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2021年9月

2021.09.30

緊急事態宣言解除前日に思う目の疲れ。

明日には解除となる緊急事態宣言。

…だが、これが「安全になったから」と思う人は多分居ないと思う。解除されたことで新たな感染拡大の口火が切られた、と考える方が普通で、警戒の手綱を緩めるようなことは多分出来ない。まぁ浮かれポンチで飲み屋に繰り出すような輩や、いきなり旅行の予約をしだすような人もごくわずか居るとは思うけど、申し訳ないけどそういう人は自身が感染するし、他人に感染を広げると思う。

そういう状況の中で数年前までは労働者の甘え、として家庭の事情を鑑みて特別に許可してやらんこともない、くらいの導入に極めて高い明文化されてたり不文律だったりの理不尽に高いハードルが設定されていて、制度はあるが現実には誰も使えない、と揶揄されていた在宅勤務が、気が付けば一般日常化しつつある。かくいう自分の職場もそういう制定されていても誰一人取れないし言い出せもしないくらいだった夢の在宅勤務を自分もやっている。

諸事情で週の半分くらいだけど、自宅に籠って社給されたPCを自腹で契約したネット回線につなぎ、一円の補助金も無しで莫大なネット通信量を日中に使って仕事をしている。傍から見ると一方的に労働者が損するように見えるけど、これは会社側にも労働者側にも、良いこともあれば悪いこともある結果としてゼロサム。こんなのは昔からとっととやればよかったし、出勤してていても在宅でもさほど変わらない業務量をこなせることが新型コロナという強制カタパルトによって始まった壮大な社会実験の結果判明してしまったから、もう元には戻れないと思う。

…と、まぁここまではよくある話。

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今日はここからの話、というかただの愚痴。

自宅で目いっぱいPCを使って仕事をすると、初老の領域に入っている身体で目の衰えと疲れが激しくて、夕方から夜にかけて、私物PCの画面を見るのが正直辛い。老眼の症状(ピント調整機能が衰えてきて手前の物が見えない、小さい文字が読めない等々)がただでさえ進行していることに危機感を感じるのに、この在宅ワークでPCを使った仕事量がドバっと増えたことで目の衰えの加速が止まらない。もうここまで来たら労災扱いしてもいいんじゃないか?、と思うくらい目が辛い。

目が衰えたことで自分にとって一番びっくりなのは漫画と文庫本、雑誌類を読まなくなった買わなくなったこと。蔵書もそうだし新刊も興味はあっても手に取らないし買う気もしなくなった。老眼鏡をかければ読めるのだろうけど、老眼鏡やルーペ類はそれを使っている間はいいけど、終わって外すともう目の焦点が合わなくて昔の漫画表現でいうところの「メガネ…メガネ…メガネ…」とメガネを探さないと何も見えないような、そういう状態になるのが嫌なので使わない。

もう少し目を休めるような、事務仕事と現場仕事が適度にミックスしていて目の負荷が今より低かった現場労働の頃が懐かしい…、とふと思ってしまう。残業毎月150時間超とか当たり前だった時代だけど、私生活を切り捨てることの代償として実入りは良かったし、達成感ややりがいもあった。とはいえ連休はまず取れず毎日23時以降にならないと帰れず、そのまま夜間勤務もあり、なんて職場は今の価値観で言うと何を言おうがただブラック認定されて、誰もそんなところで働きたくない、と思うだろう。だけど全てを知って判った上で、自分はそれをまたやってもいいかなと思う事もある。

おっと、話が大きく脱線した、元に戻そう。

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そんなこんなで平日の夜にこうやってキーを叩いて文章をツラツラ書くのは、以前は楽しみだったけど、今は半分苦行みたいになってる。

例外として、休日の昼間バイクに乗って戻って来て寝るまでの間は、動体視力を使って遠方の自然を眺め続けることから実は目の疲れが仕事のそれとは比較にならないほど弱く、視力も回復してピント調整機能もよくなってるのでPCを触って文章やら家計簿やらを記すのに適している。

ということで、次回UPは多分休日の夕方から夜です。まぁ雨が降ったりした場合は休日の午前もありえますがそれはレアケースかと。
更新滞りスミマセン。10月はネタがたまってるので毎週更新を目指します(^^ゞ
 

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2021.09.02

有料なのね、じゃあこっち使うわ

もう一年以上も前になる話だ。俗にいうレジ袋と言われる買い物をした際に無料で貰える手提げのポリ袋が去年の7/1から有料化された。

再生プラ使用率がある程度あれば無料配布可とか、やたらややこしく面倒な制度にしたため、この店では無料だけどこっちでは有料といった混乱も見られたが、でもある程度時間が人々を慣れさせて、多くの庶民はマイバッグと言う名の過去に貰ったレジ袋を何度も何度も畳んでは持ち歩き再利用するムーブメントが定着した…ように思う。

…え?、毎回有料で買ってる?、いやそれは個人の自由だから。自分は買わない、去年の有料化以降一度も有料で袋を買ったことなんてないよ。上記の通り以前無料だったころにコツコツと貰ってはキレイに畳んで保管してたものを、通勤カバンやバイク用のウェストバッグやらの片隅や車のダッシュボードとか、生活のあちこちに広く薄くバラまいて、どこにでもレジ袋があるようにした。そしてそこから使った袋は何度もキレイに畳みなおしてリユースして、最後はそれが破けるまで使けている。

何でせいぜい数円でしかなのにこんなことするのかって?、こんなの明らかに使わなくてもいい無駄金なんだもの。

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と、いう事で、日々の買物対応ではレジ袋有料化の影響は徹底的な再利用のおかげで殆ど無い。

でも困ったことが一つある。それは日常のゴミを捨てる袋としても利用していたこと。自分が住む自治体は指定有料ゴミ袋ではなく、こういった代替袋でゴミを出すことが認められているので、買い物の都度無料で貰うレジ袋は貴重な生活用品として、ゴミ出しにも便利に使っていた。

そのため市販のゴミ袋をこれまた有料で買うことは…無いとは言わない、庭木の剪定や、庭先農業のイモヅル整理などの植物系廃棄物を捨てるときにどうしても大きいゴミ袋が必要だから、そのためには買う。でもそれだけだな、日常のゴミは可燃だろうが不燃だろうがプラだろうが缶だろうが、みんな貰ったレジ袋で捨てていた。

これが有料になったことで新たなレジ袋が供給がされなくなり、そのために過去の備蓄を消費し始めた。いや、まだ沢山あるよ、大き目の段ボール一杯くらいはまだレジ袋の在庫はある。かれこれ十数年分の備蓄だからそう簡単にはなくなったりしない。でもインが無いのだから、アウトばかりだとやっぱり減ってゆくのが判る。新しく積んだ上から使ってゆくから、だんだん懐かしいレジ袋が出てきてマインドタイムスリップ。今は「マエダ」と、「さとちょう」と、「ホーマック」の袋が出てきてる。これだけで判る人はどこで生活してたかが判るはず。

こうやって、生活に必要な資源が消費され、枯渇してゆくベクトルに乗ってしまった。どうすればいいんだろう?どうすれば…

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ジタバタしても始まらない。明確に判っているのは

・買い物袋としてはリユースが徹底してるので消費量は最小に抑えられる。
・消費するのはゴミ袋としての使用が原因。
・有料のレジ袋を買わない限り在庫は追加されないので減ったら減ったまま。

ということ。となると、単純に減耗するだけのゴミ袋用途をどうにかすれば有料袋を買わなくてももうしばらく耐えられるという事になる。
なので代替可能なものは大体全部試した。

・紙袋(古紙回収で紙束を捨てるのに使えるので通常のごみ出しはモッタイナイ)
・食パンの袋(ちょっと小さすぎる、一度のゴミ出しで2袋位ならどうにか…)
・トイレットペーパーの袋(そこそこ大きくて結構便利だけどたまにしか出ない)
・10KG米袋(分厚く丈夫で重量物の不燃ごみ出しにいいがこれも滅多に出ない)

コンスタントに入手可能で、そこそこのサイズで、ゴミ自重で破けない強度、そう考えて辿り着いたのはこれ。あまり美しくないので縮小画像でどうぞ。

Gomohukuro2021

これはサッカー台にあるロール状の薄いポリ袋…ではないよ(苦笑)、さすがにそれは使わない。

じゃあ何?、というと、生鮮食料品のパック類を買った時にレジでくれる、薄いポリ袋の二回りくらい大きいやつ。生肉とか生魚とか漬物とかの汁が垂れるようなものを買ったときにレジのおばちゃんがサービスで無料でくれる。サッカー台の袋だと小さくて入らない、という判断をしたときにだけくれる。容量?、6~8Lくらい入るんじゃないかな?

それでも普通のレジ袋に比べたら半分くらいしかない。これをゴミ袋に使うとするとゴミを減容減量する創意工夫が必要になる。野菜の切りくずのような植物性生ごみは庭先の簡易コンポスト容器で土に還らせたり。プラゴミは徹底的に排除し別出し、紙ごみも極力回収して古紙ゴミとして出すようにしたり、湿ったゴミは天日で乾かしたり、チリ紙系は一度使ってもそのまま捨てずヨーグルトの空き容器に貯めておいてさらにフライパンの脂のふき取りに使ったり、と、徹底的な対応を行った結果、ゴミは激減し、こうやって週に二回の可燃物をこの薄ポリ袋で収まるくらいになってきた。

この袋は平均すると週に2~3枚しか入手できない。乾きモノや加工食品だけを買っても貰えない、あくまで汁が垂れるような生鮮食料品を買ったときだけ貰えるから。備蓄するほど貯まらない。でも大体毎月トントンの収支で回せている。おかげでゴミ袋を(となりうるレジ袋も)買わない記録を着々と伸ばし続けてる。

人の生活や行動が抑制されると、そこで必要に迫られて試行錯誤のPDCAサイクルがブンブン回り出す。その過程を経ることでその時点でのどうにか有効な対策が出来上がって、しばらくそうやって暮らせるようになる。自分のゴミ袋事情では今のところこういう対応策でやれているけど、でもきっとこれはベストじゃない。もっと便利で使いやすい安い方法がきっとあるはず。諦めずゴリゴリとサイクルを回し手ブラッシュアップし続ける者にはきっと望む未来がやってくる。

たかがゴミ袋の運用で、レジ袋を買わないことで僅か数円の支出が抑えられるだけでしかないけど、チリも積もればナントヤラ。まだまだPDCAサイクルは沢山回せる、しかももっと早く回せるはずなんだ、なのでこれからも日々の生活で色々頑張るp(^^;)q
 

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