という不安を
漠然と感じる。

少なくとも、農地を手入れする人がここに
戻ってこないと、大繁殖しているセイタカ
アワダチソウは駆除が出来ないし、手入れ
した農地に新たに稲を植える人がそこで
暮らしていないと元の田んぼには戻らない。

そのためにはここで働く人が出来る事を
出来るだけ頑張って状況を改善しなくては
ならない。当然だが、自分もその一人だ。
だからやれる事を目一杯、精一杯頑張る。

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そんな事を思いながら毎日を過ごしていると
それは自分の役割でないかもしれないけど、
自分の身近にあるセイタカアワダチソウを
一本でも抜いてこの闘いに参加したくなる。

この場で黄色く自慢げに咲き誇るお前らには
絶対負けないぞ、という気持ちが無意味な
殺生かもしれない草むしりを自分にさせる。

負けるもんか、絶対負けるもんかよ!
 

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