使い切るまで使う(その後もまだまだ使う)
自分の貧乏性はおそらく少年時代の生活が
原点なんだと思う。それが当たり前だったから
自分では何の疑問も無かったけど、今の
恵まれた子供たちがその場で生活していたら
きっと音を上げるんじゃないだろうか?
いや、子供は順応能力が高いから、きっと
最初だけブーブー言って、後は自分がそうで
あったように、普通に暮らすんだろうな(^^)
------------
自分は極度の「もったいないがり屋」、だ。
だから食い物を残したり捨てたりする事は
しないし、あらゆるゴミも、あともう一回
何かに使えないか?、を考える。
家計簿を付け終わったレシートも、規格で
幅が同じなので、それを洗濯バサミで挟み
メモ用紙と使うくらいだ(^^;;)<ばき
また、もう使えない、となってもギリギリまで
使う。それは物にも作り出した人の想いや、
使い込むことで持ち主の人生の一部となる
事で魂が篭る、という人生観による。
だから、ぢつは断捨離はかなり苦しい。
それでもやらねばならない時にはやる。
それは生き物の命を奪って食す行為と
同じように、篭った魂を自分が奪うことで
全て自分が背負って生きてゆく事だと
思うからね。
------------
そんなビンボー症だから、衣類にはあまり
こだわりがない。入手したものを最後まで
使い切ろうとするから、新しいものは古い
モノが壊れたり使えなくなったりするまで
ずっと使い続けるからだ。
どこかが擦り切れたり、穴があいたり、
チャックが壊れて閉められなくなったり
ホックが壊れて止まらなくなったり。
でもそれでも不器用なりに裁縫道具を使って
ある程度まで再生して、その服の本当の
寿命まで延命を繰り返してギリギリまで
使い続ける。
今仕事で着ている作業服なんて新入社員の
ころに支給されたやつだ。もう何百回洗濯
したか判らないけど、すっかり天日干しして
色も褪せたけど、まだ着るよ、だって普通に
使えるもの。
靴下なら、ここまでくるとそろそろ(靴下と
しては)引退時期。
たしか4年前に買った5足セットのひとつ。
今まで頑張ってくれてありがとう、お疲れ!
ただ、この5本指ソックスは踵無しのタイプ
だから、上下をひっくり返して今度は右足に
履けば、足の甲には穴があいたままだけど
まだもう少し使えるんだけどね<ばき
------------
こういう靴下はそのまま捨てるような事は
せずに、大体以下のように使う。
靴下 → 手に嵌めて水吹き用ウェス
→ 同磨き用ウェス → 油系拭き取り
ウェス → チェーン清掃 → 廃油処理
水吹きや磨き、油周りは車やバイクで
使う。廃油処理も使用済みのエンジン
オイルを廃棄する時に染み込ませる時に
使う。下着肌着系は木綿が多いから
よく水を吸うし、磨きもやりやすいからね。
また襟が擦り切れたり、穴が開いてきた
Tシャツなんかはこんな流れでコキ使う。
Tシャツ → 枕カバー(肌さわりがいい
のでオススメ) → 吸水ウェス →
含油ウェス → 廃油処理
枕に洗いざらした古いTシャツをかぶせて
使うと汗や脂も吸うしオッサン臭さも古い
Tシャツが受けてくれるし、首や顔への
当たりも心地いい。すぐひっぺがして洗濯
出来るので枕カバーや枕本体も汚れが
少なくすむよ(^◇^)
古いものが汚れ役をやってくれるから
その分新しいものはきれいなまま長持ち
する、汚さなくてもいいものは汚さずに
使える、という良好連鎖反応ってやつ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- リハビリはホントに大切(2025.05.06)
- 普通に歩ける夢を見る(2025.02.24)
- 波乱万丈の2024年も終わり(2024.12.31)
- 仕事納め(2024.12.27)
- 肩から荷を下ろす解放感に驚く(2024.04.25)
コメント
ビンボー症のもったいながり・・・はいはいここにもおりますよ。
食べ物は勿論、お気に入りの衣服は布がへたって糸に戻るまで使いたい、に一票です。
靴下はハイソックスを買って穴が空いたら繕い、大穴が空いたら足首から下を切り捨てて、
残りの部分で普通のソックスを作ります。切ったところを縫い合わすだけなので簡単。
さらに私の枕カバーも、お気に入りだった夏物の綿スカートです。
inoさん、ビンボー症もったいながり友の会の会長に就任なさって下さいな。
私もヒラ会員でぜひ参加したいです(^^)
投稿: 前向きピンク | 2016.02.16 00:15
前向きピンクさん:
節約ネタなら反応して頂けるかな、と思ってました(^^)
衣類って、使ってくるとくたびれてくるんですけど、
それだけ自分になじんで来ているような気がするんですよね。
自分が冬になると着る羊皮のジャンパーは自分が学生の
ころにバイトして買った人生で3番目に高い服なんですが、
あのころから今に至るまで、冬になるとずっと着ている
自分の一部みたいなもんです。買った当時、売り子の
おばちゃんに「一生モノですよ~」、と言われましたが
当時は何言ってんだろ、と思いましたが本当でした(^^;)
今ではズダボロなんですが、それでも一番暖かくて、
自分の身体に馴染む「一張羅」なんですよね。
人がそれをどう言おうと、自分のお気に入りなので
着れる限り着続けます。逆に流行に左右されて自分の
主義主張である衣類をコロコロ変える生き方の方が
自分にはよく分かりません(^^;)<ばき
でも、前向きピンクさんもさすがですね♪
そうやって、大事に大事に最後までコキ使って
もらえたら、服たちもこの世に生まれた意義を
目いっぱい感じられて幸せだと思います。
逆に自分が一番苦手なのは、捨てられたぬいぐるみ。
もっともっと一緒に遊んで可愛がって貰いたかった
だろうになぁ、と思ってしまうんですよね・・・(;_;)
胸を張って堂々とビンボー節約モッタイナイ!を
我々の生き様で示してやりましょう(^◇^)
投稿: ino | 2016.02.21 20:31