もうそういう世代のヒト
某所への出勤は朝早い。
3:00に起きて3:30には宿を出発するのが定例だ。
出勤はライトバンを一人で運転するナイトドライブ。
一人きりで数十kmの夜道の運転なので、眠気を
防止するのと、毎日の数少ない楽しみとして、
NHK第一のAMラジオをガンガンにかけている。
なので聞いているのは常に「NHKラジオ深夜便」
大体だが前半は音楽、後半は「明日への言葉」。
この「明日への言葉」がなかなかいい。
どうでもいい内容のも多いけど、聞いていると
「おお!」とか、「へ~」とか、関心する事もあるし
風見慎吾の娘の事故の話なんて、涙なくては
聞けないくらい感情を揺さぶられた。
長く聞いているとしょっちゅう再放送があるが、
それを再放送と言わずに「アンコール」というのが
いつも違和感を感じる。だってラジオ傾聴者からの
リクエストが集まっての再放送ならそうだろうけど
NHKの勝手な都合で勝手にやってるだけの
再放送だからね。
また決まった時間に流れる「深夜便のうた」が
何ヶ月もの間、同じ曲を延々かけ続けるのが
本当に飽きてしまうのでそこは勘弁してほしい。
おっと前置きが長くなった、本題に行こう。
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少し前に、通勤の前半時間である音楽の放送
時間に、80年代のヒット曲が流れていた。
自分はちょうどその世代に音楽を沢山聴いてた
世代なので、懐かしくそれを聞いた。
終わって「深夜便のうた」コーナーに行く前に
アナウンサーがこう言った(うろおぼえ)
「この時代の楽曲もそろそろ深夜便世代の
対象になってきました」
「深夜便世代」というと早起きする老人世代、と
いう意味だと思っていたけど、そっか自分はもう
そういう世代に片足を突っ込んでいる、という
事なのか(-_-;)
年齢はだれもが平等に重ねて行くものだ。
どんな金持ちだろうと、最貧民と同じ速度で流れる
同じ長さの時間しか生きられない。時間は限りなく
平等なリソースなのだ。(高度医療等による延命は
除くよ、あくまで平均的な考え方でね)
だから望まなくても人は老いてゆく。自分も(誰もが)
確実に、NHKの言うところの「深夜便世代」になる。
その代わりにワカモノが新しい時代を担って生きる。
昔は自分もそうだった、今はかつて遠くに見ていた
老人世代に自分がなりかけている。…ワカモノよ、
意外と早く、ここに到達しちゃうから要注意な(^^;)
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