ゴルフは一生やらない
職場の職位が上がって現職に社内転職をしてから、ある圧力が自分にかかり続けていた。新型コロナウィルス騒動が起こった事で最近はあまりないけど、感染が収まってきたら必ず再発するので、いい機会なのでUPしておく。
それは社内のゴルフコンペへの参加を(ほぼ)強制する力。管理職たるもの社内ゴルフぐらいして当たり前で、土日祝日の余暇の時間を会社のメンバーと過ごす事でより濃密な業務コミュニケーションが取れて会社運営に有益、というどこにも書かれていない不文律がどうも社内(の上層部)が感染しているらしい。
自分は若い頃、父親に連れられて打ちっぱなしに何度か行ったことがあるだけで、ごくたまにストレス解消でバッティングセンター替わりに練習場で最低玉数だけ打つ以外にゴルフクラブを振った事がない。それを知った社内ゴルフをやる連中が、イジメと嘲笑の対象が表れた!、とばかりにほぼ暴力的なゴルフイベントへの参加要請が定期的に入る。大変申し訳ない話だけど、自分は残りの人生でゴルフに人生のリソースを1分1円たりとも割り振るつもりが無いので、お誘い頂いた事に対する礼儀として全てのお誘いに一度だけ無下に断りを入れて、そのあとに続く追加の要請は全て無視している。
この行動に対して上役からは良くない評価が自分にされているようだ。でも自分は自分の残り少ない人生のリソースを自分自身の判断と責任で決める権利を有しているし、上役に気に入られて今以上に出世したいとかいうスケベ心を全く持ってない。なのでこれが自分の社内的立場を悪化させる要因となったとしても何も問題も感じない。給料が下がると言うならとっとと下げればいい、だって今の給料で何も生活に困ってないんだもの、下がったって今の生活やもっと下のレベルの生活も普通に出来るから小銭欲しさに自分の大切な時間や人生のリソースを無駄使いしたくない、絶対に。なのでそれでいい。
そういう自分ではあるが、ゴルフに対するスポーツとしての面白さに対しては実は異論はない。真面目に根詰めてやってみたらきっと面白さも感じるんだと思う。でもその楽しさを全て台無しにするイビツな社内力学が作用したゴルフコンペを、少なくとも末端要員の自分はきっと楽しめない。会社という要素が100%排除されるのなら今からでもやってみてもいいかもしれないけど、サラリーマンである限りやる意味は無い。そんな時間とカネがあればそういう連中は興味が無い、バイクや、車や、アウトドアといった今の趣味にもっと費やしたい。その方が自分の人生にとって間違いなく有益だからね。
そういう主張を社内ですると、「お前は間違っている!」、「社内のメンバーとゴルフしないとやる意味が無いだろ!」という偏ったカルト宗教的な価値観の押し付けをされる。そのモチベーションがどこから出てくるのかさっぱり理解できないくらいの強力さをもって、自分に何が何でもゴルフをさせようと圧力をかけつづけてくる。それをいつまでたっても諦めようとしない事に心底ウンザリしていて、加速度的にどんどんゴルフが嫌いになっている(-o-;)
そんな時間があったらバイクに乗って、そしてガソリン代を使うよ。その方が自分の人生にとっての有益度が、心底いやいやゴルフをするよりも何万倍も有益だから。なので自分は絶対に(会社関係者と)ゴルフはしない。他人はどう判断するのかは自分は感知しないのでやりたい人はやるべきだし、やりたくない人に醜いハラスメントをしかけてまでやらせるべきではないと思う。なのに今も世の中にはゴルフハラスメントが蔓延している。本当に残念だけど、いつか会社組織内のゴルフ同調圧力が違法なハラスメントとして認識されて世のサラリーマンが嫌々でゴルフをしなくても済むような社会になる時代が来る事を心の底から願ってやまない…(-人-;)
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