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2016年4月

2016.04.23

新居へGo!

疲れ果てているので短めで失礼。

今夜から新居での生活がスタート。
今まで住んでいた愛しのボロ屋は
5月末の引渡しなので、それまでは
二つの家を行き来して、コツコツと
引越し作業を実施するけど、生活に
必要なインフラは今日から新居側に
移動して、今夜は初めての夜(^◇^)

だけど、明日には早速現場に戻り
現場労働にいそしまねばならない。
とりあえず自分の住処が変わったよ、
という証拠画像だけUPする。

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新居はオール電化なので、台所の
火力は最新鋭のIHコンロだ。でも
自分ひとりが煮炊きするだけならば
カセットコンロの方が安い(苦笑)

Ihkonro

なのでこの通り、最新鋭IHコンロの
上に愛用のカセットコンロを置いた。
…オール電化の意味が無いなぁ(^^;)

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新居は平屋一戸建なのに2LDKという
こじんまりした作り。洋室と和室と広め
LDKにウォークインクローゼットがある。

和室には掛け軸が掛けられるような
立派な床の間があるので、我が家の
ご本尊様を据えてみた。

Tokonoma

ありがたや、ありがたや(-人-)<ばき

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…すみませんが今日はこんな所で(^^;)
 

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2016.04.10

最後のチューリップ、満開

自宅の庭には季節に応じて少しずつ花が
咲くように、色々な植物を植えてある。

春には特に色々咲くように、一度植えたら
野生化して毎年勝手に花を付けてくれる
ムスカリやチューリップの球根を植えてある。

自宅の裏には桜の並木があって、その桜が
満開になるこの季節になるとそのムスカリと
チューリップが咲く。毎年ノーメンテなので
どんどん弱って小さい花になってきてたけど
今年はどういう訳だか昨年よりも遥かに
多い葉が出て、この通りきれいに咲いた。

Flower2016

この週末は引越しのための荷造りや各種
手続きのため、現場仕事を休んで自宅に
戻って作業をしていたけど、そのおかげで
この花をゆっくりと眺めることが出来たよ。

この球根も自宅が取り壊されたら庭も全て
破壊され掘りつくされてしまうから、今年の
花を最後に全て死滅してしまう運命だけど
それを悟ったのか、それはもう見事に綺麗な
花を付けてくれた。中年のオッサンだけど
生き生きと成長して咲く花は大好きだ(^◇^)

…ああ、この家に住めて、この庭と共に暮らし
生きてこれた、この十数年間、自分は本当に
幸せだったな。お前たち、一生忘れないよ、
本当に!本当に!、ありがとう! (^◇^)/

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2016.04.03

備忘録:長期優良住宅地位の承継の承認申請

今度購入する家は長期優良住宅認定を
受けている。詳細やメリットやデメリットは
正直自分でも良く判らないがこういう事
らしい。詳細はリンク先を参照方。

それについて先日やった手続きを、内容を
忘れないうちにメモっておく。

これ、ネットでやり方をいろいろ調べたけど、
結局具体的な内容に辿り着く事が出来ずに
役所に出向いていろいろ聞きながらやった。
もしかすると他に知りたい人がいるかも、と
いうことでメモっておく。

なお役所の場所によってはやり方が違うかも
しれないので、あくまで自分がやってみて
無事成功したけど、これがどこでも通用する
とはかぎらないのであしからず。

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必要なもの

 ・申請書類:第六号様式
   → 必要事項を書き込んで持ってゆく。
     物件の認定証のコピーを入手して
     そこに記載されている内容を書く。
     名義人は当然買い手側の氏名。
     変更の理由は「売買による譲渡」
     と書いた。

     印鑑を押す場所があるのでそこに
     印鑑を押す。この印鑑は申請時に
     誤記があった場合訂正に使うので
     必ず申請時に一緒に持ってゆく事。

   ※ また後日に地位継承の認定証が
     交付された際、ここで使った判子で
     受取印を押さないと渡してくれない。
     受取時必ず同じ印鑑を持参する事!

 ・長期優良住宅保全計画書:
   → 新築時の維持保全計画書をそのまま
     コピーして添付する。ただし氏名は
     売主になっているはずなのでそれを
     二重取り消し線で消して、修正印を
     押して、買手側の氏名を手書きで
     書き込む。自分の場合は新築時に
     申請したハウスメーカーが作った
     大まかな項目がのってたA4の1枚と
     物件固有の計画が載った名義人の
     氏名が入ったA3横の一枚のコピーを
     添付した。

 ・地位の承継の事実を証する書類:
   → 不動産売買契約書の写し。表紙から
     最終ページの売主と買主の住所氏名
     が記載されたところまで全部が必要。
     第六号様式の申請書に書き込まれた
     物件の住所(登記簿上の住所なので
     表記上の住所と異なる場合があるので
     要注意。認定された後に町名が変わり
     当時と現在で異なる場合は旧地名を
     記載した下にカッコ書きで新地名を
     併記する必要がある)
     役所はこれを見て、売主の氏名が
     上記の保全計画書に載ってる者と
     同じで、かつ買主が継承者と同一で
     あることと、それが変更となる日つまり
     契約日を確認する。

   ※ この書類を確認する際、コピーに不鮮明な
     部位や印章が薄い等が見られた場合は
     役所側が「契約書の原本を見せろ」、と
     言って、窓口でコピーと原本とで相違が
     無いことを確認する事があるので(自分は
     あった)、コピーを単なる白黒モードではなく
     写真コピーモードにして鮮明なものにするか
     念のために契約書原本も申請時に持って
     きた方がよりスムーズに受付される。

 ・上記一式が完成したら、それを『正本』として
  一式、さらにそれを全部コピーした『副本』を
  用意して、その二部を役所に提出する必要が
  ある。 当日窓口に出向いて初めて判ったよ。

 ・印鑑:
   → 実印等でなく三文判でかまわないが、
     上記で書いたように、それを最後まで
     使うこと。シャチハタとかは避けた方が
     いいかも、自分はごく普通の印鑑を
     使った。役人の目の前で押す必要が
     あったので(訂正時)、スタンプよりは
     印鑑の方がいいと思う。

 ・本人が行けば委任状は不要。本人確認は
  されなかったが、念のため運転免許証等の
  身分証明書を持っていった方がいいかも。

 ・手数料:
   → 自治体によって違うらしい。事前に
     下調べした方がいいようだ。自分は
     1700円をその窓口で現金で支払って
     レシートの領収書が発行された。

これを役所の担当窓口に提出する。

申請書の片隅に鉛筆で申請者の携帯電話
番号を書いて、と言われることがあるので
役所には黒ボールペンと、シャーペン等を
持ってゆくことをお奨めする。

書類のチェックを行い、手数料支払いをして
受付が完了。後日(2~3日かかるらしい)
出来上がったら連絡が来くるので、窓口に
申請につかった印鑑を持って受け取りに行く。
自分は仕事の関係でどうしても翌日欲しい、
どうにか発行してくれ、と直談判した結果、
担当者が頑張ってくれて翌日受け取る事が
出来た。深く感謝。

担当窓口は自治体によって違う(こればっか)
長期優良住宅認定は本来県の事業らしいが、
ある程度の規模の市町村の場合はそちらの
市役所などに管理が移管されていることも
あるので要注意。売主側から認定証の写しを
貰って、その承認者が県知事なのか市長か
調べて県庁なり市役所なりに問い合わせを
する必要がある。

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…何でこんなことをしたのか、というと、長期
優良住宅は中古でも、いろいろな減税措置が
受けられるから。特に保全計画実行者として
名義を変えておくと、登記する際の登録免許
税が若干減免されるので、それを狙ってみた。

登録免許税は土地は固定資産額の1.5%、
建物は固定資産額の2%だけど、個人住宅で
所定の条件を満たせば長期優良住宅認定を
受けていれば、それが0.2%になる、…はず。

はず、というのは、この処置が平成28年3月
31日までだから。でも確かこれ2年間延長に
なるはず。そうなると今はまさにその期間、
建物の固定資産額の1.8%分の登録免許税が
減免される…はず(苦笑)

果たして、どうなることやら(^^;)
 

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2016.04.01

さらば、エアコン

我が最愛のボロい借家との別れも徐々に迫る。

仕事がどんどん忙しく加速してゆく状態の中で
どうにかして時間を作って休みを得て自宅に戻り
役所の手続きや私的契約解除やらの手続きを
して、戻って休むひまもなく部屋の整理と荷造り。

未来に持ってゆけるものは持ってゆくけど、持って
いけないものは断腸の思いで過去に置いて捨てる。
そうやってさまざまなものを捨ててきたが、今回は
ちょっと大物、このボロい借家、デジタルテレビも
電子レンジも持ってない貧相な暮らしの中で、唯一
贅沢の極みを感じさせてくれた、エアコンを撤去、
廃棄するのだ。

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貧乏節約暮らしをしていた自分にとってエアコンは
一種の敵だった。文明の象徴のようなそれに対抗
して自力でどうにかしてやろう、と散々がんばったが
不可抗力で入れたエアコンの快適さは最高だった。

その役目を果たし終えて、自分ひとりの暮らしに
再び戻ってもエアコンの潜在能力と毎年徐々に
パワーを増していった真夏のヒートパワーに、
この時に入れたエアコンは健気に頑張ってくれた。

自分が家計管理で投じた費用対効果としては
最高だったと思う。真夏の本当に暑い夜とかに
しか使わなかったけど、そこで得られる快適性は
金を出してでも得たいと思える素晴らしさだった。

購入したのは2007年の8月だから、まだ使い
始めてから10年もたってない、しかもその間に
稼動したのは年間30日弱だから、まだ270日間
くらいしか使ってないことになる。エアコンとして
まだまだ能力がある。だから本当は捨てたくは
なかった。ちゃんと取り外して、次の家でも使う
つもりだった。

…でも引っ越す家にはほぼ最新鋭の200V仕様の
1*畳対応の高効率インバーターエアコンが3台も
あらかじめ備わっていた。建屋はフル断熱で高
機密、サッシや窓もすべて二重仕様の断熱防音、
空調に関してはほぼパーフェクトで自分が手を
入れる余地がほとんどない。そんな完成された
住処に、もう9年前の最小最廉価のエアコンが
入り込む余地はまったくなかった。

もしもこのボロ家に続けて誰かが入るのならば、
そのまま譲って使ってもらってもいいのだけれど、
この家はこれからユンボに潰されて破壊される。

そうなると冷媒を仕込んだエアコンをそのままに
するわけにはいかない。残念だけれど、廃棄する。

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手順に則って、屋外機側に冷媒ガスを送り込み、
そこに封じ込めてから銅チューブを解体して
電源ラインも切った。屋内機から延びる銅管と
凝縮水ドレンホースと電源ケーブルを家の壁の
貫通口から出たところで乱暴に切断し銅管類を
撤去する。そして屋内機は下面にあるプッシュ
表示の部位を押しながら壁から引き剥がすよう
動かして、パックプレートと本体を分離して撤去、
バックプレートもタッピングで土壁に直接固定を
されていたのでそれも撤去した。所要時間は
大体30分くらい。なんだ、あっけないもんだな。

Airconpissing

なんか懐かしい原風景のような感じがする<ばき
そうそう、この家に引っ越してきた時はまさに
こんな感じだったよね。

撤去した本体や屋外機、ホース類はすべて
自分でこれを購入した大型家電店に持ち込み、
廃家電リサイクル法に基づいて適正に処理を
有償で依頼した。

Airconoff

引越しに向けて物事が進行してゆくのが
すごく重たいものがゆっくりと動き、しかも
少しずつ加速してゆく、そんな感じがする。

つまり、もう誰にもとめられないし、後にも
戻れない。そんな気がする。いやいや、もし
エアコンがあったって、元通りになんて絶対
戻れないんだけどね。

ただ、ちょっと寂しい。

安いエアコンとはいえ、いろいろな思い出も
篭っているし、暑くて死にそうな時には本当に
助けてもらった。深い感謝の気持ちで笑って
見送り、そして弔おう。

…今まで本当に本当にありがとう (-人-)

まだまだ使えるのに、もう使ってやれなくて
…ごめんな。 
 

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