ヱビは反社(身請けした責任は果たす)
ああ、またヱビねたスミマセン。ダイソ―ネタやその他の話しが溜まってるのに。
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さる1月20日に、環境省からこういうプレスリリースがされた。詳細はリンクから辿ってみて欲しい。
平たく言えば、俗称ミドリガメ、正式名称ミシシッピーアカミミガメと、アメリカザリガニを条件付き特定外来種として各種規制をかけますよ、というものだ。ミドリガメは人間が夜店の屋台とかペットショップなどで大量に売りさばき、飼いきれなくなった人間が故意に自然にばら撒いた結果であり、これ以上の商取引や自然放流を食い止めて新たな個体を持ち込ませず売らず、にしないと本当にマズい状態なのでやむを得ない…けど、ここでは割愛する。もう一方のアメザリはウシガエル用のエサで持ってきたのが芦ノ湖だったかな?、から逃げ出して繁殖して広がったというたくましい生命力が起因ではあるが、やはり日本の自然界を荒しに荒らして今に至る。
孤独な中年の一人暮らしに加わった、小さな同居人のニューえびぞう君が、そういう社会的には許されないコだということは十分に判った上で、二度と野に放さないこと、彼が死ぬまで面倒みることを覚悟して自分は令和4年の夏から飼い始めた。…実は今なら野に放せる。今は自然から取った個体はその場に戻すことは罪じゃないはず。でも再リリースが罪となるキビシイ規制はあと4カ月後から施行される。でもね、そのつもりはないんだけどね。
自分が責任をもってあずかれる命の数は限りがあるから、新たな個体を採取して増やそうとは思わないけど、自然界には無数の個体が生きている。そう簡単い日本からいなくなるとは思えないから今からでも新規制開始後でも、飼おうと思えたら誰でも自力で捕まえてきて飼う事は可能。いざ飼ってみると予想以上にかわいくて面白いのはしつこくなるから繰り返さないけど。
よくアメザリやウシガエル、ブラックバスなんかの外来種はもう自然に根付いたのだから在来種と同じ野生生物扱いでいいだろ(だから自分が釣りに行きやすいところにブラックバス放流しても問題ない、と続く)、という何も考えてない無責任なルアー釣り人が居たりするけど、自分はその意見に全く賛同できない人なので、ヱビのかわいさにメロメロではあるけど環境庁の施策は支持する。
けなげにたくましく日本の野に生きてるヱビたちには罪はない、よくわかる。でもその陰でそのヱビに抹殺されてゆく在来種にはヱビ以上にもっと罪が無い。そのどちらかを守らねばならないのならば、守るべきはどっちだ?
…ごめんな、エビぞ―君、やっぱり君の仲間じゃなくて、君らがモリモリ食ってしまう方の在来種を守らねばならない。
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と、言う事で、このBlogを見て、もしもこれから自分もヱビを飼いたい、と思った人(なんて居るの?)は、河川や用水路でタモ網でガサゴソやればいくらでも採れると思うけど、一度連れ帰ったら、捕らえた場所に再リリースするのも禁止だから覚悟を持って採って飼ってね。本当に飼いきれなかったら、その命を自分の手で消すカルマを背負うか、〆て食って命の襷を受けるかしかないからね?。
飼いたい人、詳しく知りたい人はこの注意書き(PDF)をじっくり全文よく読んでね。
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