値上げが激しいので徹底抗戦する
ロシアがウクライナを侵略しはじめた。軍事力による侵略は戦争そのもの。血に飢えたロシアの戦争犯罪は未来永劫非難されるだろうと思う。
この様相を見て、次は中国が同じやり方、つまり親中地域を作ってそこを独立承認してそこを守ると称して軍隊を上陸させてそのまま全土を照度と化す戦法で台湾に武力侵略を図って大虐殺をするだろうな、近いうちに。そう考えると戦乱は新型コロナウィルス感染と同じくらい足元にまで迫っているとも言える。
そっちはまたおいおい語るとして今のニッポンはその戦乱の影響を直接的には受けていないけどガソリンや灯油の価格がかなり寝あがっていることから物価が上がってるという実感をしている人が多いんじゃないだろうかと思う。
ちょっと前に撮影した画像だけど、これ数年前のレギュラーガソリンの価格のような灯油の値段。つまり18Lポリタン買いすると2000円を軽く超す。こうなると灯油暖房が割安、とはいえないのでダラダラ使うことは出来ず、色々と工夫が必要になってくる。ガソリンも高いから乗り物道楽者としてはそこにも対策が必要になる。乗る量を減らすか、燃費を上げるような工夫をするか、燃費の良い車体の稼働率をあげるか、そういった方策によって少しでも出費を減らすのだ。
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また、最近は同じ商品、同じパッケージでも中身が減るステルス値上げ、というものがあちこちで見られる。
例えばカルビーのフルーツグラノーラ、以前は800gだったのだが、気がついたら750gに激減してた。また画像はないけど100%野菜ジュースとかもPETボトルが900mlから750mlに平べったくなってた。これで売値は元のまま…どころかこれでもなお値上げされて、量が減って価格が上がる複利効果で家計を苦しめる。貧乏世代にとって助かっていた、ドンキホーテで売ってた500g298円(税抜)のレギュラーコーヒーもつい先日買っておこうと手に取ったらこの手法で同じデザインのパッケージなのに380gに減っていた。価格は変わらなかったけどグラム単価でいうと劇的な値上げで、もうそのコーヒーを買うのは諦めた。
自分は買い物をするときに必ずグラム単価で価格を判断してる。肉だろうが野菜だろうが菓子だろうが洗剤だろうが基本的なスタンスは不変。
なのでこういった重量減少による値上げは無視できない。そう、これは量が減った、のではなく「値上げされた」という事そのものなんだよね。
皆、気が付いているだろうか?、ここ最近石油製品や食品だけでなく、色々なものが値上がりしていて、モノによっては消えていることに。「なんだか値段が上がったな、と思うのは2~3%くらい価格が上がった場合に感じるレベルだけど、今は「うわ!高い!、前は安かったのにこの価格だったらもう買うのを止めて代替品を探そう」というレベルで色々な値段が上がっているのを自分は感じる。
少し前と比べて値段が下がったな、と思うのは鶏卵くらいかな、やっといつもの価格に戻ってくれたけど一時は高くて買うのを止めてた。
だって10個94円で買えた卵が178円とかするんだもの、手が出なかったよホント。
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モノの値段が上がってもその増加分を無視できるくらい豊かであるならいつも通りに買い物をして高い価格を払えばいいだけだ。おそらくほとんどの日本人は相対的貧困だ!とか言いながらこのタイプで、文句を言いながらもその負担を黙って受け入れて生活出来てしまう。
…ごめん、自分はそういう生活は精神的に無理だ。必需品の値段が上がったのなら、その上昇分は他のどうでもいい買い物やコストコントロールが容易な食費を削って支出額を変えない。家計を集計し続けると、自分の支出行動やパターン、削りシロが良く判る。なので何かが値上がって、その代替えが効かないのなら他を下げて支出額を変えない制御をおこなって支出額が増えることを避ける。
例えばガソリンはエンジンをかける以上代替品はない。アルコール燃料はキャブレター車が多いウチでは無理。カロリーも70%しかないし。なのでガソリンは泣きながら高値で買う。でも前述のように使う量を抑えて総支出を下げる努力はする。距離を走らなかったり、燃費の悪い車体の稼働率を下げたり、必須メンテ周期を少し伸ばしてコスト低下させるための努力を一通りする。
食料品はもっと簡単。高くなったものは買うのを止めて、今まで買ってたものよりも安いものしか買わないようにする。それだけ。
かつて自分が貧乏節約生活のトライ&エラーを繰り返していたころ、サラリーマンとしての最低レベルを維持しながら維持し続けられる食費削減限界が6000円/月であることを4か月間その状態を維持して実証した。その頃の知恵と工夫が今の世の中に役に立つのだ。今は贅沢にも毎月1.5万は食ってる。ここに削りシロがあるのだ。自分にはまだまだ支出を削れる余力はある。総支出額一定化のためにそのくらいの努力は惜しまない。
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ここで何度も言ってるけど、家計管理のコツは「一定支出を延々やり続けること」に尽きる。自分が使ってもいい予算を立てたらその金額をオーバーさせないことが必要になる。値上がりしたのなら安い物に切り替えるかいっそ買わずに我慢する。無い袖は振れないのだ(現実には降れるけど、黙って支出造という恥辱は国の罠にやすやすと掛かって吸い取られるような状態、オレオレサギに引っかかる老人と同じような状態だからガマン出来ない。
今の所自分の給料は新型コロナの影響をうけず減ってはいない。ロシアによるウクライナ侵略の影響も出ていない。そんななか物価だけはジリジリという次元をこえて値上げされている。物価だけでなく税金や社会保険料もみんなそうだ。だから使わない努力をして、もともと使っていた金額以下にねじ伏せて抑え込む。え?、節約でストレスがたまる?、同じように生きているだけなのに値上がりしたり、税金が上がるほうがよっぽどストレスだよ!
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コメント
中国もやりそうだなあ・・・・
PCX一台体制で週末チョイノリだけなので、まだ何とかなっています。
無い袖は振れない・・まったくないわけではないけれど。
まさしくそのとおりですよねえ。
投稿: 剣片喰(けんかたばみ) | 2022.03.02 22:17
剣片喰さん:
すみません!、期末でいろいろドタバタ&3回目ワクチン副反応でダウン等々、生活があわただしくて反応遅れました。
おもったよりウクライナが頑張ってる感じです。もっと短期に攻めてゼレンスキー氏を処刑して、傀儡政権作って乗っ取るつもりだったでしょうに。また国際社会が思ってたより強烈な対応をしてるので、中国も同じこと(というかもっと侵略独裁色が強い台湾武力攻撃)をするとどういう事になるのか、少し考えて感じてくれればいいのですが、とはいえ遅かれ早かれいつか必ずやりますよ、中国ってそういう傍若無人を体現化した国ですから…
一般市民を巻き添えにして私利私欲に走った戦争犯罪人にして虐殺者としてヒットラーとかポルポトとかと同列でプーチンの名は歴史に刻まれるでしょうけど、多分それと同じレベルの永久戦犯として、習近平の名も歴史に残るでしょう。
PCXはハイブリッドでしたっけ?、とすると燃費すごく良いのでしょうね、ウチは楽しいけど燃費悪いコばかりなので、オトーサンのスネはかじられまくってもう大変です。任意保険も値上がりしましたし(T◇T)ぅぅぅ
投稿: ino | 2022.03.27 21:04
PCXはハイブリッドモデルに乗っています。パートタイムHVですけれど。
燃費自体はノーマルとほとんど変わらないようです。
違うのは出足の加速らしいです。(125スクーターは、これが初めてなので違いが分からないのですが)
とはいえリッター50km以上走るので、なかなかかと。
CBR1000RRとか冬場の短距離だとリッター9km切ったことあったし・・
NC700がコンスタントにリッター30㎞超えてすごいと思っていましたが、(排気量全く違いますが)PCXは維持が楽ですね(笑)
投稿: 剣片喰(けんかたばみ) | 2022.03.29 23:21
モーターアシストですね、二代目インサイトで採用してたIMAでしたっけ、あれと同じような感じ名予感がします。
ガソリン代がこれだけあがってくると趣味の乗り物とはいえバイクの燃費も少し気になってきます。とはいえ、乗れるうちに(排ガスとか騒音とか絶版部品の消耗とか乗り手の体力とか視力とか)2stをガンガン乗っておきたいところ。250ccで17km/Lで、おおっ!今日は燃費良いなぁ、と思ったりしてしまうくらいなんですけどね(^^;)
投稿: ino | 2022.03.30 22:02