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2022年3月

2022.03.30

当たり前なんだけど、よく噛もう

ここ最近、Youtubeでショートの動画を見てる。

どうでもいいジョーク動画や、ゆっくり解説系や、芸の無い芸人のわざとらしいチャンネルには興味がない、自分が見るのは生き物系の動画が多い。そして最近はヘビがカエルを丸飲みするところや、カエルがネズミやハムスターと言った小動物を丸飲みする捕食系動画がちょっと気になってる。

食われる側からすれば可哀想!、となるのだろうけど、食う側からすればそれは御馳走にあるつけるチャンスな訳で、立場を変えれば残虐動画にもほのぼの動画に見えるという不思議。そして命がああやって食われて次の命の糧になるという目を背けてはいけない自然の摂理、それにちょっと引かれる。

その動画をみていると、丸のみしたエサとなった小動物は、その姿のまま捕食者の体内で死に至り、そして消化されてゆく、と容易に想像できる。まぁそれは当たり前なんだけど、それを見てて食した食物を消化器でそのまま消化するのは大変だよなぁと思って、ふと気が付いた。

自分が食ってる日々の食糧、コレ最近よく噛んで食ってないような…?

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自分は31歳の頃にROICE'のホワイト生チョコにびっくりするほどドハマリして食い続けて虫歯になったのが最初で最後の虫歯で、それ以前もそれ以降も虫歯になったことがない。永久歯も真横に生えて圧迫した下の親知らず二本は抜いたけど、それ以外の歯は全て残ってる、幸せなことだ。

だから根気よく咀嚼することはそんなに苦じゃないんだけど、ここ最近あまりよく咀嚼せずにモノを食ってるようなきがしてきた。試しにある時に口の中に固形物感が無くなるまでガンガン咀嚼してみたけど、その時にいつもこんなに噛んでないわ、ということに気が付いてしまった。

砂肝とか、胃石とかを持ってるわけじゃないから、食料を物理的に細かく砕けるのは咀嚼だけだ。あとは化学反応で溶解することで原型を失わせて溶液化して体内に養分を取り込む。それをしやすくするのが物理的破壊である咀嚼行為。それをそんなにしてない、と気が付いたということは自分はここ最近あまり咀嚼しないですぐ飲み込んでいた、という事になる(冷汗)

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やわらかい食い物ならばそれでもいいのだろうけど、そうでなければ唾液の消化酵素との混合効果と固形物を細かくして飲み込みやすくして消化しやすくする咀嚼は、もっとしっかりやるべきだ。なのでそれ以降、意識して咀嚼をしつこく行うことにした。そうすると当然だけど食事の時間が長くなって、なのに食う量が少し減った。あまり咀嚼せず飲み込むとあっというまに喰い終わる感じだったけど、よく噛むとそれなりに時間が必要になり、結果それまでよりも喰う量が少しだけ減った。こころなしか満幅感を感じる量がそれまでより少ない感じ。

咀嚼して消化を助け、時間をかけて喰うことで食う量が減って、ついでに顎がくたびれるくらいよく噛むことによる運動効果、といっていいのかな、でもよく噛むと顎がくたびれるからこれも効能はあると思う。良いことばっかりだ。悪いことといえば永久歯を酷使して歯としての寿命を縮めている…かもしれない。でも今を元気に生きていなければ備えが必要な老後なんて来ない。だから今の生活を大事にしながら老人になったときを考えるのだ、どうすれば今のを楽しく生きながら将来も楽しく生きるか。これ相反する項目だけどその二つがぎりぎり両立するポイントはあるはず。

「よく咀嚼してモノを食す」、ということはその二つが両立するポイントを幅広いバンドにする効果があるんじゃないかな?、と漠然と思うのだ。
 


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2022.03.27

物価上昇が止まらない

前回、物価が上がって来てる!、というのを書いたけど、ここ最近それをもっともっと体感する事が増えた。

消費税が5%から8%になって10%になったとき、庶民は生きていけない!、とヒステリックに騒いでた人達がいたけど、今の物価の上昇はジリジリ上がる消費税のレベルを超えてる。つまりこの物価高では消費税が2%程度上がっただけで狂ったように騒ぐ人間はもうすでに死んでいなくなってるだろう、そのくらい物価上昇スピードが早い。

神戸物産が展開する業務スーパ―は自分にとってのライフラインだ。そこで自分の主食といってもいい、焼きそば生麺、ずっと1食19円(税抜)だったのに、昨日行ったら20円になってた。5%の値上げだ。またドンキホーテの食パンは少し前までサービス価格で1斤59円(税抜)だった。それがサービスの10円引きがなくなって69円になって、渋々それをかってたけど、最近同じモノが85円になってた。23%の値上げだ。こんな感じで、今まで脳内に刻み込まれてた底値の食品が悉く値上げされてる。定価が変わらない商品もある。でも見切り販売されるときの割引率がすごくみみっちくなった。以前は20%→半額、とかだったのに、今では3%引き、という値引きステッカーをみるようになった。閉店間際でも20~30%引きくらいに止めて半額とかの処分価格(=お値打ち価格)で買えることが少なくなってきた。

ロシアが始めたウクライナ侵略戦争による小麦の値段上昇はこれからだ。その2国で世界の小麦供給の1/4くらいになるという。国土をぼろぼろにされ国民を殺されてるウクライナが今まで通り作付け出来るわけがない。そして暴力国家ロシア、独裁者虐殺者プーチンを支持して国の指導者として認めているロシアという国から出荷されたもの、その国民が手掛けたものは、何一つ買いたいと思わないから、小麦は減って値段はどんどん吊り上がってゆくだろう。

金属も値上がり始めた。貴金属、銅、鉛、ニッケル含有のステンレス、アルミ、みんな相場があって廃棄物でも引き取り価格が変動する。それがここ最近スゴイ値段になってる。いや金とか銀みたいな値段じゃないよ?、でも今までの買値を凌駕する値段で引き取ってくれる。つまりそれだけの価格で仕入れても、それ以上でさばける(だから儲かる)という事だ。エアコンとかを買い替えるなら家電リサイクル法に則るとリサイクル費用数千円を払って廃棄することになるけど、エアコンは銅やアルミ多いから、結構高い値段で売れるのでもし買い替えるなら設置業者に金払って引き取ってもらうじゃなく、自分でやります、といって残させて、買い取り業者に持ってゆくのがいいよ絶対。

自分の予想だと戦略物資であるゴムとかの値段も上がると思う。なので先週思い切ってR1100GSのタイヤを換えた。高くついたが今やっておいた方が後でやるより安い。それが判ってるのなら、早いほうがいい。とんでもない値段になったり無くなって手に入らなくなってしまうよりも今費用をかけた方が結果としては安上がりになる。そういう判断だ。

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日本が直接戦火にさらされなくても、世界経済の毛細血管は複雑に絡まりすぎていてほどけないからどんな状態でも繋がっている。だからロシアがウクライナを殴り殺そうとする行為は、まわりまわって我々のサイフを直撃する。

だからそれを止める働きをすること、一方的暴力にさらされてる被害国を救うことは、まわりまわって自分のサイフや生活を守ることにもなる。時間は少しかかるけど、やれる事をやる、直接戦闘に参加する事は出来ないから、ユニセフを語るアレとか、よくわからない団体ではなく、ウクライナ自体に直接手渡す形で僅かながらの寄付をした。頑張れウクライナ!、そして滅びてくれロシア!

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