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2020年5月

2020.05.31

さらば、半自動洗濯機

自分が長く使っていたポンコツ洗濯機のネタをUPしたのは…調べたらなんと8年も前だった(^^;)

過去のネタにあったように、回転槽のロック機能が死んだまま、ずっとゴム板を丸めて挟んで使い続けてた。ずっとそうやってきたから、洗濯というとそういうモン、と生活の中で固定化しつつもあった。

Hanjidousentakuki

だが、形あるものはいつか崩れて、電化製品はいつか壊れて動かなくなる時がやってくる。3月ごろから、半自動洗濯をしてると、カランカラン、と何かが何かに当たる音が聞こえるようになってきて、それがだんだん振動を伴うようになってきていた。何が起きているかを詳細には調べなかったけど、機械としてそろそろ限界を迎えつつあることは何となく判っていた。

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この洗濯機、今だから言うけど、実は結婚した時に買ったもの。諸事情で入籍だけしてその一か月後にすぐ新居に引っ越して新生活をするために、とりあえずあわてて買った安物、というと怒られるけど、当時は一番安かったかもしれない、単身者用クラスの4.2kgのだし。

その後、ごく短い結婚生活が離婚により終わり、洗濯機は自分が持ってかつて住んでいたボロい長屋に引っ越した。それがもう20年くらい前の話。しかも8年前に「一年前くらいから壊れた」と言っているから、約10年間使って壊れ、その後9年間は壊れたままでゴム板を抜き差ししながらずっと使っていた。

家電の耐用年数は8年くらいだという。つまり倍以上働いてくれた、そう考えるとよく今まで頑張ってくれた。ありがとう、助かったよ。でももう限界なんだね。

Oldsentakuki

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新型コロナウィルス騒動で、外出自粛モードになっていたGWに、自宅から歩いていける距離にある家電量販店に出向いて、自分以外の客がほとんどいないガラガラの店内で品定めして、店員に相談して、そこから値切って<ばき、そしていくつか家電を買った。洗濯機はそのうちの一つ。残りはまた別ネタで紹介する(^^ゞ

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新しい洗濯機を買うにあたって、自分が求めた条件は以下の通り。

 ・洗濯を開始したら終わるまで自動で進行すること(こんなの当たり前)
 ・深夜電力の安い時間に洗濯出来るようにタイマー欲しい(これも当たり前)
 ・洗い始めた後から洗濯物を追加で放り込めること(よって縦型限定)
 ・4.2kgの洗濯機だと正直小さかった、もっと多く洗いたい(毛布くらいは自宅でやりたい)
 ・乾燥機は持ってたけどほぼ使わなかったからもういらない(必要となれば浴室乾燥機を使う)

そのため、「縦型」、「8~10kg」、「乾燥機能無し」(ただし風乾燥はあると嬉しい)で、安くて値切れるものをチョイスして商談した。

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詳細は省くが、新家電がやってくる搬入日。朝方最後の洗濯をしてみたら、今までに聞いたことのないくらい大きい音と、ガタガタ!いう振動が出た。なんだか捨てないで!、と泣かれているような気もしたが、今までと違いすぎる状況に、コイツが無理やり音と振動を出して、自分に長年連れ添った洗濯機を捨てる罪悪感を薄れさせてくれているような、そんなやさしさまでもを感じた。ホント長いことありがとう。じゃあな、正しく家電リサイクルされたら、またカケラでもいいからウチに戻ってこいよ、歓迎するからさ(^^)/

9年間も突っ込み続けた黒い薄ゴム板2枚を残して、旧洗濯機と、ほとんど使ってなかった乾燥機は、あっけなくバラされ倒され担ぎ出されてトラックの荷台に乱暴に積み込まれていった。(BGM:ドナドナ)

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空いた場所を雑巾がけして掃除してたら新洗濯機がえっちらおっちらと二人掛かりで運ばれてきて据え付けられた。
やあ、よろしく!、これから何年供にするかわからないけどよろしく頼む、出来れば壊れないでくれな(^^;)<ばき

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どっかり据わったのは東芝製の8kgタイプ、縦型、風乾燥付き。以前の旧洗濯機は4.2kgと小さく、モーターに強いという下馬評の日立製だった。実際19年チョイも(壊れながらも)使えたけど、今の時代の洗濯機はどこまで持つだろう?、日本メーカーとはいえ、もう白物家電は殆どが中国やアジアの会社になっていて、この洗濯機も東南アジア製だしなぁ。

試しに洗濯してみた。この機種は風呂水をくみ上げて使うポンプが内蔵されてるので、取説を見ながら専用ノズルを伸ばして浴槽に突っ込んでそういうモードにしてスタート!…あれ?動かない??、いろいろ調べたら、インターロックで上蓋を締めないと洗い始めないのね、旧は洗いは開けたまま出来たけど今のは無理みたい。

Newsentakuki

閉めたら水道水がジャンジャン注がれて風呂から吸い上げない。あれ?、と思ったら数分後に違う音がし始めて、吸い込み始めた。ある程度水を飲みこんでからインペラが回って攪拌水流の中で洗濯物が踊り始めた。

…あらま、静かだわ。最近の洗濯機の音ってこんなに小さいのね。旧は調子が悪かったのもあって夜中に脱水すると近所迷惑になるかとヒヤヒヤするくらいだったけど、これなら深夜にタイマーで洗濯しても目が覚めないかも、そのくらい静か。洗濯終了後、さらに試しに風乾燥モードで2時間くらい運転。すると化繊地のシャツは結構水分が飛ぶ。木綿のTシャツはそれなりだけど、でもこれは意外と使えるかも風乾燥。

さあ!新しい機能とともに、今までにはないワクワクの新生活が始まるぜ!!

…と、思ったけど、実はあんまり生活が変わらない。タイマーが使えるとはいえ、朝起きてから寝てる時に着てた下着や、オッサン臭が染みついた枕カバーとして何枚も用意して使ってるボロくなったTシャツを洗濯機に突っ込んで、洗面器で浴槽の残湯を汲みだしては洗濯機にザバー!っと注いでいた、そんな洗う習性が自分に染みついてしまっていて、せっかく新兵器が導入されたのに生活パターンが思ったより変わらない。容量が倍増したのもあって洗濯頻度も少し下がって、洗濯する回数が減ったのもある。そのために洗濯物を一気に干すためのハンガーはちょっと増えたけど。

Hangercolorful

まだ機能を全然使いこなしていないけど、これから少しずつ新機能を使ってみよう!
…しかしフタしないと洗い始めないのはやっぱ不便だよなぁホント。

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2020.05.03

アマチュア無線を再開しようかな?

大昔、自分が小学生だったころに、電子工作にハマり、その延長線上にあったアマチュア無線を中学生の頃に始めた。

当然中学生で高価な無線機なんて買えなかったけど、資格を持っていた叔父が古い無線機をくれたのでそれを使って恐る恐る空に出た(電波を発することをこう表現する)

当時無線通信は最新のテクノロジー(だと思った)で、おもちゃのトランシーバーをはるかに超える性能で、近所はおろかEスポが出れば全国の色々な人と会話することが出来て楽しかった!。それに小学生の頃に住んでいた市から親の事情で隣の市に引っ越したことで、同好の志の友人らとのコミュニケーションを無線機を使って取る事も出来た。

無線は高校生の頃まで盛んにやっていた。でもそこからマイコンブームが起き、自分の興味は時代の最先端であったそちらに移ってゆく。結果として社会人1~2年の頃まではツーリングで固定メンバーと会話するためだけに使っていたアマチュア無線も、アナログからデジタルへと改革が進み普及が加速していった携帯電話とPHSに役目を譲って、自分の趣味としての無線はそのころに終わった。5年間の有効期限のある無線局免許状もその頃を最後に切れたままだ。

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そして月日は流れ、今はインターネット万能の時代。文字でのコミュニケーションはアマチュア無線でRTTYという通信があったけど装置は高価で、昭和の少年には夢の機械と世界でしかなかった。でもマイコン改めパソコンはそれを現実的なレベルに引き下げてくれた。RS-232Cを有する8bit-PCでANK文字のみの、借りてきた300bps音響カプラに受話器を押し込んだ草の根パソコン通信から始まり、漢字第一水準ROMを乗せた16bit-PCでMS-DOSを起動し2400bpsのMNPクラス4モデムでパソコン通信プロバイダでの日本語コミュニティを経て、マウスとGUIによるOSとネットスケープナビゲータとADSLで画像とMIDIファイルによる革命的な画像と音楽の鳴るホームページビルダー製のホームページを経て、今では一応在宅で勤務出来たり、家電すらネットにつながって冷蔵庫の中身を携帯端末から確認する時代になった。ほとんどSFの領域だね(^^;)<ばき

そんな中、無線通信はアナログでオールドテクノロジーの象徴、アナクロの極みとなり、一時期のバブルのスキーブームの頃に発生したにわか大量開局以降、アマチュア無線の話を聞く事はほとんどなくなっていた。

そして今、新型コロナウィルスのパンデミックで自宅待機を求められ、出勤せず在宅勤務で、人とのコミュニケーションがあまりとれない状態になった。休日ともなると、丸一日誰とも話をしてない、という事もある。先日ラジオのニュースで、NYで電話アンケートを実施したら、通常だと電話アンケートは1割くらいしか回答してくれないのに、会話に飢えた市民が長々と話しをしてくれている、という話が流れていた。会話は(音声に限らず)人と人とのコミュニケーションの原点、人が人である象徴でもあるから、それが断たれることは大変だと思う。

その時に電撃的に思い出した。ああ全く見ず知らず(会話してるうちに声だけ知っている知人になるけど)の人との会話が出来るアマチュア無線ってワクワクで面白かったな、と。

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学生当時の財力では限界のあったアマチュア無線も、サラリーマン末期の今をもってすれば、屋根の上に高効率のアンテナを上げて、いい無線機をそろえることも難しくない(バイク1台増やすより安い!)。それに昔使っていた古い無線機もまだ何台かある(今はバイクの排ガス規制のような、電波のスプリアス規制があるから古い無線機はそのまま使えないんだろうけど)

試しに古い(とはいえ自分が持っている無線機では最新の)430MHzのハンディ無線機を引っ張り出してきて、バンドのメインチャンネルをワッチしていると、たまにご近所からかな?、59で入感するCQコールがある。そっか、まだやってる人は アクティブに空に出てるんだね(^^)

来るリタイヤ老後生活の趣味の一環と、会話するコミュニケーションの手段の確保を兼ねて、アマチュア無線を趣味として再開するかな~。
昔使っていたコールサインがまだ使えるようなら、考えてみようかな(^^;)?

Musen2020

ネットワーク上でのテキストコミュニケーションも楽しいんだけど、直接しゃべるコミュニケーションも大好きなので、だからオフラインミーティングとか、バイクが集まる場所に出向いて多くの人とバイク談義するも大好き。でも直接対面するコミュニケーションが感染リスクを広げるなら、無線通信はアフターCOVID19の時代と、独居老人生活が求めるものに広くマッチする気がするんだよね、ハロ~CQCQ(^◇^)♪

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2020.05.02

在宅勤務に思う事

新型コロナウィルス感染拡大を受けて、新天地(という名の古巣)に移った自分もわずか一週間程度の勤務をしただけで、在宅勤務に移行することになった。

以前の古巣業務は装置を使って手を動かさないと成り立たない仕事だったけど、現在の仕事は比較的事務要素が多い職位なので会社のシステムにネットワークでぶら下がったPCを自宅にもっていけば、仕事ができない事はないだろ、日本は緊急事態宣言なんだから、通勤しないで自宅で仕事しろ、という圧力があったことは否めない。

だが在宅勤務なんて自分もそうだし、同僚も今までほとんどやったことなんてない。それが全員でいきなり在宅勤務モードに移る、というのは念入りに準備されていつでもカモ~ン!、というやり方ではなく、みんながみんな、不安と疑問をかかえたままでの壮大な社会実験、という扱いの見切り発車で行き当たりバッタリでのスタートだった。

さすがにいきなりやれと言われた当日から全員移行は出来ず、一週間かけて2名ずつ送り出して、トラブルシューティングとノウハウをグループ内で実施周知し、最終的に自分以外のメンバーが全て在宅で仕事が出来る状態になったことを確認してから、自分もPCを担いで帰って在宅勤務モードに移行した。最終日は自分だけが事務所に出社して他がテレワークだったのである意味自分自身も送り出しながら予行演習が出来ていた。

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… 在宅勤務はある意味衝撃的な働き方だった。

・通勤時間がゼロで、朝も夕もプライベートが突然仕事モードになる。
・でも自宅なので私生活と仕事モードの距離間がほぼゼロで切り替えしにくい
・ネットワーク負荷が毎日増していって最後は半日アクセスできないオフラインデーが発生。
・その状態でコミュニケーションがメールとIP電話とビデオカメラ経由となり隔靴掻痒状態
・同僚や部下が何の仕事を今やっているのかも電話等で問い合わせない限り全く判らない
・意識してアナログコミュニケーション(電話等)を取らないと表情や身体の動きが判らず心身が健全なのか不調なのか判らない
・自分が相手の仕事の進捗が判らないように、自分の仕事も相手は進捗が判らない。
・ネットワーク不安定を差し引いても仕事が出勤時よりも捗らない
・なのに定時に仕事を始め、昼休みに1H仕事を止めて、午後から再開して、定時まで、と時間管理される。
・時間管理されてる仕事モード中でも、100%プライべートの私用が呼び鈴一発で割り込みかかる。
・なので昼休みや途中の休憩が仕事なのかプライベートなのか境界があいまい(事務所なら仕事だ)
・仕事が終わってPCをシャットダウンした瞬間に100%私生活スタート。

挙げげだすときりがない。でも要約すると、仕事っていうのはそれを行うために整った場所にそれを行う人が集ってやることが色々問題もあるけれどやっぱり最適なんだな、ということ。何となく離婚した直後の、一人暮らしの再開の時に少し似たような感情を持っていたような気がしないでもない。一人暮らしになった気楽さと、一人で生きねばならない事への不安、一人でやらねばならないことの不自由さ、そのバランスを美味く取って波に乗れるようになるまでの漠然とした不安感とそうでなかった失った過去への惜別がゴチャマゼになってる、そんな感じ。

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ただ自分はある意味ラッキーだ。なぜならある程度広さのある家に一人暮らしなので、仕事用PCを置いた仕事エリアと、私生活エリアを分ける事が出来る。そして自宅内業務を邪魔するものは宅配便の配達くらい。

Zaitakuworkarea

家族がいて、子供も休校で自宅にいる場合なんかでリビングやダイニングにPCを置いてテレワークしなくてはならない人もいると思うけど、その点では自分は恵まれている。そして、ちょうど4月から事務仕事をメインとする管理職務に係るようになったので在宅勤務である程度対応できる。現場仕事や工場での製造をやってる仲間は在宅なんてできないから、そのまま出勤を継続していたもの。

あとは自分の欲望をカタチにした自宅の中で自由人inoと、仕事人inoへの変身をきっちり切り替えられればコミュニケーションが悪くやる仕事なす仕事が伝わらず、指示や成果が隔靴掻痒にして暗中模索なテレワークだけどどうにか出来そうな気がする。

…なので、一計を講じて、仕事を始めるタイミングで、普段着から現場仕事での正装だった、作業服に着替える事にした。意味はほとんどない、ただ自分の気持ちを切り替える、それだけ。でもこれが意外と効いた。

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どうにかこうにか在宅勤務のやり方をつかみつつあった4月後半に、早々にGWが始まってしまい、在宅勤務はいったん中断。GW開けからそれを再開するか、それとも事務所に出勤するようになるのかは、5/4の国の緊急事態宣言延長決定によると思われる。おそらく在宅勤務がまだ続く。でもそれは本来陸に生きる生き物が、やむなく泳がされているような不自然さを伴った緊急応急対応状態だと思う。このままずっとテレワークで何年も仕事をやってください、と言われたらこのままでいいかを悩むだろうな、本気で。

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2020.05.01

指先がイタイ(T_T)

今日から5月。旅に出れない自宅生活の長い休みも半場にさしかかってきた。

で、今日は天気が良く、今までに一通り車やバイクを弄ってきたのでじゃあ庭のメンテをしよう、と麦わら帽子をかぶって庭木の伐採と雑草毟りを延々丸一日やってた。庭草もまるで初夏のような暑さに元気いっぱい。

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Imo2020
Negi2020

食える植物も元気だけど、花も綺麗♪。でもしつこい雑草もガンガン茂っていたのでザクザクブツブツと雑草を抜いて毟って土を掘り返して根を出し…、と素手で薄暗くなるまでやってたら、指先が酷使されてイタイのなんの。キーボードをたたくだけでイタイ~(T_T)

実はこの文章を打つだけでも四苦八苦。雑草との闘いはまだ進捗50%…すみません今日はここまで、指先を氷水で冷やして養生します(泣)

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