« 2023年5月 | トップページ | 2023年7月 »

2023年6月

2023.06.20

ここが儲かるワケないじゃん

自分は単なるサラリーマンであり、それが本業で、いわゆる副業はやってない。

副業とは大きく分けて二つあるようで、

・定期的な収入が見込めるもの(別会社に勤務したり事業を起こしたりで継続的に収入があるもの)
・単発的や不定期に収入があるもの(いわゆるせどりとかアフィリエイトとか?)

らしいが、その両方とも、まったくやってない。理由は単純明快、

・本業で使う時間以外の人生は趣味道楽生活にフルで使いたい
  →5年ほど前までそれが出来ない生活をずっとしてきた反動
・本業の収入だけで生活できるように日々節約生活を極めている
  →具体的には単身者生活保護費支給額内で生活が可能なレベル

まぁもっと簡単に要約すると「その必要がない」、に行きつく。必要がないのに人生の折り返し地点を過ぎた人間の時間という貴重なリソースは使えない、勿体無さ過ぎてね。ま。単純にそういういこと。

----------------------------------

一度本業の関係者にここがバレそうになったことから、自分がここでボヤいてることはリアルな自分を知ってる人間には殆ど言ってない。身内は当然、友人でも、だ。とはいえほんの数人だけはリアルな自分とここが紐づいてる事を知ってる人が居る。

そんなななかの一人から先日こんなことを言われた。

「inoさんも、あのブログ長いから、結構な副収入になってるんじゃないの?」

…へ?、なんでここが収入源になるのさ、ただのオッサンのボヤキコーナーだよ?

「いや、Blogって副収入目当ての人がやってるっていうイメージなんだよね」

いや、ここに収入になりそうなモノは全くないよ。一円も儲かってない。というかNifty会員だからむしろこっちが費用を払って使ってるんだけど…(^^;)?

いったいどうやったらBlogがカネになるのさ(苦笑)、いわゆるステルスマーケッティングとか、アフィリエイトとか、アマゾンの商品をこのリンクから買ったら手数料が入りますとか?、…うーん、なんだろう全くそれに魅力を感じないんだけどな。それが小銭稼ぎではなく、仮に数万/月の儲けになるとしても、ね。

オカネが得られるという事は責任が生じるということで、またオカネを設けるためには私情や私用よりもそれを優先する必要が生じるじゃん。仮に自分がオススメ!、とかいってそれを買ってくれた人が居たとして、無償なら言いっぱなしでもいいけど有償でそれをやったら多かれ少なかれ必ず責任というモノが発生するじゃん。どうしてもそれをやらねば自分は飢えて死ぬ、という状態であるならば、やらざるを得ないと思うけど、最初に言った通り自分はいま副業をして儲けなければならない理由が無い。だからここで何かを言ってそれを元にしてオカネ儲けようとはあまり思わない。

今の世の中、システムとして有償公開とか、特定記事だけ有料販売とか、そういうBlogシステム(note)もあるらしい。それで儲けたい人がいれば儲けられるんだろうけど…自分はいいよ、メンドクサイもの。それでチャリチャリと小銭を稼ぐのならその分半額になった見切り食品買ってきて食費削ってカセットコンロで光熱費浮かせる方が、ここでそうボヤキ続けてきた自分らしいじゃん(^^;)

…と、いうことでここをやってても自分は一円も儲かってないです。逆に簡単に儲かるなら教えて欲しいくらいだけど、本業以外に合算して年間20万以上の収入があったら確定申告して所得税追納する必要あるので、生きるための生活に困ってないから少し儲ける事よりも、自分が稼いだお金から1円でも税金多く取られる事の方がストレスの極みなのでやりたくない、これが本音中の本音だったり。悪しからずです(^^ゞ

---------------------------------

以下蛇足:

自分が紡ぐここには、正直なところ、有償化するほどの価値はない。だって自分自身が買う立場だったらコスパ悪すぎて買わないもの。

でも以前Blogというシステムが出来る前の時代、HTMLをベタ打ちして個人HPを作って公開するのが一般的だった時代に、貴重かつ面白い情報を満載し提供してくれていた、カリスマ貧乏ことAZMA氏という、今でいうクリエイターが居た。彼の書く記事、彼の行動や思考は面白く、毎週更新してる事を期待してワクワクしながらブックマークから彼のHPに飛んでた。

今の有料記事方式のBlogシステムや、youtubeという再生数が稼げればクリエイターに課金還元されるシステムがあの時代にあれば、多分AZMA氏の書く「良質なコンテンツ」(AZMA氏自身が有料化してそれで生活できないかを模索してた際に確か自身のHPをこう称してた)を見るために課金してたかもしれない。

もしそうなってたら、彼は長年勤めたバイトでコツコツ貯めた700万円で株の現物買いデイトレーダーなんて無謀極まりない挑戦をして、自身の若さと時間を失って貯めたなけなしの種銭を短期間で溶かして敗走撤退する事は無く、淡々と面白おかしい貧乏生活を続けて、それがまた新たなコンテンツのネタになってきっと有名youtuberになったり、noteで有料記事を売って生きていけただろうと思う。生まれた時代がもう少しずれていればね。ホント運命のいたずらは皮肉なもんだよなぁ。
 

| | コメント (2)

2023.06.03

窮猫、オレを噛む(T◇T)イテテ

画像無短文投稿。

昨日は嵐のような豪雨と強風、自宅回りもバイクカバー飛ばされてないか、夜に何度か見回りをした。

そしたらザンザン降る豪雨が傘にあたる音に紛れてか細い猫の鳴き声。声量と音程からしてこれ子猫だな、しかも相当幼い感じ。
数台バイクの下を見てたらそこに手のひらに乗るくらいの赤茶と白交じりの子猫が2匹、バイクの車体の下でカバーがあるから直接降雨を浴びはしないけど、大雨故に水がタラタラ流れてるコンクリートのタタキ2でプルプルしながら雨宿りしてた。

ちょうどカワイイ盛りのサイズ、乳離れは出来てるくらい、親猫とはぐれてここで雨宿り?、でもなぁ住宅地とはいえ野良猫は野生生物なのよ、北海道で見かけるキタキツネと同じ。カワイイからといって保護するのは人間のわがままでこいつらはこれから荒野で生きてゆくのだから、心を鬼にして悪いけど屋内保護や給餌をせず、自宅敷地退場してもらう事にした。

こう見えて超が付くほど猫好きなのでこういうのは苦しいけど、情けをかける方が野生の動物には酷だ。悪いが許せよ。

ということでその場で傘をたたんでバイクとバイクの間に突っ込んで手放し、全身ズブ濡れになりながら両手でむんず、と子猫を左右に握る。久々に手にした小さく暖かい命がなんだか愛おしい。それなりに暴れるがまだ小さいのでそこはまさに赤子の手をひねるがごとし。ただ外は豪雨なのでとりあえずそのまま玄関前の屋根のあるところまで持ってきた。バイクカバーの下と違って、そこは地面がまだ濡れてないからね(^^)。

で、そこにそっと置こうとしたら左手に持ってた子猫が全力で指に噛みついてきた。

小さい子猫だから大したことないだろうって?、いやいや可愛くじゃれてる甘噛みじゃないよ、生死をかけてた本気噛み、しかも子猫の牙は細いから簡単に指に刺さるのよ(T◇T)

しっかりブッスリと刺さってさすがの痛みに左手だけでなく右手の子猫も離した。すると二匹は豪雨の中を外に向かって転がるように走って行ってしまった。左手人差し指の噛み跡からは血がポタッポタッっと滴る。獣の牙や爪での外傷は化膿リスクがあるので指の根本から患部に向けて血を絞り出すように何度も扱いて、玄関前のタイルはボタボタ滴った血に染まる。

その後自宅に入り流水で噛まれ跡を水道水で洗い、外傷用の歯磨き粉のようなチューブに入った処方薬のイソジン消毒薬を塗ってキッチンペーパー巻いて今度は圧迫止血に入る。10分ほどでポタポタは止まったので(そのままにするとにじんでくる)圧迫したままテープで指に滅菌ガーゼ巻いてポリ袋に指を入れて今度は冷蔵庫でいつも冷やしてある水道水をコップに注いでポリ袋越しに幹部を冷水に突っ込んで冷やした。

やっぱり自己満足な行動はするもんじゃないなぁ。向こうからすれば巨人に採って食われるような恐怖があったろうし、こっちはそれなりに痛い思いをする羽目で、Lose-+Loseという結果。

とはいえ子猫よ、お前の行動は自分で命を守る野生生物として当然の行為だ、人に慣れるよりも、そうやって命の危機を感じて行動できるように強く生きてけよな(^^)
 

| | コメント (2)

« 2023年5月 | トップページ | 2023年7月 »