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2017.03.26

もうそういう世代のヒト

某所への出勤は朝早い。

3:00に起きて3:30には宿を出発するのが定例だ。
出勤はライトバンを一人で運転するナイトドライブ。
一人きりで数十kmの夜道の運転なので、眠気を
防止するのと、毎日の数少ない楽しみとして、
NHK第一のAMラジオをガンガンにかけている。

なので聞いているのは常に「NHKラジオ深夜便」

大体だが前半は音楽、後半は「明日への言葉」。

この「明日への言葉」がなかなかいい。
どうでもいい内容のも多いけど、聞いていると
「おお!」とか、「へ~」とか、関心する事もあるし
風見慎吾の娘の事故の話なんて、涙なくては
聞けないくらい感情を揺さぶられた。

長く聞いているとしょっちゅう再放送があるが、
それを再放送と言わずに「アンコール」というのが
いつも違和感を感じる。だってラジオ傾聴者からの
リクエストが集まっての再放送ならそうだろうけど
NHKの勝手な都合で勝手にやってるだけの
再放送だからね。

また決まった時間に流れる「深夜便のうた」が
何ヶ月もの間、同じ曲を延々かけ続けるのが
本当に飽きてしまうのでそこは勘弁してほしい。

おっと前置きが長くなった、本題に行こう。

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少し前に、通勤の前半時間である音楽の放送
時間に、80年代のヒット曲が流れていた。
自分はちょうどその世代に音楽を沢山聴いてた
世代なので、懐かしくそれを聞いた。

終わって「深夜便のうた」コーナーに行く前に
アナウンサーがこう言った(うろおぼえ)

「この時代の楽曲もそろそろ深夜便世代の
 対象になってきました」

「深夜便世代」というと早起きする老人世代、と
いう意味だと思っていたけど、そっか自分はもう
そういう世代に片足を突っ込んでいる、という
事なのか(-_-;)

年齢はだれもが平等に重ねて行くものだ。

どんな金持ちだろうと、最貧民と同じ速度で流れる
同じ長さの時間しか生きられない。時間は限りなく
平等なリソースなのだ。(高度医療等による延命は
除くよ、あくまで平均的な考え方でね)

だから望まなくても人は老いてゆく。自分も(誰もが)
確実に、NHKの言うところの「深夜便世代」になる。
その代わりにワカモノが新しい時代を担って生きる。
昔は自分もそうだった、今はかつて遠くに見ていた
老人世代に自分がなりかけている。…ワカモノよ、
意外と早く、ここに到達しちゃうから要注意な(^^;)
 

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コメント

ああ、80年代。ほんとに懐かしいですね。
その頃の曲を聴くと青春だった時代が蘇ります。

私は7時半のバスで通勤していて、ちょっと早いなあって
思ってましたけど・・・inoさん、3時とは・・(lll゚Д゚)
本当にお疲れ様です。

4月からはご自宅暮らしですか。
少しゆっくりした暮らしができますように。

投稿: 前向きピンク | 2017.03.27 00:30

前向きピンクさん:

コメントありがとうございます(^^)

現場で一緒に働いていたワカモノが洋楽が
好きだ、というので、自分が知ってる楽曲や
アーティスト名を言ったら全然知らないとの
事で、ジェネレーションギャップとはかくも
残酷なものか、としみじみ実感しています。

でも、あの時代を共に生きていた人たちは
洋楽も邦楽も、聴くだけで脳内でタイム
スリップ出来ますよね(^^)♪

現場は諸事情でそんな時間の勤務体制でした。
長くやってるとそれが習慣になってしまって
20~21時になると眠くなって、寝ると今度は
3時くらいに勝手に目覚めてしまいます。

意外にも、その生活リズムは苦ではなくて、
むしろ健康的なのかな、とも思います。
以前は激務になると疲れていても夜眠れず
(したくないのに仕事のことが脳内に浮かんで
寝ても夢の中で仕事で悩んだりしてしまい
ちっとも休まらないので)睡眠導入剤を
飲んだりしてた時もありましたが、このリズム
だと、ほぼ確実に21時には熟睡出来ました。

でもこれって老人の生活リズムじゃないの?、
と思ったりもしましたが、あと少しでそういう
世代になりますから、その予行練習だと思えば
悪くはないな、と(苦笑)

明日から、また違うリズムで刻まれる生活が
始まります。仕事も今までと少し毛色の違う
ことがやれそうです。変化ある所にチャンス
あり、自宅生活もこっちの仕事も頑張ります。

投稿: ino | 2017.04.01 21:01

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