無線熱、少し高まる
少し前に、以前やっていたアマチュア無線を再開しようか考えてるという話をUPした。
手持ちの古い無線機はみんな電解コンデンサがパンクしてる古い家電特融の香りを放っていて、少しは使えるだろうけど、本来の性能はおそらく発揮できない気がする(以前画像を上げた奴は比較的新しいからメンテすれば使えそうだけど)。となると新たな初期投資をしないとダメなんだよなぁ、と思ってヤフオクなり、メルカリなりをツラツラと覗いていたら…気が付いたら中古の無線機を落札してた(^^;)<ばき
入手したのはヤエスのFT-817ND。コンパクトボディにバッテリー駆動(外部電源も当然可)で、430MHz以下の周波数帯全て出れるオールバンド&AMまで波が出せるオールモードという恐ろしいヤツ。出力は最大5Wらしいが、元々自分はQRP(小出力通信のこと)嗜好があって、以前開局してたときはポータブル機で3Wとか、ハンディ機1.5Wとか、ミズホ通信のピコシリーズで2Wとか、そういうを使ってたりしてフルの10W出してた事は殆どないので5Wもあれば十分。小さすぎて操作性が悪いとか表示が見にくい、という悪い下馬評もあったけど、元々アナログ機を使ってた自分からすればデジタル表示なだけで最新鋭。操作性も元ピコトラ使いとしては何の問題も感じない。これは旧タイプで現行はモデルチェンジしたFT-818NDだけど、違いはTCXO水晶が入ってて出力が5W→6Wに代わってバッテリ容量が増えたくらいなので、じゃあとオプション水晶突っ込んで、バッテリーも中華リチウムポリマー入れてみた。これで旧型817NDでも十分現役続行でしょ?。現代に甦ったピコシリーズ、スーパーピコトラみたいなもんだよね817は(^^)
このピコ21Sもぢつはまだ電源入って下記のアンテナ繋いで受信出来る事は確認した。送信はマッチング取れたアンテナ無いから判らないけど、完動のFT-817NDがあれば、もうこのピコの出番はないな、味はあるんだけど(^^;)
------------
…で、当然だけど今は開局していないのでこれを使って送信は出来ない。なので当面受信に専念する。必須となるアンテナは適当にウッドデッキの手すりに針金を這わせて、それを金属製の物干し竿に電気的に接続し、さらに物干し竿合計3本を電気的に導通させ、しかもその物干し竿の末端からさらに数m針金を伸ばし庭木の間にアンテナを張った。ちゃんと庭土にアース棒刺して同軸ケーブルのシールド側をアースに落とした。
電波を出すのならこれは全然マッチングもなにもないダメダメだけど、受信するだけならロングワイヤーアンテナはアリだ、この無線機は受信範囲が広くて、アマチュア無線だけでなく、普通のAMラジオや短波ラジオ、FMラジオもみんな聞けるので、中学生の頃に持ってた短波ラジオ(東芝のトライX1600だったっけな?)のロッドアンテナにエナメル線繋いで画鋲で止めて壁に這わせて短波放送を聞いてた時以来久々のBCL(遠方のラジオ局の受信をすること)に挑戦、…ラジオたんぱ数十年ぶりに聞いた(苦笑)。やー、なんだか少年の頃に戻ったような気分だ、たのしー、令和の今でもBCLカードって貰えるの(^^)?<ばき
------------
針金&金属物干し竿ロングアンテナwithアース、地上高は低いけど折り返し長さがトータル15m以上あるからHFのアマチュアバンドも一通り聞ける。令和の時代なのに今も空は意外なくらいにぎわってるんだな。局長平均年齢60歳以上という超々高齢化した世界だけど、あと10年くらいはアナログ電波で遊べそうな気がする。
…よーし、久々に再開局してみるか。嫌な事も山ほどあるだろうけど、嫌になったらそこでやめればいいや、一度再開してみよう、大昔にせっかく勉強して免許取ったんだから、使わないともったいない。とはいえ昔と違って今は電波利用税だ、旧リグ認証費用だ、とイニシャルだけでなくランニングコストもバンバン発生するんだよね、税金大嫌いだからそこだけひっかかる。まぁ無駄な納税に我慢出来なくなったら、そこで止めれば課税逃れ出来るんだからそれでいいや(^^)♪
最近のコメント