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2015年12月

2015.12.31

行く年来る年(2015→2016)

…気がつけば今年ももう終わりでやんの(-_-;)
今年(2015年)は、我ながら散々な年だったなぁ。

年初めから仕事のブースト圧が上がってきて
前半は御前崎あたりに常駐してヒー!ヒー!と
言いながらどうにか激務をしのいで、盆休みで
やっと息がつける、と思ったら、そこから某所に
吹っ飛ばされてそのまま激務が継続したまま
今に至る。ビジネスホテルで4ヶ月以上生活
するハメになるとは…しかも出張期間はまだ
半分。GW手前までホテル暮らしになる予定。

そんなこんなでどうにかやっとペースが掴めた
と思ったら、今度は今住んでいる借家からの
退去勧告。仕事だ転居先探しだ!、と猛烈に
アワアワしてたら、もう大晦日になってた<ばき

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逆に考えれば、実に充実した一年間だった、と
言ってもいい。退屈で死にそう、みたいな状態
よりは、忙しくて死にそう、な方が自分が生きて
いる事を、より深く実感出来ると思うんだな(^^;)

結局は自分の心掛け次第で同じ時間の使い方を
しても、不幸にも取れるし、幸せにも取れるって事。

だから、終わりよければ全てよし、ということで、
今年一年間は充実しまくっていた幸せな年だった
ということにしておこうと思う。誰からも認められない
一年ではあったけど、大晦日の今、自分だけは
自分を認めて頑張ってたな、と褒めてやろうと思う。

酒が飲める人じゃないんだけど、たまには豪勢に
第三のビールの、しかも500ml!で独りで乾杯♪
AMラジオから流れる紅白歌合戦を聞きながら
…ぢつはすでに半泥酔状態だったりする(^^;)

3rddeer

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さて、来年はどうなろうだろうか?

大きな事柄は間違いなく発生する引越しだろう。
物件探しに難儀しているけど、いい物があれば
もう買ってしまう方向で検討してる。

中古とはいえ家を買うというのはクルマを新車で
買うのとヒトケタ以上違う超大型の買物だ。
さすがに慎重にならざるを得ない。だから賃貸で
希望する物件があればそれでもいい(そっちの
方がいい)いずれのせよ、引越しは確定事項だ。
現在保有している乗り物を全て維持したままで
引越しを敢行する!、それが最大の目標だ。

仕事は多分今以上にあの現場に首を突っ込んで
行くことになる。あそこはやれる人間がやれるだけ
やる場所だからそれは仕方が無い。

今のままで無駄に歳を重ねるだけの人生なら、
あの現場のために人生を掛けるのもアリだろう。
自分という世に生まれてきてはいけなかった
命のその意味と意義を見出せるのは、今はもう
あの場所しか無いからね…

そこで命が減ろうと、万が一落とそうとも、それが
自分の宿命で、天命だった、という事なんだろう。
生まれてきて沢山の命を食して生きてきたんだ
少しでも誰かの命を繋ぐ手助けや役に立ってから
無名戦士として人知れずこっそり死にたいもんだ。

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それらの前提を全部ひっくり返すような事態が
自分に起こることはあるだろうか?

考えられるのは…そうだな、突然運命の人が
現れて、電撃再婚する、とかかな(^^;)?<ばき

再婚して家族が出来たら、人生の最優先は
全てそれに置き換わる。乗り物最優先の住処
などはさすがにありえない。家族が安全安心に
暮らすための場を全力で探すことになるだろう。

また仕事もあの現場に頭のてっぺんまで漬かる
ような働き方は出来ない、というかしたくない(^^;)
家族がいるならそこに帰りたいし一緒に暮したい。

…まぁハゲかけたアラフィフバツイチ中年男には
それは年末ジャンボで1等が当たるよりも低い
確立でしかないから、心配する必要は無いし、
今は(今後もずっと)そんな未来を考えなくていい。

万が一不運にもそれに当たってしまったら(苦笑)
その時は自分が持っている全力を使って頑張って
みせるよ。でもそれが当たらないから、今は今を
目いっぱい全力で頑張る!

来年も(その先も)そんな生き方をしようと思う(^◇^) 

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…と、言うことで、今年一年の間にここに訪れて
くれた方々、コメントを寄せて下さった皆様方、
大変お世話になりました(^^ゞ

孤独なバツイチ男はたったそれだけで、かなり
精神的に助けられて救われました。ありがとう!
 
来年は間違いなく今年よりも忙しい生き様になるので
こんなペースになるかもしれませんが、色々な変曲点
では逐次upするつもりなので、少しだけ期待してて
ください(^^;;;)

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私的貧乏節約家計管理の秘密

今年の締めくくりに年間支出の集計を晒しておこう。

  家賃類: 917304
  食費 : 232684
  光熱水: 57085
  交通費: 189950
  通信費: 112331
  医療費:  3977
  生活費: 43542
  保険費: 93840
  交際費: 110081
  二輪費:1088985
  四輪費: 367055
  趣味費: 58913
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  合計 :3275747

家賃は更新年だったのでいつもより一か月分多い。
食費は出張先で健康維持のため節約を緩めた。
光熱水は大体例年通り(ちょっと少ないかも)
交通費は現場と自宅の往復が多々あって高め。
通信費は大体こんなもん。
医療費は一度だけ風邪を引いて通院した。
生活費はまぁこんなもん、必要最小限だけ買った。
保険費は掛捨傷害通院保険。歳と共に値上がる。
交際費もこんなもんだろう、節約対象外。
二輪費はランツァを入手し再生したのが主因(60万)。
四輪費はレガシィの車検で半額。後は税金保険他。

トータルで327万というのも平々凡々、いつもの額だ。
大体例年通りの支出になった。食費が過去最高と
なったのは想定外だった。でもそれは出張先での
健康を維持する為には仕方が無いと割り切った。

二輪費+四輪費は今年一年の枠を150万と決めて
いたけど、それを使い切らなかった。それは立退きが
決まったため、新しいモノを買うのをパッタリやめた
ため。それが無ければ多分使い切ってた(^^;)

この家計、毎年毎年、大体狙った額に収まっている。

来年は引越しという臨時出費が予想されるために、
この例年通り、という数字を刻むことはもう出来ない
だろうと思う。なので、家計簿を付け始めた2003年の
9月25日から今日現在まで4480日間の全集計も
オマケで晒しておく。

   費目 | 全集計 | 年間| 月間|一日
  ------+---------+-----+-----+----
  家賃類|10827311 | 88.3| 7.3|2417
  食費 | 2168058 | 17.7| 1.5| 484
  光熱水| 778123 | 6.3| 0.5| 174
  交通費| 2147429 | 17.5| 1.5| 479
  通信費| 1950144 | 15.9| 1.3| 435
  医療費| 296826 | 2.4| 0.2| 66
  生活費| 1078115 | 8.8| 0.7| 241
  保険費| 948170 | 7.7| 0.6| 212
  交際費| 3249359 | 26.5| 2.2| 725
  二輪費| 8513739 | 69.4| 5.8|1900
  四輪費| 9067031 | 73.9| 6.2|2024
  趣味費| 1600680 | 13.0| 1.1| 357
  ------+---------+-----+-----+----
  総合計|42624985 |347.5| 28.9|9515

…4262.5万円も使って生きてきたのか(^^;)
我ながら贅沢三昧な生き方をしてきたな。
よくよく見ると、実生活費項目ではないため
節約対象外だった交際費と二輪費と四輪費
趣味費で、半分以上も使っているんだけどね。

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すなわち、この家計から、二輪費と四輪費と
趣味費を削って(-13.1万)、それに関する
支出項目である家賃類から駐車場代(-1.3万)
とバイクを置ける家の家賃から独り暮らし
が十分可能な安アパートの家賃に変えて
(それが5万くらいだから-1万)、乗り物で使う
高速道路代金を削って、(-1万くらい)サラリー
マンとして必要以外の交際費を削ると自分の
生活レベルを維持するために必要な月間
費用、つまりリアルな実生活費があらわに
なって算出されてくる。

それは月間で11.3万円。実は、これって
自分が住んでる自治体で独身単身中年男に
支給される生活保護費とほぼ同じ額。

つまり自分がやってきた貧乏節約生活と、
そのための家計管理は、全ての収入を失い、
蓄財も何もかも失って万が一に生活保護を
受けるようになっても、今と全く変わらない
生活レベルで生きられるよう、そうなる前の
今のうちから意図的にその額内で暮せるよう
生活をコントロールする、という事なんだよね。

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そしてこの額は自分が住んでいる地域の最低
賃金で稼げる額より少し少ない。それはつまり
生活保護を受けるまで行かなくても、例えば
バイト生活だけで今と同じ生活レベルを維持し
苦労せずに普通に生きられる、という事。

さらに、この額は自分が将来受け取れると予想
されている(それは実に怪しいんだけどそれは
さておき)独身者の厚生年金月間支給額よりも
さらに低い。それはつまり将来年金生活に突入
しても今の(傍から見たら超ビンボーなんだけど
それをこなしてきた自分は楽勝でクリアできる)
生活レベルをそのまま、いや加齢に伴う衰えを
カバーするために少々アップグレードしてでも
それをキープしたまま暮らしていける、という事。

よくある収入が下がってもそれまでの生活レベルが
下げられない、という老後破綻下流老人の話が
あるけど、自分の場合はその真逆を行ったのだ。
現役時代から収入には関係なく、生活レベルを
下限に抑えて生きて、その生活術を自分の日常
生活として10年以上ブラッシュアップを繰り返し
完成させた。

今の自分の生活はテレビが無い、電子レンジも
無い。固定電話は解約、携帯電話はガラケー、
LPガスは再び契約を切った状態で調理は無論
カセットコンロでフロも賄う状態(方法は秘密)
悲惨な暮らしだと思うかい?、でもこれが結構
楽しいんだ。それに無いなら無いなりに工夫を
すれば、現代の生活には必需品だと信じている
そんなモン無くても鼻歌交じりで生活出来るぜ(^~^)

そのおかげか、某信託銀行のライフプランの
シミュレーターで自分の現状を入力するとこうなる。

Lifeplan

そりゃそうだ、だって公的年金支給額以下で
生きられるんだから、生きてる限り枯渇しない。
…しかしそんな歳まで生きないっちゅーに(^^;;)

貧乏節約生活とは社会的な生活訓練、生きる
術(すべ)そのもの。それを想像するだけの人は
多分実際にその状態に落ちたら何も出来ない。
でも実際にそうやって生きてみた人は何時でも
それが出来る。この差は大きいと思う。

十年以上前に、自分は貧乏節約生活をこう
書いている。

「日本で生活保護を受ける人間の一ヶ月の支給額は
 十数万円だと聞いた。自分の実体験に基き断言
 するが今の日本で人一人が健康で文化的に生きる
 為には毎月10万円もあれば古くても清潔な住まいを
 借りて、太るほどに腹一杯食えて、その上で貯金
 だって出来る。」

そう言ったからには自分でそれを実践しなきゃダメだ、
だからずっとやってた(笑)。我ながら馬鹿だな(^^;)
でもそれを目いっぱい楽しみながらやってたよ。

そのせいで、今では給料から天引きされる税金や
年金や健保やその他の総額の方が、道楽費用を
入れた年間全支出額より多い、という逆転現象が
生じてる(^^;)。下の円グラフは2015年の全支出の
割合を円グラフ化したもの。

Kakei2015

世の中のFP達に、自分の家計簿を見せて家計
診断させたら、どう評価するのか興味あるな(^^;)

------------

来年は残念ながら貧乏節約生活を実践&実現
させてくれた今のボロ家が取り壊されるために、
引越しを余儀なくされる。そうなると家計支出
パターンと生活レベルにおそらく相当に大きな
地殻変動が生じるはず。

その地すべりの結果、どういう新天地にたどり
着いてどういう生活になるのかはまだ判らない。

でも今まで培った貧乏節約創意工夫生活術は
どこでも活きる。実際出張先の旅館やビジネス
ホテルでそれを実践してるくらいだから、住む
場所や生活レベルが今とは異なってしまっても、
自分はきっと同じような生き方をするだろう(^^;;;)

さぁ、どうなるのか?、それが見えてくるまではこの
Blogは多分続くので今しばらくお待ちあれ<ばき
 

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2015.12.12

少しずつ垢を落として行く(断捨離継続中)

突然の取り壊しによる立ち退き要求から3週間、
とはいえ、残念ながら自分は某所の現場業務に
従事しているため、殆ど何も出来なかった。

出張生活中なので、帰ってこれるのは土曜が
休めて連休となる週末だけ、そして移動して
また戻って、の長距離移動が発生するので
丸々2日間が使えるわけじゃなく、実質的には
30時間程度の自宅滞在しか出来ない。

出先のホテルのネットで物件を探してメモり、
希望物件を伝えた不動産屋にメールで連絡して
情報収集を依頼し、PDFで送られてくる情報を
見て、自宅に帰れるタイミングで先方と調整し
2件ほど見てきたけど一長十短くらいで難しい…

去年に引越しを匂わせていた際に商談してた
物件が今から思うと最高の条件だったけど、
でもこういうのは一期一会、流れたら同じ物件に
出会うことは無いので、また新しい出会いに
期待してどんどん先に行こう!

…なんとなく婚活してるみたいだな(^^;)<ばき

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自宅に戻ったら、引越しを前提とした整理整頓。

とりあえず玄関から始めて、便所や洗面所や
風呂場、台所、居室にあるもので捨てていい
ものを即断即決でどんどんゴミ袋に放り込む。

以前思い立って(津波被災地のガレキの山に
衝撃を受けて所業無常を感じたのが主因)
この家に引っ越してきて始めての断捨離を
実施した際に一度経験しているからあまり
躊躇はしない。でもあの時にダブついていた
モノと違って今残っているものはそこから一応
吟味をした上で残してあるものばかり。

なのでいろいろ思うことは多々やっぱりある。
でも、心を鬼にして、今すぐは使わないけど
価値の残るものや思い出の品、片付けを少し
怠っていたために溜まったものをガンガン捨て
減らして行く。

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そうすると、いろいろ出てくる。

B4で使おうと思って買ったけど結局一度も使う
事の無かった新品のスキーキャリアとか(汗)

もうテレビを持ってないのに、テレビのアンテナ
端子に付けることが前提の古い古いゲーム機
とか。初代ファミコンやPCエンジンはともかく、
ATARI2600は今の時代ではレアなんじゃない?
電源もコントローラも揃ってるし、ソフトも数本
ある、一応完動品のはず、確認出来ないけど。

Gameki

また、ここにきてから一度も空けた事のない、
(というか結婚してたときすら一度も空けた
事のない)、実家の自室を整理した際に仕分け
したダンボールが出てきたので明けてみたら
少年時代のタイムカプセルみたいなもんだな
いろいろなものが出てきた。懐かしい~♪

…みんなこれらが自分と言う人間を形作ってきた
素材なんだよなあ、と記憶を掘り起こし懐かしみ
感謝しながらそれらもどんどんゴミ袋に放り込む。

まだまだアルから、年末年始はそれらをドンドン
捨てることに専念しよう。ぶっちゃけた話、自分が
生きて行くための必要最小限度のモノは出先の
ビジネスホテルにあるものだけだ、あとはもしも
全部なくなってしまっても、悲しいけど困らない。

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なんとなくその行為が風呂に入って身体を洗い
垢を流しているような、そんな事のように感じる。
今まで自分にへばりついて、自分の一部なんだ
と思っていたものがこすり落とされ汚いモノとして
排水口に流れて、あっさり消えてゆく。

人が生きている限り、垢は(生活に伴う物品)は
出続けて溜まってゆく、それは仕方が無い。
でもこうやってたまに無くすと、少し寒いし寂しい
けど、その後はキレイさっぱり♪、また新しい
可能性が開けてくる。垢ではなく耳かきとか
髭とかも同じようなモンかな?、でもそんな感じ。

次のステージに行くための脱皮、というポジティブ
発想で思い出だけを脳内に記憶して残してモノと
サヨナラして新しい生活に行こう。

…なんとなく離婚する時の心境みたいだな(^^;)<ばき

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今のところは生活雑貨関連の断捨離しかしてない。
バイクや車関連はそのまま担いで持って行くつもり。

でもそれが可能となる物件が無い場合、退去期限が
切られているのあるので、その場合は自分にとって
大事なそれらも、『自分にこびり付いた垢』、として
泣く泣く落として行かねばならないかもしれない。

それを避けるべく頑張ってはいるけどもしそうなっても
その際は愛すべきウチの子たちを笑って見送って、
譲渡先での活躍を祈れるような、心構えでいたい。

…なんとなく娘をヨメに出す話みたいだな(^^;)<ばき
 

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