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2022年6月

2022.06.26

最近見切り食品が正価で会計されることが多い

賞味期限が近づいて、通常価格から安く割引される商品を見切り商品という。

賞味期限やらをやたらめったら気にしなければ食材が安く買えるので自分は気にせず安い方を買う。そこからどれだけ食材が持つのかを実験しながら、自分はここまではokとか、ここまで引っ張ってもこの食材は食える、とかいう私的なデータをコツコツ収集してる。

ただ、ここ最近、見切りで安くなってるはずの商品が、ちゃっかり正価で会計されることが増えている。

今日買ったのは某ド!な店で売ってる一番安い食パン、以前はもっと安かったけどここ最近は値上がりしていて定価の状態ではまず買わない。もっと安いものが別にの店にある。だから、今はそっちを買う。それが明日までの賞味期限で30%割引だというので少しお買い得感があったので買ってみたんだけど、

Pan_mikiri

今日帰宅して家計簿付けようとレシートみたら、この通り定価で買わされてた_| ̄|〇

Pan_reseat

なんでこういう事になるのかというと、割引シールが貼られてる商品はシール側のバーコードを読む必要があって、そちらに価格変更の情報が乗っている。で、正価商品の情報のバーコードは読もうとさせた時に店員が気付きやすくしたり、光学的に読めないようにマスキングするんだけど。この店のやり方はこう。

Pan_barcode

目立たない小さいシールで、かつ元のバーコードがレジで確実に読める位置にそれっぽいシールを貼る。だから店員がこっちを意図的に読み込ませれば、割引シール張られているものが定価で売り上げる事が出来る、ということ。

一回なら偶然だろうと思うけど、ここ数回連続してこういう事が起きてる。かれこれもう20年くらい家計簿付けてるけど、こういうのって年に1回くらいしかなかったよ、でも今年はあちこちの店で同時多発的に起きてる。これって偶然か過失じゃなくて意図的に元のバーコード読めるようにしてあって、レジ係はまず最初にソッチで読み取りを実行する…つまりそういう事なんだろうな、と考えたら、やっと腑に落ちた(苦笑)

店も慈善事業じゃなく、経費を払って商売してるわけだから単価が安いモノを売っても一個当たりの儲けなんて少ないわけで、それを回収できるかどうかは死活問題だろう、廃棄され完全い無駄になるくらいなら少しでも回収する、その苦肉の策が見切り商品なわけで、それが正価で売れれば店としては万々歳。だから多分「ついうっかり」という事にして見切り品をどうにか客にバレない正価で売る方法を考え抜いて実行に至ったのかな、と思う。

なので生活防衛戦士である客も、そういう意図が込められてると思って、見切り品をレジ通す時は注意して、レシート出た段階で必ずチェックしないとならない。自分も何度もこうやって殴られて、大分凝りてきたので、次回あえて見切り品ばかり買ってみてどういう操作をしてるのかをチェックしていこうと思う。

なお、この逆パターン、もしも高いものが安く打たれて会計されていたらその時はラッキー♪、ではなく!、今回の事例の時と同じように正直に申告しようよ、自分はそうしてる。さっきも言ったけど店だって存続するために大変な思いをしてる。だから店も客も、正々堂々と商売して正々堂々と買い物しようよ。たかだか10円チョイで不信感を持たれるような、セセコマしぃ社会になんてしたくないよ、本当に(^^)
 

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