緊急事態宣言解除前日に思う目の疲れ。
明日には解除となる緊急事態宣言。
…だが、これが「安全になったから」と思う人は多分居ないと思う。解除されたことで新たな感染拡大の口火が切られた、と考える方が普通で、警戒の手綱を緩めるようなことは多分出来ない。まぁ浮かれポンチで飲み屋に繰り出すような輩や、いきなり旅行の予約をしだすような人もごくわずか居るとは思うけど、申し訳ないけどそういう人は自身が感染するし、他人に感染を広げると思う。
そういう状況の中で数年前までは労働者の甘え、として家庭の事情を鑑みて特別に許可してやらんこともない、くらいの導入に極めて高い明文化されてたり不文律だったりの理不尽に高いハードルが設定されていて、制度はあるが現実には誰も使えない、と揶揄されていた在宅勤務が、気が付けば一般日常化しつつある。かくいう自分の職場もそういう制定されていても誰一人取れないし言い出せもしないくらいだった夢の在宅勤務を自分もやっている。
諸事情で週の半分くらいだけど、自宅に籠って社給されたPCを自腹で契約したネット回線につなぎ、一円の補助金も無しで莫大なネット通信量を日中に使って仕事をしている。傍から見ると一方的に労働者が損するように見えるけど、これは会社側にも労働者側にも、良いこともあれば悪いこともある結果としてゼロサム。こんなのは昔からとっととやればよかったし、出勤してていても在宅でもさほど変わらない業務量をこなせることが新型コロナという強制カタパルトによって始まった壮大な社会実験の結果判明してしまったから、もう元には戻れないと思う。
…と、まぁここまではよくある話。
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今日はここからの話、というかただの愚痴。
自宅で目いっぱいPCを使って仕事をすると、初老の領域に入っている身体で目の衰えと疲れが激しくて、夕方から夜にかけて、私物PCの画面を見るのが正直辛い。老眼の症状(ピント調整機能が衰えてきて手前の物が見えない、小さい文字が読めない等々)がただでさえ進行していることに危機感を感じるのに、この在宅ワークでPCを使った仕事量がドバっと増えたことで目の衰えの加速が止まらない。もうここまで来たら労災扱いしてもいいんじゃないか?、と思うくらい目が辛い。
目が衰えたことで自分にとって一番びっくりなのは漫画と文庫本、雑誌類を読まなくなった買わなくなったこと。蔵書もそうだし新刊も興味はあっても手に取らないし買う気もしなくなった。老眼鏡をかければ読めるのだろうけど、老眼鏡やルーペ類はそれを使っている間はいいけど、終わって外すともう目の焦点が合わなくて昔の漫画表現でいうところの「メガネ…メガネ…メガネ…」とメガネを探さないと何も見えないような、そういう状態になるのが嫌なので使わない。
もう少し目を休めるような、事務仕事と現場仕事が適度にミックスしていて目の負荷が今より低かった現場労働の頃が懐かしい…、とふと思ってしまう。残業毎月150時間超とか当たり前だった時代だけど、私生活を切り捨てることの代償として実入りは良かったし、達成感ややりがいもあった。とはいえ連休はまず取れず毎日23時以降にならないと帰れず、そのまま夜間勤務もあり、なんて職場は今の価値観で言うと何を言おうがただブラック認定されて、誰もそんなところで働きたくない、と思うだろう。だけど全てを知って判った上で、自分はそれをまたやってもいいかなと思う事もある。
おっと、話が大きく脱線した、元に戻そう。
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そんなこんなで平日の夜にこうやってキーを叩いて文章をツラツラ書くのは、以前は楽しみだったけど、今は半分苦行みたいになってる。
例外として、休日の昼間バイクに乗って戻って来て寝るまでの間は、動体視力を使って遠方の自然を眺め続けることから実は目の疲れが仕事のそれとは比較にならないほど弱く、視力も回復してピント調整機能もよくなってるのでPCを触って文章やら家計簿やらを記すのに適している。
ということで、次回UPは多分休日の夕方から夜です。まぁ雨が降ったりした場合は休日の午前もありえますがそれはレアケースかと。
更新滞りスミマセン。10月はネタがたまってるので毎週更新を目指します(^^ゞ
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